おはようございます。僕です。
仕事は忙しいけれど、更新するものはします。がんばるぞ。
これが終わったらついにあと一話ですが、さっさといきましょう。
十一話を見た感想
第一印象は、「これが今まで見てきた中の神回かもしれん」です。
やはりクソアニメというのは11話で真髄を発揮するものなのでしょうか。異世界スマホしかり。個人的にはかなり話の進展というか、締めるところは締めるというか。いい感じの店舗だったと思います。あと今回の処刑が個人的な性癖にひっかかるから。
アバン、前回の続きから剣の勇者ブレイドが倒れているところからスタート。
ヒールによって記憶を読み取り、ノルンが掃討作戦を行うことを知ったところでオープニング。ヒールの手の当てるところがおかしかった気がするが、多分足に手を当てて歩行不能にしたついでに記憶を読み取ったんでしょう。僕だけが回復術士の演出の味方や……。
オープニング明け、舞台で目を覚ましたブレイドは敵意をむき出しにするが、足が動かない。やはり……。
ケヤルガが舞台上のカーテンを引っ張ると、奥から三人の全裸中年男性が出てきた。だが、どうも様子がおかしい。ゾンビみたいだ。
ケヤルガは男たちに特殊なポーションを与え、強烈な飢餓感と、媚薬による性欲が付与されていた。それはいいけど、どこから調達してきたんだこの男たちは。何の罪もないはずだろこいつらには。未来日記の12thはダミーを催眠術で調達していたが、しっかり爆弾は本人が飲み込んでいただろ。お前も参加しろ。
ケヤルガ曰く、「性欲が食欲に勝っているいる間は、食われずに済む。頑張って誘惑しろ」とのことだった。僕の性癖とガッチリ合っている。人外系同人誌にありがちな展開だ。こいつらはしっかりと人間だけど。
したくもないセックスを銃を突きつけられながらさせられ、言いたくもないセリフを言わされている感じは僕の性癖とピッッッッッタリ合致している。いいねぇ……。
ケヤルガはその様子を飯を食いながら観察していた。よく飯食えるなその感じで。AV見ながら飯を食う僕に言われたくないだろうが。
しばらく頑張っていたブレイドだったが、ケヤルガがフレアの顔に変わり、ブレイドに見せた瞬間、ブレイドは「醜いぼくを……見ないで……フレア様……」と絶望し、ポッキリ心が折れてしまった。好きだった相手にこのザマを見られ、絶望して誘う気力もなくなり、結局この改造おじさんたちに最後まで(物理的に)食われてしまった。
ここまでセットで性癖にガッッッッッチリ合う!!!!!!!!!!!最高!!!!!!!!!!!!!!
ケヤルガが食っていた最後の肉の骨を皿に置いた瞬間、ブレイドの神装武器は、ただの珠に戻ってしまった。これがこと切れたのメタファーですね。忘れていたが、これは勇者と契約して形を変える武器の素みたいなものだったんだ。
さて、残るは砲の勇者のみだ。復讐には確実に間に合わないだろうな。あと一話だし。今回エロシーンは冒頭7分で収まり、かなりテンポがいい。これくらいのサイズ感でいいんだよ。まだAパートが終わらない程度で終わってくれてありがたい。
剣の勇者ブレイドに復讐を果たした次の日、あの仲良くなった商人カルマンと雑談していると、ノルンと一緒にいたあの「妖眼」の人、トリストが後ろにいた。まだ相手は正体には気づいていないが、先日見られていたことはもう分かっているらしい。その上で「王国で働かないか」と勧誘されたが、断った。それはそうだ。潔く立ち去ったが、立ち振る舞いから全く隙がないトリストを、ケヤルガは警戒していた。ケヤルガ曰く、復讐の障害になる存在らしい。全く隙がない演出はゼロだったが、今まで「強敵だ……!」みたいな展開がなかっただけに、これだけでワクワクしてしまう。なろう系アニメを見ていると、そういう少年誌とかで普通にある展開を見るだけで目がキラキラしてしまう。
ここでCM。かなり濃厚なAパートだったのではないだろうか。「まだあるの!?やったー!」と思うほどだ。
CM明け、トリストを警戒しているケヤルガは、ブレイドから奪ったあの珠と契約し、新しい武器を手にいれた。暗黒爪みたいな感じだ。11話でやっとオープニングに出てきた武器が出てくるってどうなん。
しかし、ケヤルガはやっと自分の神装武器が手に入ってテンションブチ上げ状態らしかった。高笑いをしたと思ったら、女の子たちの部屋に突入し、
「フレイア!セツナ!」
〜そしてエッチへ〜
なんで???
新しい武器を手にいれて気持ちがたぎりにたぎり、なぜか性欲に向いてしまったらしい。そんなんなるか?????
さて、一方ノルンは剣の勇者の捜索を続けていたが、三日前の足取りまでしかつかめず、難航していた。三日前ということは、今日が掃討作戦決行日か。「勇者っていうのはどいつもこいつもクズばっかりね……」と吐き捨てながら、ノルンは街の広場の舞台に上がった。クズばっかなのはそれはそう。
ノルンは町民を前にして「魔族に支配されているこの国を、救いにきました!」と演説を始めた。要するに、「この街には魔族がたくさんいるから殺す!仲良くしている人間も魔族に洗脳されているから殺す!」ということらしい。洗脳、便利だな。
そうして騎士たちは無抵抗の街の人間、魔族たちを殺し始めた。それをボケーと見ていたケヤルガ。全然行動起こさないな。
しかし、
カルマンーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!
なんてこった!カルマンが死んじゃった!この人でなし!
現場に急行したケヤルガはこの街で初めての友を無くし、悲しみに打ちひしがれながら、「これは復讐だなあ……!」と震えていた。それ決め台詞かなんかだったの?前にも多分言ってたけど。
そこに通りがかった騎士が攻撃を仕掛けてきたが、騎士の槍の傷も、一瞬で回復した。「残念、殺さないと死なないんだ」という意味不明なセリフと共に騎士を瞬殺するケヤルガは、次々と騎士を殺していった。
めちゃくちゃ街の人が殺されている横を歩きながら、「さて、行くか。ここからは絶望に染め上げられたブラニッカを救う、癒しの勇者ケヤルガの英雄譚だ」と言いながら走り出した。救えって。横で殺されている人を。
あ!!!あのときのおっさんたち!!!!
やめてーーーーーーーーーーー!!!!!!!
セーーーーーーーーーーフ
非常に作画コストの低い演出で倒されたことがわかった。セーフ。おっちゃんたちも「あのときの兄ちゃん!」「助けてくれたんだべか……!?」とケヤルガを認知した。これは伏線ですよ……!
しかし、回復術士に限ったことじゃないが、どんどん主人公以外の登場人物が好きになっていくな。モブとかサブキャラとか。メインの人間が全然好きになれないの、自由大な欠陥だと思うんだけど。
ノルンは領主に投降を求めていたが、未だ返事を返しておらず、抵抗の意思を見せていた。いいぜ。思っていた以上に時間がかかり、やきもきしているノルンは「こんなことならジョンを連れて来れば良かったわ」と言っていた。あのワンちゃん、そんなに有能な男だったのか。もし敵として戦って強いようだったらなんか好きになれそうだぞ。さて、そんなノルンの元にも「謎の剣士が邪魔しております!」という報告がいっていた。
そのとき、「皆様、私の声が聞こえますか」と急に空から響くように声が聞こえてきた。空中にフレアの姿が現れたのだ。闘技場で使ったようなアレだ。これは熱くなってきた……!
と、いうところでエンディング。終了。
なかなかいい感じになってきたな……まとめの感想いきましょう。
まとめの感想
今回、かなり良回だったんじゃないでしょうか。僕としては結構満足した回だったんですが、みなさんはどうでしょう。
「これくらいのテンポだったら普通に勇者全員復讐出来たんと違うか」と思いますが、残念ながら今まではただ起こったことを羅列していくような構成だったので仕方ないですね。悲しい。最初からこのテンポでやっててくれ。
三話の間で数分くらいしか出てないカルマンの死で結構ショックを受けてしまうのも、この回が気持ちのいいテンポが進んでいるからでしょうか。ただ月一でこのアニメを見たせいで思いが募ったのでしようか。後者は多分無いな。毎回飼っている魔獣が寝ているシーンで目が死んでたから。
いよいよ次は最終回ですね。僕としては期待値がガンガン上がっているので、せめて最後に盛り返してくれという祈りを捧げるまであります。
頑張っていきましょう、異世界スマホの二期も控えてることだし。皆さんも頑張ってください。
つづく