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網膜に刻み付ける!輿水幸子のダイマ 入門編

おはようございます。僕です。


皆さん、お仕事、頑張ってますでしょうか。大丈夫です。わかってます。返事を聞かずとも「頑張っている」という答えを185dbの声量で返してくれることでしょう。もし「頑張っていない」という人は各会社に必ずある「指導部屋」に呼ばれることになるのでそんな人はいないと思います。

さて、皆さんは「お仕事頑張ってまーす」と意気揚々と答えたと思いますが、具体的にどんなことを頑張っているでしょうか?コンビニのレジ?エアコンの修理?工事現場で安全確認を行っている?ヨシ?













違ェよ。


アイドルマスターシンデレラガールズ総選挙の選挙活動をどうやって頑張ってるかって聞いてンだよ。仕事っつったらそれ以外ねェだろ。





すみません、声を荒げてしまいました。



シンデレラガールズ総選挙って?

そう。第9回シンデレラガールズ総選挙。2020年4月17日~5月15日までの間モバマスデレステで行われるイベント。
アイドルマスターシンデレラガールズでは毎年このイベントでその年の投票1位、つまり頂点のアイドルである「シンデレラガール」を決めます。シンデレラガールになるとランキング上位のみんなで歌う新曲を貰えたり、それに伴ってボイス無しアイドルにはボイスが付与され、その年はそのアイドルを中心にして様々なイベントが行われたり、ド素晴らしいカードが貰えます。

要するに担当アイドルの出番がめちゃくちゃに増え、サイコーにハッピーになれます。


総選挙で禁止されているのは「金銭のやりとり」のみ。この選挙活動の自由度のおかげで、毎年様々なドラマが生まれてきました。
元々このイベントはガチガチに殴りあうようなものではなく、言うなれば文化祭のNo.1の出し物を競う大賞みたいなものです。みんなでワイワイ盛り上がって楽しみ、最後にみんなで「頑張ったね」と褒めあい、大賞をとった組には惜しみない賞賛を送る。シンデレラガールズ総選挙はそういうイベントです。


あるPは総選挙活動の一環でゴミ拾いを始め……

あるPは「前髪がそれっぽい」という理由でバランを買い始め……

あるPは同人誌即売会でマグロの解体ショーを始めた……


そういったカオスな状況の中、僕ができるのはなんだろう。
僕は人に比べてユーモアがある方じゃない。下手な企画をしてスベったら僕だけのミスじゃない。担当アイドルと他のプロデューサーに迷惑がかかる。
ここで僕は「むしろ奇をてらうより真っ当にPRした方が逆にいいんじゃないか?」と思い始めました。

そう。みんなが文化祭でメイド喫茶とかお化け屋敷とかクレープ屋さんをやっている間、僕はクラスで地元を題材にした壁新聞を作るようなことをします。
皆さん、大体五分で回りきって「頑張ったね」とか言いながら教室を出て行くでしょうが、記憶の片隅に僕の想いを残しておいてくだされば幸いです。今回はカード紹介や衣装紹介ではなく、「中身」について触れていきたいと思うので、気になったらSSRの衣装など個別に調べてゲットしてください。デレマスに全然触れたことない人がモバマスのカードを集めるには少々骨が折れるので、今回はデレステをメインに紹介していきます。
それではやっていきましょう。

※今回は多分めちゃめちゃ長くなります。付き合いきれない人は適当に読み飛ばしてもらっていいです。
























突然ですが皆さん、この子を見てどう思いますか?



「カワイっ」とボソっと言ってしまった声がよく聞こえます。ありがとうございます。
うちの担当の輿水幸子です。これから色々エピソードとか書きますけど、最終このカワイさだけ覚えて帰ってもらえたらそれでいいです。



プロフィールはこちらから確認しておいてください。プロフィール情報はその都度書いていくので目を通す程度でいいです。

輿水幸子と出会い

まず、輿水幸子との出会いは「アイドルオーディション」でした(デレステアイドルコミュ1話にて)。






いきなり四コマ漫画の前半飛ばして「転」「結」をやるな。

普通に後ろにゼロがあるのに気づかず立ち上がってしまい、間違えたことに気付いても慌てて出した「いやいや!この中では一番カワイイって意味で、一番ですから!」というよくわからないカワイイ理屈で審査員を黙らせ、マジでそのままエントリー一番手になってしまう。それでいいのかよ。

幸子は「自分こそ一番カワイイ」という絶対的な自信で「アナタたちは相当にラッキーですね!ボクは将来、世界を圧巻する超トップアイドルとなる存在。そんなボクをオーディションで見つけ出せたわけですから!」とメチャクチャなことを連発する。審査員、口ポカーンで終わると思う。

というか、後半は逆に幸子がプロデューサーを審査し始める始末。「アイドルオーディション」っていう笑う犬のコントかよ。



うるせえよ。出来るに決まってんだろ。舐めんなよ。

「ていうか合格は追って連絡するんで、今日はありがとうございました」っていう感じのことを言うと「ちょっと、何を言ってるんですか?普通に考えて、ボクほどの逸材、即合格。即採用でしょう?」とメチャクチャな勢いはそのままなのに、急にオロオロとしだす。




あんなに自信満々、天上天下唯我独尊の態度を貫いていたというのに、その場で合否が出ないとなると急に萎んでオロオロとしだす。オーディションという短い間で、「輿水幸子」という人間がよく出ているコミュだった。

そう。幸子は「自信満々な態度なのに、時折見せる不安げな顔」があるのだ。
ここについては詳しくは語らない。ファン数を増やして個人コミュを解放して、その人間模様を自分なりに探っていってほしい。



輿水幸子とプロデューサー

幸子を語る上で担当する「プロデューサー」の存在は不可欠だろう。
幸子は仕事をする上でプロデューサーに全幅の信頼を寄せている。



「熱意が足りない!」「もっとボクを見てください!」と説教した後に、このセリフである。多分、幸子の中の世界は幸子とプロデューサーだけで成り立っている。

発言の一つ一つが重く、幸子自身もおそらく気付いていないだろうが、態度の端々から「Pさん大好きオーラ」が滲み出ている。
最初はプロデューサーも幸子に「カワイイよ」と渋々言わされているが、段々扱いに慣れてきたのか自主的に「カワイイな」と言ってくれるようになっている。お互い無意識の相思相愛と言って差し支えないだろう。

これらのラブラブムーブはシンデレラガールズ劇場にも出ており、115話では仕事で疲れて寝てしまった幸子をお姫様だっこで運んでいる。彼女か?



1307話では幸子がプロデューサーに「輿水幸子」の漢字を使ってあいうえお作文を作らせ讃えさせたが、プロデューサーが最後の「子」が思いつかなかったことにがっかりする幸子。


え?ちょっと待って。



アーンすんの???????


なんか当然のように二人で桃狩り行っているし、当然のようにあーんをしてあげている。なんなんだこいつ。彼女か。



これ以上無自覚カップルのイチャイチャに付き合ってられないので、次にいこう。砂糖吐きそうだ。あと僕が死にそう。
あとシンデレラガールズ劇場1406話はマジで見てほしい。心臓を打ち抜かれてしまった。親父だったらもっと上手く盗む。

輿水幸子とアイドル

幸子は14歳という年齢とは思えないほどのプロ意識を持ってアイドルをしている。そのプロ意識の高さからか、アニメシンデレラガールズでは新米アイドル達を導く先輩役として登場した。

そして輿水幸子の異名はアイマス界の出川哲朗である。
これで大体どういう仕事をメインに張っているかというのがわかったと思うが、幸子はバラエティ方面で活躍しているようなイメージが強い。原因はモバマスで登場した[自称・天使]のカードだろう。

シンデレラガールズ劇場48話で、忍者アイドルのあやめが「忍者のように登場したい!」とプロデューサーに要望を出していたところ、幸子が「じゃあボクは天使だから空から舞い降りなきゃいけませんね!」と言ったところ、プロデューサーは本当に空から舞い降りられるようスカイダイビングを用意した。プロデューサーアホか。

[自称・天使]

これをきっかけに、幸子はどんどん「バラドル」として活躍していくことになる。



あるカードではジェットコースターの水がぶっかかり、
[自称・セクシー]








あるカードでは犬に群がられ、
[自称・愛され系]


あるカードではプレゼントボックスに入って驚かせようとしていたらそのまま蓋を閉じられ郵送されそうになっていた。
[自称・プレゼント]




それらを全て「でも結果として、ボクカワイイ!」で乗り越えてきた幸子は強靭なメンタルの持ち主だ。マジで踏んだり蹴ったりだな。神のいたずらとしかおもえない奇跡的なハプニングが多々あり、たまに可哀想になってくる。神にも愛され呪われた女。



しかしその可哀想さを塗りつぶすのが「ボク、カワイイ!」の精神とプロ意識だろう。幸子は全てのハプニングを今後のアイドル活動へ活かそうとしている。


幸子のプロ意識は他のアイドルも認めており、幸子に相談しにくるアイドルもいるほどだ。「カワイイといえば」の代名詞になっていることもあるだろう。


普段から自分自身にあまり自信がない松尾千鶴ちゃんも、幸子に相談しにいった結果上記のように諭され、幸子のポーズを真似をした。ユニットメンバーにはドン引きされていた。それほど影響力の強いアイドルなんだ。幸子って野郎はよ……。


輿水幸子と家族

さて、幸子とプロデューサーの信頼関係は厚いことは先ほど説明したが、それに匹敵するくらい、輿水幸子は「家族思い」だ。

幸子の実家は山梨県にあり、仕事の度に山梨県から東京に通っている。その理由は「家族が寂しがるから」だ。アイドルになった時点で寮に入る選択肢もあったはずだが、それを断って実家から通っている。幸子はそれを当然のことと思っており、褒めたプロデューサーにキョトンとし、「わかんないけど褒められてるならいいか」と「もっと褒めてください!」と要求した。ワンコの喜び方。

幸子が宿題を提出しにプロデューサーと一緒に学校に行った際も「授業参観には毎回両親がきてくれてますけど、プロデューサーさんもその中に加わってもいいですよ。二人が三人に増えても変わらないでしょう」と言っている。両親から愛されていることがわかると同時に「プロデューサーにも授業参観にきてほしい」というお願いまでしている。どんだけイチャイチャすれば気が済むんだ。

モバマスにもプライダルカードがきているが、その際「結婚したらどれ着る?」とプロデューサーが聞いたところ、キョトンとした顔で「結婚しませんけど?」と即答した。理由はアイドルであることと、「親が寂しがるから」だ。


この発言は幸子P界隈で大きく波紋を呼んだ。「結婚しないでくれ(父親ヅラ)」「幸子、プロデューサーへの感情を意識してないから言ったのか?」「いつか幸せな結婚をしてほしい」等々、様々な考察がTwitterで飛び交った。

僕としては「プロデューサーにお見合いの話が持ち上がった瞬間言いようのない嫌な気持ちが心に充満した幸子が自身の感情に振り回され号泣し、勢いでプロデューサーと将来結婚を誓って心が晴れるけど、それ以来プロデューサーとますますイチャイチャし始める」という漫画が心の中で描き上がってしまったので、それを思い浮かべてニコニコしている。

幸子と仲間

幸子は多くの人たちに愛され、仲間に恵まれている。イベントなどで組んできたユニットは多数あるが、今回は二組紹介しようと思う。

まずは「カワイイボクと142's」だ。
幸子の他に星輝子、白坂小梅で構成されたユニットで、三人とも身長が142cmなのが特徴のユニットであり、ユニット歴も長いので、この三人はかなり仲良し。ただ、読み方は公式に発表されておらず、人によって呼び方が違う。このユニットのオンリー同人誌即売会が開かれた際には、「カワイイボクと142's(カワイイボクといっしょに)!」というイベント名になった。


幸子がホラーが苦手なため、ホラー好きの小梅ちゃんに怪談話をされてビビらされる等のイジられを受けることもしばしばある。カワイイ。アニメやコミュでもちょくちょく絡みがあり、根強い人気を誇るユニットである。


次に「KBYD(カワイイボクと野球どすえ)」だ。
アニメシンデレラガールズ9話にて登場した姫川友紀小早川紗枝で構成されたユニットであり、アニメ世界ではこのユニットで多く活動しているらしい。このユニットの街ブラ番組があるレベルで定着しているっぽい。




なんとこの二組が合体したユニットがデレステ「Lunatic Show」のイベントで実現した。コミュイベントでは幸子が両ユニットの橋となり、なかなか交流がない両ユニットの間を取り持つこととなった。
幸子は普段から「フフーン!」だの「ボクが一番カワイイ!」だのうるさいが、こういったコミカル色が強いアイドルの中では結構な頻度でツッコミ役になる。いわゆる常識人ポジだ。こういった役を買って出るのも納得がいく。

コミュの内容もエモエモなので、思い出の鍵をイベントなどでゲットし、イベントコミュを解放してみてほしい。

幸子とカワイイ

最後に、幸子を構成する最も大きな要素を紹介したい。

「カワイイ」だ。「かわいい」でも「可愛い」でも「Cute」でもない。「カワイイ」だ。この表記には気をつけてほしい。もはや彼女にとって「カワイイ」は概念である。

幸子は自身を美少女と自称し、ほぼ全てのカードに「自称」がついている。実際美少女だ。



自分を美少女だと自覚し、さらにそれを世界に轟かせようと幸子はアイドルオーディションに来ました。「アイドルになるのは運命」とでもいうような感じだ。

しかし、幸子は「自分が一番!」と言っていても人を否定することは決してしない。「あなたもカワイイですね。しかしボクはさらにその上のカワイイ!」と、人を認め、その上をいくと自信満々なので、責める余地がないキャラクターなのだ。
「カワイイ論」もアイドルを通してだんだんと変わってきたらしく、「パッと見のカワイさだけを競うなんてまだまだですねぇ」と持論を展開している。


しかし、幸子は時々不安定になる。
緊張したとき、自信を無くしたとき、幸子はプロデューサーに「ボクはカワイイですか?」と聞く。普段の態度は別に虚勢ではない。しかし、自分がカワイイか不安になっている幸子も偽物ではないのだ。
輝子が出した「本音が聞けるキノコ」を食べたときも「もっともっと愛してほしい」と叫んでいた。これについても様々な考察が飛び交っていた。「幸子は愛に飢えている?」「プロデューサーへの執着心への表れ?」「自分で言うことで精神を補強している?」等、色々と言われていたが、僕はどれも違うと思う。

幸子は、ただ「人に愛されているのが好きなだけ」なのではないかと思っている。
人に褒められ、好かれ、求められているのが好きで、みんなにアピールしているだけなんだと思っている。親に褒められたくて上手に絵を描こうと頑張る幼児と同じだ。

プロとして逞しく活動する幸子の年相応の一面を認め、支えられるのはプロデューサーだけだ。この認識はPだけではなく、幸子自身も持っている。だからこそプロデューサーに全面的に信頼を置き、心の拠り所となっているのだろう。無印幸子の「プロデューサーさんが一番カワイイって言ってくれればいいんです!」というセリフからも、プロデューサーへの信頼が窺える。つまり、幸子は「プロデューサーは絶対に自分の味方だ」という信頼を寄せているからこそ、人の前では唯我独尊でいられるのかもしれない。一人の背中に全体重を預けているという安心感と信頼。溜息のときのハルヒと同じだ。

その幸子の一面を知っているからこそ、幸子は愛おしい存在なのだ。


終わりに

感情がグチャグチャになってきた。段々と文が崩れ、何が言いたいのかわからなくなってきた。昼の11時から書き始めているのに、書き終わるのに9時間かかっている。9時間もの間PCの前に張り付いて幸子の魅力を書き続けているのに、1mmしか魅力を伝えられていない。全く足りない。僕の言葉だけでは何もかも説明不足だ。

僕が地面をバタバタと暴れ、喚いているようなこの文では幸子の本当の魅力はわからないままだろう。

僕の願いは「幸子を好きになってくれること」だけだ。


総選挙では輿水幸子に、清き一票を。

最後にデレステのMVを見ているときに僕が思ったことを書いて終わりにしようと思います。






















TSUBAKIのCMかよ





おわり







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