留守伝票

一番好きなアイス→ディッピンドッツ

「ありふれた職業で世界最強」五話を見た感想

おはようございます。僕です。

これでやっと追いつきましたね。第6話は総集編ということで感想はもはやいらないと思いますが、なにか新しい要素があったら書くかもしれません。まさか総集編で何かぶちこんでくるとは思いませんが、一応の注意です。でも次回予告ではちゃんとサブタイ出てるしどうなんでしょう。配信サイトでは総集編も出るってことかな。

それでは感想いきましょう。



五話を見た感想

第一印象としては「準備回なんだろうな」程度にしか感じませんでしたね。なんというか、全体の印象が薄い回ではありました。

アバン、謎の場所でベッドで寝ているハジメが目覚めるところからスタート。しょっぱなから何かの柔らかそうな肉を掴んでいるようなカットが入って「早くない!?!?」とビビる。いや、アバンのラッキースケベは主人公の特権か。異世界スマホでも異世界魔王でもやってたし。
ハジメがユエを起こすために電撃を食らわせ、目覚めたユエが安堵して抱きついたところでオープニング。もうこの程度だったら無の気持ちで見られるので「モバゲーの異世界小説読んでてよかったなぁ」という安心がある。何度も腹パンされたせいで腹筋が強くなった人みたいだ。

オープニング明け、ハジメにユエはいろいろと説明した。あの後扉が開いてベッドがあったからハジメを寝かせて、神水の効果が出たところでユエは気絶してしまったそうだ。

で、服も反逆者のものをちょっと拝借して着ていたが、ユエがぶかぶかの彼シャツっぽくなっていたのはちょっと可愛かった。僕は好きだよ。
天井は明るく、ユエ曰く「夜になると星みたいに見える」らしい。畜光性の岩かなにかだろうか。
中は広大な庭園のようになっており、ものすごい長閑だ。箱根とかでこういう森みたいなところ見たことあるな。

やがて反逆者の家についたが、あの異世界テンプレ屋敷ではないようだ。ヨーロッパの建築を思わせる。こういうところで安心しているのがすでに頭がおかしいと言える。異世界ものの家の建築に安心するってなんだよ。

中には風呂もあり、「後で一人でのんびり入る」というハジメにムーっとするユエ。可愛い。こういうとこがフラグになっていくんですよ。
二階や他の部屋も探索していたが、封印されていて入れないらしい。ホラゲーの中作ってない部屋かよ。

三階には一部屋だけ作られており、中には椅子に座っている骸骨がいた。どういう死に方したら座ってる骸骨になるんだろう。僕もそういう感じで死にたいな。服になんか紙とか残してたりしたい。意味深なメモとか。
部屋の中心には魔法陣が張られており、「何かあったら頼むぞ」とユエにいうと、ハジメは魔法陣を起動させた。ハジメの今までの記憶が呼び覚まされていくような感じが終わると、骸骨から幽体らしきものが現れ、ゆっくりと立ち上がった。構えていたハジメだったが、何かを悟ると銃から手を離した。

反逆者らしい幽体は喋りだした。
「私の名はオスカー・オルクス。この迷宮を作った者だ。試練を乗り越えて、よくたどり着いた。反逆者、といえばわかるかな。ああ、質問は許してほしい。これはただの記録映像のようなものでね。残念ながら、君の質問には答えられない。だが、この場所にたどり着いた者に、世界の真実を知る者として我々が何のために戦ったのか、メッセージを残したくてね」

ここでシーンチェンジして、迷宮を進む生徒たち。65階層まできていた。65階層といえば、あのハジメが落ちたシーンのところだったと思う。八重樫も「みんな強くなってて驚いたわ」と言っていたが、そこまでにちょっとでも戦闘シーン見せてくれたらなぁという気持ちがあるのは贅沢だろうか。

さて、例の場所まで到達した一行の前には倒したはずのベヒモスが現れた。ゲームでも中ボスが何度でも出てくるパターンのゲームと一回倒したら素通り出来るパターンのゲームがあるが、前者のようだ。僕的には中ボスが何度も出てくれると嬉しい。誰もいない中ボスの間を素通りするときのなんとなく寂しい感じが嫌だ。

隊長曰く、そもそも迷宮の魔物の発生源がなんなのは解明されておらず、何度も倒した魔物と遭遇するのもおかしくないらしい。ここはアンダーテイルとは形式が違うようだ。
みんな気合が入って「もう今までの俺たちじゃない!」「ここらでリベンジマッチだ!」「うん!」となっているの、茶番にしか見えないのがすごい。そういう演出かな。香がかっこよく「もう誰も奪わせない!あなたを踏み越えて、私はこの先へいく!」と宣言したところでCMカット。

CM明け、引き続きベヒモスと戦う生徒たち。見事なコンビネーションと戦闘力により、ベヒモスを倒すことができた。確かにレベルは上がっているようだ。「俺たちの勝ちだー!!」と剣を掲げている天之川君が茶番にしか見えないの、本当にすごいな。狙ってるのだとしたら見事な演出力と言わざるを得ない。

ここでシーンチェンジして、再びハジメの元に。反逆者の人は「君に私の力を授ける。どう使うかは君の自由だ。だが願わくば、悪しき心を満たすためには振るわないでほしい。話は以上だ。聞いてくれてありがとう。君のこれからが、自由な意思のもとにあらんことを」と言うと、反逆者さんは消えていった。
同時にハジメは苦しみながらも新しい力を手に入れたらしい。ここでハジメは「マジか……狂った神とは……反逆者ではなく、解放者か……」とつぶやいた。完全な伏線ですねこれは……。
ハジメが何を聞いたかはわからないが、この世界を左右する事柄なのは間違いないようだ。ハジメが手に入れた新しい力とは、アーティファクトも制作可能な精製魔法だったらしい。錬成の強化版みたいな感じか。

ハジメは反逆者さんの死体を葬ると、いろいろと探索を再開した。どうやらさっきの魔法陣が地上とつながっているらしい。
書斎の本によると、他の迷宮も創設者の魔法が取得出来るらしく、もしかしたらいつかハジメの世界に戻る魔法が見つかるかもしれない希望が出てきた。当面の目標は「迷宮巡り」になった。
ハジメは工房を見渡し、ここに留まって学べるものは学び、準備していくべきだと提案した。ユエは特に反対しなかったので、ここで準備期間を過ごすらしい。

で、予想していた通り風呂シーンがあったので割愛。ここからダイジェストで準備期間を過ごしていった。めちゃめちゃ楽しそうだけど、サラッと義手が出来ていたり、指輪の魔法で車を生成していたり、失った右目にルビーをはめこんで眼帯をしていたり、新しい武器作っていたりしたので多分だいぶカットしたんだろうなぁという感じがする。服装もすげぇ変わってる。山賊から軍人みたいになっている。なんだこのデザイン。ロングコート着ないとなろう主人公って死ぬのか。

そして魔法陣で覚悟を決め、地上へと向う二人。ここでエンディング。終了。


はい。まとめの感想いきましょう。

まとめの感想と考察

今回は別に何も言うことはないと思うんですけど、これから生徒たちとハジメはどう関わっていくのかが楽しみですね。次回予告のサブタイ見る限りやっとビジュアルに出てきた娘が出てくるっぽいですし。Netflixだとウサギの子がサムネなんですよね。


で、考察なんですが、あの反逆者さんの言う「世界の真実」というやつですね。
ハジメの言葉から推測するに、あの召喚してきた神のエヒトと名乗る神は邪神みたいなもので、それから解放するために神に反逆したのがあの反逆者さんたちだったという感じでしょうか。恐らく神のエヒトには何か別の理由があってこの世界に人間を転移させ、魔族を倒すという名目で働かせるのが目的だったのでしょうか。
真実を知り、それを阻止するために反逆したのだとしたら、あの反逆者さんたちも「ハジメと同じように別の世界から転移させられた人間」ということになるんじゃないでしょうか。だとしたらこの転移させる現象は一定の期間で定期的に行われていたということになるんじゃないでしょうか。
真実を知っている転移者が全員死亡したら転移させる、というような感じで転移させられていたとしたら、一気に闇が深くなって面白いですね。今後こういう展開になってくれたら面白いんですが、多分僕の希望は叶わないし、本当に話の本筋がそうだったとしても1クールでそれが出来るかどうか不安なところはありますね。半分くらい終わった時点でやっとチュートリアル終わった感じがありますし。

しかし、ちょっと面白くなってきたありふれ、今後は評価が上がってくこともあるかもしれません。もしかしたら考察要素とかも出てくるかもしれませんし、希望が出てきましたね。僕はこのアニメを最後まで楽しめそうです。次回もまたよろしくお願いしますね。





つづく