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「デスマーチからはじまる異世界狂想曲」二話を見た感想

おはようございます。僕です。

更新が遅れてしまい申し訳ございません。リアルで色々と忙しかったもので週末になかなか時間がとれずにいました。
この記事書くのめちゃんこ時間かかるんで週末に書くように思っていたのです。ちなみに忙しかったというのはTwitterのフォロワーとの飲み会とプリリズの鑑賞会です。とにかく忙しかった。

そして忙しかったのでニコニコで配信されている期間も過ぎていました。まあ僕にはNetflixがあったので安心ですけどね。ニコニコよりもよっぽど画質がいい(HD画質)その上見放題、スタンダードタイプで月々950円という安さ。一番安いタイプで月々650円という価格もいいですね。Netflixは最高です。一ヶ月無料体験もあるので、皆様も試してみてはいかがでしょうか。

二話を見た感想

さて、二話の感想ですが、「まだデスマ異世界は本気を出していないだけなんじゃないか」と初めて見た時思いました。まあまあクソなとこはちょいちょいあるけどそこまでいうほどじゃないってレベルです。「お約束もの」として見れば全然問題ないもんでした。これ僕が異世界スマホに毒されてるからなんでしょうか。真実は闇の中に葬り去っておきたいのでやめておきましょう。



アバンは前回BGMババーーーーーーーーン!!!!で助けた続きです。ゼナさんを抱えた一郎はそのままどこかに着地したようです。これはたから見たら攫われてるようにしか見えないですよね。一挙一動に全てスキルと称号が与えられるようで、めちゃくちゃモチベーション上がりそうな世界だなって思いました。
目を覚ましたゼナさんに対し、一郎は高校生の時の絶妙にキモい声で「気がつきましたか?下に目をやるときは気をつけてくださいね」と紳士的な忠告。なんでだよと思っていたら一郎はゾロリがひっかかって危機一髪で助かりそうな断崖絶壁に生えている枝の上」に乗っていました。もっとマシな着地地点なかったのかよ。驚いて一郎に抱きつくゼナさんに「ちょっと失礼。少し跳ねます」と言うともんのすごい勢いで飛びました。気持ち悪。
そのまま崖をぴょんぴょん飛んで上がっていく一郎に目を奪われるゼナさん。この状況が許されるの「猫の恩返し」のバロンだけだからな。と、ここでオープニング。Netflixを携帯端末でみているとオープニングが飛ばせるようになっているので、僕はボタンが表示されてから0.2秒のスピードで連打しました。

オープニング明け、とりあえず普通の地面の上に着いた一郎とゼナさん。「たまたま助けた」と説明し、「命の恩人さんですね」と微笑まれる一郎。ゼナさんのレベルは13とちょっと低めだ。ポケモンの最初のジムレベル。
微笑むゼナさんに対しおっさんの一郎は「高校生のときだったら一目惚れしてるかもな」とあくまである程度年いってるほうが好きですよアピールがすごい。僕もおじさんですけど小さい女の子は大好きですよ。
一郎が黙ってゼナさんのプロフィールをジロジロみていると、ゼナさんはおもむろに自己紹介を始めた。ゼナさんは伯爵の家臣であり魔法兵らしい。年は17歳。玉美だったら「食べごろじゃァ〜〜〜ン?」と舌なめずりをしている歳だ。ゼナさんは「勤務して二年になります!こ、恋人はいません!」と合コンでありがちな割と積極的な自己紹介をする。可愛いのにちょっと鬱陶しい。

「誰もそこまで聞いてません……」と困った汗を流すウザい一郎の横顔を矢がかすめていった。惜しい!!!ゼナさんの同僚二人が助けに来たっぽい。「ちょっとリリオ!こ、この人は大丈夫だよ!」とゼナさんは言うが、「ゼナっちは黙ってて!」と鬱陶しい親友ポジみたいなことを言うリリオさん。側に知らない男がいたらそら誰だって警戒すると思うよ。
再び困った汗を流しながら一郎は「は、初めまして兵士の方。私は旅の行商人のサトゥーと申します」と名乗ると一瞬「グェフフ」と言う一郎のワンカットが挟まれる。今の一瞬いるか?人って不愉快になるのに一秒かからないんですね。
「行商人っていうのに手ぶらじゃね?」と指摘され、この世界では異次元空間から物を出すのが異常だということに勘付いた一郎は必死に「さっきの隕石に驚いて荷馬が逃げてしまって……」と言い訳をした。この一瞬で「弁明」と「詐術」のスキル取得するの面白すぎるでしょ。一郎、この世界でならどこまでも悪人に堕ちることが出来そう。一郎はこの場をしのぐため取得した「弁明」と「詐術」をマックスにしてスキルを使った。言い分を話し終わると一郎は謎のドヤ顔を披露した。言い訳してるだけでなんでこんなかっこつけられるんだよ。
「じゃあ身分証を出せ」と言う騎士の方に一郎はまたもスキルを使い、セイリュー市で作る運びになった。「流石弁明&詐術スキルマックス。効果抜群だね」とイキっているが、今ただ言い訳をしただけの奴がめちゃくちゃイキってると思うと急に腹立たしく思えてきますね。

ゼナさん達と馬車に乗り、セーリュー市を目指す一行。ゼナさん達調査隊は隕石の影響を調べるため派遣されたらしい。一郎がふと目を外にやると、さっき戦ってたワイバーンが死んでてみんな解体作業に精を出していた。ワイバーンに関してのどうでもいい情報を教えてくれる騎士と馬車使いの人によると、セーリュー市の西町には奴隷や低級の市民が住んでいるらしい。「奴隷制があるのか……町についたら奴隷コースとかないよね?」とかレベル310の野郎が戯言を言うなって感じですね。一郎はマップを出し、セーリュー市の概要を調べていた。一般市民が8割、奴隷が2割という感じらしい。あと、エルフが一人と魔族が一人いるらしい。クソアニメにおいてこういったわかりやすいフラグは次回か二話先で回収されるのでそんなに考えることはありませんでした。異世界スマホで一話に一回やってた技法と同じです。

そんなことを確認しているとゼナさんが「サトゥーさん見えてきましたよ!」と遠方を指差した。見るともういかにも「寝る前の妄想の中で描く街」って感じの外見。クゥ〜!これこれ!こういうのですよこれ!!と一人でテンションが上がっていたが、「クソアニメらしくなってきた」というポイントでテンションが上がるのはどう考えても異常者なのでみなさんはこうならないようお気をつけください。お兄さんとの約束です。

一郎はとりあえず宿をとってセーリュー市に滞在する予定らしい。
たどり着いたセーリュー市はもう「ザ・平和な城下町」って感じでした。市場で道行く人に声を掛ける商人やら手押し車を押して仕事をしている人やらいっぱいいて「テンプレだな〜〜〜」と安心してしまいました。テンプレに安心するな。ホームページ初めて作る人かよ。
ゼナさんはこの後仕事があるらしいので、またお礼に来るらしい。めちゃくちゃグイグイくるゼナさんに「若かったら惚れられてると勘違いしそうだよ」と高校生の姿でオッさんのリアルを叩きつけてくる一郎。オッさんはこういった悟りを開かないとTwitterで勘違いして粘着する痛い化け物に進化してしまうから注意しないといけない。ていうかこれ「一郎」って書き続けていいのかな。もうニコニコで配信されてる動画の説明欄にも「サトゥー」ってかいてあるしサトゥーでいいのか。サトゥーでいこう。

サトゥーはとりあえず役所に行き、身分証を再発行という形でもらうことにした。ヤマト石という石の上に手を置けと言われたが、サトゥーも「宇宙にでも行くのか?」と突っ込んでいた。宇宙戦艦かよ。
「名前を言いな!」と言われ、「鈴木一郎というよりかはキャラ名でいったほうがいいか……」と僕と同じ悩みを抱えていたサトゥーに若干親近感が湧いたが、コンマ一秒で薄れていった。なんだったんだ今の感覚。
「サトゥー」と名前を言うと、ヤマト石からはステータス情報が出てきた。一瞬焦るサトゥーだったが、レベルアップ前のようなクソザコカス状態であった。年は15歳ということらしい。やはり高校生くらいまで若返っているようだ。どうやら「鈴木一郎自身」はレベル310だが、「キャラクター」のサトゥーはまだレベル1らしい。実際は「レベル1でステータスもザコなのに力量はレベル310」というなんかズルいやつになっていた。(コメントで訂正してもらいましたが、サトゥーの視界に見えてるメニューから他人からみられるステータス、レベルとかも自由に出来るがサトゥー自身が気付かなかったため初期値のレベル1になっているそうです。どっちにしてもクソチート野郎)

この国は15歳で成人年齢らしく、酒も飲めますよという配慮が素晴らしい。身分証は中世らしく羊皮紙のようなものだった。お金の価値があまりよくわからないが、発行手数料は銀貨一枚だった。リアルの役所とかで住民票をとると手数料として300円くらいとられるが、それと比較して銀貨一枚が手数料としてとられるなら銀貨めちゃくちゃ安くないか。銅貨とかどうなるんだろう。
入市税は平民だったら大銅貨一枚らしいが、もう銀貨一枚の価値がどれくらいなのかふわふわしてるのに新しいお金まで出てきて叫びかけました。
役所のオッさんは滞在許可証もくれた。滞在期間は10日間で、それ以上居たい場合は延長手続きをしなければならない。めんどくせぇ。不法に滞在すると罰金が課せられ、払えなかった場合は奴隷に落とされるというめちゃくちゃ厳しい制度だった。まあビザ降りるのも苦労するらしいしこれくらい当然なのかなって。

すごい最近のRPGっぽいBGMとともに門前宿に向かうサトゥー。色々見回しながら歩いていると、腕を引き寄せてボインなものにあてがうけしからん町娘が話しかけてきた。勧誘らしい。「宿がまだならうちにおいでよ!サービスしちゃうよ〜?」と言うこの子が実際に僕に話しかけてきたら東北新幹線宇都宮-盛岡間の最高速度320キロ並みの即答で「行きます」といってしまうだろう。
連れて行かれたのは、ゼナさんの仲間のイオナさんに教えられたあの「門前宿」だった。結局行くんかい。何が「いえいえ!(ぽよぽよは正義です)」だよ。門前宿に入って出迎えてくれたのは、ちょっとぽっちゃりめなママさんだった。名前はモーサさんで、ある種の属性の人にはたまらない体型をしている。しかしサトゥーは「しかしあのおかみさん……あと10……いや20キロ軽かったらストライクゾーンだったのに……」と心の中で言っていた。なんでや!ぽっちゃり人妻ええやろがい!!!!!こいつとは趣味が合わなそうだ。これうまいこといけば親子丼出来るのでは?夏コミに期待しよう。

門前宿は素泊まり1泊で大銅貨一枚らしい。大銅貨って大体5000〜6000円くらいなのかな。ホテルで素泊まりしたら大体それくらいだし。ちなみに10日分の宿泊料は銀貨2枚だった。「ということは大銅貨5枚で銀貨一枚ってことか」と、サトゥーも理解した。いや銀貨めっちゃ高いやん。舐めとったわ。
「すぐにご飯出来ますか?」と聞いたら「厨房の火は落としてしまったから作り置きのキッシュと付け合せくらいしか出せない」と言う。「キッシュ」という料理がこの世界にあるのか。だとすれば、この世界にも異世界スマホで見た「カラァエ」みたいなものがあるのかもしれない。いや、そもそも「キッシュ」と呼ばれていてかつマジでリアルと同じようなキッシュが出てきた場合、この世界は「異世界」と呼ばれるものなのだろうかと疑問に思ってしまう。まあそこらへんはクソ長くなりそうなので後で考察で書いておきます。

で、マジでまんまキッシュが出てきました。ヤバイな……怖いわこの世界……。
娘のマーサは今朝出て行った〝腰抜け商人〟の部屋を掃除しに行った。いや娘のマーサって書くと鼻の穴に目がいってめちゃくちゃ歌が上手い人みたいになってしまうな。
腰抜け商人とは、サトゥーが降らせた流星群を見て「魔王が龍の谷の龍たちに喧嘩を売ったんだ」とビビって出て行ってしまった商人たちらしい。魔王がいるのか……。
魔王は6、70年前に勇者に討伐されたらしいが、「これがゲームなら主人公がイベントを進めると復活するんだよねぇ……」と露骨にフラグを立てていく。なぜそんな分かりやすいフラグを立てるんだお前。死にたいのか。
「まあ、魔王が復活してもここが襲われるのはもっと後かね。行くなら迷宮都市のほうだろうし、この国とは反対側さ」とモーサさんの話を聞いて「ははは……むしろ魔王襲撃のフラグが立ちそうだ」と思うサトゥーに「フラグはお前が立ててるんだよ」とぶん殴りたい気分になった。
もっと身近に怖いものがあるとしたらワイバーンらしい。龍はなかなか襲ってこないらしいが、最後に襲ってきたのは2年前でそれ以前はモーサさんが生まれるより前の話らしい。「価値の話しか出てこなかったけど、人的被害はどうなんだろう……」と考えてるサトゥーはもう「戦闘フラグ製造機」と呼称したほうがいいのかもしれない。絶対戦って真実発覚する。

話をしたら客がやってきてモーサさんは行ってしまったが、「今はそれよりも飯だ飯!」と部活帰りの男子高校生のような食欲を急に見せるサトゥー。「メインはじゃがいもをたっぷり使ったキッシュ……!」と普通にいっているが、この世界ってじゃがいもがあるのか。「何があって何がないのか」は異世界スマホでも考察していたが、異世界スマホは「◯◯がない」という描写がちょいちょい見られて異世界っぽさはあったが、デスマーチはもう普通にキッシュとかじゃがいもとか出てきてるしなんなのだろうか。普通に海外旅行してんじゃねぇんだぞ。
付け合せで出てきたのは「キャベツの塩漬け」だし、サトゥーも「あ、これ白いから白菜かと思ったけどキャベツか!」とか言ってるし普通にキャベツが出てきてるしなんなんだ。しれっとキャベツが出てきても何の違和感もないこのすばが不思議に思えてくる。動画のコメントにはキャベツ検定が始まっていた。不合格だった。
「昔ドイツに貧乏旅行しに行ったときに食べたザワークラウトに近いな!」というサトゥーの感想から、「この異世界は世界中の文化が入り混じって出来た中世時代の世界」という解釈が一番しっくりきそうだ。

飯を食っているとマーサちゃんがやってきたので、サトゥーは「日用雑貨とか買えるとこない?」と聞いた。市場の露店で買ったり古着屋があったりするらしいが、ちゃんと仕立ててもらうこともできるらしい。話をしているうちに、マーサちゃんが案内してくれることになった。
ここでCMカットの代わりにサブタイトル。もう最初から出てきてほしい。なんか鬱陶しい。異世界スマホは謎なカットが多くてそれはそれで鬱陶しかったけど。

市場を歩いている途中、スキルである「聞き耳」を使うと市場の露店で買い物をする人たちの声が聞こえてきた。基本的に値切って交渉しているらしい。
するとサトゥーは獣人がいるのに気がついた。獣人というより犬耳がついたコスプレ感がすごい子だった。なにげない「獣人」発言が、ケモナーをきずつけた。
その獣人の女の子は蹴られ、持っていた薪を落としてしまった。「獣人が東町まできてんじゃねーよ!」という発言から察するに扱いは結構ひどいらしい。
サトゥーは落ちた薪を拾い集めて獣人の女の子に渡してあげた。猫耳と犬耳の獣人の女の子は「ありがと!」「なのです!」とお礼を言った。うーんある種の性癖の人たちを刺していくスタイル。「表通りは人が多いから気をつけてね!」と紳士ヅラで優しくするサトゥーに何か腹がたつのはなぜだろう。
マーサちゃんは「獣人は昔、漁師や農作物を売りに来る村人を殺していた歴史がある」らしい。今の獣人は「歴史の被害者」みたいなものなのだろうか。ちゃんと嫌われるような経緯がある描写を見ると思わずニッコリしてしまう。なろう系は割と経緯を軽視しがちな傾向にあるので、歴史などの設定を活かした表現を見ると安心する。

その後、サトゥーとマーサちゃんは市場を色々見て回った。ダイジェストって便利ですね。サトゥーは市場で値切り交渉をしてマーサちゃんに髪飾りを買ってあげてた。この子貢がせ上手かよ。
マーサちゃんはお面屋さんで「龍面」を見せてくれた。収穫祭の祭りでかぶるものらしい。仮面の他にもカツラがあった。どっかの国の祭りであるような感じだ。ん?仮面……?あっ……(察し)


(蘇る前世での記憶)

なんやかんやでその仮面も買ったサトゥー。なんでやねん。
アイテムを獲得して歩いていると、奴隷を乗せていると見られる馬車が横を通り過ぎた。瞬間、スローモーションになり「アリサ」という奴隷のステータスが表示された。フ、フラグ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!立て方雑すぎだろ。
称号が「亡国の魔女」「乱心王女」なのがめちゃくちゃ気になるが、多分近いうちに明かしてくれる。クソアニメってフラグ回収早いから。サトゥーも「あからさまにトラブルを呼びそうな称号だな……」とつぶやいた。お前が巻き込まれるんやで。

門前宿に戻ると、ユニちゃんという女の子が働いていた。マーサちゃんより小さい。確実に小学生くらいだ。ああ〜〜〜可愛い。多分あんまり出てこないだろうけどめっちゃくちゃ好き。このアニメ女の子の作画は綺麗だから女の子基本みんな可愛いんだよな〜〜〜〜〜。
サトゥーが「そういや風呂は?」と聞いたら「内壁の中に公衆浴場があるけど平民は使えないから外で行水してこいよ」とのこと。「いや平民だって風呂くらい入るやろ」と思ったが、時代が中世に近いこの世界では行水も辞さないのかもしれない。
部屋で一休みしたサトゥーは酒場で飯を食った。酒も普通にミードとかワインとか出てきてビビる。何があって何がないのか全くわからない。異世界スマホだったらちよっとぼかした名前にして似たようなやつが出てくるが、デスマーチは普通にじゃがいもやらキャベツやらワインやらが出てきて街の人たちもそう呼称している。気が狂いそうだ。出てきた料理の中に「猪のステーキ」まであった。異世界っていうかただの田舎じゃん。
まずは野菜スープを手に取ったサトゥーは「う〜ん!具材にはよく火が通って、噛むと抵抗なく砕けて、野菜の旨味が口に広がる〜!いいぞいいぞ!お腹の中がほっこりあたたかくなる!」と某自分を野原ひろしだと思い込んでいる一般人並みの感想を言う。全部のメニューに食レポを挟むと急に早送りになってめちゃくちゃ食いだした。食ってる姿も鬱陶しいし食レポも長い。なんなの?このアニメ飯食うたびに食レポパートとかあんの?

最初出てきた量でも結構なボリュームなのにおかわりまで頼む始末ですごい量を食うサトゥー。所持金は国家予算ばりにあるので遠慮なく頼んでいる。誰だってそーなる。俺もそーなる。
結局、ベッドでぶっ倒れて食休みをしていた。「この宿はあたりだったな〜。飯は美味いしベッドは清潔。従業員も可愛いし、俺の夢らしからぬサービスの良さだよ」とつぶやいていたが、僕は「まだ夢だと思ってんのかよコレもんかよ」と思った。
「ドラゴンは見られなかったけど、リザードマンは全米が泣きそうなくらいリアルだった……」とか仕事に関連付けて考えるあたり本当に「社畜」なんだなと思う。回想にふけっているサトゥーは疑問に思った。「この世界で見てきたものは俺の知っている物語やゲームと一致するものが少ないな……」と。
「やっぱり夢というにはおかしくないか!?」と今更すぎる発言と共に考え込むサトゥー。「クリアすれば元の世界に戻れるのか……?いや、MMO にはクリアという概念がそもそもないしな……」と考えたところで頭が混乱してきたのか、「一旦保留!」と言うと急に身支度を整えて屋根から屋根を飛び移り始めた。どうした?急にチンパンジーとしての本能が目覚めたのか……?
サトゥーはセーリュー市が一望出来る高いところに登ると、「当面はこの世界を楽しむ観光が主で、帰還方法の探索はその次だ。」と楽観的。と思ったら「それにせっかくの非日常。たっぷりと楽しんでゲームクリエイターとしての糧にしなくちゃね」とあくまで仕事を人生の主軸に置いて考える社畜の鑑のような発言。正直ゾッとした。異世界にきてまで仕事のこと考えるなよ。こええよ。

翌朝サトゥーが寝ていると、マーサちゃんが起こしにきた。「早くしないと彼女さんが迎えに来てるよ!」と不可解なことを言う。外にいたのはゼナさんでした。
もしゼナさんが彼女を自称していたなら、この時点で相当なキチガイ女ですが、まだマーサちゃんが早とちりしてるだけだと思いたい。アニメの二話目で早々にキチガイを出すな。
ゼナさんは「今日は非番なので、サトゥーさんに市内を案内しようと思って!」とがんばるぞいの構えをとるゼナさん。昨日もうしました。
そしてエンディング。この「た」「い」「せ」「つ」「な」「も」「の」で区切って画像出すのなんなんだよ。WUG感がすごいなと思ってたら歌ってるのWUGだった。マジかよ。

次回は「デスマーチからはじまる恋愛事情」らしい。早速恋愛事情ぶち込んでくるのかよ〜〜〜〜〜〜勘弁してくれ〜〜〜〜〜〜。

ではまとめの感想と考察に行きたいと思います。

まとめの感想と考察

デスマーチは「こいつはクソ!あまりにもクソ!」と呼べるようなものではありません。作画は綺麗だし女の子は可愛いしフェチを殺しに殺す多彩なキャラクター。すぐに「わー!主人公様ステキー!」と騒ぎ立てるようなこともない。そこまで不快になるものではなかったような気がします。
言うなれば、異世界スマホは「時間いっぱいに全てクソなので、見てるとゴリゴリ体力ゲージを減らされる」という感じですが、デスマーチは「どこでチートするわけでもないし別に見るのに不快感はないが、主人公の何気ない一挙一動を描写してるしそれが全てちょっとずつムカつく」というボディブロー的なクソさだと思います。ちょいちょいドヤ顔を挟んできたりクソいらないシーン(食レポやどう考えても使わない設定の説明)に長々と尺を使ったりと、じわじわ効いてくるクソアニメですね。テンポだけは良かった異世界スマホデスマーチが融合したらもう最強のクソアニメになるんじゃないかと思います。
ていうかそもそも主人公の高い声が鬱陶しいので、サトゥーが喋る度に微ダメージを受けるのもクソたる所以ですね。頼むからずっとオッさんの声でいてくれ。


で、考察ですが、このアニメの不可解なところは
「恐らく現実にあるゲームの世界に入ったのではない(一郎が知っていた物語やゲームに出てくるようなところが少ない)」
「食べ物の名前などが現実の世界にあるものばかり(キャベツの塩漬けに至っては味までザワークラウトに似ていた)」
「時代は中世らしく、貴族・平民・奴隷などの階級制度があるが生活に不自由はなく平民でも至って健康に暮らしている」というところです。

一つ目の「恐らく現実のゲームに入ったのではない」という点ですが、前回の記事で提唱した「ゲームに入り込んだ説」は却下されてしまいました。視界に入るメニューも開発中のゲームが「混ざったような」ものでしたし、ゲームクリエイターであり何百とゲームを見てきたであろう一郎が見てきたゲームの中にあるようなものが無く、恐らく「現実」とは全く関係のない世界に入ったというのがスッキリする解釈ですが、この点に関してはまだ世界観も掴みきれていないのでまだまだ考察の余地はありそうです。

続いて二つ目の「食べ物は現実にあるものばかり」という点です。「現実とは全く関係ない世界」なら、なぜじゃがいもやキャベツがあるのでしょう。「スキルによって取得した言語なので似たようなものに自動的にそう訳している」というならまだ納得出来ますが、じゃがいものキッシュは見た目もじゃがいもでしたし、猪のステーキも「多少の癖があるが前に食べた猪より美味い」と言っています。この部分に関しては謎が深い上に今後説明もされなさそうなので、コメントとかTwitterとかで考察を書いていただければ幸いです。僕もこれからデスマを見たら食べ物に注目してみたいと思います。今考えられる一番有力な説は「別に何も考えずに書いている」という説です。否定されることを願っています。

最後の「時代は中世っぽいけど別にみんな元気」の点ですが、セーリュー市はどこかの国をモチーフにしているわけではないっぽいです。どっちかっていうと「国の文化をごちゃまぜにしたような感じ」ですね。なので特定のどこかの国の歴史を引用しているとかはなさそうです。中世って言ったらハイヒールで道に落ちてるうんこ踏まないようにしてる時代なのに、この国の人々は清潔な道を歩いて露店で商売してます。西町のほうがスラム街っぽいですが、これから出てくるか楽しみですね。


今までほったらかした分があと二話分たまっていてため息が出てしまいますが、悪いのは二週連続土日に予定を入れて遊んで記事を書かなかった僕なので、三連休の間になんとか書き終わって5話からは普通に週刊ペースで書いていきたいですね。
これからも一緒に地獄旅行してください。よろしくお願いします。


つづく