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一番好きなアイス→ディッピンドッツ

「異世界の門」二話を見た感想

おはようございます。僕です。

 

遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。

今年も僕とクソアニメをよろしくお願いします。先月12月は仕事も色々忙しくて更新できませんで最悪でしたが、今年は異世界スマホの新作も来るということでマジで最高の年になりそうですね。一緒にクソアニメを見て最高の年にしていきましょう。今年こそ月一記事更新パーフェクトを目指すぞ。

 

そういうわけで、一発目は放置していた「異世界の門」の感想からです。早速いきましょう。頑張るぞ!

 

二話を見た感想

第一印象は「話、進まね〜〜〜!!」でした。

 

アバンは前回までの流れをざっくりと流し、異世界に到着したところからスタート。広い野っ原に出てきたレイカは、マルク(カワウソ)から「この森を抜ければ、王都に出るはずだよ」と説明を受けた。イカも草原を見て「こんな大自然、私たちの世界にはもうないわね」とつぶやいた。
マジ?これは考察要素としてメモにとっておこう。もしかしたら本当に自然も一つもない世界観なのだとしたら、この物語全体に何か影響してくるかもしれない。伏線は一話か二話で張っておくものだろう。早速メモにとって思い出したが、クソアニメを見ている最中にとった考察メモを何枚最終回まで見て無駄にしたかわからない。全く伏線だと思ったところが活かされず、そのまま線香花火が消えるように散っていった。でもまあ一応メモはとっておこう。

 

さて、一方森の中では二人の男女の若者が何かを相手に戦っていた。どうやらと狩りをしているらしい。ひと段落ついて帰りの準備を始めようとすると、狼の遠吠えらしいものが聞こえてきた。ロウとサラという名の二人は、遠吠えの主を探しに行くのだった。ここでオープニング。

久しぶりに見ても思うが、いや、制作方法的に仕方ないのかもしれないが、攻撃のエフェクトの度に人が消えて演出だけが画面上に出てくるのマジでRPGツクールすぎるだろ。異世界の門、アニメじゃなくてゲームで出すわけにはいかなかったんですか。

 

オープニング明け、レイカがいつまで経っても王都に着かないことについてマルクに文句を言っているほのぼのパートからスタート。アニメとしてはよくあるやりとりなのに、なんで異世界の門はこんなにも……

と、ここで先ほど聞いた狼の遠吠えが聞こえた。どう聞いてもおっさんの声だけど。

狼「グウウ〜〜〜」

僕「お腹すいたんか?」

 

お前、台本に「グウウ……」って書いてあったからってそのまま読むやつがあるか。普通唸り声のセリフだろそれは。

イカもマルクも狼の気迫にビビっている様子。「これはまずい、かな……」というマルクの声はなんか好きだな。ちゃんと演技してて。

と、そこへ「ヒュンヒュン!」という音が聞こえて、狼が左右にスライドした。多分矢を避けてる。この程度の情報量で想像を働かせて状況を把握させるの、情操教育にいいのではないか?みんなもお子様にこのアニメを見せよう!

とはいえ、基本的に静止画なので想像にも限界がある。この後はロウ(男の方)とサラ(女の方)が協力して戦闘を行っているのだが、
「キィン!キィン!(狼のアップ)」
「グオオォ(狼のアップ)」
「クソッ、外した!(ロウのアップ)」
僕「なにが???(僕のアップ)」
が続いた。やっばりお子さんに見せなくていいです。「なにやってるかわかんなーい」って言ってYouTubeを見始める。

 

相変わらず戦闘は続くが、本当になにをやっているのかわからない。サラもダメージを負っていたようだったが、どうやって狼が攻撃して、どう傷を負ったのかは全くわからない。「サラ!!間に合わない!!」と言われても、今どういう立ち位置なのか全然わからないので、どこの位置から狼が肉薄してくるのかもわからない。
狼の方も変わらず「グルルル」としっかり発音してセリフを読んでいる。だからそれ本来はセリフじゃないだろ。「ル」をはっきり発音するな。

見かねたレイカも参戦し、狼の方に一撃を食らわせた。「キュイィィン!キュイィイン!」というSEと共に狼の体が上下に揺れ、ダメージを負っていることがわかる。

狼が倒れ、今の内にトドメを刺そうとしているサラとロウにレイカは「待って!もうこの子に戦う意思はないわ!」と止め、「この子は何らかの悪意に汚染されていたのよ。もっとも、これだけの聖獣を汚染するなんて……」と言うが、イカも初見の聖獣のはずだろ。どういうこと???マルクもその発言にも特に触れず、話は進んでいくのでとりあえず考察用のメモだけとって続きを見た。

 

「オマエタチ、スマナカッタナ……」

僕「喋った……」

普通に喋り始めたけど、特にレイカも周りの奴らもビビることはなかった。メンタル鋼がこいつら。ギャグマンガ日和伊能忠敬の回の犬くらい喋ってる……。

どうやら「悪意」なる毒みたいなものが森の中に充満し、高位の聖獣であるこの狼もそれに毒され、猛獣と化してしまったのか。この狼、これからレギュラーになっていくのかな。

イカのお願いの末、ロウとサラは狼を生かすことを許してくれた。そのとき、狼は「恩に着る。ナルミヤの巫女よ」と礼を言った。ナルミヤの巫女……?これも明らかな伏線なのでメモっておきましょう。

 

さて、そんなこんなで森を抜けると、朝になっていました。改めて自己紹介をしようということになったが、この世界ではファミリーネームを持っているのは高い身分の貴族や王族だけらしい。そんな世界でフルネームを名乗ると怪しまれるので、下の名前だけ名乗ることにした。

とりあえずレイカたちは家に戻ることにしたらしい。

 

サラのお母さんは叔母さんに似ていた。これがなんの伏線になるんだろう。多分異世界で知ってる人の顔が出てくるみたいなやつをやりたいだけなのかもしれないけど。

サラのお母さんはおっとりした人で、喋るカワウソにも「あらぁ、あなた喋るのね〜」と言っていた。どうでもいいんかい。二人ともそれぞれ片親で、サラは父親を、ロウは母親を探しているらしい。

サラのお母さんから許可をとり、次はロウの家にいくと、叔父さんらしい人が出てきた。そこを寄せてどうする???なんかあるのか?ないんだったらなかったでいいけど……

なぜかレイカを「精霊術師」だということを見抜いたロウのお父さんは、術を強化してくれる腕輪をもらった。BGMのせいも相まってゲームにしか見えない。レイカはそのついでに服ももらった。いつまでも制服のままでいるアニメの方が少ないからまあ着替えるだろうとは思うけど。なんというか、本当にゲームのチュートリアル的な進み方をしているな。

ロウの父に、旅をするなら冒険者登録をギルドでするといいと言われ、一行はひとまず王都のギルドに向かうことになった。マジでゲームのクエストかよ。

 

ついに出発のときになったが、相変わらずBGMは同じままので緊迫感もクソもない。早くこののんびりBGMを変えろ。親探す旅に出ようとしてんだぞ。

そして旅に出る我が子を見守る二人の別人……

 

 

8秒。

長いって。この二人が黙っているだけの8秒は長いて。多分後ろ姿を見守っているって感じの演出なんだろうけど、マジで長いぞ。3秒で十分だって。

そして場面は草原に変わり……

 

「ふぅ〜ん、あいつら今回のターゲットね」

「なあリッツ、本当にあんなのが脅威になるのか?」

 

で、出〜〜〜〜〜〜!!!!!!遠くから見つめる暗殺者奴〜〜〜〜〜〜!!!!!!

と、思っていたら命令は「情報収集と、場合によっては殲滅」らしいので、未だ様子見、という程度だろうか。別の国家か何かが監視しているのかもしれない。この段階で何かに気づいたということは、どこかのタイミングでバレるタイミングがあったということだろうか。これもメモにとっておこう。「ただやりたかっただけ」という可能性は否めないが。

 

さて、やっと王都へたどり着いた一行は、まず門番に身分証の確認をされた。まあ当然か。めちゃくちゃやる気がなさそうな声だが、今更声の演技に突っ込み始めたらきりがないのでやめておこう。サラとロウは元々持っていた身分証を提示し、それで許可された。

マルクが出したレイカの身分証には「ゲートキーパー」「精霊術師」と書かれていた。バカ正直に書きすぎだろ。レイカも流石にマルクに「ね、ねぇ……これいいの?」と確認していたが、マルクは「ん?問題ないと思うけど……」と適当。
イカの身分証を確認した門番さんは「え?これ本当に?」とレイカに確認すると、「ギルドでの用事が終わったら王城の騎士にこれを見せろ」と何か渡された。ゲートキーパーがきたら何かを渡すよう言伝を受けていたのだろうか。

一行が先に進むと、後ろから誰かがその様子を見ていた。また後ろから見られてるよ。

 

黒霧……!?

 

ヒロアカのヴィランみたいな人が急に出てきてビビる。もうちょっと顔の隠し方なんとかならんかったのか。白モザイクだったらまだヒロインの裸みたいな隠され方だったけど、黒だったら完全にテラフォーマーズのアニメになっちゃうんだよ。

 

さて、そんなことは知らずに一行はギルドへまっすぐ向かっていった。どれくらい真っ直ぐかと言うと、途中の城下町とかの描写を一切抜きにして背景四枚くらいを流し、ギルドらしき背景までいってるくらい真っ直ぐ向かいました。

 

さて、先ほど黒霧だったと思われるケモっぽい女は、ギルドのマスターらしき人に「マスター、例の者たちが城下に入りました」と報告していた。まあこれに関しては門で身分証出してたから仕方ないけど。すぐ上に報告されるに決まってる。


どうやらさっきの人は冒険者ギルド「鉄血商会」の受付嬢らしい。声が明らかに接客用の高い声になっていて良い。こういうのこういうの!!こういうやつを求めてた!さっきのドスの効いた報告の声とギャップがあるやつな!!

一行は待合室に通され、そこにやってきたのはギルド長のラウゴだった……。

エンディング。終了。

 

はい、それではまとめいきましょう。

 

まとめの感想

さて、話は進んだんでしょうけど、なんかゆ〜っくり進んでいるような気がしてならない。背景だけのカットや、ただ登場人物が黙ってるだけのカットが多いからだろか。スピード感がこれで遅れている気がする。

キルミーベイベーとは違うタイプのスロー能力アニメかもしれない。キルミーベイベーは会話のテンポが細かく区切られているためずっと見ている感じするが、これは単純に何も進まないで待機する時間があるため、その分長く感じるのかも。アニメのつまんなさの相対性理論かよ。

 

さて、考察というか、気になる点をいくつかまとめると、「レイカの『こんな大自然は私たちの世界にはもうないわね』という発言」「狼の『ナルミヤの巫女』という呼び方」「出発した段階でいた監視者二人と、そのバック」「ロウとサラの親が片方ずつ叔父、叔母に似ている」「王城の騎士に見せろと言われたもの」くらいでしょうか。一番気になるのは監視者の存在ですね。振り返ったら想像以上に伏線ポイントがあって嬉しくなってしまうなあ。

監視者たちのバックは一体どのタイミングでレイカたちを感知し、監視者を派遣するにまで至ったのでしょうか。
僕が考えるに、森の中で悪意に汚染された狼を倒したタイミングだと思います。狼は「悪意はだんだんと薄れていっている」と言っていました。それは狼を倒したことによってゲートキーパーの存在を感知してセンサーとしての目的を果たしたからではないでしょうか。いわば「悪意」という毒は大きな囮であり、囮にかかった人間が現れることを待っていたのではないでしょうか。
疑問は、何のためにそれをやっていたのかということです。レイカの両親はまだ行方不明ですが、それから娘がいるという情報を掴み、いつか現れるであろう娘を誘い出すために設置された罠だと今の所考えています。

 

さて、今回はギルド長が出てきたところで終了しましたが、やたら不穏な雰囲気でしたね。なんなんでしょうか。今の所全員敵に見えてくるな。

普通に伏線と思われる場面が多くてニコニコしてしまいましたね。このメモ帳がそのままゴミ箱にシュートされないことを祈っています。次回も楽しみですね。頑張っていきましょう。異世界スマホのアニメ二期も今年だし。

 

 

 

 

 

つづく