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「ありふれた職業で世界最強」四話を見た感想

おはようございます。僕です。

段々ありふれが「普通なんじゃないか?」と思い始めてきました。僕は何かに騙されているのかもしれません。それか僕の感性が段々狂ってきたかですね。後者の説が一番有力そうです。デスマのときに味わった感覚をもう一度味わうことになるとは。

しかし「マジで面白いと思ったら記事消す」とは言いますが、多分98%の確率で完走すると思います。視聴した限りそうなので。初速で失敗する奴は大体後の追い上げが難しくなるので、マジに2%くらいしか可能性を秘めていないのが逆に安心出来ますね。

それでは感想いってみましょう。




四話を見た感想

第一印象は「は?うーん……うん。は?」でした。やはり強い衝撃をうけると人間というのはそれを引きずってしまうものですね。僕もまだまだ弱い存在なのかもしれません。

アバン、扉が開き、奥の様子がわかるところからスタート。完全に「ラスボスの間」だ。一瞬ポケモンのチャンピオンまでの道を想起した。こういうところで待機してぇ〜〜〜。



ハジメとユエがずんずんと進んでいくと、やがて道にはめちゃくちゃデカイ魔方陣が現れ、「やはりきたか」と待機していると、でっっっかいヒュドラが出てきた。確かに迷宮のラスボスにふさわしい敵といえるだろう。他の迷宮だったらミノタウロスとかが出てくんのかな。
「迷宮に出てくる敵」って限りがあるから多分そんなに出んだろうけど。ここでオープニング。

オープニング明け、堂々と登場してきた割に真顔のユエとハジメは普通に戦い始めた。シュールで面白いな。
どうやらヒュドラは首ごとに違う属性攻撃を仕掛けてくるらしい。ゲームだとチーム全体でバランスとって戦わないといけないやつだ。パワー一点で攻めると詰むからWikiで「初見殺し」とか言われてそう。ハジメもドンナーで対抗していくが、結構攻撃は通っているようだ。
しかし、回復役の白い首が回りの首を回復させていく。めんどくさいやつだな。クッパ戦におけるカメックババかよ。早めに倒さなくては戦闘が長引くマゾ向けコースになっていくだろう。その分経験値たまりそうだけど。

ハジメも白い首を狙おうとするが、回りの攻撃役がそうはさせない。さらに黄色い盾役の首もいた。なかなか苦戦を強いられている。
ユエは攻撃を受けた後体勢を立て直すと、目の前にいた首から幻術っぽいのをかけられた。ユエちゃんそういうのに弱くない?大丈夫?薄い本に出やすくなっちゃうよ?
ユエは再び自分が囚われ、ハジメが去っていく幻覚を見せられた。ベタだけどキツい。ベタこそ一番辛いものが詰まっていると思う。

ユエの悲鳴を聞いたハジメは颯爽と現れ、首を薙ぎはらうとユエを抱えてその場を離脱した。やはりこういう展開が一番熱い。
ハジメ焼夷弾ヒュドラを火の海にぶちこんでいる間に壁を作り、ユエの目を覚まそうとしていた。神水で目を覚ましたユエは「よかった……置いていかれるかと思った……」と不安を口にした。それを聞いたハジメは頭をかき、ユエの目線に合わせた。

ん?ちょっと待って。なんで?この流れでくる?いや、経験上多分くるだろうとは思うけどこのタイミングで?なんで?ちょいちょいちょいちょい





なんでキスすんの!?!?!?!?!?!?!?


わからない。なんで?特に理由ない?高校生カップルが電車のなかでキスすんのと同じノリでやってる?
キスについて特に説明のないまま「一緒に帰るぞ」と決意を固める二人。わかった。もうキスについての説明は求めない。わかったから。

さて、ついにシュラーゲンを使うときがきたようだ。前回のコメント欄によると四号戦車砲に匹敵する威力を持つだろうとされているシュラーゲン。
ユエも再び幻覚攻撃をやられるが、唇に指をあて感触を思い出すだけで弾き返した。キスつよい。ハジメも幻覚攻撃をされたが、「だからどうした」で思いっきり顔面にドンナーを食らわせた。いいよいいよ!そういうのいいよ!どんどん僕の古傷もえぐられていくよ!そういうマイナス系の幻覚が通用しないやつ!僕も考えてた!

さて、ついにシュラーゲンを使うハジメ銃口にエネルギーが充填され……なんか思ってたのと違うな。でもこれライフルだし多分僕がおもってる感じだろうと思



なんか思ってたのと違う。


僕はもっとこうライフルは狙撃武器としてクールなところがもっとあるっていうかまあこれに関しては多分「解釈違い」で通るでしょうね。めちゃくちゃ早口のオタクみたいになっちゃった。いや、ていうかライフルじゃなくてビーム砲じゃんって。

さらに追い討ちをかけるようにユエが魔法を放ち、攻撃役の三匹の首は消滅してしまった。多分これは回復役でも蘇生できないタイプの消え方だ。

「やったか!?」と安心し、ユエの方に向かうハジメだったが、まだ回復役が残っていた。回復役の白い首はユエに狙いを定めると、ビームを放った。とっさにハジメはユエの前に立ちはだかり、ユエを守った。王道展開……。ここでCM。ハジメのステータスがエグいことになっている。天之川君の三倍くらいのステータスだ。



CM明け、ハジメは気絶してしまった。ついに手から離れたシュラーゲンは一瞬で砕けるし。一回しか出番なかったのかよ。
回復役の白い首は首筋から蒸気を出し、熱を排出しているのか体を冷やしているのとだと思われる。ゲームだとこういう一瞬が攻撃の隙だったりする。

回復役の首は容赦なく攻撃を再開するが、ハジメは完全に気を失っている。なぜか右目からもめちゃくちゃ血が出てる。どんだけ左半身にダメージ負ったらいいんだよ。作者は左半身になんの恨みがあるんだ。
もはや神水を飲む体力すらないハジメはユエの口移しにより、何本か神水を飲んだ。ユエは飲ませ終わると、ハジメのドンナーを片手に「今度は私が助ける」と走り出した。熱い。僕は結構こういう展開が好きだ。主人公が使っている武器をヒロインが持って敵に向かっていくようなやつ。

が、しかし、体力と技術が追いつかなかったためにユエはヒュドラのビームで地に伏すことになる。諦めかけたそのとき、ハジメが目を覚まし、間一髪のところでユエを救出した。やはり右目が大変なことになっている。
ハジメは何かに目覚めたのか、敵の攻撃がゆっくりに見えるほど速くなっていた。原理は謎だ。どうやらハジメはユエがピンチになったことで何か限界突破し、めちゃくちゃなスピードを手に入れたのだ。この世の理とはすなわち速さだと思いませんか?物事を早く成し遂げればその分時間が有効に使えます。遅いことなら誰でも出来る!バカでも20年かければ傑作小説が書ける!有能なのは月刊漫画家よりも週刊漫画家!週刊よりも日刊です!つまり速さこそが文化の基本法則!そしておれの持論でさァァーーーーッ!!!

そしてハジメは手榴弾とドンナーで誘爆させ、天井をぶっ壊して下敷きにしてやった。すげぇや!さらに瓦礫を錬成で針地獄みたいにしているのでめちゃくちゃかっこよかった。僕好みの攻撃の仕方してくれる。ジョジョ四部のアンジェロ戦かよ。

流石にハジメもぶっ倒れたが、今度は深い眠りについた感じだった。ユエも安心して添い寝を始めた。平和〜〜〜〜。

一方、宮廷では先生が教皇に抗議していた。迷宮に再び生徒たちを向かわせたことを怒っているらしい。先生だけが常識的な思考回路をしているようで安心する。
教皇は一応「嫌がっていたらその人は向かわせない」と約束していたが、どうも怪しい感じがする。先生の能力は農地を開拓する能力であり、貴重らしいので承諾したっぽい。先生の能力が開拓かよ。

で、生徒達は再び迷宮にきていた。
天之川君は「仲間の死にいつまでもとらわれてはいけない!前へ進むんだ!南雲もきっとそれを望んでいる!」と薄っぺらい言葉で香の心を小突くような真似をする。中途半端なヒーロー気取りというのはこういった作品に必要なんだろう。僕はこういう「これっぽっちも思ってないけど気取るために言っている」ような薄っぺらいキャラクターが大好きだ。下手なゲス敵よりもヴィランという感じがする。
天之川君に割り込むように他の女の子たちが香織を慰めてくれた。そして一行はさらに迷宮の奥へと進んでいくのだった。
エンディング。終了。


なるほど。まとめの感想いってきましょう。

まとめの感想

はい。今回はメインがヒュドラ戦だったんですが、構成は悪くはないとは思いましたね。途中「ん?」というところはありましたが、違和感程度で抑えられたのがすごいなあと思います。

しかし戦闘で首をいっぺんにぶっ飛ばすのも良かったんですが、僕としてはもっとこう一匹ずつ丁寧に弱点を突いた攻撃をしてもよかったのではないかと思います。まあ終わった物語に「もしも」を付け足すのは無粋なのでやめておきます。今後は期待するだけにしておきます。

シュラーゲンが一発で退場してしまったのは若干残念でしたが、まああのビーム砲だったら今後そんなに登場しなくてもいいかな……と思ってしまう程度には期待ハズレでした。僕の思う「かっこいいライフル」がでてくるのを楽しみにしています。まだ半分くらいあるし。そう。まだ半分です。これから面白くなっていったりクソみたいになっていったりする可能性も秘めているのです。どっちも楽しみにしたいと思います。次回はどんな要素が出てくるんでしょうか。それではまた次回よろしくお願いしますね。







つづく