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一番好きなアイス→ディッピンドッツ

「異世界はスマートフォンとともに。2」七話を見た感想

おはようございます。僕です。

 

前回収穫(ハーヴェスト)みたいな量の鳥を使役して飛ばし、バビロンを本格的に探すようになりましたね。もう前回で折り返し地点だったので、ここからマジでフレイズ討伐に本格的に乗り出していくんでしょうね。ワクワクしてきた。異世界スマホに真っ当にワクワクすると思ってなかった。ていうかサブタイからもう既に発見してんじゃん。いいぜ……

それではやっていきましょう。

 

 

七話を見た感想

第一印象は「やば、ちょっと普通に面白いかも……」です。盛り上がってまいりました。

 

アバン、冬夜とユミナの同衾からスタート。もう?色々早くない?またロケットスタートかよ。
と、思っていたら冬夜は「昨夜は一人で寝たはずなのに……」と頭を抱えていた。エッチなことしたんですね?
ユミナもつられて目を覚ましたが、冬夜はその姿に普通に「この姿も可愛い〜!」とずっこけていた。マジでコッテコテのラブコメ主人公で腹が立ってくる。なんなんこいつ。「なんでここに……?」と聞くと、ユミナは冬夜に迫りながら

ユミナ「それに最近の冬夜さん」

 

ユミナ「最近国作りのことばかりで」

 

ユミナ「わたくしのこと」

 

ユミナ「全然構ってくれませんもの」
僕「怖い」

 

シンプルに怖い。表情筋を一切動かさないところが。ユミナはそもそもヤンデレの気があるが、二期でさらに顕著に出てきている気がする。

こういうところとか。

ユミナは「そろそろ朝食の時間ですね、用意してきます♪」と言うと、冬夜の頬にキスをしてパタパタと小走りで去っていった。呆然としていた冬夜は、「……着替えよ」と言って、オープニング。そら呆然ともする。

 

オープニング明け、「はあ…… 大胆だったな、ユミナさん」と大の字で庭に寝転がる冬夜。僕も朝起きて着替えてからまず庭に大の字で寝る生活したいよ。琥珀も「主人は一人で奥方は五人。これから大変ですね」と他人事だった。と、ここで紅玉が早速鳥の中の一羽から「不思議な建物を発見した」という情報が入った。
冬夜はそれを受け、ヒロインズを招集してみんなでバビロンに向かうことにした。場所はサンドラ王国の近くの小さな島らしい。

到着早々、八重は刀を振るって邪魔な草をなぎ払っていた。鉈とかでやるやつだろ。もっと刀を大事にしろ。

この島は全くの無人島らしい。が、人間に侵略されていないということはそれなりに危険な魔獣も多く生息しているということらしい。ここで早速怪しげな気配を感じ、身構える一同。

 

ポーラもしっかり身構えていた。かわいっ。マスコットの中で一番可愛いのはお前だ。

 

と、早速サイのような魔獣はこっちに突進してきた。

冬夜はブリュンヒルドを抜き、「うおおおお!」と構えたが、その射線上にユミナが立ち、冬夜からもらった銃を構え、魔獣の左目を撃ち抜いた。おい、射線上に立つな。危ないだろ。

リンゼはさらにそこから氷結魔法で足元を凍らせ、ルーは後ろ足を小刀で切断し、エルゼは頭蓋をぶん殴り、氷結した足元から胴体がもげた。

 

そんなにします?????

 

そんなにします!??!?!?!

なんでペットショップ戦のイギーみたいなことやられなきゃいけないんだ。一匹に対してエグいやりようだ。

一方冬夜はヒロインズの活躍と、その後の解体と皮の剥ぎ取りをやっている様子を見て、ブリュンヒルドをそっと下ろした。冬夜と一緒に冒険を重ねることでめちゃくちゃ強くなってる。その後も色々な魔獣が出てきたが、全員ヒロインズが屠ってきたので全く出る幕は無かった。

そんなことをしているうちに、ポーラが怪しい場所を発見した。バビロンの転送陣だ。冬夜は早速転移してみることにした。

 

かっけ〜〜〜〜。こういう無骨なデザインというか、凝りすぎてないような感じが一番かっこいいんだよな。シンプルでいいんだよ。最近カルフォルニアで出てきたハイエースの進化版みたいなデザインだ。アレ内装もめちゃくちゃかっこいいんだよな。

 

※こういうやつ。MOBYニュースから引用。

300万円台で買える超クールなEVバン「カヌー MPDV」が登場!打倒ハイエースなるか? | MOBY [モビー]

 

さて、冬夜がバビロンの施設に近づこうとすると、「とりゃああーーー!」という声と共に少女がバカデカいレンチを振り下ろしてきた。

惜しい。

「やるな!俺の必殺の一撃をかわすのは、お前が初めてだぜ!まあお前しかここにきたことがないから当たり前なんだけどな。なっはっは!」という俺っ娘+アホ+低身長という最高に僕好みの端末が出てきた。

名前はフレド・モニカ。既に三つのバビロンを所有していることを伝えると、「ならその実力、見せてもらうぜ!」とレンチを振りかぶってきたが、冬夜お得意のスリップでこかした。

 

スケベノルマ達成。サッパリとしている性格っぽいからか、今までのような感じの嫌さはそれほど感じない。もしかしていい子……?

 

「はわっ……み、見たな!?」とスカートを抑えて抗議した。なんということだ……完全にまともな子だぞ……!冬夜もそれに対して「黒はまだ早いんじゃないかな……」とクソキショコメント。さらに恥ずかしくなったモニカは「記憶を消してやんぜーーーっ!!」とさらに大ぶりで食ってかかったが、今度は防壁を張られてまたもひっくり返ってしまった。

モニカはこれで負けを認め、権利を冬夜に譲渡した。「バビロンを新しく確保するたびに覚悟しなくては……」と前回言っていたが、完全に拍子抜けというか、安堵してしまった。よかった……バビロンにはこんなまともに可愛い子もいたんだ……

遺伝情報も記憶したが、全然長くなくて安心した。モニカが管理しているのは「格納庫」だった。待望の「格納庫」に冬夜は「よっしゃビンゴ!」とテンションの上がりようを抑えられない。早速案内してもらうことに。

「格納庫」の中は見た目よりかなり広く、空間魔法を使っているため、大容量を収納できるそうだ。ハリーポッターと炎のゴブレット冒頭のテントみたいなところか。

 

モニカちゃんは背に対してボタンが高すぎて押せなかった。「格納庫」の管理を任されてから全くいじってなかったのか、届かないのを知らなかったようで、頑張って手を伸ばしていたが、

 

「このやろーっ!!」と癇癪を起こしてぶっ壊して開けていた。大丈夫かこの子。色々好きだ……

そしてシャッターが上がると、

 

なかなかゴツい見た目をしていて嬉しくなってしまったが、こいつは初期の旧型らしい。確かに一期の最終回で出てきた機体はかなりスマートになっていた。

大興奮の冬夜に対し、モニカちゃんは「乗るだけなら乗れるぜ?まあ動かねーけどな」と言い放った。は?

 

冬夜は凍りつき、「は?なんで!?動かないの!?」と言ったが、モニカちゃんは「燃料がねーから……」としょうがねぇだろ感満載で返す。まあそうか。だってまだ動かすまでに至らない間に無用の長物になってしまったのだ。入れておく意味もないだろう。

モニカちゃんが言うには、燃料は「エーテルリキッド」とかいうもので、「研究所」の端末なら作れるだろうということだ。つまり、こいつを動かすには新しく「研究所」のバビロンを発見しないといけない、ということだ。段々ゲームイベントじみてきたぜ。こういうガックシの繰り返しで最後に達成するのが楽しいんだよな。

代理のものを「練金棟」でも作れるかもしれない、ということでフローラに聞きに行った。フローラがいうには、「できないことはないが、『研究所』で作るものよりも劣化したものになる」という。いち早く動かしたい冬夜は「ああ!問題ない!」と承諾した。これ、何かの伏線になりそうなので下に線を張っておこう。

フローラは「それで、エーテル鉱石はありますの?」と聞いてきた。冬夜は「え、えーてるこうせき……?」と聞き返した。やはり素材が必要になってくるだろう。タダというわけにはいかない。聞くところによると、魔力を蓄積、放出するものらしい。リンゼは「もしかしてこれ?」と魔石を取り出すと、ビンゴだった。冬夜は「これで作ってくれる!?」と聞くと、もっとでっかいのが必要らしいが、元々魔石は貴重なもので、そうデカいものは見たことがないという。ダイヤみたいなものか。これは素材集めの旅が……!?ここでCMカット。

 

と、思っていましたが、CM明け普通にスマホでデカい鉱石がある場所を検索して掘ってきました。サクサクですね。ストレスを与える隙が全くない……

エーテルリキッドが完成するまでは一ヶ月ほどかかるらしい。冬夜がフレイムギアの前でワクワクしていると、ロゼッタとモニカがやってきた。ロゼッタは久しぶりに手入れをしたいというが、モニカは「俺がちゃんと管理してんだからホコリなんかねーよ!」と抗議していたが、レンチでスイッチをぶっ壊して開けるようなやつが手入れをしているわけがない。

ここでロゼッタが「そうだマスター!操縦席に座ってみるでありますか?」と提案を受け、冬夜はウキウキで操縦席まで登った。

 

やっぱ真ん前だよな〜〜〜!!!そうじゃねぇと!!!
ロゼッタ曰く、「操縦は基本的な動きを理解したら、あとは慣れ」らしい。免許取りたての人にするアドバイス?細かな動きは操縦者の精神を読み取り、機体自身が補正するらしい。機動戦艦ナデシコ?しかし、やはり乗り手の経験に左右される部分が大きく、実戦経験が多い人は強く、ない人はそれならに、という感じらしい。なるほど……

冬夜も「早く動かしたいな……」と言っていると、ロゼッタが飛び跳ねるように「こんなこともあろうかと!」とシュミレーションシステムを作ってくれていたらしい。

 

戦場の絆……?


なんか、普通に夕方五時くらいの児童向けロボアニメを見ている気分になってきた。明るいロボアニメの冒頭。

 

早速機動し、シュミレーションシステムでフレイムギアを動かすことに。

これこれこれ!!!!!こういうよくわかんねーポーズ!!!!っぽいね!!!

やはりこういうのはロマンが大切だ。

 

しかし、動いているアニメーションのコレジャナイ感はすごかった。ロボの動きとしてなめらかすぎる。どちらかというと、ガンダムというよりかはエヴァンゲリオンみたいな感じの動きだ。ちょっとガッカリした。

 

突然シミュレーション上に別の機体が現れ、モニカが通信を取ってきた。「慣れてきたみたいだな!マスター!次は俺が実戦の動きを教えてやるぜ!」ということだ。熱くなってきたな……
さらに、空中にボックスが現れ、仮装武器が生成されて二人の前に落ちた。

 

こういうのたまんねぇ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!男の子の部分がギャンギャン刺激されちゃうね今回。最高。
冬夜はノリノリで「よーし!いっちょやってやるか!」と剣を抜いたこれは熱いやつが期待できそ

冬夜&モニカ「はい!はい!はい!」
僕「はい」

まあそうですよね。もう時間も残り少ないですしそういうことやってる時間ないですよね。わかってましたけど……

さて、アイキャッチ明け、シミュレーションシステムをヒロインたちの人数分作り、それぞれ乗って試していた。将来的には騎士団と同じ数だけ用意する予定らしい。一日に一体のコピーが限界らしいが、それでも結局動かす燃料も用意するのに一ヶ月はかかる。三十体あれば騎士団分は十分だろうということだ。フレイズたちもいつくるかわからないので、早めに準備しておくことに越したことはないが、それでも一ヶ月は大丈夫だろう。
冬夜は「量産型フレイムギアだと味気ないし、騎士という意味を込めてシュヴァリエットでも呼ぶとするか!」と言っていたが、それこそダサい。バカ。「量産型フレイムギア」でいいだろうが。いや、むしろ「量産型」とついているからこそだろうが。わかってねえな。冬夜と僕のロボ観にはちょっと隔たりがあるようだ。

 

そんなことを考えいるうち、スゥシィが冬夜に飛びついてきた。序盤以来久しぶりだな。しかし何か様子がおかしく、スゥシィは飛びつくなり「冬夜!わらわもお前の妻にしてくれ!結婚しよう!」と熱烈プロポーズされた。スゥシィはシェスカに仕込まれた嘘で「冬夜は年下好きなんじゃろ!?だったらわらわが一番若い!」とさらにグイグイくる。かなり切羽詰っているようだ。ていうかシェスカ、冬夜がいないところで色々とイタズラしているらしい。こういう不遜なメイドが大好きさ。

執事のレイムさん曰く、スゥシィに縁談の話が持ち上がっているらしい。めでたいじゃん。しかし本人は「冬夜以外と結婚などせん!お断りじゃ!」とご立腹。実のところ、レイムさんも個人的には反対らしい。縁談相手の「リーニエ王国の第一王子ザブン殿下」の評判が良くないということだ。

貴族令嬢から町娘まで手を出し、その横暴さと節操のなさのせいで三十を越してもまだ国王になっていないバカらしい。三十過ぎ!?!??!親善パーティで見初めたということだが、とんだロリコンジジイだった。怖すぎるだろ。そらレイムさんも反対するわ。そういうわけでスゥシィも嫌がっていた。

冬夜もスゥシィをバカ王子のところに嫁がせるのは反対だったが、相手が相手なだけにすぐに行動を起こすことはできなさそうだ。とりあえず冬夜はヒロインズに相談したが、即答で「いいんじゃない?今更だし」「いつかこうなると思ってたでござる」「お仲間が増えるのは嬉しいです!」程度だった。軽いな。もう麻痺してない?

しかし、「冬夜と結婚するのでお断りしまーす」では執念深いザブン王子の気が収まらないだろう。最悪国交を断絶される可能性があるとして、慎重な動きを求められるようだ。

シェスカを始めとして管理端末たちは「その王子の息の根を止めてしまえばいいのでは?女を弄ぶ迷惑な変態ロリコン三十男など、サクっと殺ってしまえばいいのDeathよ」「スナイパーライフルを作るであります!」「シアン化カリウムでイチコロですの!」「パイプレンチで一撃だぜ!」と暗殺策は山ほど出てきた。実際そうなったらめっちゃくちゃ面白い。

 

管理端末の話は置いといて、とりあえず公爵のところに行ってスゥシィの気持ちを伝え、相談することにした。最初からそうしろ。

公爵もこの問題には困っていたらしい。まあそうだろう。あまり評判の良くないバカがこっちの娘に目をつけて絡んできたのだから。

ここで冬夜は「なぜそんなに評判が悪いのに王族から追放されないんですか……?」と疑問を投げかけた。王族というのはメンツが第一だというのに、露骨に評判が悪いというのは異常事態だ。国交する上で舐められること必至だろう。公爵がいうには、リーニエではワルダック宰相が実質的な権力を握っており、王様はお飾り程度らしい。最初は王妃の一族の一人であり、それで権力を握ることができたようだ。妾の第二王子はまともらしいが、隔離されて暮らしている等扱いはひどいらしい。さらに、第二王子の母親の妾も病気で隔離されており、飼い殺し状態だそうだ。可哀想すぎる。

図にするとこうだ。

と、ここでリーニエから使者からやってきたらしい。催促にきたと見える。冬夜のこともあり、公爵は強気に「よし!もう断ってやる!」とやる気だった。「じゃ、僕はこれで」と帰ろうとする冬夜だったが、

しっかり掴まれた。まあ、そうなるな。

リーニエからの使者はしっかりしてそうな青年であり、物腰柔らかだった。公爵は単刀直入に「お断りさせていただく」と言った。使者は「やはり」というような顔で、「理由を伺っても?」と聞いた。公爵は「このブリュンヒルド公国陛下、望月冬夜殿です」と紹介した。使者はそれを聞いて立ち上がってビビり、土下座をかました。「まさかここで公王陛下にお会いできるとは、神に感謝します……」と何かワケアリなようだった。冬夜のことも知っているらしい。

使者は「失礼ながら公王陛下は、転移魔法を使えるというのは本当でしょうか!?」と聞いてきた。冬夜がイエスと答えると、「どうか我が母をお救いください!」と頼まれた。冬夜が戸惑ってワケを聞くと、ここで使者は名乗り始めた。

「私の名はクラウド・ゼフ・リーニエ。リーニエ王国の第二王子にございます……!」と。ここで冬夜と王様は一瞬フリーズし、「え!?」と言って、エンディング。終了。なんだって……

仮にも第二王子ともあろう人が使者として使い走りにされるとは、なめられすぎだろ。道中でどうなってもいいとタカをくくられているのか。可哀想すぎるだろ。

て、まとめの感想いきましょう。

 

まとめの感想

今回はかなりいい感じのテンポとストーリーだったんじゃないでしょうか。「工房」が出てきたときからそうでしたが、やはり素材と制作日程の問題は避けて通れない問題でしょうし、この待機時間で一個イベントが作れそうですしね。

今回は「格納庫」の発見によってフレイズギアが見つかったはいいものの、元々量産前だったという背景から燃料が入っておらず、燃料を作る施設はまだ見つかっていない上、今作れる燃料も「研究所」でつくられる燃料の劣化版、しかも制作に一ヶ月かかるというところだ。劣化版の燃料を作る材料は3秒で掘ってきたとはいえ、それでも制作に時間がかかるのは安心した。「くっ、まだフレイズギアも制作途中なのに……!」という感じのイベントがつくられることだろう。ていうか、作ってくれないと今回でなんで作ってくれてないのかわかんなくなる。整合性が取れない。そこらへんのエピソード、期待してまっせ……!

 

ともかく、「格納庫」が見つかったが、今後もバビロン探しは続行することになった。リーンちゃんお目当ての「図書館」もまだ発見されていないですし。なにより終盤で出てきたリーニエ王国とのスゥシィをめぐる争いも気になる。面白くなってきましたね……
それでは、また次回も頑張っていきましょう。

 

 

 

つづく