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「魔蟲(仮)」を読んだ感想

おはようございます。僕です。

2019年明けましたね。今年もよろしくお願いします。もう二月も半ばですけど。
「盾の勇者」も「スライム」も全然クソアニメになりそうな雰囲気がないので安心しました。普通に面白いしなんなら毎週楽しみにしてる。一時は「ワンクール一週間に二本感想記事を書くという地獄」を予想しましたがそれを味わわなくて済みましたね。良かった〜

しかし僕もいつまでもアニメだけダラダラ見続けているわけにはいきません。インターネットコメディアンとして何かやらねばならないんです。「賢者の孫」も控えてることですし、あまり間を空けると自分が書くという行為自体に億劫になってしまいかねません。

ということでTwitterでこのような募集をかけました。

こちら、2秒で考えたツイートだというのにフォロワーさんから2件リプライがきました。それでいいのか?
そういうことで僕のTwitterのフォロワーさんから送られてきたなろう小説の感想を書きたいと思います。
今回はこちらの「魔蟲(仮)」の感想を書きます。タイトルにリンクをつけているので皆さんも読んでみてください。三話まで連載してタイトル仮って。
なお、現在この募集は締め切っているので元ツイート探してきてリプライ送っても僕が個人的に読むだけです。ご了承ください。あと「蛇神様の嫁入り」を思い出して後悔してるので本当の本当に今後こういう企画はやめておこうと思います。全然学習しねぇな。

魔蟲(仮)を読んだ感想

そういうわけで書いていきます。と言ってもこの作品は記事執筆の時点で3話しかないので感想も短めになると思います。

こちらの作品、あらすじで2話までのネタバレが盛大に含まれるネタバレ反対派激怒の仕様になっているので、「ハヤカワ文庫が裏表紙でネタバレしてくるの絶対に許せん」と思ってる人は何も見ず一話から読むことをおすすめします。あとここまで書いておいてなんですが、僕もネタバレしながら書くのですぐに読み始めてください。よろしくお願いします。


初見時の感想としては、「まだ話数も少ないしどうなっていくのかは未知数」という感じです。今の所ストーリーにクソ感はないので平常心で読んでいられます。
文法などはちょくちょく目につくところがありますが、そこは本筋と関係ないところなので誤字については今回はあんまり突っ込まないでおきます。後で誰か誤字訂正で送ってあげておいてください。

一話冒頭、変わった二人組の会話からスタート。
車中の二人はなにやら物騒な仕事の打ち合わせをしているらしい。一人は鎧を着た男、もう一人はセーラー服の女の子。僕はこういう変な格好したコンビが大好きだ。
何やら依頼があって山に入る何かを駆除するのが目的らしい。アニメ一話の冒頭映像が見えて来るようだ。そういう妄想をし慣れてるオタクは2秒で脳内映像ができるんです。

さて、シーンは山にハイキングにきた一家に。
陸という少年はハイキングを退屈に思い、不満を漏らしながらも歩を進めていた。ふと目を横にやると、冒頭に出てきた変な二人組が見えた。陸はそれを不思議に思い、足を止めた。
すると後ろから小生意気な妹の空が出てきた。陸と空はちょっとした小競り合いをしていたが、いつ間にか両親の姿がないことに気がついた。
焦った陸と空は両親を呼ぶが、返事が返ってくることはなかった。いきなり不穏な雰囲気がすごい。気が早いな。一話の半分でもうバイオの最初みたいな雰囲気に?

陸はさっきから人の声ひとつしないことに気づき、いきなり不安になってきた。
さらに進むと、空の靴が落ちていた。「ホラーの定番だが実際あったらめちゃくちゃ怖い演出」をやられてちょっとワクワクしている。
そこに現れたのはなにやら様子がおかしい父親。陸の手を強引に引っ張り洞窟に連れていく。めっちゃ怖い。実際ルパパトとか寄生獣とかで「完全に人に擬態しているモンスター」がでてくるが、ああいうものを見ると現実に不信感を持ってしまって非常に心の健康に悪い。でもそういうのが大好き。

洞窟に入った父親はおぼつかない口調のままで陸に襲いかかってきた。MIBを思い出すな。無印のやつ。軽い感じで片耳を食いちぎられて僕は「片耳失うのはやない!?!?!?!?一話で!?!?!?」とびっくりしていたが、一話はなんともないように進行していく。怖いこの世界。
そこにさっきのセーラー服の人が日本刀ぶん回して助けてくれた。めちゃくちゃ無慈悲に人の父親を切り捨てて助けてくれたが、僕はこういう「普通に女子高生が制服で戦ってる」というものにフェチズムを感じている。BLOODを思い出す。

しかし文法がめちゃくちゃ気になる。さっき「本筋と関係ない感想は書かないようにしないと」と書いたばかりだが、めっちゃくちゃ気になる。
最近なろう小説を読み始めて思った持論だが、「文法が乱れていると集中力に影響する」ということだ。物語はイメージを膨らませながら読めば臨場感や空気が感じ取れるようになり面白くなっていく。
しかし文法が乱れてそこに意識がいってしまえば脳内の映像にノイズが入る。違和感が生まれてしまう。その違和感は物語の中のブロックノイズとして居座り、確実に第一印象に影響する。僕はそれがとにかくキツかった。「ニート神にはこういう意識が出なかったのはなんでだろう」と思ってもう一度目を通してみたが、あっちは「違和感を覚えるほどの文法の誤りはないし、そもそも文法を気にしている場合じゃない展開になっている」ということがわかった。休日の一部を使ってわかったのがこれだと思うと僕も流石に涙が出てくる。なにやってるんだろう。

そういうことでさらにざっくり書いていきます。次海ともう一人の鎧の男、海斗と合流した陸はそのまま次海たちについていき、妹も無事救い出した。しかし、その後陸は失神してしまった。一話完。

二話。悪夢を見ていた陸は飛び起きた。近くには女性が座っていた。Dr.ココと呼ばれる博士らしい。「天才」「ロリショタコン」というテンプレすぎるキャラ付け、いっそ清々しいな。
その後陸は次海と海斗に魔蟲の説明をした。ここはあらすじで説明したので省略しときます。

それと同時に空に魔蟲のマーキングをされ、狙われやすくなっているということの説明をされ、陸くんも戦う使命が出てきた。いや、早くない?二話目だよね?僕の時間が早くなっている……?
魔蟲と戦うには蟲を体に取り入れて体を強化する必要があるそうだ。その際には激痛が伴うらしいが、二話目にして背負うものが多すぎる。二話目にして親死んで戦う使命背負わせられるのいろいろ重すぎないですか?僕だったら鬱になっている状況に陸くん普通に立ち向かってるのすごいな。
そんでまあいろいろ覚悟した後に陸くんは蟲を体内に入れることにした。マジ?すげぇ……。

三話。今回は戦闘回らしいが相変わらず文に違和感があって辛い。あと戦闘回なので例によっていろいろ省略します。
次海さんがめちゃくちゃ強かったので陸くんが頑張った末にトドメ刺してくれました。
さらにお嬢様と執事っぽい人が登場し、終了。


はい。そういうことで現段階で公開されてる分の話は終わりです。まとめの感想いきましょう。はやく。



まとめの感想

急ぎすぎ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


めちゃくちゃいろいろ急いでてびっくりしたんですけど、これ僕だけだったら笑っちゃいますよね。なろう小説に慣れていない僕だから「急ぎすぎだろ」と思うんだったらただ僕を笑って終わりになるんですけど、いろいろ早くないですか?

一話で父親が死に、二話目で妹が狙われる運命にあり激痛とともに体に蟲を埋め込んで戦う体に改造されて、三話で実戦投入されて新キャラ登場って展開早すぎて脳みその回転が追っつかないんですよね。
多分「頭の中である程度の構想はあるんだけど構成の部分で急ぎすぎた」ってところがあると思うんですけど、読者の僕としては文法と「急かされてる感」があって普通に辛かったです。ニート神とは別の辛さを感じながら書いていました。
「読むこと自体が辛いけど感想記事は書きやすい」ニート神と、「物語自体はちゃんとしてるけど文法の乱れと展開の早さに『特に感想がない』」魔蟲、どっちが辛いんでしょう。

いや、わざわざリプライで送って頂いて本当に申し訳ないんですけど、本当に「特に感想がない」です。前回依頼されて書いた「蛇神様」は「普通に良くて『良い』しか言えない」というタイプの書けなさでしたが、今回は違うタイプで困惑している。どうしよう。いろんな感情が織り交ざり、「辛い」という気持ちに収束している。なに?どうしたらいいんだろう僕。

とりあえず言えるのは「わざわざ送ってもらって本当に申し訳ないけど文法のせいで何もかも頭に入ってこないしいろいろ生き急ぎすぎ」ということです。本当に申し訳ない。


僕の頭が足りないばっかりにこういう面白くともなんともない感想になってしまってごめんなさいって感じなんですけど、リプライで送られてきた作品はまだもう一作あるのでもう少しお付き合い頂ければありがたいです。



つづく