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「回復術士のやり直し」 七話を見た感想

おはようございます。僕です。

 

 

1月という新しい年に気合が入っていく時期に心機一転、クソアニメの感想を書いていきましょう。

 

前回はコロシアムに呼ばれたケヤルガが故郷の村人を助けに行くシーンで終わっていましたね。それではやっていきましょう。

 

 

七話を見た感想

第一印象は「久しぶりにこっちの感情が動いた……!」です。

 

今回はアバンカットで冒頭からオープニング。歌は割といいんですよね。一昔前のロボットアニメみたいで。曲と合わせたMADとか作られないかな。誰か作ってくれ。

 

オープニング明け、コロシアムに降り立ったケヤルガは早速民衆からの「殺せ!殺せ!」コールを浴びていた。ケヤルガはそれを聞いて「大した歓迎だな。興奮するじゃないか……♡」と股間に集中線が来そうなセリフを言う。処刑人ごっこ

 

さて、司会の人は「さっさと首を差し出せ!人間として埋葬してやる」と慈悲深いお言葉を吐く。ケヤルガはその間にそれぞれのステータスを確認し、「俺を舐めてるのか?その程度で俺を殺せると思ったのか!」と挑発。それに乗った兵士たちは一斉に飛びかかったが……

 

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え?嘘……

 

いや、見間違えかもしれないので一回目を凝らします。じっくり見てみましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

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素手じゃん

 

すいません、見間違えじゃなかったです。マジで素手でした。「引っ捕らえろ!」って指示されてマジで素手で捕まえに行く???
騎士だよなお前ら。夏休みの少年たちじゃないよな。セミ捕りじゃねぇんだぞ。

 

さて、文字通り飛びかかっていった騎士たちはケヤルガに触れられると、ヒールの魔法でことごとく体が飛び散っていく。中学二年生で一回は想像する必殺技だ。

歩を進めるケヤルガに対し、人質として村人に槍を向ける兵士たち。ケヤルガを取り囲んで一斉に襲い掛かったが、まあ包囲の輪を一瞬でくぐり抜け、ついでに兵士全員が死んだ。なろうアニメを見ていて100回は見た光景だ。

ビビった司会の人は村人に槍を向けている兵士に「殺せ!!」と指示。まあ大体なろう系のアニメってこういう場合は殺そうとする寸前に兵士の方が殺されるってパターンが大体なので、安心して見ていましょう。今の所このアニメは予想を裏切るようなことは一切してこなか

 

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!?

え!?刺された……

 

 

 

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死んだ……

 

予想外の展開でした。まさか村人が死ぬとは……

こういう場合は全員無傷で助けるのが鉄板だったので、初めてこのアニメで前のめりになりました。「おおっ!まさか死ぬとは!」と前のめりになってしまった時点でだいぶ人間性が薄れていってるのを感じてます。今、多分兵頭和尊よりカルマ値が低い。

 

さて、司会の人は「どうだ!お前のせいで村人が死んだぞ!」と言うが、ケヤルガは意に介さない様子で、「なんで俺のせいなんだ?お前らがやったんだろ」と正論で返す。テロリストに対する返答の仕方と同じだ。

それはそれとして何でめちゃくちゃ平気な感じで答えてるんだ。お前が助けるべき村人目の前でぶっ殺されてるけど。感情がどこに向いているのか全く読めない。今どんな気持ちで歩いてるんだ。

 

「お前が抵抗すればするほど、村人たちが!」と脅すが、ケヤルガは「大丈夫、殺されてるしっかり復讐するから」と全然大丈夫じゃないことを言いながら歩き出すケヤルガ。煽られるようにさらに村人をぶっ殺す兵士たち。ドミノ倒しみたいに一気に四人が刺されて死んだ。ペース早いって。

 

司会の人はどんどん近づいてくるケヤルガに対して「結界を発動しろ!!」と指示を出した。前回もふわっと話題に出ていた体力と魔力を奪う結界を発動させたが、当然ケヤルガはそこにも対策していた。特殊な宝石を身につけることで回避できるらしいが、逆に宝石を身に付けている者に作用するようにしたらしい。兵士たちは次々と血を吹き倒れていった。この世界の兵士、めちゃくちゃ荷が重い。兵士としての死に方してる方が珍しいんじゃないか。

司会の人はいち早く気づき、「首飾りを外せ!」と指示し、何人かは生き残った。結構気が回るみたいだ。兵士たちの血を浴びたケヤルガは真っ赤になっていた。

 

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いくら血塗れとはいえ、ここまでバケツで塗ったような赤になるとは。血が綺麗すぎる。

 

さて、圧倒的戦力差を見せつけながら近づいていくケヤルガだったが、近くで見てみるとどうやら村人たちは毒を盛られていたらしい。これには流石のケヤルガも冷や汗をかいていた。が、司会の人も知らなかったらしい。誰も知らなかったのか……?

 

と、ここで立体映像が流れ始め、フレアが姿を現した。これには民衆もガン見。

 

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フレアは今まで王国がやってきたことを暴露してきたが、死んだと思われていたフレア王女が映像で出てきてもみんな半信半疑という感じだった。司会の人は「騙されるな!こいつに殺されたんだ!生きているはずがない!この王女は偽物だ!」と暴れん坊将軍のやられ役みたいなことを言う。やめろ!暴れん坊将軍じゃフラグなんだぞ!

 

民衆も半信半疑だったが、ここで急に歌い出すフレア。歌うっていうより効果音が鳴ってるような感じだが、この歌みたいな詠唱が終わったあと、「恒星」という魔法を唱え、めちゃくちゃでっかい星を出した。
「こんなことが出来るのはフレア王女だけだ……!」と完全に民衆はフレアの生存を確信した。これで信じるのはいいけど、これなんの呪文なの?これ完全に星が落ちてきて死ぬやつじゃない?大丈夫?全然意に介してないようだけど。

演説が終わり、ケヤルガが消えると、民衆たちはフレアに感化され、司会の人もろとも兵士に襲い掛かっていた。これが革命の第1歩かもしれない。
ここでCMカット。

 

さて、ケヤルガたちは裏で助け出した一人の少年を置いて作戦会議を開いていた。ケヤルガは「俺だけで10人は助けられると思っていた……」と悔やんでいた。マジで助けるつもりあったのかよこいつ。情緒どうなってるんだ。躁鬱?

クレハは「まさか遅効性の毒を盛られていたとは……」と知らなかった様子だが、ケヤルガは誰がやったのか大体見当がついてるらしい。ふーん。

ここでケヤルガは商人のゴールドマンを呼び、少年を連れて行くよう指示した。「少年から恨まれるかもしれませんよ?」といったが、「恨みは原動力になるからいい」と放っておいた。なんだその理由。

 

さて、すぐに国から脱出する準備を整え、出立しようとするとクレハが「ブラニッカという町に軍が遠征しようとしている」という情報を渡してきた。指揮官はノルンらしい。「近づかない方がいい」というクレハの思惑とは反対に、むしろケヤルガはブラニッカに向かうらしい。ノルンを潰す気満々だ。それはちょっと楽しみ。
ラニッカへの遠征は1度目の人生の中にはなかったため、運命が変わり始めていることを実感するケヤルガ。

セツナから「ブラニッカってどんな町?」と質問され、「魔族と人間が共存する唯一の町」と答えた。ついでに「危なくない?」とフレイアに聞かれたが、「強めの魔力を持った動物(魔物)を制御出来る種族ってだけだから別に怖くないよ」と説明した。それを聞いてセツナは「じゃあ人間も亜人を押さえつけて支配してんだから魔族じゃん」と言うと、ケヤルガはめちゃくちゃツボに入って笑っていた。急に怖。

 

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「ツボがわからない……」と呆れていたセツナだったが、普通に顔が可愛くて「見どころ増えてきたなあ!!!!」とテンションが上がってきた。盛り上がってまいりました。

ラニッカに魔王がいるかもしれないという希望を込め、ケヤルガは向かうことを決意したらしい。

 

 

一方その頃、ノルンは下僕のジョンと一緒に作戦会議をしていた。状況を地図を使って整理していた。ジョンは色々と心配していたが、ノルンは全て突っぱねるほど自信満々だった。ジョンが「はっ、口出しして申し訳ありません……」という言い回しをするのに違和感を覚える。こういうへりくだった手下出てくると国語力が露骨に出てくる気がする。オーバーロードと比べるとよくわかる。

ノルンが悪巧みを終えた頃……

 

 

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馬みたいに乗ってきた魔物が寝ている映像が1分間流れていた。これ最近流行りのサバンナのライブ配信かもしれないな。じっくり見ておこ。

 

ケヤルガはフレイアに「俺の命令で人を殺してきたよな?どう思った?」と聞いた。フレイアは「どうとも思いません!ケヤルガ様に喜んでもらう方が大事です!」と返した。ここからケヤルガは「記憶を消しても元の性格が変わったわけじゃないんだな」と理解し、笑いながら全裸のまま外に敷いたマットの上で女をはべらせていた。それ外でやってたんかい。テント張ってんのはブラフ……!

ここでエンディング、終了。

 

さて、まとめの感想いきましょう。

 

まとめの感想

ようやく心が踊り始めました。まだ小躍り程度ですが、これからの期待値が大幅に上がりました。心情が全く読めないというクソさ加減が出始め、「これからの展開の雑さ」を予感させますね。嬉しい……ようやく……ようやくだ……

 

さて、相変わらず考察の要素はないですが、強いて考えるところがあると言えば「ブラニッカに魔王がいる可能性を考えたのはなぜなのか」くらいでしょうか。いくら魔族と人間が共存しているとはいえ、だからといって魔王がいるというわけではないと思います。むしろなんで共存しているという可能性に賭けようとしているのかよくわかりませんね。魔族は魔族、人間は人間ですみ分けて暮らしている方が一般的なのに、わざわざ希少な共存している町に行って探すというのも望み薄な気がしますけど、でもまあ「いるかも」と考えて向かってるということは、いるんでしょうね。そういう系統のストーリーだから。

 

折り返しから一歩目でようやく僕にとっての希望が見えてきました。これからは頑張って更新が続けられそうです。また次回もよろしくお願いしますね。

 

 

 

つづく