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一番好きなアイス→ディッピンドッツ

「異世界の門」三話を見た感想

おはようございます。僕です。

 

今日も元気にアニメを見ます。

異世界の門」の安心できるところは例えアマゾンプライムの配信がなくなったとしてもYouTubeの公式チャンネルを見れば続きが見られるところですね。代償としてその視聴履歴が残る。でもはてなブログの機能でYouTubeチャンネルを貼ることは出来なかったので各々でググってYouTubeチャンネルを見てください。

では、やっていきましょう。

 

三話を見た感想

第一印象は「ストーリーはちゃんとしてるんだろうけど、なにやってんだ」です。

なんかこう、王道的な展開はしてるんでしょうけど、いかんせんアニメーションとして動きが全くないのでなにやってっか全然わかんないんですよね。紙で作った人形劇の方が動いてる気がする。

 

アバンは前回のギルドのところからスタート。ロウとサラは冒険者適正の試験に連れて行かれ、ギルド長はレイカと話があるようだ。

ギルド長は「率直に聞こう。お前、ゲートキーパーだろう?」と聞いた。そら門番に堂々と言ってたからね。マルクも「流石ラウゴ殿、お耳が早い」と割って入ってきた。ギルド長は声で正体がわかったようだが、にわかには信じがたいようだった。そらそうだろう。見知った顔が時間を経て再会したらカワウソになってたら誰だってビビる。

「あなたの忠誠心を見込んで、ここは御内密に」と言っているが、だったら人前で普通に喋るのやめたほうがいいと思う。それを聞いたラウゴはレイカの正体も同時に気付いたようだが、本人であるレイカは何の話か全くわからないようだった。ここでオープニング。

話の流れとしてはよくあるファンタジーものだが、マジで絵が動かないのと声優の演技がチープなので気が散って何回も見返してセリフを確認してしまった。こういうことを繰り返しているとアニメの視聴回数はどんどん増えていく。

 

さて、ギルド長のラウゴから今の世界の現状について聞くことになった。この説明がちょっと長いので、要約して書くことにする。

こういうことです。

 

「面倒なことに巻込まれてない?」とレイカはマルクに聞いていたが、お前は好きでこの世界来たんとちゃうんかい。マルクはマルクで「数時間のつもりだったけど、思った以上に時が経ってしまっていたようだ」と涼しい顔で言っていた。時間軸のズレみたいなことか。

さて、外では先ほど説明されていた地下組織の奴らが待ち構えていた。どうやら襲撃にきたらしい。二人で落とせると踏んでいるということは、この二人がめっちゃ強いか、だいぶ商会が舐められているかのどっちかだ。

 

モニカ(受付の人)がリッツ(女の方)と戦い、ロウの方はシュトロン(男の方)と戦っていた。が、マジでなにやってっか全然わからない。効果音とわずかな腕の動きで想像しなければならないの、キツすぎるだろ。こっちも想像力にキャパがあるんだって。

ラウゴとレイカが現場に到着したころにはモニカはボロボロになっていた。やっぱりこいつらが強い方か。レイカは魔法を使い、二人を外にぶっ飛ばした。

と、そこへ森で出会った白い聖獣、ダンケルも参戦してきた。地下組織の二人がビビってるところからすごいやつだというのはなんとなくわかるが、声優のクオリティはほぼ同じなので本当のすごさはよく伝わってこない。

もう少しのところまで二人を追い詰めると、地下組織の人がもう一人が出てきて二人を回収し、謝って去っていった。なんなんだあいつ。

そう言っているとさっきの組織図説明のときに出てきたランシール卿と呼ばれる金髪の人が出てきた。と同時に、なぜかガンダムUCのあの曲にそっくりな曲が流れ始めた。いや、正確にはガンダムUCの例の曲のイントロ部分だけを繰り返している」ような感じだ。マジでビビった。「ついにここまでやるか!?」みたいなことを考えてしまった。

 

ランシール卿は先ほどの襲撃の騒ぎを聞きつけ、事情の説明を求めてきたらしい。明朝、ラウゴは王様のところに行って事情を説明してければらならなくなった。面倒だな。
ダンケルに帰るようにレイカは言ったが、今後はダンケルも一緒に行動するらしい。ここで恒例の「目立ちすぎるわ」「じゃあこうすればいい(小ちゃいマスコット化)」をやってみせた。

なろう系というか、最近のやつって全部これやんなきゃいけないのか?
いや、以前からそういうのは結構あった感じがするが、最近はかなり頻繁に見られるようになった気がする。なんだろう、この既視感……

ここで妖精が急にカットインし、「私はいつだってそばにいるからね……」と言うと、回想が始まった。懐かしのスミカとナツネの姿だ。よーく聞いていると、スミカの方では聞こえないが、ナツネの方では明らかに宅録であろうホワイトノイズが聞こえて来る。指向性マイクを使っていないのか……?

特に何も会話はなしに、CMが入りAパート終了。なんなんだこの現象。

 

CM明け、王国軍側ではなにやら会議をしていた。「小娘一人連れて来れんとは……」と言っているところを見るに、王国軍は地下組織の奴らとグルでレイカを誘拐しようとしていたらしい。それにしても、この王国軍側の立ち絵が全く動かず、口と目しか動いていない。本格的になにを見ているのかわからなくなってきた。理解のために一話につき三、四回繰り返し見ているが、ちょっと頭が痛くなってきた気がする。気のせいであってほしい。こいつらクラフト・ワークの攻撃受けてるのか?

 

さて、一方レイカたちは街でほんわかな会話をしていた。なにやってんだこいつら。ロウとサラがきゃっきゃうふふしているのを見てレイカは過去の回想に浸り、「今、二人はなにをしているかなぁ」と考えていた。すると、突然爆発が起こった。ダンケルは「敵だーーーー!!いけーーーーー!」と突っ込んでいき、レイカもそれに向かっていった。

ラウゴが昨夜の事情を説明しようとしたところ、あの爆発音が聞こえてきた。説明されそうになっていた第一王子は騎士団の二人に「場合によっては騎士団を動員してもいいから収束させろ」と言って行かせた。

爆発の先には魔王軍の女がいた。そういう回?勢力の相関図を視聴者の中で完成させる回か。

 

一番最初に到着したのはモニカさんだった。裏でかっこいいBGMが流れる中、フードの男と攻防を繰り広げていたが、フードの男は「いい腕だ。だが足りんな」と言い放ち、モニカさんを沈めた。やはりモニカさんには情熱思想理念頭脳気品優雅さ勤勉さそしてなによりも速さが足りなかったらしい。

 

モニカさんは地下組織の奴らが協力して魔王軍と戦っていることに驚いていたが、「余計なことをしたかしら?」「いえ、助かります」という会話から雰囲気が悪いわけではなさそうだった。こういう会話好きやわ……

 

モニカさんたちが戦っていると、そこにロウとサラが駆けつけてきた。モニカさんの姿を発見したロウは、「おーい!モニカさーん!」と呼んでいたが、このとき物理的にマイクから口を離してセリフを読んでいるんだなという感じが分かって「そうじゃねぇだろ」と思ってしまった。監督、なんでリテイクしなかったんだ。音声ファイルギガファイル便とかで送ってんの?リテイク頼みづらい?

さらに遅れてやってきたラウゴと騎士団の二人は「魔法を行使した痕跡がありますね〜」「魔王軍かな?」「宿屋戻っていい?」「いいよー」「私も行っていい?」「いいよ」「一緒にいこ」「うん」という会話をして去っていった。なにしに来たんだあいつら。

 

さて、宿屋では先に戻っていたモニカにロウが「なにがあったんですか?」と聞いていたが、モニカは「急に襲われたんです」と情報量ゼロの答えを返した。一を聞いて一を返されるの、現実だとよくあるのにアニメだとなんかしんどいな。絶妙に間が空いて嫌だ。

そこにラウゴと騎士団の二人が戻ってきた。マジで現場来るの遅かったんだな。よく見たらこの騎士団の二人、立ち絵が絶妙に怖い。そんなポーズすること一生のうちに一度も無いだろ。

ラウゴは「ここに三つの勢力が揃っているということは、魔王軍の勢力か……」と推理していた。なるほど、消去法っすね!

あのフードの男たちは他でも報告に上がっており、活動範囲の広さから魔王軍だということは確実らしい。報告をしたあとは、騎士団の二人は城に戻っていった。

その後、地下組織の人の元に「例の研究施設跡で大規模作戦があるらしいのでみんな集合している」という情報が舞い込み、地下組織の人もすぐにそこに向かった。例の研究施設ってなに……?風呂敷広げて大丈夫か?経験上、前半で出てきた伏線は終わっても回収されないか、即回収するかのどっちかだ。怖い。どっちなんだ。

ここの演出がよくわからないんだが、ラウゴは一瞬の回想のようにさっきの地下組織の人が「旧研究施設」と言っているのを思い出すと同時に「三番街……」と言っていた。どういう演出?マジで。

 

よくわからないんですが、まとめの方にいきましょう。

 

 

まとめの感想

今回は異世界の世界観というか、組織図みたいなものをざっくり理解させる回だと思いました。例に漏れず、こういう異世界もののアニメで組織図を説明されるシーンでは図解などは使われず、全て口頭で行われる。故に何度も説明のシーンを見返し、組織図を自分で図解しなければならないのだ。なんでそういう苦労を視聴者側で背負わないといけないんですかァーーーッ!!!
僕は読者と自分に優しいので、全て文で説明するのではなく、ちゃんと画像編集ソフトを使って図解した。これを読んでくれている人のためであり、未来の僕が組織図を忘れたときに見る用だ。

 

あと、どうでもいいがやはりこのアニメはセリフとセリフの間の絶妙な間が気になる。どうも気持ちが悪い。不自然というか、バラバラの音声データを貼り付けてまとめている感がすごいのだ。地上波に流すのであればそういう部分の編集くらいちゃんとしていてほしいが、セリフとセリフの間を余裕で3秒空けているところが多々ある。めっちゃ気持ち悪い。アニメ見てる中での3秒はかなりデカイ気がするぞおい。ちゃんとしてくれ!!!!!!!

 

今回は世界の組織図がはっきりとしましたが、それでもお互いに協力しあっていたり、腹を探りあったり組んでレイカを誘拐しようとしたりでどの組織も一枚岩ではなさそうですね。そういう人間模様を描いているところは評価したいのですが、問題はこの設定を最後までちゃんと通してくれるかどうかですね。途中で投げ出されてなかった感じになってたら怒るぞ。

 

ではまた次の話も頑張って見ていこうと思います。よろしくお願いしますね。

 

 

 

つづく