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一番好きなアイス→ディッピンドッツ

「回復術士のやり直し」九話を見た感想

おはようございます。僕です。

 

最近仕事とそれ以外の活動が忙しくなり、なかなか記事を書けていませんでしたね。そんなダラダラとしているうちに異世界スマホ」の二期が決まってしまいました。どのツラ下げてお前……待ってたぞ……

そういうわけで勘を取り戻すために頑張って見ていきましょう。

 

九話を見た感想

第一印象は、「物語としては前進しているはずなのに、なんか遅い感覚がするな」です。

おかしい……僕の時間の感覚が狂ってきているのか……?

 

亜版は前回の続きからスタート。ご立派なものを見せつけられているイブリースは思わず「お母さーーーーーーん!!!!!」と叫び、オープニング。僕は非常時にお母さんを呼ぶ女の子が大好きだ。

 

オープニング明け、ケヤルガは「お母さんは流石に萎える」と言いながら食事をしていた。萎えるか?僕は逆だけど。

同じ食卓で食事をとりながらフレイアもセツナも「ケヤルガ様に気を遣わせるなんて……」と言っている。ナチュラルに狂ってるのか……?これを普通の会話としてしまうくらいには僕も毒されているが、よくよく考えるとこの状況下でそのセリフが出てくるの、頭がおかしくなってしまいそう。

「だって急に迫ってくるなんて思わないもん!」と正論を吐くイブリースに対し、「自分、不器用なんで……」と謎の高倉健で返すケヤルガ。おい。パロディするにしてもそれはないだろ。真逆だから。高倉健とお前は。この後も毒にも薬にもならない話とマザーテレサの名言を言っただけだったので、省きます。なんたこの回。お前この世界で生まれてんだろ。安易なパロディをするな。

イブリースはケヤルガの作ったスープを見て「君が作ったの?」と聞いた。ケヤルガは「ああ、うまい飯は旅の二番目の娯楽だからな」と答え、イブリースは「じゃあ一番は?」と聞くと、ケヤルガは間髪入れず「男女の交わり」と答えた。こいつこれから下ネタ言ったら罰金取ろうぜ。いい加減にしろよ。

イブリースはそれに怒りながらスープを口にすると、思わず涙をこぼしてしまった。今まで狙われ続ける生活を送り、急に安心感がきたらしいが、なぜか何も感じない。「男女の交わり」の後にこれがきても何も心が動かない。ガッシュでティオがスヤスヤ眠っているところはあんなに感動出来たのに。

涙については特に何も聞かず、仕切り直してケヤルガは前回の後半のおさらいを始めた。前回の後半はフレイアもセツナもいなかったから、改めて説明という感じだろうか。僕も前回からだいぶ経っているので、八話を見直す必要がなくなった。

 

イブリースはケヤルガ一行に守られながら魔王を目指し、ケヤルガはその代わり魔王の心臓である賢者の石を要求している……という感じだったらしい。

一通り説明が終わったあと、イブリースは急に頬を赤らめ、「もっともらしいこと言っておいて、本当は私の体目当てじゃないでしょうね!?」と言いだした。もういいよそういうくだりは。お前からぶり返すな。

でも顔が可愛いから全部許しちゃうな〜〜〜。こういう顔と声で全部許せる。「許せる」って言ってもプラマイゼロに戻るだけだけど。

 

さて、食事が終わったころ、ケヤルガは魔獣の毛並みを整えながらイブリースと話していた。魔族は魔物を従属させることができるらしいが、黒翼族は何を従えているのか?という話らしい。

イブリースは「魔獣というか、神様だよ」と言いだした。瞬間、僕は「はあ……」と知らないおばさん二人と喫茶店で話を聞く体勢になってしまったが、ケヤルガは普通に話の続きを聞いているようだった。どういう神経してんだ。

その神様とは、死病の神鳥カラドリュウというらしい。人々を病から救い、ときには病を振りまく存在として恐れられているらしい。それを従えてるの……!?

しかし、それを従えるには試練を乗り越える必要があるらしい。これはワクワクしてきましたね。大体何かを従えるのには試練が付きまといますが、異世界スマホの冬夜に至っては頭に魔力を流しただけで終わりました。出会って数分の神獣を従わせている。今回はどういう試験の乗り越え方をするのか楽しみで仕方ない。

とりあえずその試練を受ける気満々のケヤルガだったが、試練を受けるのにも色々と条件が必要であり、まだその時じゃないらしいので、一旦この話は保留ということになりました。

 

さて、ケヤルガは情報収集のため顔を変え、街に出て昨夜襲ってきた居酒屋を訪れた。すると、そこに昨夜襲ってきた魔物が突っ込んできた。顔を変えても臭いでわかるらしい。

一旦は魔物を追い払ったが、ケヤルガはいい酒場を潰された恨みを晴らすべく、復讐の計画を立てるようだった。ほぼ魔太郎になってきてないか。ここでCM。

 

CM明け、街で手に入れたものをみんなに配り、ケヤルガは「セツナは臭いで追えるな?昨夜襲ってきた奴らに夜襲をかけよう」と言った。セツナも即答でオーケーし、「ケヤルガ様に逆らった罪、命で購ってみせる」と洗脳されてるやつが言うセリフで応えた。怖。

そして普通に着替えシーンが入り、画面の九割が黒く埋まった。なにこれ。なに?明度上げたら見えるやつ?これ。

さて、虚無しかないエロシーンが終わった後、早速セツナとケヤルガは夜襲に出かけた。
ケヤルガは媚薬の瓶を魔物たちが飼っている魔獣に投げた。すると魔獣は暴走し、拠点のテントに突っ込んでいくと、そのまま魔物の一匹に襲いかかり、

イッた。

僕も性癖を広めにカバーしているとは思うが、流石にミノタウロスみたいな魔物×牛の魔獣はカバーしきれない。どういうジャンルに入るの?これ。獣姦……?いや、でも片方も魔物だしな……なに……?

さて、そうこうしているうちにセツナとケヤルガは魔獣をなんとかしようと寄ってきた他の魔物たちを始末し、大穴に落とした。さらに、セツナも壁を凍らせ、登ってこられないようにした。

目が覚めた魔物たちはケヤルガに「他に魔王候補のことを知っている奴らはいるか?」と聞いた。魔物たちは「俺たちの他にはいねぇ!」と答え、助けを乞うたが「助けてやるよ、二週間後にな!」と言い、去っていった。まさに外道赤さんの顔が浮かんでくる。

 

帰った後どうでもいい宿屋での会話はスキップし、翌日、ケヤルガはフレイアと共に武器屋に寄っていた。そういえば先の戦いで杖がぶっ壊れていたな。

新しい武器を買ったフレイアに試しに魔力を流してもらい、ケヤルガは杖を使いやすいようにヒールでカスタマイズしていた。それを見込まれた武器屋の店長と商談し、杖の購入金の半額をキャッシュバックしてもらっていた。ここまでセリフ量があるということは絶対に今後出てくるだろう。気のいい店長さんだし、活躍してほしいな……。

すると、なにやら外が騒がしくなり始めた。なにやら王国兵がやってきたらしい。異常を察知したケヤルガは高台に上り、様子を見てみた。すると、ケヤルガの警戒していたあのドS姫のノルンが精鋭たちを引き連れてやってきたのだ。なにしに来たんだ……?

 

その後ろには剣の勇者ブレイドが付いて歩いていた……!エンディング。終了。

 

なるほど……とりあえずまとめいきましょう。

 

まとめの感想と考察

今回進んだことといえば、なにやら神の鳥を従えるチャンスがありそうなことと、「あの魔物たち以外にここにイブリースがいることは知らない」ということだけでした。

九話でこの段階だと、正直かなり尺に無理があるのではないかと心配になり始めますが、かといってエロを抜くと主な視聴者層であるスケベたちが離れていってしまうので、両立させるのは難しいのでしょう。エロを売りにし始めると終わりに向かっていくというのが1クールでわかってすごいですね。

復讐と試練の両方をこなしていくにはかなりテンポを急ぐと思いますが、むしろ今までのテンボが遅すぎたといっても過言ではないので、そこの点に関しては大丈夫でしょう。YouTubeのコメントで「1.25倍で見てると丁度いい」というコメントとほぼ同じです。ちなみに前述したコメントを実際に動画に打つと、投稿者に殺されます。

考察というか、気になった点と言えばあの魔物たちですね。最後に「助けてやるよ、二週間後にな!!」と言われてそのまま置き去りにされていましたが、あの魔物が後々効いてくるとしたらこれは面白くなってきますね。彼らは黒翼族の話も持っていますし、ケヤルガのツラも割れています。王国関係者にバレる糸口になりかねません。これだけ情報を持った相手を逃すというのは、ケヤルガにとっても大きなミスだったのではないでしょうか。

 

さて、九話まできましたが、やっと重い腰が上がり始めたか、というかエンジンがようやくかかってきたような情報の出し方ですね。あと三話の間に何か変化が起こったとしたらと思うとワクワクが止まりませんね。クソアニメを見ているときの醍醐味を思い出してきました。
ほぼ競馬と同じ。「いけーーーーーーっ!!!!風呂敷を畳めーーーーーーっ!!!!」と言いながらアニメを見ている。僕は「風呂敷を畳めるだろう」という単勝一点賭けしかしてません。毎回それで負けてますけど。

 

残り三話も楽しんで見ていきましょう。頑張って最後まで書きます。異世界スマホもあるので。

 

 

 

 

つづく