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一番好きなアイス→ディッピンドッツ

「アイドルマスター」と僕

おはようございます。僕です。


2020/7/26、アイドルマスターは15周年を迎えました。
いやぁ素晴らしいですね。素晴らしいので、アイドルマスターについての僕の思い出を書いていこうと思います。面白いものになるかどうかはよくわからないですが、僕はいたって真面目なので笑ったり笑わなかったりしてください。多分そんなに面白くはないです。
伊達に10年近くやっていないので半端ない量の思い出があります。多分全部書ききれないと思いますが、書ききれなかったところは多分これからの記事でボロボロでてくると思います。


アイドルマスターってなぁに?

そもそも「アイドルマスター」とは、バンダイナムコエンターテインメイントから発売されているゲームであり、また、そのシリーズの総称です。プレイヤーはアイドルのプロデューサーとなり、アイドルたちと一緒にトップアイドルを目指します。

歴史について語っているとマジでバトルフィールド4くらいの文章データ量になってしまうのでやめておきますが、とりあえず「めちゃくちゃ長く続いているプロデュースシュミレーションゲーム」だということをわかっていればいいです。


僕は元々親戚のおじさんがアイマス2が発売されたときに騒いでいたことを発端にアイマスを知ることになります。出会い方、考えうる限り最悪だな。炎上騒ぎで知るって。

その頃はマジでアイマスには興味も何もなく、「なんか知らないけど『じゃんけんで負けてあげないとアイドルのテンションが下がるゲーム』なんだな」程度の認識でいました。実際マジでそうだし。
僕は親戚のおじさんに勧められるがままゲームをやっていましたが、当時の僕はまだ幼く、プロデューサーとしての自覚も薄かったので「癖のある女しかいねぇ!!!」と思いながらコントローラーを握っていました。ちなみに親戚のおじさんはFXで金を溶かした心の傷を癒すためアイマスをプレイしていました。おじさん、アイマスを舐めるな。もっと真摯にアイドルと向き合え。


アニマスと僕

2011年に放送されていた765プロのアイドルたちが主人公のアニメ「アイドルマスター」から本格的にアイマスに入っていった頃ではないでしょうか。未だに僕は定期的に見返しますが、アニメ放送から9年経ち、アイマスとして様々なコンテンツ展開がされてきているというのに、アニメを見て今のコンテンツの状態を見ていると「何も変わらないんだな」ということを実感します。

すごくないですか?どっかの記事でも書いたと思うんですけど、コンテンツってやっぱり長年続けていると展開の方向性で迷走したりして「こんなん○○じゃない!」「初期の頃の○○の方が面白かった」というように評価されることが少なくないじゃないですか。だというのに、アイマスは一本の芯が通っていて、どれだけ長く続いて、いろんな方向に展開されていったとしても「根底のアイドル像」がブレないままなんですよね。

何度かニコニコ生放送でも一挙放送されたりしてましたね。皆さんは見たことありますでしょうか。
誰かがTwitterで言ってましたが、「アニマスのいいところはアイマスの約8割が履修できる。それぞれの持ち回があるのでキャラクターの良さがじっくり理解出来る。初心者でも入りやすい入り口。曲もちょくちょく出してくれるので曲聞くきっかけが掴みやすい。悪いところは全部で10時間半必要ってところ」と言ってましたね。うろ覚えですけど。
でも10時間半全てを見終わった瞬間、全てが輝いて見えると思うので、アニマスを見てない皆さんは是非各配信サービスで見てみてください。アイドルマスター」がそこにあります。

僕は特に最終回付近に「アイマスのなんたるか」が特に濃く凝縮されている感じがするので、以前夏休みスペシャルかなんかで一挙をやってたとき、休憩タイムにうずくまって泣いてしまった。何度みても20話から全ての回泣く。しんどい。でもしんどくなく成長できたことって今までなかったから……受け止めなくちゃいけないんだ……しんど……。


「輝きの向こう側へ!」も思い出深いですね。
2014年公開の映画で、初めてミリオンシアターの皆さんがアニメ化して出演したやつですよね。確か。
公開していた劇場、どこも全席埋まっていたので、僕も「流石に平日の昼間だったら空いてるだろ!」と学校を仮病で休み、映画館に行ったら普通に大行列出来ててひっくり返りました。「テメェら……!平日の昼間からいい大人がアニメ映画見に来てんじゃあねェーーーーーーーーーーッッッ!!!!!!!」と理不尽にキレていたのを思い出しました。お前だって仮病使ってんじゃん。
でも執念の末に劇場で見られました。だって私は、アイマスPだから。


モバマスと僕

僕はアイドルマスターシリーズの中でも「アイドルマスターシンデレラガールズ」というモバゲーで配信されているゲームに集中してプレイしているのですが、そうなったのもあるCMが原因でした。

シンデレラガールズが2年目を迎えた頃、テレビCMのハートボックス編をソファで寝転がりながら見ました。
そのとき、今の担当アイドルの「輿水幸子」と目が合って衝撃を受け、そのまま始めました。ただの異世界転生小説を読むためのモバゲーが一瞬で神ゲーになりました。

それから8年、ずっとモバマスをやっています。8年て。中学生が高校卒業までいってるじゃん。青少年と時間の流れ方が違う。時間の流れ方は違いますが、時の重さは同じだと思いますけど。
「これからずっと輿水幸子しかおらんのよな〜〜〜!!!」と思っていましたが、その後モバマスのお仕事モードの神戸エリアで「小関麗奈」と出会い、担当が二人に増えました。チョロい。

テキストが主になっているソシャゲをやったのはこれが初めてでしたが、このスタイルが僕は合っていたのかもしれません。文章というものの自由度の高さを小説以外で初めて体験しました。
セリフだけで構成されるコミュを見つつ、地の文のないテキスト構成に慣れ、その解像度の高さに驚いていました。ボイスが無い子のコミュだったとしても「脳内再生」が余裕という体験を初めてして、僕の中の何かが目覚めたような気がします。流石プロだな……。

モバマスはエイプリルフールにも全力を出していました。4/1のためだけのゲームを出したり、膨大な新しいコミュを公開したり。
マジでシンデレラガールズでバトルロワイヤルを始めたときは「二次創作!!!!!!」と言いながら見ていました。

総選挙という文化も物議を毎回醸していますが、僕は一種のお祭りみたいなものだと思っているので、その時その時で楽しんでいます。総選挙のたびに生まれるドラマもありますし、そういったものも含めて楽しんでいます。
多分、僕がそんなに他人に興味がないから出来ている感性だと思っているので僕が出来ている人間だとかいうわけでもないと思います。むしろ非情。
第七回で菜々さんがCGを獲ったときなど、担当外なのにガッツポーズをとって喜んでしまいました。あれも一つのドラマだと思います。いつか幸子もそこまで押し上げてやるからな。見てろ。

デレアニと僕

シンデレラガールズもアニメ放送が始まり、そこから始めたPも多いと思います。シンデレラガールズアニメの放送は2015年1月放送開始し、
2015年放送!?!?!??!?!?!!?!?!?5年前!?!?!??!?!?!?!5年!?!?!??!!?!?嘘でしょ!?!?!?!?!?!?!?アニメから始めたPも歴5年になるの!?!?!??!?!?!?!はあ!?!?!??!?!!?時間の進み方バグってる!?!??!?!?!?!?!

アニメの脚本について批判も多かったデレアニですが、僕は素晴らしい出来だったと思います。
キャラクターを一面だけで終わらせない構成、アイドルだけじゃなくプロデューサーも一緒に成長していく展開、様々な理屈やヘイトを「細工は流々、出来を御覧じろ」で黙らせる脚本。あれもまさしく「アイドルマスター」だったと思います。
仲間と手を取り合い、それぞれの道を信じ、自分らしいアイドルでいたいと望み、実現している姿は765も346も変わらないと思っています。文句がある人は後で個人的に殴り合いましょう。

アニメ放送が決定したときは「いよいよか……」と思っていましたが、一話目が放送され、実際にテレビで「お願い!シンデレラ」が流れたときは信じられなくて泣き崩れてしまいました。親の前で。しかも幸子がいた。
「アーーーーーーーーー!!!!!!幸子が!!!!!動いてる!!!!歌ってる!!!!!!」とタイムマシンで過去にきておばあちゃんを見て泣いてるのび太になってしまいました。

2ndシーズンで若干の空きが出来たのはなかなかヤキモキさせられました。アニマスを見る限り2クール目でしんどくなることは確定していたので。その上で時間空けられると段々不安が募ってきますよね。歯医者の待ち時間みたいだな。


デレステと僕

2015年9月にリリースされたリズムゲームである「アイドルマスターシンデレラガールズ スターライトステージ」ですが、僕は事前予約先行プレイをしていたのでその頃から3Dになった幸子を見て泣いていました。友達からはドン引きされていましたが、マジで泣いていました。

デレステといったら様々な思い出がありますね。イベントごとに公開されるコミュや、新しいカード。
僕は担当外ですが、白菊ほたるちゃんのボイス実装も印象的でした。年が明けた0:00に公開された記念コミュでは一言目でほたるちゃんが喋り始めたのです。「ヴェエ!?」とマジに叫んでしまいました。Twitterでは喜びの阿鼻叫喚、幸せで心臓を握りつぶされた人が続出していて、なんだか僕も嬉しくなってしまいました。

レイナサマのボイスが実装されたのもデレステでした。
デレステ内の「シンデレラガールズ劇場 Extra」で実装され、膝から崩れ落ちて泣いてしまいました。アイマスの思い出、大体泣いてるな。
しかしゲームを始めてから8年経ち、ずっとボイスを聞くことを待ち望んでいたというのに、予告なしにこんなことをされたら今まで留め金かけてた感情が流れ出して止まらないに決まってる。死ねない理由が一つ減り、生きる希望が一つ増えた。

デレステの負の思い出も忘れるわけにはいきません。
幸子は現在4種のSSRがあるのですが、そのうちシンデレラフェス限定ガチャの幸子がどうしても引けず喘いでいてシンデレラフェス期間が終了し、次の限定ガチャで幸子がきたときは思わず叫びながら太ももを掻きむしってしまいました。
その後気が狂ったようにガチャを回し、天井をつつきまくった結果、家賃が払えなくなり、友達に借金しました。(すぐ返しました)
シンデレラフェスで幸子が出た頃はまだ天井という文化がデレステになかったので、僕は天井を二回つついてシンデレラフェス幸子を引きました。トータルで見ると、デレステの幸子SSRのために50万以上使っていましたね。ははは。何も悔しくない。何も怖くない。

不埒なCanvasコミュでは僕の担当アイドルである輿水幸子と小関麗奈がフルボイスで共演し、僕が死んだのもいい思い出です。
是非皆さんもその余ってる鍵使ってコミュを見てみてください。

アイマス楽曲と僕

アイマスといえばキャラクターだけじゃなく、楽曲も大きな魅力の一つですよね。

楽曲の思い出といえば幸子の持ち曲「To my daring…」が思い出深いですね。何回もこの話は書いてるんですが、初めてこれがライブで披露されたのは4thライブでした。
幸子役の竹達彩奈さんはなかなかライブに出演せず、僕も完全に油断したまま4thライブのライブビューイングはday2しかとっていませんでした。
そして4thライブday1、サプライズ出演で竹達彩奈さんが登場し、歌を披露したのです。僕はそれを姉から聞き、そのまま発狂してクトゥルフの神話の怪物になってしまいました。

執念で担当のライブを見に行った話はこちらからご覧ください。
シンデレラガールズ5thライブを終えて


実はめちゃくちゃ救われた曲というのは担当の曲ではなく、「Orange Sapphire」なんですよね。
僕がブラック企業に喘いでいた頃、帰りの終電に乗りながら聞いていました。「Orange Sapphire」には「一緒にお花見しようね 一緒に花火を見ようね 一緒にお月見しようね 一緒にスキーに行こうね いっぱいドキドキしようね いっぱいワクワクしようね 一緒に夢を見てようね 約束よ」という歌詞があるんですが、聞いててボロボロと泣いてしまいました。電車を降り、公園のベンチに座り込んでこれをエンドレスで聴き、その場から動けなくなっていました。アレのおかげで「感情」を取り戻せたと思います。

歌詞で救われたのはもちろん、アニバーサリー曲などの歌詞をよくみてみれば、「アイドルマスターの原点」を節々に感じます。テーマがずっと同じなのにも関わらず、ここまで新しさを生み出せるというのは本当にすごいことですよね。
アイドルマスター」という土壌はそのままに、それぞれの枝の伸ばし方があるんだなとシンデレラのコンテンツに触れながらそう思いました。


アイドルマスターコンテンツと僕

実質、僕は765とデレしか本格的に触れていません。SideM・ミリオン・シャニマスはほぼ無知に近いです。

なぜ無知で触れないかというと、怖いからです。自分の財布の紐のゆるさを知っているから。
上記のように、僕は幸子のSSRのために50万近くを容赦なくぶち込んだ男です。これから他に担当アイドルが増えたらどうなるか、容易に想像出来ました。恐ろしい。
ハマるのが怖いんですよね。素晴らしいコンテンツだということはもちろんわかっているんですが、それに連れて財布を出してしまう自分のオタク根性をわかってるんです。ごめんなさい。いつか覚悟が出来たらやろうと思います。


アイドルマスター」と僕

ここまで色々書いてきましたが、結局何が言いたいのかって言ったら「人生を救ってくれたアイドルマスターというコンテンツに感謝し、応援することで恩返ししていきたいな」ということです。

アイマスは宗教」という言葉もあるように、アイドルの成長を見て、その一部になっているだけで救われていくんですよね。「アイマス最高」は心の底から出ている。
ライブにも触れたかったんですけど、そもそもライブの話だけで一本記事書けてるので、書いているととんでもない長さになるのでやめておきます。

今まで僕はアイドルマスターに救われてきましたし、苦しめられたことといえば「アイマスの動画制作のネタ出し」程度です。総選挙も僕はまあまあ楽しんでるので。


ただ、これだけ長く続けている趣味だと「どこを好きになったか」を忘れてしまう瞬間があります。「なんでこれが好きなんだろう」って昔抱いた感情が薄れていくのが怖くなってしまうんですけど、こういう節目節目や担当についての新しい発表があったときなど、やっぱり昔を想起してしまいます。「ああ、こういうところが好きだったんだ」と思い出す瞬間があるんですよね。その瞬間がなんだか嬉しくてたまらなくなります。多分アイマスに限らず、人にはそういう瞬間があると思います。
だから、「なぜ忘れてしまったんだろう」と迷いそうになったときは、アニマス、デレアニを見るようにしています。確実に「原点」があそこにはあるので。

これからも僕はアイドルマスターを愛していこうと思いますので、皆様も是非アイドルマスターの道に入ってみてください。後悔はさせません。僕が提供してるわけじゃないけど。よろしくお願いします。


これからも、アイマスですよ!アイマス〜〜〜〜〜〜〜!!!!!









つづく