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「ありふれた職業で世界最強」八話を見た感想

おはようございます。僕です。

先日、この素晴らしい世界に祝福を!紅伝説」を見てきたんですが、マジで最高すぎて視聴後はTwitterでアッパラパーになってしまったので、皆さんも是非見てみてください。入場者特典の小説も面白かったです。僕は鑑賞が遅れてしまったので貰ったのは第二弾でしたが、こうなってくると毎週見に行かねばならなくなりましたね。いや〜参ったなァ……参った参った……金もないのになぁ〜〜〜……参ったなぁ……

いかがでしたでしょうか。ではまた次回お会いしましょう。さようなら。




八話を見た感想

すいません、紅伝説が最高すぎて現実逃避をしてしまいました。ちゃんとありふれの感想も書くので許してください。
コメントを先に潰しておきますが、「嫌なら見るなよ」っていうのは違うのでご了承ください。「楽しい」の腹が違うだけです。如何に面白く好きな仕事でも休日に遊んで楽しいというのはわけが違いますよね。そういうやつです。別腹なので。僕はありふれを見ていて考察をするのは楽しいし、何かと比べるというのも違うと思うのでそこんところよろしくお願いします。


アバン、商業都市フューレンの冒険ギルドのマスター、イルア・チャングさんが出てきた。誰???
それと対峙するハジメたち三人。ハジメがユエの方に腕をかけていたのを見るだけで心のHPが若干回復していく。こういうのでいいんだよ、こういうので。



この支部長さんは「ライセン大峡谷でも悠々と突破出来る凄腕の冒険者がいる」と聞きつけ、仕事の依頼をするために三人を探していたらしい。大方、フューレンに到着した入り口でそれらしい三人を見かけたから声をかけてここまで連れてきたんだろう。なんで視聴者が推理しなきゃいけないんですか。

ハジメは断ったが、支部長は「話しだけでも聞いてくれないか。そうすれば、私は面倒な手続きを忘れられる」と言った。「まったくいい性格してるぜ」とハジメは返し、オープニング。初見だと「???」で終わっていたが、二周目の視聴で多分「手配書にでも書くぞ」と暗に脅されていた感じだったのだろう。やはり自分が納得出来るまで視聴はしたほうがいい。一発で理解出来ないアニメなら何回も見ればいいのだ。

さて、オープニング明け、ハジメたちはバイクで疾走していた。回想に入り、ハジメたちが依頼を受けているシーンに入った。内容は行方不明者の捜索で、北の山脈に向かった冒険者一行の中にクデタ伯爵の三男、ウィル・クデタを救出せよとのことだった。めっちゃ上に反乱起こしそうな名前してんな。
伯爵が支部長の個人的な友人なこともあり、是非引き受けてほしいらしい。

ハジメだが断る

僕「……ああ?」


ハジメの発言は僕の逆鱗に触れた。なろうとは中途半端なジョジョネタをやらないと死ぬんだろうか。特に僕はハイウェイ・スターの回がめちゃくちゃに好きなので余計にムッときた。

※ここから読まなくていいです。
そもそも「だが断る」とはハイウェイ・スターに囚われた露伴が仗助と引き換えに助けてくれるという交換条件を断る際に使われた言葉である。露伴は仗助が嫌いだった。実際、このやり取りの前に露伴は仗助にイカサマチンチロリンで金を巻き上げられそうになり、プライドを傷つけられ、自宅を燃やされたも同然のことをやられている。
露伴にとって仗助は気に食わない存在であり、「自分が助かる上にムカつく奴を消せる」というメリットしかない取引だった。しかし露伴は断った。好条件の上で断るからこそ「だが」が使えるのだ。「この岸辺露伴の最も好きなことの一つは、自分が強いと思っているやつに『NO』と断ってやることだ」と言い放ち、仗助が助かるよう忠告するのだ。
この美学があり、かつ、「自分に好条件だが自分の信条のために相手を挫くためにそれを断る」という中身があるからこそあの四文字は映えるのだ。しかし最近の作品でこの語録が使われる際、普通に断るときにも使われていて意味がわからない。日本語の勉強してから「だが断る」を使え。知ってんだよオオォォッ!国語の教師かうう……うう……うおお おっ おっ オメーはよォォォォ

※ここまで読まなくていいです。

ハジメは「俺たちにも目的がある」と言い、去ろうとしたが支部長は食い下がった。結局、支部長は「報酬」「ギルドの後ろ盾」「ステータスプレートの作成」「要望に全て応えること」を条件として依頼した。
ハジメが積極的なのはウィルが生きていた方が保険の効力は強まるだろうというのと、途中寄るウルという街は稲作地帯であり、米が食えるらしい。これはデカイ。日本人として米が食えないのは辛いからな……。

一方、ウルの街では遠征にきた先生たちが頑張って農作業をやっていた。最終的に茶畑みたいなところに全部水を引いていて「何の意味が……?」と疑問に思ってしまった。

先生たちは仕事が終わると、飯屋で仕事のあとの飯を食っていた。清水さんとやらがいなくなっていて心配らしいが、清水さんって誰だっけ。忘れた。
そこにオーナーさん登場。なにやら悲しそうだ。なんでも、北の山脈に魔物の群れが現れたため、香辛料の調達ができなくなったらしい。なんてこったい。オーナーさんが「支部長の紹介で冒険者がくるらしい」と言った。そこに登場するハジメたち。ここで再開するわけですね……。

ハジメはシアとダルい会話をしながら入店してきたが、ユエちゃんのハジメ、めっ!」で全部帳消しになった。ゆるすよ。
先生は名前を聞いて立ち上がり、ハジメたちのテーブルに向かった。ハジメは思わず「……先生」と返してしまった。感極まって泣いてしまう先生に「しまった」という感じで知らんぷりをするハジメ。まあそうなるな。
ユエが先生を落ち着かせ、まともに話をすることになった。ハジメは観念し、正直に話をすることになった。
しかしハジメはとりあえず飯を注文することにして先生をシカト。先生が「なんですかこの人たちは!」と問い詰めたところでユエとシアは同時に「ハジメの女『です!』」と即答。生徒みんな「えーっ!?」ってなりました。そらそうだな。それに対しハジメは、おい、ユエはともかく、シア、お前は違うだろ」と訂正。ユエが「当然……」という顔でムフーッとしているのが目に見えるようだ。絶対得意げな顔をしている。絶対可愛い。

ユエはともかく……うん……なるほどね……ありがとう。
先生はシアからファーストキスの話まで持ち出されたところで「女の子のファーストキスを奪った挙句二股なんて……先生はっ!!ゆるじまぜんっ!!」と立ち上がった。その表情にユエもいつかの猫みたいな顔に。このギョッとした顔好きだな僕。



さらに立ち上がった先生は顔に濃い影が出来、完全にお説教モードに入っていた。この顔も好きだ。僕は目つきの悪い女の子が大好きなんだよ。なんでお前が寝取られたみたいになってんだよ。



まあそんなことは気にもとめずにカレーを食いまくるハジメ。なんでカレーがこの世界に……?なろうってカレー絶対出してくるけど何のこだわりが?

先生もいろいろと聞き出そうとするが、ハジメはカレーを食いながら適当に答えた。正直に「あの後魔物に襲われて死にかけ、魔物を食って人ではなくなった結果髪が白くなり、さらに怪我を負い、右目と左腕を失って義眼義手にしました。裏切り者に殺されかけたのに戻ることはない」と言っていたらこの先生卒倒しそうですし、これが最適解なのかもしれません。
しかし隣で聞いていた護衛だろう国の騎士さんは怒り、テーブルを叩きつけた。シアだけびっくりし、ユエとハジメは平然と飯を食っていた。もうオルクス大迷宮で慣れたのだろう。騎士さんは「目上の人間を敬え」と怒っているらしい。
さらに亜人のシアに敵意を向け、バカにし始めた。あっ……ふーん(察し)さらにヒートアップしていろいろキレ出した騎士さんはついに剣を抜こうとしたが、ハジメに撃たれてダウンした。腕が吹っ飛んでいないだけ良心的と言えるだろう。異世界スマホの冬夜くんだったら普通にぶっ殺していても不思議ではない。

ここでCMカット。 先生が小さくてかわいい。

CM明け、名前忘れたけどハジメに救われた女の子はオルクス大迷宮でハジメが助けてくれたときのことを思い出していた。
クラスメイトは困惑しているようだった。そらそうだ。陰キャがちょっと見ないうちに完全に「主人公」の装備整えて別人になっているのだ。清楚な子が夏休み明けにギャルっぽくなっているのとほぼ同じくらいのレベルのビフォーアフターだろう。

ハジメは先生たちに「お前らに興味はない。邪魔はするな」と忠告し、シアを慰めに入った。シアを慰め終わると、さっさと帰っていくハジメたち。先生は「絶対諦めません!!」とグッと拳を握り、名前忘れたけど「ゆーかっち」と呼ばれていた女の子は「お礼……言えなかった」とシュンとしていた。こいつヒロインの一人……?

その夜、先生は部屋で一人自問自答していた。「何かあったのだろう……私は何もしてあげられなかった……それでも南雲くんと一緒に!」とコロコロ顔を変えていた。なんだこのシーン。先生可愛いな。



やはり僕は「下向きになったときに唇がちょこっと出ている」のが好きらしい。れんちょんをイメージするとわかりやすいだろう。ああいうのが好き。

と、そこに入ってくるハジメ。鍵を錬成でピッキングして入ってきたらしい。なんでもありかよ。ハジメは先生だけに聞いてほしい話があってきたらしい。

テーブルについて落ち着くと、ハジメは語り始めた。
神代の少し後の時代、世界は戦争を続けていた。人間と魔人、魔物が何百年と戦っていた。終止符を打とうとする人たちが出てきたが、そこで神の真意を知った。神はお遊びで戦争を起こし、それを眺めて楽しんでいたらしい。そこで神をなんとかしようと集まったのが「解放者」だった。しかし神はそれに対し人々を扇動し、人心を動かすことで解放者たちが本来守るべきはずの「人間」に攻撃され、散り散りになっていった。
残った解放者たちは「もはや自分たちでは神を討つことはできない」と判断し、大陸の果てで迷宮を作り、試練を与え、突破した者に自分たちの力を譲渡し、狂った神の遊戯を終わらせることを願った。これがオスカーさんが言っていたことか。

ハジメはヒントは大迷宮にあると説明し、出て行こうとした。白鷺さんがハジメが生きていることを諦めていないことを伝えると、「白鷺は無事か?」と確認した。僕はこういうシーンが好きだ。未練はないと腹を括ったとしても、確認してしまうこういうシーンがさぁ!!!

ここでハジメは「だったら伝えておくといい。注意すべきは迷宮の魔物じゃなく、仲間のほうだと」と伝えた。先生は驚き、「あれは事故だったはずじゃ……」と言ったが、ハジメから伝えられた真実に動揺を隠せず、ハジメが去った後も震えていた。みんな可愛い生徒だったはずなのに、生徒同士で殺し合いが人知れず起こっていたとなると動揺もするだろう。生徒たちは先生を微妙に舐めていたが、信頼はあった。それだけにショックだろう。先生が可哀想になってきた。

次の日の早朝、遠征にきている先生と生徒一同もハジメに同行したいと待っていた。ハジメは「お前らに合わせてチンタラ行くつもりはない」とバイクを召喚し、行こうとした。しかし先生は諦めず、「もっとハジメから話を聞きたい」と言ってきた。「そうすればここでお別れできますよ?」と先生は交渉し、ハジメは諦めたような感じで承諾した。

クラスメイトも連れていくことになったのでバイクは引っ込め、オープニングに出てきたジープというか警察の護送車みたいな車に乗ることに。ようやくか……。
エンディング。終了。

なるほど。まとめいっときましょう。

まとめの感想

はい。お疲れ様でした。今回は伏線回というか、今までの発言に意味を持たせる回という感じでしょうか。次回は「黒竜を穿つ者」だったし、そこで狂った神のことが何かわかるかもしれませんね。車内トークで先生にどこまで聞かせるとかも気になりますし、ありふれも段々楽しみになってきました。もう八話ですし、話も前進しているようになっている気がする。

で、今回でオスカーさんの言っていた話の全容を把握し、前回のミレディちゃんの言っていた「クソ野郎共」という言葉から察するに、神側も何人か幹部のような存在を抱えているということでしょうか。そうなると今後どういう敵が出てくるか気になってきますね。ただ単に迷宮の試練を乗り越えるだけじゃなくなってきそう。でもまあ確実に教会は敵に回りますよね。教会に対して若干の不信感を覚えていた先生に対してはあの話は効いたんじゃないでしょうか。


さて、今回もちゃんとユエちゃんの可愛いところを出してくれて僕は満足です。エンドカードが朝凪先生だったし。



次週も「ありふれた職業で世界最強」と「この素晴らしい世界に祝福を!紅伝説」を見ていこうかと思います。ありがとうございました。次回もまたよろしくお願いしますね。



つづく