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一番好きなアイス→ディッピンドッツ

「異世界の門」四話を見た感想

おはようございます。僕です。

 

前回は三話でしたっけ。前回の感想からこれを書いている時点ですでに200日以上が経っていることに驚きを感じています。なんせ異世界スマホの二期が始まっちゃいましたからね。そっちの方の感想を書いているうちに忘れてしまいました。

しかし、僕がこんなに呑気にしているうちに、こんなコメントが感想記事の方に届きました。

 

 

すみませんでした。

 

そう、「異世界の門」という作品はアマゾンプライムでは4話ずつの3シーズンに分かれており、僕が感想を書いているのは3話まで、シーズン1も終わっていないのだ。
「なぜ1クール分のアニメをわざわざ三分割して配信を……?」という疑問は当初から抱いているが、僕にもよくわかっていない。なんで???

ともかく、異世界の門の観測者からこんなことを言われるまで忘れていたとあっては黙っちゃいられない。そもそもこのコメントも一ヶ月前のやつだし。やっていきましょう。

 

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四話を見た感想

第一印象は「相変わらずなにやってっかわかんねぇ……!」でした。ずっと棒立ちで効果音だけが響いてるんだもんな。ほぼボイスドラマだろこれ。

展開はほぼ一歩進んだ、程度の進行しかない。一回見ただけで展開の大筋を覚えたけど、視聴一回目で疲れて一旦横になってしまった。

 

アバン、研究施設跡で魔族たちが暴れているところからスタート。そこにレジスタンスが到着して、戦いが始まったところだった。なんで研究施設に魔族がきているかはわかっていないが、レジスタンスたちによる「なんとなくかっこいい戦闘シーン」が脳内で繰り広げられる。効果音で何をやっているのか想像するしかないからこういう書き方になってしまうのが本当に口惜しい。多分動画だったら「かっけ〜」ってなる可能性があるんだよな……多分だけど……
レジスタンスの……誰だっけこいつ。司令塔が応援がきた報告を受けたところでオープニング。ろくにキャラ名でてこないから覚えられない。ググったらユリウスというらしい。

 

オープニング明け、レイカとラウゴ、モニカ、ロウ、サラが戦場に着いたところからスタート。サラが「勢いでついてきちゃいましたけど、どうしたらいいですか?」と聞くところは「素直なバイトかよ」と思ってしまったが、ラウゴは優しく「まずは自分の身を守るところを意識してくれ」と言った。遠回しに「足手まとい」扱いされてた。モニカさんが「下級魔族くらいだったら相手にできるだろうけど、無理はしないでね」とフォローを入れてくれたので、二人はなんとなく受け入れて戦闘に参加していた。素直なバイトかよ。

イカが不安がっていると、途中で仲間になった精霊獣、ダンケルが「ナニガ アッテモ ワレガ マモル アンシンシロ レイカ」とゆっくりボイスと同じイントネーションで勇気付けてくれた。このアニメの声優は基本的に全員棒読みだが、ダンケルは輪をかけて棒読みだったのでマジで笑ってしまった。なんなんだ。

 

ユリウスはギルドと共闘が可能なことがわかり、安心していた。ギルド連中が戦闘に参加したところで、敵の女参謀カーラも気づき、黒いフードを被った二人組を戦場に投入した。カーラは二人のことをよく知らないらしく、若干の不信感を抱いていた。

一方、戦場ではロウ、サラが頑張って戦っていた。「くそっ、こいつ固いな!」と言いながら戦ってるの、ゲーム実況以外で聞くんだ。結構冷静じゃないか?こいつ。
同じく戦闘していたリッツは二人の姿を見て「おや……?」となっていたが、その隙に魔族にぶん殴られてしまった。リッツのセリフが割と余裕そうなの、強キャラ感あっていいよなぁ。こういうキャラが好きなんだけど、いかんせん動かないので特に感動とか興奮はない。セリフだけでなんとかストーリーを理解しようとするのに必死だ。
ちゃんと回想(前回の再放送)を挟んで思い出したことを演出してくれるあたり、工夫する努力の跡は見られる。

 

さて、カーラの元にレジスタンス軍も到着して、お互いに左右に動いて戦闘を行っていたが、その間に例の二人組は本陣へ到着したようだ。レイカも二人の姿を見て動揺していた。

二人はフードを脱ぎながら「私はゲント・ストローム。誰だ?お前は」「ヨウカ・ストローム。おかしいわね、娘なんていないわよ」と覚えていないようだ。二人組はレイカを見ていると「なんか気分が良くない」「退くぞ」と言って退いてしまった。なんだそれ。カーラも二人が退いたところ見て「すっかり削がれちまったねぇ……」と言って撤退してしまった。なんだそれ。

 

ともかく、魔王軍を退散させたので一旦落ち着き、ギルドのみんなもレジスタンスたちの基地に行くことになった。大丈夫?そういうの人に見られたら不都合なんじゃない?
事情を聞いたレジスタンスたちはレイカに協力してくれることになった。よかったね。

イカは自分の両親が自分のことを忘れていたことにショックを受けていた。まあそうか。レジスタンス側のシトロン(多分)が食事を持ってきたが、レイカは食欲がないと断った。シトロンは「この国では飲み水が貴重でね、この水も長い歳月をかけてここに持ち込まれたんだ」と言い始めた。イカは「それと私に何の関係が?」と普通に聞くと、「水は冷やせば氷になるし、温めれば沸騰する。でも、水であることに変わりはない」とレイカの両親と水をかけて諭した。イカはその説明で納得し、元気を取り戻すことが出来たみたいだった。やったぜ!なんか僕は納得できないけど。

 

さて、一方で皇国の会議室では例の研究施設跡での戦闘について報告されていた。その間にスッと魔王シュトローム、カーラが部屋に入ってきた。普通に入ってくるじゃん。
魔王のビジュアル、マジでズボン下げすぎじゃないですか?鼠蹊部がそこまで見えてるってことはマジでちんちんがギリ見えないくらいの位置まで下がってるぞ。

 

シュラールは「もうこの世界に用はない、鍵を渡せ」と言っていた。他の世界に行くにはゲートキーパーの力を持つレイカが必要なようだ。ここにはないとわかった瞬間「はーっはっはっは!」と言って、スッと消えた。入場も退場もインパクトないなお前は。シュラールはレイカの居場所を探し始めた。

 

イカの方は、マルクに頼まれ、皇国陛下に会いに行くことになった。その道中、また洗脳された両親に絡まれてしまった。親から「我にひれ伏せ」って言われるの、絶妙にキツいな。

急に助太刀に入ったアメリア・リリア(皇国軍の騎士)も軽くいなされてしまった。ここで今までのダイジェストが始まった。

 

ちょっと待って!?!?!?短く感じたのってこっから先全部ダイジェストとエンディングだから実質17分30秒しか本編ないから!?!?!?嘘でしょ!?!??

 

ダイジェストの末、エンディング、終了。

 

はい。お疲れ様でした。まとめいきましょう。

 

まとめの感想

もうよくないですか?キャラ名があやふやになりがちな上にテンポが悪く、声優が棒読み、動かないの三重苦を受ける上、アマプラだとエンディング残り1分ある状態でさっさと次に飛ばされる仕様。最早アマプラに見限られてんじゃねぇか。なんなんだこれ。こっちは頑張って一話ごとに三周してるんだぞ。

なんというか、「動きさえすればかっこいいんだろうな」と思うシーンがめちゃくちゃ多くて元気が吸われていく感覚に陥りました。ずーっと「なんだったのあれ?」という気持ちを抱え、「なんだったのあれ?」が更新されて「なんだったのあれ?」という負債だけがたまっていく。
クソアニメ全体の特徴だが、視聴を続けていく上で、視聴者の方がストーリーや演出の面で理解に頑張らなければらならないのだ。本当はスッと理解できるのが演出の意味のはずなのに。

 

次回はシーズン2第5話「決意」ですが、ちょっと一旦休ませてください。せめて五分休憩させて。体力がなくなってきたから。ちょっと休憩したら完走するまで頑張るから。マジで。頼む……

 

 

頼む。

 

 

つづく