留守伝票

一番好きなアイス→ディッピンドッツ

「百錬の覇王と聖約の戦乙女」三話を見た感想

おはようございます。僕です。

一話、二話の反応が異世界スマホの記事書いてた時とは比べものにならないくらい大きくて嬉しいですね。Twitterのリプライで人に「この記事おすすめ」みたいな感じで勧めてくれてたり。検索かけて全部見てるからな。みんなもどんどん記事についてツイートしてね!!

僕の記事だけじゃなく、インターネット全体での大きな反響に色々驚いてます。いや、考えてみれば当然のことなのでしょうか。
異世界スマホが11話で反響を呼び、そこからドギツイ最終回を迎えて「覇王」が放送開始し、「異世界スマホの再来」と言われれば11話で〝ヤバさ〟に気づいた人たちが視聴を始める……ということでしょう。まさしく〝負の連鎖〟じゃん。クソアニメの呪縛から解かれてくれ。

あと僕が連載してる小説のレビューに「クソアニメレビューもいいけど早くこっちの方も続き書いてくれ」と書かれていて「おっ、そういうこと言われると書かなきゃなって思うんだ!感想くれてありがとうな!」って言いながらド嬢の四巻読んで寝っ転がってます。ごめんなさい。そっちの方も頑張って書きます。ちなみに今僕は家賃と光熱費が払えるかギリギリの財政状況の中「どうしよっかな〜〜〜」と言いながらエロ漫画を読んでいるのでとても頑張れる状況ではないです。

多分この感想記事の読者の皆様は僕の身の上話とか微塵も興味ないと思うのでさっさと感想の方始めていきましょう。長々とどうでもいい話をしてしまってすみません。
前回はクソカップルみたいなやりとりして終わっていましたが、今回からどう話が動いていくのでしょうか。楽しみですね。
あと「異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術」は三話で株が爆上がりしました。おもろいやんけ……

三話を見た感想

初見の時の感想ですが、「一話、二話に比べるとそんなに辛くない」という感じですね。肌の露出も少なめだし、新キャラ悠木碧さんと竹達彩奈さんなので聞いていて「うふふ」と言ってしまいました。僕は竹達さんが大好きなんだよ……。

さて、冒頭主人公に会いに来たと見られる謎の双子が路地裏から勇斗の屋敷を見ている。オープニングに出てきた娘だ。BGMはどことなく「トロピカル無職」を彷彿とさせる。
「どうせこの子たちも名前知るのにめちゃくちゃ時間かかるんだろうな」と出てきて二秒で思いましたが、片方がくしゃみをすると「どったのクリス?風邪?」「いえいえアル姉、ちょっとこちらに」と自然な流れで名前が判明する。これこれ!!こういう自然な感じで名前を出していって!!!!お願いだから!!!!!
そして寄ってきた姉を押し倒すクリスちゃん。コメントが「あら^〜」と「は?」が入り混じって最終的に「は^〜?」と合体していたのにはちょっと笑った。
「風邪は移すと治りが早い」という迷信を信じて倒れこんでゲホゲホやっている双子。道端でなにやってんのこいつら。会話から察するにキャラは「アホの姉とそれをいじる妹の双子」という感じらしい。僕はアホの姉の方が好きですね。悠木碧さんの「アホガール」は良かったからな……。
ここでオープニング。双子のセリフを書き起こさないのは僕と皆さんのメンタルを保つためです。ご理解ください。自分で本編確認しろ。

そしてオープニングですが、なんと作画が修正されてました。マジで修正されないまま終わっていたらそれこそ伝説に残るアニメだったと思うんですが、まあ当然ですよね。なんでクソ作画が修正されて残念がってんだよ。


オープニング明け、例のエロアニメのエンディングみたいなBGMとともになんかに膝をつく勇斗。前回言っていた戦勝の儀式っぽい。儀式の様子は全部ダイジェストで流すのはまあいい采配だと思います。クソどうでもいい儀式の様子延々と見せられても「これ今後使うの?」と言ってしまいそうですし。

儀式を終えた勇斗たちは昼食をとった。リネーアが「お疲れ様です。兄上」と飲み物を差し出して飲んでいる様子から「おっ、こっからが本編だ」と察してしまった。(クソアニメにおける『本編』とは『精神を蝕むクソパート』のことを指します)
勇斗は「結婚してください!」という回想を挟んで「気まずい……」とリネーアを横目で見ていた。なんで気まずいんだろう。前回話まとまってたはずでは?
勇斗が何かを食べようとすると「あっ!それ美味しいんですよ。僕大好きなんです。是非兄上もお食べになってくださいませ!」と勧めた。いや、手にとってんだから今食べようとしとるやろがい。味の感想を聞くとリネーアは安心した。どうやら角の料理だったらしい。へーーー。

そしてなぜか始まる「あーん」。ですよね。食事のシーンやるんだったらそらやるよな。経験則からわかるわ。
そして間髪を容れず「おっ、実に仲睦まじいですな!まるで夫婦のようですぞ?」と子分が言う。もう「そういう作戦」みたいじゃん。ていうか差し金がこいつだったっぽい。なんなんだよ。
そこに乱入してくるフェリシア。どうやら前回言った「リネーアとの結婚の阻止」に協力すべく自分も行ってるみたいだ。これ体良く取り入ろうとしているだけでは?おっぱいめっちゃ当てるし。
「あ〜らリネーアお姉様?まさか嫉妬などしておられませんよね?」と煽るフェリシア「ま、まあ!兄上ほどのご器量ならば、女遊びを許すのも正妻の務めだな!」と強がるリネーア。キッツ。お前婚約すらしてねぇだろ。

そんな殺意しか湧かない会話を繰り広げていると、後ろから「おお……」という驚いたような声が聞こえた。
見てみると、前回のラストで出てきたなんかライバルっぽいやつがいた。名前は「ステインソール」というらしく、雷って種族の宗主らしい。いや宗主が単身他の種族の国に乗り込むなって。不法侵入とちゃうんか。
説明を受けた勇斗は「じゃああいつが噂に聞く、『虎の心を持つ王』バナヘイムのドールグスラシル……」と納得していたが、そんな噂は微塵も聞いてないし、ここの納得したセリフ書き起こすために三回も10秒バックして聞き直した。「なんて?」って箇所多すぎ。お前カタカナ使えば頭いいと思ってんだろ!

さっきの子分の説明によると、先代の狼の宗主はこいつにやられたらしい。ますますどうなってんだよ。そんな宿敵簡単に通すなって。角だって国境に砦あっただろ。警備ザルかよ。
子分と言い争っていると、隣にいた爺さんが「まあまあここは私の顔に免じて」と言って出てきた。「誰だよ」と思っていたら「このユグドラシルを統べるアースガルズ帝国の神官であられるアレクシス様にそう仰られては退くしかありませんな」とめちゃくちゃ説明してくれる子分。お前いい奴だな?

「命拾いしたな?爺さん」と挑発するステインソールに「まだ言うか貴様!!」とキレる子分だったが、一瞬で間合いを詰められ言葉を失う子分。どよめく周囲。そしてステインソールが指先で触れただけで剣を崩壊させた。うーんこれこれ。この「なんだと!?」「一体何が……」みたいな空気大好き。大体主人公がそれやってるけど、こういう敵キャラがそれやってんの見るとワクワクするよね。主人公がやると「ああ?」しか言わないけど。

リネーアが「あれはミョルニル……!神の力をただ破壊のみに注いだ特異なルーンです……」と説明してくれたけど、その「ルーン」ってなに?
「けどさっきの動きも尋常じゃなかったぞ」と突っ込む勇斗だったが、「ええ、彼はメキンギョルズのルーンも持っていますから……」とさらに補足。なに?なんて?メキン……?もういいわ。

よくわからんまま進む物語の中、僕はとりあえず人吉善吉を憑依させて「うんっ!そうだな!」と言って終わらせました。勇斗は驚いたように「まさか、ルーンを二つ持ってるのか……!?」と言っていましたけど、だからルーンってなんだよ。
ユグドラシル全土で見ても恐らく三人に満たぬ双紋のエインヘリエル」らしいが、ルーンの説明すら受けていないのになんなんだ。「とにかくすごい」ってことでいいの?

ステインソールは勇斗を見つけると近づいていったが、その前にルーネが立ちはだかった。「父上にこれ以上近づくことは許さん!」と言っていたが、「なかなかの闘気だ。俺の敵じゃないがな」とイキリちらしてその場をやりすごそうとするステインソール。そこだ!!!ぶっ潰せルーネちゃん!!!!





通すんかい。

めちゃくちゃ戦う感じにして通すんかい。なに「くっ!」みたいな顔してんだよ。そういうの武器砕かれてから言ってくれ。
リネーアも負けじとステインソールを煽るが、「誰だお前」みたいな対応された上死んだ父の名前を出されてキレてた。ザッコ。

そこに「明らかにキレてる」って顔でいる勇斗。「他の奴らいびってんじゃねぇよ……」とキレてたけど、怒り方中学生かよ。「いびってんじゃねぇよ」っていうレベルじゃない暴言吐きまくりなんですけど。
勇斗の顔ドアップで「鋭い眼光を放っている」みたいな感じなんだけど全然怖さが伝わってこない。ヒロアカとかの演出見習ってほしい。
ステインソールは勇斗の顔を眺めると笑い出して「久しぶりにゾクゾクするぜ!マジで気に入ったよお前!」と言う。「名前は?」と聞かれて勇斗が答えると「お前の名は二度と忘れねえ!」と言ってBGMだけ迫真のままステインソールは去っていった。いや、初めて聞く名前に「二度と忘れねえ」はおかしいだろ。お前なにしに来たの?

ステインソールが去ってから皆んな崩れ落ちて「緊張の糸が切れた」って感じだった。勇斗は冷静に「変なやつだが、相当とんでもなさそうだな」と訳のわからないことを言っていた。なに?相当……とんでもなさそう?ん?いや、もういいです。これ「まるで将棋だな」と同じ違和感を覚えるパワーワードですね。

その後普通に街中を闊歩するステインソール。「わざわざ会いに行った感想は?」と聞かれたステインソールは「『世界を滅ぼす男』か……なかなかどうして期待以上だったぜ……!」と意味深なことを言う。一瞬神官も悪そうな顔をして「こちらの願いは聞き届けてくれますかな?」とまたもや意味深なことを。発言から察するに、この神官が戦争の火種をつけているということ……?ここは考察ポイントなので後で詳しく書いておきます。
ここでCM。

CM明け、「どれだけ心配したと思ってるの?!」という声が夜の神殿に響いた。勇斗がまた彼女と電話してるらしい。彼女は「『戦に行ってくる』って言って3週間も連絡がなかった」ことに怒っていた。みんなも飲んで帰る日は奥さんに「飲んで帰る」って連絡は入れような!散々怒った後に急に「生きてて良かった」泣き出したので「は?」となっていたが、その直後に勇斗が「俺……生きてるから。心配しないで」と意味不明な言葉を重ねてくる。いや電話してんだから生きてるに決まってんだろ。理解不能ミルフィーユ出してくるな。これメンタルヘルスの教材ビデオ?

翌日、市場を見て回る勇斗。なんか本も売っていたが、紙は勇斗が発明したことになっているらしい。これで狼の経済が潤っているそうだ。「発明っていうか、チートだけどな……」と汗をかきながら「チートだけどな」ノルマ達成。
フェリシアが何かに気付いたので行ってみると、そこでは奴隷商人が元気に親子の奴隷を売っていた。いや、八百屋じゃねぇんだから「寄ってらっしゃいみてらっしゃい!」って感じで奴隷を売るな。
これを勇斗、当然のように奴隷を買って解放。親子を見送った後に少し悲しそうな顔をして「自己満足……なんだろうな。やれることだけでも頑張っていかないとな!宗主として」と言って去っていく。奴隷についての法律を見直せばいい話では……?奴隷商人から奴隷買ってたら何の救いにもならなくない?奴隷制撤廃して♡(リンカーン
その様子を見ていた冒頭の双子。「ほえー」「なるほど……」と何かをわかっていた様子だが、僕には奴隷を買っているようにしか見えなかった。何がわかったんだ……?

勇斗は帰ってから書類の山相手に奮闘していた。職場体制ガバガバかよお前。書類仕事くらい部下にやらせるとかないの?フェリシアフェリシアで前回の回想ねじこんでくるし。このアニメ回想ねじこむのもノルマになってるんですか?水増し地獄じゃん。

回想が終わった時、ルーネちゃんが入ってきて勇斗に来客を知らせた。爪からの使者で、悠斗に謁見を求めているそうだ。誰だか大体察しはつく。
勇斗が謁見の間に行こうとした瞬間、ドアからサッとなんかが入ってきた。ご想像の通り双子でした。名前は「アルベルティーナ」「クリスティーナ」というらしい。真名解放!!!

頭をがしがし掻きながら姉のアルベルティーナの方は「えへへ、早く旦那様の顔が見たくって……」と言い、僕の背筋に悪寒が走った。嫌な予感がする。
また双子がわちゃわちゃと漫才を始め、「アル姉はほんと、ダメダメですね♡」とクリスティーナちゃんが言ったところで僕の脳裏に愛する担当アイドルがよぎった。声が同じだとどうしても意識してしまう。その前に初対面で茶番をかますな。

このアルベルティーナちゃんとクリスティーナちゃんは爪の宗主の娘で、勇斗の嫁になるためにやってきたらしい。嫌な予感が当たってしまった。つまりどういうことだってばよ……?
勇斗は「こちらが受けて入れてもないのに勝手に送りつけられても困るし帰れよ」という真っ当な意見を述べた。
そこでまた姉妹漫才を始めた二人に対して「変なのがきた」「厄介払いかよ」とプークスクスしているフェリシアと勇斗。お前も変だけどな。

「厄介払いとは聞き捨てなりませんね」と小声で喋っていたのにも関わらず聞きとったところにびっくりする勇斗とフェリシア。この双子もエインヘリエルらしい。いや、だからエインヘリエルってなに?
さらにリネーアの話が耳に入っているからか、再度断っても「既に角との婚約の話が進んでいるから……ですか?」と畳み掛けるクリスティーナちゃん。勇斗は情報収集能力に感嘆し、身構えているように見えた。
クリスティーナちゃんは勇斗の器量を評価しているらしく、膝をついて盃を交わしたいと願った。
勇斗は正直二人のことはあまり信用に足りないようだが、Aパートのステインソールのことを考え、「相応の手柄をもってこい」と要求した。二人を試すつもりなんだろう。




勇斗「頑張れよ。狼の宗主の直盃、安くはねえぜ?」
僕「ウワァァァ〜〜〜〜〜〜〜ッ!!!!!!!」

ウッゼェ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!

一瞬全身が殺意でドス黒くなってしまった。なんなんだ。この自信とセリフどっから出てくるの?これで次週こいつの首とか飛んでたらウケるんだけど。
そしてエンディング。……ん……?



なにやってんだ作者ァァァァーーーーーーーー!!!!!!!(二回目)

疲れた。まとめいっときましょう。

まとめの感想と考察

感想を書いていて胸を掻き毟り悶絶してしまいましたが、それでも1、2話よりかはマシでした。覚悟決めなくても普通に三回見ることが出来ましたね。覇王という水銀に体が慣れていってるのでしょうか。恐ろしいことですね。「慣れ」というのは「狂気」を無自覚にさせる悍ましい感覚なのだということを再確認しました。あとアルベルティーナちゃんが可愛かったから普通に観られた。
情報量も過去の話と比べるとちょっぴり増えたかなって感じです。今回は自然に双子の名前紹介してくれたり子分が説明してくれたりして評価上がりましたが、よく考えたらこれ一話でやるべき演出ですよね。ふざけんなよ。

さて、考察ですが、ていうかこれは考察と言っていいのかわかりませんが、アースガルズ帝国とやらはあのステインソールと雷を狼に嗾けて何か戦争を起こそうとしているのではないでしょうか。一瞬の悪そうな顔が全て物語っている。経済的な効果か、名声のための踏み台なのかはわかりませんが、神官ということは何らかの宗教団体が勇斗を狙っているということなのでしょうか。
あとステインソールの言っていた「世界を滅ぼす男」というワードも気になりますね。予言書とか占いでそういうワードが出そうなもんですが、一体どこからの情報なんでしょうか。まあ紙とか戦法持ち込んで使ってる時点でパラドックスオンパレードだと思いますけど。このワードが今後軸になっていったら面白いですね。
「『世界を滅ぼす男』について何か過去の話にヒントが残ってたかも?」と改めてアニメ一話と二話の自分のブロマガを見返していましたが、エロゲみたいな話しかしてなかったので数十分を無駄にしました。最高に自殺したい。



さて、ようやくフラグらしいフラグが立ったので僕は結構次回以降の動向に期待しているのですが、これを裏切られたら裏切られたで「やっぱりな〜〜〜!!!」と言ってゲロを吐くだけです。いい予想は裏切られるに決まってるんだよ……。
よろしければ皆さんの考察や次回以降の動きの予想を聞かせてくれると嬉しいです。期待するだけならタダなので。

では、次回もよろしくお願いしますね。


つづく