留守伝票

一番好きなアイス→ディッピンドッツ

「ありふれた職業で世界最強」十話を見た感想

おはようございます。僕です。

最近色々と人の交流が増えてきまして、Twitterのフォロワーさんも増えてきたんですが、クソアニメを見続ける僕を見て新規の人が離れていかないか心配になりますね。ごめんなさい。頭おかしいんです。僕。

そんな狂ってる僕の記事、始まるよ!残すところあと二話!お茶の間で家族みんなで読もう!

十話を見た感想

最初の印象は「八割空気で出来たわたあめみたいな回だな」と思いました。
ほぼ内容が頭に入っているのにも関わらず、どんな話だったかはほとんど説明出来ないという謎の代物です。反ミームでも秘めているのかと不思議になってきますね。でも説明しないと記事として成立しないところが多々あるので書いていこうと思います。

アバン、大量の魔物の軍勢がくるところからスタート。
なにやら見覚えのある目元をした男が先頭を進んでいる。そこに先生の「南雲くん……君なら魔物の大群を、どうにか出来ますか?」というナレーションでオープニング。今こうして見ると無茶振り以外の何物でもない。六万の大群やぞ。

オープニング明け、先生がハジメと交渉しているところからスタート。「一緒に戦ってくれ」だそうだ。
「今後なにがあっても、先生は俺の先生か?」と聞くハジメ。これは何か試されそうだ……。元々人に対する興味が薄れてきているハジメだったら何か人道に反した何かをして先生を失望させそうで怖いが、そういう暗示もあるのかもしれない。怖い。アインズ様ほど人間に対する興味が薄れていたらまだ気が楽だったのかもしれない。

「先生の忠告だからな」と了承したハジメは早速準備を開始した。ここで挿入歌が流れ、ダイジェストと共に準備を進めていく様子が流れていく。
ダイジェスト中に「ティオがハジメにあーんをしようとして無限に避けられる」という場面があり、凹んでいるティオを見て親近感が湧いたのか、「頑張れ……!」みたいな顔で見るシアだったが、直後に興奮しているティオを見てこの表情である。





君の「処女捧げます宣言」を見ているときの僕と同じ顔をしている。お前も僕の気持ちが少しはわかったのか。


さて、曲も終わりそうなところでダイジェスト終了。先生がハジメを心配してこの場は終わった。
その夜、あの名前わからないけどヒロインっぽいクラスメイトの園部さんが出てきて、ついにハジメにお礼を言った。ハジメは完全に忘れていたが、「それでも、助けてもらったこと、無駄にしないから」と宣言し、その場を去ろうとしたが、ハジメが呼び止めた。「お前は死なねーよ。根性があるからな……ま、多分な」と言ってくれた。園部さんはふっと微笑み、礼を言って去っていった。
園部さんは先日助けたウィルにハジメが言った言葉が響いたのだろう。「生きててよかった」と思うなら、その生を無駄にしたくないということだろう。それを言うのがハジメというのも良い感じがしてきた。ありふれが急に深くなってきた。いいぞ。多分そんな深意がなかったとしても、僕は考え、今ありふれに感動している。これだからこの趣味はやめられない。

と、そこで隠れていたティオが出てきた。「出そびれてしまったのじゃ……で、よいかな?」とハジメに問うた。が、ハジメ、これをスルー。ティオが呼びかけるもシカトを続けるが、ハジメは全部シカトした。ついに興奮し始めたティオに折れ、「何の用だ」と言った。無視したらどっかいってくれると思ったのだろうか。犬かよ。ドギツイなぁ……。
頼みとはまあ例によって「仲間にしてほしい」ということだ。いらん。ドスケベ淫乱クソウサギだけで用は足りてる。日笠になんてこと言わしてんだこのアニメ。

そしてついに魔物の大群が到着する瞬間がやってきた。その前にハジメ「愛子先生の地位を向上しておかないとな」と提案した。一体何が始まるんです?
ユエが「それが生徒と愛子を守ることになる」と解説し、シアが「なるほど、生徒であるハジメさんも守られることになると!」と説明してくれた。なんの説明なんだか全ッ然わからん。何の話?

残っていた武器を持つ民兵はみんな不安そうな顔をしていた。ついでに目が死んでいる。そこに振り返ったハジメはスピーチを始めた。



ハジメ「聞け!!ウルの街の勇敢なる者たちよ!!!我々の勝利はすでに確定している!」

僕「!?!?」




ハジメ「なぜなら、我々には天が遣わした現人神がついているからだ!!」



民衆「??????」
僕「??????」




ハジメ「そう、諸君も知っている、豊穣の女神、愛子様だ!!!!我らのそばに愛子様がいる限り、敗北はあり得ない!!!」



愛子「どどど、どういうことですか〜〜〜っ!?」
僕「わからん!!!!全然わからん!!!!」

ハジメ「私は愛子様の剣にして盾!!諸君を守りたいという愛子様の想いに応えやってきた!!刮目せよ!!」



みんな「愛子様、ばんざ〜〜〜〜〜い!!!!」「うおォォォ!!!!」
僕「盛大なラリホーマか?」



すいません、とりあえず一から十まで説明した上で文書でまとめてくれませんか。何やってたんですかこれ。僕ちょっと頭悪いんで、確実に「ハジメの口から洗脳系の呪いの魔法をかけていた」ようにしか見えないんですけど。

とりあえずこれで準備を整え、戦闘を開始した。早々に火器をぶっ放し圧倒するハジメたち。剣と盾で装備した者たちを物量と火力でぶっ殺していく様はアメリカ軍のそれだ。
ティオも途中までふざけていても、詠唱に入った瞬間に声が変わるのはかっこよかった。こういう声優の技術っていうのが大切なんですね。
先生は終始不安そうに、ハジメを見つめていた。ここでCMカット。

CM明け、とにかく火器をぶっ飛ばしていくハジメ。獣が相手だと近代兵器に全く太刀打ちできていない。
ハジメがガトリングをぶっ放して空薬莢が大量に落ちるシーンは興奮してしまった。男の子なので。



ティオがハジメから貰った魔力タンクの指輪も崩壊し、魔力が底を尽きてしまった。そろそろハジメたちの弾も切れかけてきた頃のようだ。

ここでハジメたちは次の作戦に移行した。おそらく魔物の群れのリーダーはティオと同じように操られているため、そいつをピンポイントで叩けば総崩れになるだろうということだ。とりあえず数を減らし、魔物が街に押し入るまでの時間を作り、その間に親玉を叩こうということか。

ハジメとシアは次々に魔物をぶっ殺していき、ついに黒幕のところまでたどり着いた。黒幕の男はそんなに力はなかったようで、簡単にハジメに引きずられていった。ハジメは男について何か気付いたようだった。

ハジメは無事みんなの元に帰ってきたが、なんとあの目つきの悪い男子生徒が行方不明になった清水くんだったのだ。
犯行理由は「自分の価値を示したかっただけ」らしい。清水が北の山脈に魔物を捕まえに行った際、魔人族に会い、自分の価値を理解してくれたらしい。そこで清水は先生を殺し、持って帰れば魔人族側に勇者として迎えられることになっていた。ここまで聞かれてもないのにめちゃくちゃ正直だな。

ハジメの存在にキレながら、半ば錯乱してきた清水に先生は優しい説教をしてくれたが、清水の心には届かなかったようだ。先生を人質にとり、この場を逃げようとした。




清水「おいお前!!」

ハジメ「ん?」




清水「厨二野郎お前だ!!!」

ハジメ「???」

清水「後ろじゃねぇよ!!!」


急にコントで笑わせるな。
清水は予想通り銃を要求したが、「先生が手土産だったらどのみち殺すだろ。だったら渡し損じゃねえか」と完全な正論で論破した。

なおも要求する清水にハジメがついに銃に手をかけた。「完全に殺す気だろ」と思ったその瞬間、何かをシアが察し、動いた。動揺した清水は本当に先生の首筋に毒針を刺してしまった。が、シアが先生に飛びついた瞬間、何者かの攻撃により、清水は瀕死になった。シアも巻き添えをくらい、横っ腹に被弾してしまった。ハジメが逃げようとするところを銃で撃った。何者かは肩に被弾したものの、そのまま竜で飛び去っていった。

先生は毒が回っていてかなり苦しそうに歯を食いしばっていた。このままでは飲ませられないと判断したハジメは、



口移しで飲ませた。

またぁ……?





でも赤面する先生可愛いから良し!!!!!!先生可愛っ!!!!!!!


シアの傷も治し、先生は真っ先に瀕死の清水のところに駆け寄った。先生はハジメに助けてほしいと懇願したが、それを聞いたハジメは「清水、答えろ。お前は敵か?」と質問した。
清水は「敵じゃない……あんたに忠誠を誓う……なんでもするから……助けて……」と言ったが、言っている途中で目が泳いだ。それを見たハジメは銃を取り出し、弾二発で清水を黙らせた。だろうな。
先生に「なんで……」と聞かれたが、ハジメは「敵だからだ」と答え、「先生に何と言われようと、敵対したものには容赦しないという考えは変えられない」と言い残し、先生の元を去っていった。

ハジメたちは車でウルの街を去ったが、車内でウィルに「なぜ殺したのですか?放っておいても、あと数分の命だったはずです」と質問された。適当にはぐらかすハジメだったが、ユエは真意が読めていたようで、「ハジメは愛子に優しい」と嫉妬のようなものを軽く吐いた。愛子先生を助けたシアも真意は読めていたようで、「あの攻撃は先生さんを狙ったものでした。自分の巻き添えで死んだと思わせないためだったんですね」ということらしい。なるほど。なんでシアに真意が読めたかは「助けた本人が間近で見たから」か。間近で見ていれば誰を狙った攻撃かは容易に読めるだろう。

ユエも先生を心の強い存在だと認め、先生は清水を葬った後、ウルの街の空を見上げていた。エンディング。終了。


なるほど。まとめの感想いきましょう。

まとめの感想

今回は大きな進展は特にありませんでしたが、考察面で少し考えて裏を読めた気がしたのが良かったですね。戦闘はただただ動く人形を蹂躙しているようにしか見えませんでしたけど。

多分今回で先生のメインの役目は終わりでしょうが、先生が最後可愛かったしこういう「可愛いしみんなから基本舐められているけど誰よりも芯が強いヒロイン」みたいなのに惹かれるんですよね。先生めっちゃかっこいいな。さっきまで死にかけてたのにすぐに生徒に駆け寄って心配してるんですよ?アニメの中でもかなり好きな先生キャラでしたね。常識人だし。

今回は引きもスッキリしていたし、ちゃんと「裏で糸を引いていた魔人族」「肩に被弾した黒幕」という伏線も張っていったので結構良い回だったんじゃないかと思います。確実に次回誰かしら肩に包帯とか巻いてますよ。

しかし今回で納得いってないのは「なんでシアがティオにドン引き出来るのか」ってことです。天然とはいえ処女捧げます宣言の前にベロチューをかましてんだぞ。クソアニメの権化みたいなキャラだなお前。

しかし仲間としてもう完全に馴染んでいる限り仕方がありません。なんやかんやありふれももう残るは二話です。このまま僕も走り抜けていきたいと思います。勝ち取りたい物もない無欲なバカにはなれませんからね。
それでは、次回もまたよろしくお願いしますね。




つづく