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「百錬の覇王と聖約の戦乙女」四話を見た感想

おはようございます。僕です。

いやー、四話もかなり面白かったですね。僕が一番好きな回かもしれません。
個人的に好きなシーンは魔族のグレゴールに立ち向かうエミール・ビュシェルベルジェールが名乗るところと、エミールがディアヴロと交代する時のシーンですね。ああいう「あとは任せろ」みたいなの大好きなんですよね僕……。ふふっ……。あとグレゴールが最後涙目になってて普通に可哀想だと思いました(こなみかん)エミールは初登場から「こいつ普段ギャグ担当しててシリアスな戦いになるとかっこいい奴だな」と思って気に入っていたので、早くも想像が現実になって嬉しいです。個人的にエミールにはどんどん活躍してって欲しいですけど、五話を見る限り、これから出番は少なくなっていくのかなと少し寂しくなってしまいました。もっとエミールの出番増やして……。
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総評ですが、個人的には四話めちゃくちゃ好きな回でした。これからどう面白くなっていくのか、楽しみですね。また次回お会いしましょう。それでは。


四話を見た感想

すみません、四話の感想を書くのが嫌すぎて現実逃避してしまいました。真面目に感想は書くので安心してください。もう夢は覚めました。

四話ですが、一話と並ぶなかなか強烈なインパクト(オブラートに包んだ表現)がありましたね。なんというか、百錬の覇王一話特有のロケットスタート感があった回でした。端的に言えば地獄。


まずアバン、リネーアが勇斗から迫られているところからスタート。開始コンマ1秒で「ああ?」という声と共にこめかみに青筋が浮いてしまいました。こんな開始早々こんな感情にさせるアニメ他にあります?
そしてこれから、というところで呼び声で起こされるリネーア。いや、視聴者に初っ端から淫夢を見せるな。呼んできた子分の伝えたいことは「勇斗がギムレーの視察に訪れる」ということらしい。ギムレーってどこすか。疑問に答えることがないままここでオープニング。
つい「誰も喋らないからずっとオープニング見ていたい」と独り言を漏らしてしまい、孤独な部屋の中虚しく木霊し、「自殺してぇ〜〜〜」という気持ちを誘発してしまいました。これから百錬の覇王見るときは部屋からヒモやロープなどは片付けるようにしておきます。

オープニング明け、クリスティーナちゃんが馬車を操り、アルベルティーナちゃんが一緒に馬で並走し、馬車に乗る勇斗とフェリシア
エンディング曲を歌いながらアルベルティーナちゃんはなんかの能力を使って風を起こした。
クリスティーナちゃんによると、クリスティーナちゃんのルーンで風の抵抗をなくし、アルベルティーナちゃんのルーンで追い風を起こして加速させてるそうだ。二人は風系の能力が使えるっぽい。ていうか普通に馬可哀想になってくるな。何の罪もない馬を急がせるな。

そんなこんなでギムレーの街に辿り着いた勇斗たち。ギムレーの街は農耕が盛んらしく、狼の食糧問題も解決出来るのでは?と勇斗が思うほどだった。
ここでお腹を鳴らすアルベルティーナちゃん。お腹を空かせたところからまたしても姉妹漫才が始まり、思わずパソコンのモニターにめちゃくちゃガンをつけてしまった。まだ声が可愛いからギリギリ許している。

姉妹漫才のあとは、勇斗が狼から派遣したと思われるギムレー知事の男と話をしていた。どうやら勇斗が例のチートで知ったと思われるノーフォーク農法が広まらないらしい。
前の宗主への信頼が厚く、長年やってきた農法を今更変えるというのも厳しいという状況だ。まあそらそうだよな。
そこにリネーアがやってきて、「お久しぶりです!」と元気良く挨拶した。え?前回から時間流れてたの?そういう説明一切なかったけれども。お前この間雷の奴相手に煽り合いバトルしてボコボコに負けとったやんけ。

さっきまで勇斗が話していたところとリネーアと会う建物が違うらしく、シーンチェンジした。



……?ん?あれ?なんだこの既視感……?
コナン……?コナンのCM入る時の「ギィィーーーッ!バァン!」のとこ?
マジかよロケ地同じとこ!?聖地巡礼しよ。

マジでコナンのCM入るときのあそこみたいなクソ暗いところで歓談するリネーアと勇斗。
リネーアがまた結婚の話題に入るところで、乱入してくる双子。いい加減にしろ。双子漫才は一話で一回だけにしてくれ。
その話を聞いて国力で張り合ってくるリネーア。国力で差をつけろ。そこにクリスティーナちゃんは「物で男を釣ろうとは、よほど女としての自信がないと見えます」とキツイパンチラインを繰り出す。クリティカルヒット!勝者チャレンジャー、クリスティーナ!完!

そんな争いの中を「あっ、そうだ!(唐突)」と淫夢語録で切り抜けようとするキモオタの鑑勇斗は、リネーアが何か心配していたことを思い出した。
リネーアが心配していたのは、さっきの農法を変える云々の話だった。勇斗は「前の統治者がよほど良かったらしくてねぇ」と謎のヨイショをしだす。統治者云々じゃなくて農法変えるための整備も整ってないのにやらせようとするからこうなっているだけでは……?

「やろうとしてるのはどんなものなのか」と聞いたリネーアに「ノーフォーク農法!」とドヤ顔で答える勇斗。説明を求められると、「ざっと言うと色んなものを順番に作って、土地を痩せさせない農法だ。生産力が大幅に上がる!」と言った。だから未開人に知識ひらけかしてドヤ顔すんのやめろって。
そもそもこのノーフォーク農法、めちゃくちゃ小麦が出来ると言われてるこのギムレーの街の土壌でやって意味あるんだろうか。むしろノーフォーク農法向かないと思うんですけど。
クソ大変な努力が必要であった歴史を持つこのノーフォーク農法、一体どうやって広めるつもりだろう……。土壌の改良だけで20年以上かかってるらしいぞこれ……。


リネーア「ギムレーのみなさーん!」



リネーア「時代は今、ノーフォーク農法でーす!!」



民衆「うおおーーーー!!」



僕「????????????????」


????????????????????????????????



リネーア「街の有力者たちと、話がまとまりました。どこにどの作物を植えるかの、土地割も終わりました」
勇斗「お、おう」
僕「?????????????」


すみません、脳が停止してしまいました。今何が起こりました?よくわかんないんですが、よくわかんなくていいっぽいのでこのまま進めていこうと思います。
一体どうやって数秒の間に民衆を説得したんでしょうね。これは覇王七不思議として認定してさっさと次いったほうが良さそうです。

まあそんで諸々の話がまとまった様子で、リネーアの有能さがアピールできたようですね。
良かったねリネーアちゃん!これで勇斗も

勇斗「さっさと妹にしておいて良かったぜ」
僕「は?????」


ちょっと待って鬼畜すぎィ!なんJ民かよ。リネーアちゃんが結婚したがっているのを遠慮し続けてこの発言ですよ。ビンタの一発でもないとスカッとジャパンしないと思いません?

その夜、風呂に入りながら何かを考えているリネーア、一体これから何を……?勇斗は自分の部屋で書類の確認をしていた。そこに近づくリネーア。ん……?夜……自室に近づく……アバン……まさか、いや、ちょっと待って。嘘でしょ?


はい。夜這い始めました。ウッソだろお前……。昼間の発言を受けたうえでこれ……?

「兄上、抱いてくださいませ……」という言葉が直で耳に響く状況辛すぎて一瞬イヤホン離してしまった。だから地上波でエロゲをやるなって。
背中に手が伸びた勇斗は一瞬現世に残してきた彼女のことを思い浮かべ、リネーアを引き離した。良かった……。

当然落ち込むリネーアは自虐を始めるが、勇斗、そこで「いや、お前は十分すぎるほど魅力的だよ」と追い討ちをかけていく。引き離した後にかける言葉がそれかよ。ド畜生じゃねぇか。
「ではなぜ……」と言われた勇斗は、「俺は狼の宗主だし、責任があるから……」と言うと、リネーアの顔が曇った。それを見た勇斗は決心したのか、「違う、そうじゃない」となぜか鈴木雅之の名曲を言うと、壁に頭を叩きつけた。ついに狂った……?そらリネーアも「一体何を!?」とか言うわ。
「これで薄っぺらな言葉はどこかに飛んで行った」らしいが、はたから見れば飛んでいってるのは感受性の方だと思う。いや、それは最初から飛んでたわ……。

勇斗はベッドの上で膝をつき、「すまんリネーア!!俺はお前とは結婚できない!!」と誤った。謝る場所違うでしょ。土下座っていうのは地に這いつくばってやるもんですよ。
「好きな子がいるから結婚出来ない」という本当の理由を告げると、リネーアは不思議そうに「妻のうちの一人でも構いませんけど……」とポカンとする。「俺の元いた世界では、そうはいかないんだ」と続ける勇斗にさらにポカン顔のリネーア。まあそうなるよな。
正直に「自分は未来人です」という告白をした勇斗はリネーアに何とか納得してもらえた。「理解力が高くて助かるよ」と言葉をいちいち捕まえて突っ込んでいる場合ではない。BGM的になんかシリアスっぽい感じなのだ。多分シリアスな場面なんだろうな。知らんけど。

「兄上にそこまで好かれているその人はきっと素晴らしい人なのでしょうね」というリネーアの言葉に「いや〜、色々姦しいし、泣き虫だし、最近は怒ると怖いことまで発覚したし、結構どうしようもない奴だよ。だから、帰ってやらなきゃならないんだ」とどこから何を言ったらいいかわからない言葉のフルオートライフルの乱射に思わず眉間に皺が寄って「ン ゙ン ゙ッ!」と言ってしまった。
「でも兄上がいなくなったらどうしよう」という不安に駆られるリネーアに、勇斗は「角にはお前がいるじゃないか。この街で見せた手腕、正直惚れ直したぜ」というクズ発言を重ねていく。これからは「誠死ね」ではなく「勇斗死ね」の時代がくるかもしれない。カナシーミノー

「でも結局お兄様がいないと僕は何も出来ない」とネガティブになるリネーアに、勇斗はいきなり語り出した。そこでサラッと「俺のはただのチート」ノルマも達成。おめでとう。
「昔、どうしようもないクソガキがいた。この世界にはない知識をいっぱい持っていてさ。みんながスゲーって褒めてくれた……。借り物の力のおかげであって、そいつ自身がスゲーわけじゃ全然ないのにな。もう増長しまくりでさ、知識を持ってる自分が絶対に正しいと信じて疑わず、忠告を嫉妬だと鼻で笑って、大失態をやらかした。そのせいで、恩人が死んだんだ。本来報いを受けるべきそのバカを庇って……。今のお前と一緒さ。つくづく自分の身の程ってやつを思い知ったよ……。自分を責めて責めて責めまくった。けどな、重要なのはそっからどうするかだ。百錬成鋼。俺の国の言葉でな、幾たびも心身を鍛錬することによって、初めて立派な人物になれるって意味だ。なあリネーア、たった一度の失敗で、折れて終わっちまうのか?まだ一錬も済んでねぇじゃねぇか。本当の強さを手にいれるのは、まさにここからだろうが!」と所々失礼な言葉を交えたクソ長ったらしい説教が終わった。
その庇って死んだやつ、回想にも出たことないしこれまでの話で1mmも触れられてなかったのだが、オタクとしてはそういう回想が一度はあってほしかった。いや、そもそもこの説教自体無くて良かったんだけど。

リネーアは「何事もすぐに諦めちゃダメだ」ということに気付き、「アタックも諦めません!」というエロゲのエンディング間近によくあるセリフを言い放つ。負けフラグだ!それ以上言うな!(エリート医師)やめろーーーーーッ!!!(闇医者)

そんでまあ「困ったなぁ、トホホ〜」となっているところで、マジのシリアス顔をしたクリスティーナちゃんとフェリシアが入ってきた。
雷が戦の準備を始めたらしい。大変だね。ここでCMカット。

CM明け、早速会議が開かれた。
情報源は交易商人からの証言で、雷は武器の量産を始めているらしい。「あのバカは何を考えて戦を仕掛けて来るんだ……?」と特大ブーメランをかます勇斗。
お前だよ。お前だよ。お前だよ!!!!!

ここでクリスティーナちゃんが「雷に向かわせてください」と願い出る。敵地に潜り込んで情報を集めに行くらしい。「危険すぎない?」という勇斗の心配により却下されたが、クリスティーナちゃんは横で船を漕いでる姉を見ると、足払いをかけて椅子ごと後ろに倒して起こした。
そして寝起きの姉に「そこのオロフ殿(ギムレー知事)を生け捕りにしてください」と言う。どういうこと……?戸惑う姉に「いいからやってください」と押されたアルベルティーナちゃんは、一瞬でオロフさんの背後に回り、喉元にナイフをあてた。
さっきのCMカットの説明でもあったように、身体能力の向上や隠密行動に適した能力らしい。勇斗は双子の能力を認め、雷に向かわせることにした。やったね!

次のシーンでは勇斗は雷との国境である川に視察にきていた。韓信の策を使おうとしているらしいが、相変わらず未来の知識でドヤ顔してムカつくのでここは飛ばしましょう。あとリネーアになんか頼むらしいです。

さらに次のシーンでは、めちゃくちゃに言ってた彼女と電話していました。
また戦になることを告げると、「しょうがない人がいたもんだ」とこちらもナチュラルに殺意を誘ってくる言い方をする。はい電話シーン終了。

電話が終わり、再び会議を開いた勇斗。双子の代わりに今度は知らんおっさん二人が席についていた。誰だお前ら。
なぜ戦を始めるのかということを議論していたが、結果よくわからないままだった。
「ステインソールが宗主になってから連戦連勝らしいが、雷の軍はそんなに強いのか?」と疑問を持つ勇斗だったが、戦術とか特にないらしく、正面突破で全部勝ってきたらしい。なにそれ。ステインソールがポケモンやってたら全部攻撃技とかになりそう。りゅうのまいとか絶対やらない。

「それだったらルーネとか先代マーナガルムのスカービスという勇猛なエインヘリアルがいる」と言う勇斗だったが、ルーネちゃんもスカービスさんも「ステインソールには劣る」と自信なさげ。まずお前誰だよ。先代マーナガルムの……なに?急に出てきて「おなじみ」って顔でいるな。
自信がないのはステインソールの数々の武勇伝からくるものらしく、7年前には13歳のステインソールが数百人いる砦を単身乗り込み正面突破でぶっ潰したらしい。コマンドーじゃん。これには流石の勇斗も「なんだそりゃ」を三連発し、「語彙力が死んでるのか頭が死んでるのかはっきりしろ」と思った。

「ステインソールの武勇は単なるエインヘリアルである以上のものであるという証明……」とハゲの副官っぽい人が言いかけたが、勇斗は「そんなのは、匹夫の勇だ!」と一蹴した。HIPの……YOU……?ハゲの副官が普通に「は?」って言っててちょっと笑ってしまった。
勇斗は「深く考えず、ただ血気に逸るだけの勇気。腕力に頼るだけのつまらない勇気!匹夫の勇だ!!そんなものに、狼は負けない!!」と意気込んでいたが、実際それで雷は戦果を挙げているので会議してるんだと思うんですけど。対策しろよ。

一方雷では総勢8000の軍を集めていた。ステインソールは「狼どもには集められねえ数だろうなぁ」とめちゃくちゃ慢心していた。前回のゾクゾクどこいった。雷軍はこれから出撃するらしい。
この様子を見ていたクリスティーナちゃんは、早速伝書鳩を飛ばした。終了。エンディング。

すごい。びっくりするくらい続きが気にならない。まとめの感想いっときましょうか。

まとめの感想

今回はなかなかの苦行回だと思いました。人を人と思わない言動に、ふわっとした失礼な説教をかます勇斗、完全に脈なしの発言が出たのにも関わらず夜這いに行くリネーア、特になにも言うことがないフェリシアとルーネちゃん、二回に渡る双子漫才。ヒロイン全員で殺しにかかってくるような感じですね。
これもしかしてアニメ界のボスラッシュですか?そういうミニゲーム?負けでいいよもう。

で、今回は特に考察するようなところも無かったので考察はありません。
せめてステインソールの戦術で「なぜ勝てたのか不明」とかだったら熱かったのになって思いましたけど、前回の内容見る限りそれは無理ですよね。脳筋っぽいし。
ただ、今回で戦を仕掛けてくることが本当のことになってしまったので、今後はこの戦の背景で誰が暗躍しているのかっていうところに話の焦点が当たりそうです。当たってくれ。


さて、ちゃんと三回見た上で「書きたくないな」と思ったのは異世界スマホ11話以来の感情ですね。久しぶりに見ましたよ。「地獄〜〜〜!!」って感じのやつ。
みなさんもこのアニメを視聴する時は、窓から離れて、紐状のものは近くに置かないようにしてください。クソアニメお兄さんとの約束です。それでは、死んでなければまた次回お会いしましょう。



つづく