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一番好きなアイス→ディッピンドッツ

「ありふれた職業で世界最強」三話を見た感想

おはようございます。僕です。

前回の更新から随分と間が空いてしまいまして申し訳ありません。コミックマーケット96もあって体がガタガタでしたし、色々とリアルの方で忙しかったので更新が遅れてしまいました。
しかし、少し感慨深いところがありますね。盆休みにこうやって記事を書いていると、二年前に異世界スマホの記事を書き始めた頃を思い出します。あの頃に僕のクソアニメ史が始まり、その他全てが終わったんですね。涙出てきそう。
しかし泣いていても孤独を感じるだけなので頑張って今回も書いていこうと思います。

三話を見た感想

第一印象は「え?終わり?」という感じでしたね。あまりにも自然にことが進んでいくので肩透かしを喰らいました。僕がクソアニメに慣れすぎたせいか、このアニメが段々持ち直しているのかはわからないですけど。

アバン、ハジメが苦しみつつ神水を体にかけて回復を図っているところからスタート。どうやらユエを逃さない仕掛けとしてめちゃくちゃ強い魔物を配置していたらしい。

ハジメはユエにコートを貸すと、背中に背負って戦う覚悟を決めた。



「めちゃくちゃ雑な子守狼」みたいになってて面白い。可愛い。と、同時に魔物の本体も現れた。なんかFFのクリスタルクロニクルのDSの一番最初の中ボスじゃないですか?違う?
ここでオープニング。本編のテンポの悪さは改善されても、オープニングの若干のグタグダ感はどうにもならないのが辛いところだ。

オープニング明け、ハジメは何発かモンスターに向かって銃を放ったが、外殻が硬く、弾が弾き返されていた。
敵は意外にもビームや先ほどのトゲの発射などバリエーションのある攻撃を展開。やはり中ボスでは……?
ハジメも様々なスキルを活かし戦っていたが、やはり外殻が硬すぎる。ハジメは攻めあぐねていたが、ここでユエが背中から降りた。何が……?

と思っていたらユエが顔面を近づけてきた。「なんで!?今!?」と思って焦ったが、なろうアニメというのはエロゲでセックスするような唐突なタイミングで仕掛けてくることもある。僕も腕を目の前でバツにして身構えたが、ユエはハジメの首筋に噛みつき、血を吸い始めた。出た!!!!吸血鬼のわかりやすいエナジーチャージ!!!!!
吸血鬼キャラはこういうわかりやすいチャージ方法があるから色々と創作で捗る。ハジメも何か悟ったのか練成で壁を作り始めた。敵も敵で周囲の地形を変えられる能力持ちだったが、ハジメと練成で一進一退の地形変えまくり勝負をしていた。敵が持ってる能力と自分の得意能力が拮抗するの、割と熱い展開でいいですね。僕はこういうのが大好きです。

血を吸い終わったユエは敵の前に立ち、デカめの魔法で作ったエネルギーボールを作り出し、魔物の真上にぶちかました。
魔物はなかなか効いているようだったが、まだまだ余力を残していそうだった。ハジメには何か策があるのか、ユエにさっきと同じ魔法を注文した。さっきと同じ要領で敵を魔法で押さえつけたところにハジメが上に乗っかり、やわいところにドンナーをぶち込んで勝利。なるほど〜〜〜〜〜(特に感想のない勝利)

ハジメは肉を削いでいたが、ここで「吸血鬼族は300年前の戦争で滅んでいたはずなのでユエは少なくとも300歳以上では?」というハジメに対してデリカシーがないと怒るユエ。こういうどうでもよさコントもなろうアニメを見続けていると慣れてしまった。

ハジメは地上へ出る道を聞いたが、わからなさそうだ。しかしこの迷宮はかつて神に挑んだ反逆者が作ったと言われているらしい。反逆者が敗北し、逃走した先が迷宮であり、最深部に反逆者の住処があるらしい。ユエは「そこだったら地上への道があるかもしれない」という。確かにラスボス倒したら転移系の魔法で地上までぶっ飛ばしてくれるやつありますよね。たびのとびら」じゃん。

ハジメはさっき倒した敵から採集した鉱物を使い、対物ライフルのレールガンバージョンを作り上げていた。僕ライフル銃が一番好きなんですけど、見た目は割とまともそうで嬉しいですね。名前は「シュラーゲン」らしいです。またドイツ語ですか……?
ここでいろいろと気になってきたユエはハジメに矢継ぎ早に質問を始めた。ハジメは丁寧に一から説明してくれた。いいよ。大体知ってるから。
説明している間はダイジェストみたいな感じで進んでいった。なるほど。そういう魂胆か。どうでもいいけど、語り口調が完全に「レディーに自分の過去を語ってるときのコブラ」みたいになってて嫌だ。

話を一通り聞いたユエは「辛かったでしょ」といって泣き出した。「共感能力が高いな」とだけ思った僕よりユエの方がよっぽど人間みがあるような気がする。
ハジメは「もうクラスの奴らなんかどうだっていい。それより生きる術を磨いて、故郷に帰る」と言った。完全に復讐劇だと思っていたけど、どうだっていいのか。これからどうなっていくんだろう。

それに対して「私はもう帰る家すらない」というユエ。「だったら俺のところに来いよ!」と言ってくるハジメ、マジでもう何も失うものがないから言える台詞ですね。正の「無敵の人」かよ。俺が結婚してやんよ。
そんな話をしていると、向こうからドドドドと何かがくる音がした。ここでCMカット。

CM明け、舞台は変わってハイリヒ王国。
再び迷宮探索が行われるらしい。天之川くんはレベル50になり、めちゃくちゃ強くなっていた。全体的に雰囲気が重く、天之川くんが「絶対に成功させるぞ!」と呼びかけても一人を除いて反応なし、八重樫に至っては苦笑いだ。距離感どうなってんだよこのクラス。緊張というよりただ単に仲が悪そうに見える。

一方、ハジメ達は白いティラノサウルスみたいなのに追いかけられていた。頭には赤い花が刺さっており、完全にアレに操られている感じだ。これスーパーペーパーマリオのハナーン王国でありませんでした?それかスマブラで花生やされるやつじゃないですか?

ハジメたちも「寄生」だと気付き、本体を叩くことを考える。なんとか追っ手を巻いたハジメ達は本体を探し始める。探している最中、ちょいちょい噛んでくるユエが可愛い。



僕、こういう「唇がデフォルトにされてちゅぱちゅぱしてる感じの口」大好きなんですよね。日常系アニメに毒されすぎてこの口大好きになってしまった。完全にのんのんびよりの影響だ。

敵の本陣らしき場所を見つけたハジメたちは入り口の横穴に突っ込んでいった。ついでに追っ手も巻いたハジメたちは警戒しつつ進んで行くが、花粉のようなものが撒き散らされていることに気付いた。危険を察知し壁を錬成するハジメはユエに「敵がどこにいるかわかるか!?」と聞いたが、



なぜか鬼太郎第三世代の猫娘みたいな顔をしていた。完全に操られてる兆候だ。

予想が当たり完全に操られたユエはハジメに魔法攻撃を放った。さっきまで吸血しまくっていたせいでエネルギーはほぼ満タンだろう。あれはまさか伏線だった……?

銃を向けてもユエに対しては撃てず、攻撃を喰らい続けるハジメ。現れた植物の魔物の本体に背後をとられ、人質みたいになってしまった。この植物の魔物、なぜか胸元だけ肌色でおっぱいがでっかいのでめちゃくちゃエロい。ライトめの人外属性持ちの人が想像する「抜けるモンスター」でしょ。まだこういう段階の人外属性持ちの人はポケモンでは抜けない。経験から得た知見です。
魔法を撃つ手が止められず、背後から捕まえられ人質と化したユエが「もういい!撃って!」と言う。あるある。

それに対してハジメ「え?いいのか?マジで助かるわ〜!」と言ってユエの頭上に咲いている花をぶっ飛ばし、その向こうにいた本体の腕も飛ばした。は?
異世界スマホの9話ラストの冬夜君を思い出す。いや、でもあっちよかサイコ度は軽いか。
実際こういうシチュエーションに遭遇したら何が正解なんでしょうね。確実にこれが正解じゃないのはわかる。大体こういうやつって撃ったら撃ったで怒られるから。でもユエは怒ってもポカポカと叩いてきただけだった。可愛い。もっと髪が長い気が強めの女の子だったら説教されてた。

敵の魔物の肉を食っているハジメはついでにユエにも血を吸われたが、なぜか最後に「おいおい!ちょっ……あっ」で終わっている。なんでイったみたいになってんだよ。ここまで異世界スマホパロか。

さて、ハジメたちはついに100階層に突入しようとしていた。この節目に何かがあるのではないかと警戒していたハジメはでっっっっっっけ〜〜〜扉を発見した。やっぱり見つけるとしたらこういうのですよね。完全にラスボスの間だ。燃えるな〜〜〜〜。
扉を開け、突入!!というところでエンディング。終了。

ではまとめの感想いっときましょう。

まとめの感想と考察

今回はハジメのサイコが若干垣間見えた以外はそんなにおかしくはないですね。「キャラクターの感情が理解できる」「共感できる」っていうレベルでのおかしくないなのでかなりハードルは下がっているのは抜きにしましょう。
でも今回引きもサッパリしていて「ひと段落ついて繋ぎ」っていう感じが出来ててよかったです。デフォの引きを見られて僕は満足しています。

あとハジメがダイジェストの途中でちゃんと地図を描いていたのが好印象でした。こういう細かい演出に気を配っているところいいですね。やはり一話の構成がクソすぎたせいで記事を書き始めた僕は早計だったのでしょうか。もしかしたらマジでこのシリーズの記事全削除することになるかもしれませんね。


さて、考察ですが、今回倒した二体目の魔物、植物の魔物についてです。
僕が違和感を抱いたのは「戦闘シーン」ですね。なんというかアレ、「完全に人慣れ」している戦い方じゃありませんでした?

普通の魔物だったら「人質をとる」という行動はしませんよね。その意味もわからないでしょうし、いくら知能が高い魔物だったとしても経験がなければ得られない知識だと思います。
おそらく過去に人間を襲い、「一人を掴んだままだと攻撃されない」ということを学び、そこは勝利したんじゃないでしょうか。そのときの敵が反逆者なのか、普通に迷い込んだ冒険者なのかユエを封印した吸血鬼たちなのかはわかりませんが、あの植物の魔物は人を襲う知識があり、人慣れしていました。
花で操っている魔物たちを使ってあの本陣へ誘導したのかもしりませんし、そう考えると相当知能の高いスケベモンスターだったことが窺えます。魔物の計算外だったのは、今回の相手がサイコ野郎だったことでしょうか。残念でしたね。


さて、予想外にいい感じで進んでいくありふれ、今後どうなっていくんでしょうか。楽しみですね。まあこの記事の執筆時点で五話まで配信は進んでいるので皆さんはもう知ってるんでしょうけど、コメントでネタバレだけはしないでください。お願いします。ネタバレが死ぬほど嫌いなので。
頼む……キツくなってくれっ……!!!






つづく