留守伝票

一番好きなアイス→ディッピンドッツ

飯をパフェにしたい

おはようございます。僕です。





最後の部屋手前の中ボスの状態で失礼します。



みなさん、ご飯、食べてますか。僕は一日一、二食モリモリ食べてます。

僕は食べること自体結構好きで、中でも特に好きなのはパフェなんです。僕は色んなパフェが美味しい店を調べまくり、一人で行ってニコニコしながらパフェを食べているほどパフェが大好きです。


手持ちのパフェの写真がこれしかなかったんですけど、普段からこうやってパフェ巡りの旅をしています。この店には友達と二人で三月に行きました。
ちなみに、こちらのパフェは武蔵小山にある喫茶店の「王様といちご」で出されているめちゃデカいパフェです。全長60cmで、僕の身長の約三分の一です。このときはマジで死ぬかと思いました。



全然関係ないですが、この喫茶店で出された水のグラスを見て友達と二人で「やる夫とやらない夫だ!」とはしゃいでいました。オタクの悪いところが出てる。



しかし最近はコロナウイルスの影響で外出自粛が要請され、パフェ食べ食べ旅も出来ずにいます。早く収束していつもの日常を取り戻したいものですね。

パフェ欲が抑えられない僕は息抜きでやっていたツイキャスの配信の中で「なんでもいいからパフェにして食いたいな」と言っていました。しかし、僕の家には製菓のための材料などろくなものが無く、そのために外出して買い物をするなど愚の骨頂です。悩みましたが、そこで、僕にある閃きが舞い降りました。




「飯をパフェにしよう」と。





普段食べているものをパフェの容器に盛ったら新感覚な上にパフェ欲を満たせるのでは?と考えました。
早速僕は「誰か他にやってないか」とググったところ、普通に先人がいました。ガーンだな……出鼻を挫かれた。

しかし先人の「飯パフェ」を見ていて思いました。






「いやいや、僕の方が美味いの出来るっつの(笑)」







見ているとノリ弁のパフェ版とかふりかけが振ってあったりしているんですが、実際食べるとなったら味気なくない?と思ったのです。どうせなら美味い方がいいと思い、僕なりの「飯パフェ」を考えました。


構成を考えよう!



パフェの器はこちらのミニストップのパフェの器を使います。全長11cm。「いつか使えるかも」と思ってミニストップのパフェの器をとっておいてよかったです。貧乏性はこういうときに活きる。

さて、飯パフェの構成ですが、やはり「ガッツリ飯として食えるパフェ」が好ましいと考えました。
この際彩りはガン無視して「片手で飯を食いながら歩いても満足出来るモノ」という軸で臨み、悩むこと十数分。こういう構成になりました。





図が完成しました。
普段の飯を参考にして「鶏の照り焼き」「ご飯」「キャベツの千切り」「茹でもやし」で作ることにしましょう。
「チョコパフェ、底の方にチョコソース溜めがち」というあるあるに基づき、照り焼きのタレは最初に注ぐことにしました。




図を参考に実際に作ってみよう!

ここからはただの「普段作っている僕の飯の作り方」の説明なので最悪飛ばしていいです。


まず最初にキャベツを千切りにします。冷たい野菜は最初に切って冷蔵庫に入れておきましょう。邪魔にならないし、そっちの方が「強い」らしいので。

さて、余計な脂を取り除いた下処理を済ませた鶏のもも肉を一枚用意します。フォークなどで滅多刺しにして熱したフライパンに皮目を下にして中火で焼き、いい焼き目がついたらひっくり返していい感じに焼きます。
いい感じに焼いたらまた皮目を下にして醤油、みりん、料理酒を大さじ2と砂糖大さじ1を混ぜた調味液をぶっかけます。ぶっかけたら弱火にしましょう。中火だと速攻で蒸発するので気をつけましょう。


ぶっかけたら大さじとかスプーンで肉に調味液をかけ続けます。適度にひっくり返して反対面にもかけてあげましょう。
タレがデロデロになったら火を止めて冷まします。
もやしはお湯に塩をひとつまみ入れて十秒茹で、ざるにあげる。



これは茹でた後の鍋。


照り焼きはいい感じにカットし、パフェの器にまず「照り焼きのタレ」から入れ、「もやし」「キャベツの千切り」「ご飯」「照り焼き」の順番で入れていく。意外と容量に余裕がない。もやしが蜘蛛の巣に一瞬見えた。


一応飯パフェは完成したが、なんとなく寂しさを覚えました。
なぜかと言ったらそう、「ポッキー的な立ち位置のやつ」がいないからですね。棒のなんかが刺さってればいいのでしょう。多分「棒が刺さってる=彩りになる」の方程式は小学校で卒業した方がいい。みんな訳あって棒が刺さってるんだと思う。棒に対しての冒涜ですね。棒だけに。ははは。誰か殺してくれ。







そういうわけで、「存在しないゴミのリサイクルマーク」の旗を作りました。無条件でテンションが上がるものと言ったらやっぱり旗でしょう。この方程式も多分小学校で卒業したほうがいい。





飯パフェ完成

ではご覧ください。こちらが僕が作った「飯のパフェ」です。












どうでしょう。
自分で作っておいてなんなんですが、僕はこの写真が撮れたとき「無の気持ち」になりました。脳が空になった。
ここまで感情が死ぬ画像があるでしょうか?表情を殺したいときに見てみてはどうでしょう。
「心が死ぬフリー画像」として配布しようかな。



夕食に使ってください。





では早速食べてみましょう。



「いただきますのカットイン」みたいになってしまいました。











食べてみてわかったんですが、食べている最中も「何をやっているんだろう」という気持ちで心が塗りつぶされました。黒く染まるというより、修正液で心全部白紙に戻されたような気持ちになりますね。
あと、なんか頭がバグってきますね。普段鶏の照り焼きとご飯をこんな風に食べないので、味をあまり感じなくなってきます。味覚が全部思考の中の文字で埋め尽くされて全部流れる感じ。怖い。何が悲しくてこんな人生を送らなきゃいけないんだ。多分鬱の状態で食ったら自殺したくなると思う。

食器を洗うときですら「無」になっていました。何をしたわけでもないのに警察に自首したくなってくる。














総評


こんなことはしなくていい。


早く本物のパフェ食いたい。








おわり