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一番好きなアイス→ディッピンドッツ

「デスマーチからはじまる異世界狂想曲」十一話を見た感想

おはようございます。僕です。

前回も言いましたが、僕のブロマガは既に作者巡回済みです。ですが、僕はやっぱりクソだと思ったものにはクソだと言いたいので思ったまま書いていきます。ご安心ください。面白かったらちょっと悔しがりながら「面白い」って書きます。

さて、前回色々と考察が捗りましたが、今回でさらなる進展はあるのでしょうか。気になる十一話、早速感想いってみましょう。

 

十一話を見た感想

アバンはサトゥーが酒場で飲んでいるところからスタート。いきなり飯ノルマ達成した。前回もそうだったけど飯ノルマなんか急いでない?大丈夫?
女の店員が料理を運んでくると、サトゥーは「はい、残りはチップとしてとっておいて」と言うと、この女の店員は頬を赤らめた。なんで?惚れるところあった?



すると客が「塩気が少ない」と文句を垂れ始めたところから、店主と喧嘩が始まった。そこをいさめようとサトゥー、「まあまあ、ここは俺が奢るから」みたいな感じでみんなに言うと、酒場のみんなは杯を掲げて喜んだ。こいつ……軽々しくさりげなく「冒険者になったら一回は言ってみたいセリフ第4位」を……!!

サトゥーは飯を食べ終わり、「そろそろ出ようか」と立ち上がると、さっきの女の店員が腕をつかみ、その胸部についたでかいものを押し付けて階段を上っていった。
ん?ちょっと待って。おい。まさかな。いや、ちょっと待て。


サトゥー「酒場が連れ込み宿を兼ねていたのか……」

僕「は?ちょっと待って。お前まさかお前」






僕「なにやってんだサトゥゥゥーーーーーーーーーー!!!!!!!!!(鉄華団団長)」

この野郎!!!!!!流された体を装ってしっぽりヤりやがった!!!!!!!!嘘だろ!?!?!?!?!?!?!?前回までの父性はどこに忘れてきたの!?!?!?!?!?

こういうやつは下手にラッキースケベやキスシーンよりキツい。露骨すぎ。ていうか生々しすぎ。嘘だろお前……。
ここでオープニング。呆然としている僕に「一旦落ち着いてくれ」と言ってるかのよう。わかった。僕もデスマの意思に従ってここは引き下がろう。満月の夜ばかりだと思うなよ。

オープニング明け、ミーアちゃんの「フケツ」という罵倒とアリサちゃんの怒り顏のドアップからスタート。そらそうだよ。「どうしてそう浮気性なのよー!」と怒るアリサちゃんに「浮気も何も……被保護者に手を出すのは倫理的にマズいだろ?」とトホホ顔で心の中で言い訳するサトゥー。お前の振る舞いも主人公としてどうかと思うけどな。リザちゃんナナちゃんあたりとしっぽりヤったらいいと思う。いや、それもダメだ。リザちゃんはダメだ。ナナちゃんは同人誌で見たいとしても、リザちゃんはダメ。絶対ダメ。あとゼナさんもダメ。

馬車を走らせていると、農民が誰かにぶっ飛ばさていた。なんか役人っぽい人の道をふさいでしまったらしい。そしてこいつ、よく見るとフライングアントのコアの買収でサトゥーにビビっていたクソザコ役人だ。書面を交わすだけでめっちゃビビってて「なんでだよ」という不思議な笑いが出てしまったのを思い出す。サトゥーを見ると、そのまま役人は舌打ちして行ってしまう。リザちゃんは気付いたが、サトゥーは「誰だっけ?」と言い、リザちゃんから説明されても「ああ、いたな。そんなやつ」みたいな感じだ。小物は眼中にないナチュラル畜生の片鱗が見える。
サトゥーは農民のステータスを見ると、さっきぶっ飛ばされたので骨折しているようだ。やりすぎだろ。サトゥーは下級ポーションを出し、農民にあげた。魔法薬を使った農民は骨折していた肩をグイングイン回していた。回復力えげつないな。そしてサトゥーは「良かった。骨折にも効くみたいだ」と、まるで農民で実験していたような言い方。マジかお前。効能知らないで使わせたの?
アリサちゃんが「必要な時になくなったらどうするの?」と忠告するが、多分こいつ大量に持ってるだろ。サトゥーは顎に手を当て「それもそうだな……」と考えた。考える仕草すら鬱陶しい。
考えた結果、次は錬金術ポーションの自作をしてみるようだ。野原の木陰に馬車を止め、そこで開発を始めた。アリサちゃんは「どこまで多才なのよ!?」と驚いていたが、もうそういうリアクションしないでくれ……頼む……こいつを調子付かせないで……。

どうやら魔法薬のレシピはゲット済みらしく、熱冷まし薬が出来た。「品質:最低」と出ているところでなぜか勝った気になる僕。なんなんだこの気持ち。
次はポーションを実際に作ってみるらしい。魔法盤を起動し、空のビーカーにさっきの熱冷まし薬を入れる。そこに秘薬を少しずつ入れ、魔力を注ぐとキラキラしたものが出てきた。それが無くなったら完成らしい。なんか他のファンタジーだったら「キラキラが出てきたら完成!」みたいな感じになりそうだが、デスマはなんというか実際の料理みたいな感じで作っているのかもしれない。灰汁を抜いたら完成みたいな。
さらに錬成スキルを最大まで上げ、品質を「高品質」まで上げた。一般人はこの錬成スキルを最大にするのに一体何十年かかるだろうか。サトゥーは三秒でマックスにしました。

魔法のポーションは専用の小瓶に入れないと劣化するらしい。さっき使った魔法薬の底をみると、特殊なインクで描かれた小さい魔法陣が貼ってあった。バーコードのシールかよ。
ここでサトゥーは材料が尽きかけていたことに気付き、買い足すためにマップで近くの町を見た。伯爵領にあるノウキーの町というのが一番近いっぽい。「伯爵領」ってだけでなんか嫌な予感がビンビンする。絶対めんどくさいこと起こる。
次の日に行くことにし、その日は野営することになった。夜の番のうちにマジックアイテムを作ってみるらしいが、子供の夏休みの自由研究レベルの難易度で作っているのだろうか。くっそ……僕もマジックアイテムほいほい完成させてちやほやされてぇッッッ……!!!

夜、サトゥーはマジックアイテム一号を完成させていた。数時間で作ってんのかよ。そこにやってきたアリサちゃんに試してもらうようです。アリサちゃんは「えーっと、使うときって右手から左手に向けて魔力を流すんだっけ?」と露骨なセリフ。さらに畳み掛けるようにサトゥーが「説明セリフありがとう……」と汗を流しているのがわかるような感じの声で言う。鬱陶しさがハンパないな今回。ヤバいぞ。でも直後にアリサちゃんのキメ顔のアップが出てきたのでちょっと許した。やっぱり可愛い。最近アリサちゃん顔のアップ多くない?



……が、何もなし。板の真ん中にある円がぐるぐる光っただけだった。魔力を流し込むと、回路に魔力が流れる。ただそれだけだった。ただの回路作っただけかよ。流れた魔力が巡回して終わりという小学生の自由研究だったら「大変よくできました」のスタンプと理科の先生からの賞賛がもらえるだろう。
サトゥーもやってみることにしたが、魔力がギュンギュン回ってマジックアイテムは大爆発を起こしていた。こいつ……異世界の発明家になったらやりたいこと第2位の「発明品を爆発させる」を……!!どんだけやれば気が済むんだこいつ……!!!
外で大爆発が起こってみんな起きてしまった。すぐに槍を構えるあたりリザちゃんは流石だなと思う。タマとポチは寝ぼけたまま出てきてしまっていた。可愛い。んもう!許しちゃう!

次の日、サトゥーは馬車で移動しながらマップを見ていた。伯爵領にはいくつか探索しなければ判明しない「空白の場所」があるらしい。ダンジョンみたいなものか。こいつの場合ダンジョンも全部マップで見えてたけど。
みんなを危険から遠ざけるため、サトゥーは単独でこのマップを明かしていくつもりらしい。そんなこんなでノウキーの町についた。

町の人に聞いたところ、錬金術の店は町の外れに一軒しかないらしい。一軒だけ……?
サトゥーが錬金術の店に行くと、入り口から勢い良く人が飛び出してきた。ローブを羽織っていたが、口元に小悪党がつけてそうなチョビヒゲがついていた。どう見ても今朝見たあいつだ。「私を誰だと……」と言っていたが、サトゥーの顔を見るなり口ごもり、男の奴隷に何かを運ばせて行ってしまった。男の奴隷連れてるだけで好感度がサトゥーより高くなる。なんだろうね。
とりあえず店に入ると、いかにも「怪しい感じの女店員」が挨拶した。見た目からなんとなくショタコンに見える。なんでだろう。



いや、絶対これショタコンじゃない?店の裏に連れ込んで舌なめずりしてる様子が目に浮かぶんだけど。これ原作でショタコンだっていうこと言及されてない?されてないですか。そうですか。ありがとうございました。

「体力回復薬なら、三つほど売れるよ。一つ銀貨一枚だ。ちょっとコアが不足しててね……」とメガネの奥の瞳を見せる店員。
サトゥーは他に安定剤を注文した。それなら大量にあるらしいが、魔法のスクロールはコアと交換だと言われた。コアの売買は禁止されているはずだったが、ここはもしやちょっぴり非合法なお店なのかもしれない。さらにサトゥーは魔法の小瓶を頼んだが、来る前にみんな買い占められてしまったそうだ。一軒しかない店、買い占められた小瓶。なにか怪しい臭いがしますねぇこれは……。

いやでも絶対ショタコンだってこの人!!!!!!!!こういう目してる女の人は大体ショタコンなんだって!!!!!!!!



「どうしても欲しいなら、仕入れ元の工房に聞いてみるんだね」と言った。サトゥーはとりあえず安定剤だけ買って、店を出た。

サトゥーはリザちゃんをみんなのところに帰し、サトゥーは工房を訪れ、小瓶についてなのか、なにか頼んでいた。
そしてサトゥーは夜の森へ繰り出した。サトゥーは回想で「変装してコアを出して店で魔法のスクロールを交換したこと」を説明した。変装してる割に声を全然変えてないのにちょっと笑ってしまったが、こいつは演技という言葉を知らないのだろうか。この世界の住人みんな同じ声に聞こえるのか?

サトゥーはブローの風魔法のスクロールを試してみることにした。風魔法を使って探索やシールドなんかを張れるらしい。いい買い物するやん。
サトゥーはその魔法を活かし、森の中を探索していくことにした。ダイジェストと共にサトゥーは森の中をどんどん進んで行く。

いや、記念写真か。動物園きてんのとちゃうねんぞ。
今回は中々クソな要素が強めですね。冒頭のコメントで「気をつけろこれからが地獄だぞ」と言っていましたが、それでも異世界スマホに比べたらずいぶんと薄味な地獄ですね。これだったら三回と言わず二十回は見られそうです。ごめんなさい。やっぱ二十回は無理です。せいぜい十回。

と、ここでサトゥーはなにか魔法陣みたいなものを通り抜けた感覚に陥った。なんかぶあーんと通り抜けていったのだ。どうやら厄介者を平和に追いかえすための結界らしい。
マップを全探索してみると、ここは「幻想の森」というらしい。どっかのガラス工芸の美術館みたいな名前だな。「見た目普通の森だし名前負けw」とかサトゥーは言っていたが、お前こそ行商人名乗っておきながら荷台に女しか載せてない名前負け商人だ。
すると、何体かのガーディアンがこっちに向かってきた。「用は済んだんだけどなぁ……」とため息をついているが、侵入したのはお前だ。

と、ここで突然呪文の詠唱が行われ、地面から無数の大きな針が飛び出してきた。かっっっっっっこいい!!!!!めっちゃかっこええやん。サトゥーはそれをふわーっとしたジャンプで避け、一気に踏み潰した。
攻撃を避けながらサトゥーは「君たちの領域に侵入してしまった不手際は謝罪する!すまない!」と軽く言って魔法攻撃を吹っ飛ばし、


この笑顔。うっっっっっぜぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
お前なんなんだ。はっ倒すぞ。


「魔法が効かないよぉ!お師匠様〜〜〜っ!」と泣く魔法使いの弟子ちゃんに対し、サトゥーは歩み寄りながら「攻撃を仕掛けるのはやめてくれないかな?罰が必要なら一発殴られてあげるからさ」とめっちゃくちゃ上から目線な忠告。ほんとお前一発で済むと思うなよ。

すると上空から何かが飛んできた。そして弟子ちゃんの上に落下。それは


でっかい雀だった。みんなは外で見た雀には触らないようにしようね!ああ見えて病原菌の塊だよ!飛ぶ病原菌!

その上に乗っていたのは師匠とみられるおばあちゃんの魔法使いだった。


そして「ポーカーフェイス」も使ってないのにこの顔。ん?



使い回されてない……だと……?
製作陣、こんな鬱陶しい顔をわざわざ描き直してるのか!?!?使い回さずに!?!!?努力の化身かよ。

師匠の魔女は降りてきたかと思うと、サトゥーに跪いた。マジ?なんで?魔女のレベルは37となかなかの高レベルだった。あの訓練所のアイアンゴーレムより上だ。
魔女が丁寧に自己紹介を終えると、腰につけた前回もらった鈴を店、CMカット代わりのサブタイ。多分あの鈴が身分証代わりになったのだろう。なるほどね〜〜〜〜こういう感じね〜〜〜〜はいはいはいはい。

サブタイ明け、「先ほどは不肖の弟子がボルエナンの使者様に無礼な振る舞いをしましたことを深くお詫び申し上げます。」と丁寧に詫びた。ここでサトゥーも気付いたのか、「保護してるけど使者じゃないです」と説明し、誤解を解いた。
弟子ちゃんも部屋に入ってきて、サトゥーに「ごめんなさいっ!」と謝った。大丈夫やで。こいつに詫びるだけ人生の無駄や。


いや、弟子ちゃんよく見るとめっちゃ可愛い。
これでポンコツ属性あって弟子やろ?めっちゃ可愛いじゃん。勢い良く頭を下げたら上のやつは時間差で落ちてきたので、多分帽子かなんか。

それに対してサトゥーは「こちらが不用意に入ってきたのが悪かったんだ。謝罪を受け入れるから、立ってくれないか?」とクッッッッソ上から目線。お前ほんとなんなんだ今回。ぶっ殺されてェのかよ。

師匠と弟子の魔法使いは大量のポーションを作っており、「今度の盟約も果たせるね!」と弟子ちゃんは嬉しそうに言っていた。伯爵との盟約で、森を荒らさせない代わりに年に300本の一等級ポーションを納品するよう言われているらしい。「300本!?」と思ってしまったが、年か。月30本程度納品すればノルマは達成できるわけだ。
ポーション作りに興味がおありで?」と聞かれたサトゥーはイエスと答えると、魔女からとっておきのポーションのレシピを教えてもらえることになった。ゲームイベントみたいなサクサク具合だ。その代わり、頼みを聞いてほしいのだという。やっぱゲームイベントじゃん。

サトゥーは出て行くとき、「送りはいらない」と言っていたが、御節介な魔女さんはめっっっちゃ長い魔法を詠唱し、光の道標を作ってくれた。すっげぇ綺麗。魔力すごい消費してますよお師匠さん。どんだけいい人なんだ。
サトゥーは道を進み、森を抜けると「頼み」というのが手紙を届けてほしいのだということ、その相手が森の巨人だということを説明した。なんだそのわくわくするイベント……。なんか手紙届ける仕事って異世界スマホで聞いた気がするけど。



サトゥーはふと目を森のほうにやると、光る蝶々やなんかが飛び、森全体がパァッと光っている幻想的な空間に包まれた。「名前負けしてると思ったけど間違いだったなぁ」と考えを改めていたが、お前は名前負けした商人のままだからな。
で、帰るとアリサちゃんが顔アップでむくれ顔をし、「どこほっつき歩いてたのよ!みんな心配したのよ!」と叱った。だからもうアリサちゃんが嫁でいいんじゃない?

翌朝、セダム市に入ったサトゥーは酒場でジルジルと酒を啜っていた。
スキル「聞き耳」を自動的に使っているのか、横から何かのこそこそ話が聞こえた。「奪うにしても、全部割って盟約を……」と言っているのが聞こえてる最中に、昨日訪問したであろう工房の主人が出てきた。規約が多く瓶を勝手に作ることは許されないが、「陶芸を教わりに来た」という体で注文するなら可能らしい。
するとまた横から秘密の話が聞こえてきた。なんやかんや言ってて話が長いので割愛するが、要するに「なんかを企ててこの領地の領主になろうぜ!」と二人の男が相談しているところだった。

と、ここでアリサちゃんがまたまた顔アップで入ってきた。アリサちゃんとミーアちゃん、ナナちゃんがニコニコしながら「お迎えにあがりました♡」と割り入ってサトゥーを酒場から連れ出した。「やれやれ」な感じで翌朝を迎えた。しっぽりを防ぐためだろう。グッジョブ。

翌日、奴隷娘たちとみんなで工房に行くらしい。大量の小瓶などストレージの存在を明かさなきゃサトゥー独りで持ち帰れるなど思わないだろう。
歩いていると、サトゥーが何かに気づいてマップを広げた。魔法使いの弟子ちゃんが何者かに追われているようだ。みんなで助けるために走り出したのはいいが、
「行くわよ!」「はい!」「運搬するのですー!」「ルル、運ぶー」「ふぁ〜あ!!ポチちゃんタマちゃん下ろしてぇぇ〜!」



どうしてこうなった。確かに足が遅いのはわかるが、そんな昔のミッキー達が主人公のディズニーアニメみたいになる?まあルルちゃんが可愛いからいいんだけど。ナナちゃんもいい表情してんじゃん。

弟子ちゃんはどうやら納品予定のポーションを運搬している最中に襲われたようだ。
サトゥーはポチ、タマ、リザちゃんに指示を出し、悪漢を近づけさせるなと命令した。悪漢も武器を出したが、サトゥーが小銭を飛ばして命中させた。銭形平次かよ。僕も一回はやってみたい……悪者に小銭飛ばして撃沈させるやつ……。

弟子ちゃんはなんとか中に入ることができたが、突然両脇からきた丸太の山の荷車に道を阻まれ、止まり切れず衝突してしまった。荷車を出した人間は逃げてしまったが、ポチとタマに追わせた。犬と猫にスピードで勝てるわけないだろ!


※蘇る前回の記憶

無事なものを数えてみたところ、無事なものは120/300だった。半分以上が割れていて弟子ちゃんもお手本みたいな「ふぇ〜ん」で泣いていた。サトゥーが「180本も割れてしまったということか……!」と言っているところにコメントで「引き算できてすごい」とコメントがあるのを見てしまって思わず「んふっ」と言ってしまった。毎回クソアニメはコメントで笑わせてくるからずるい。アニメより視聴者が面白いってどういうことだよ。
サトゥーは便に少し残っているものをストレージに入れてかき集め、なんとか40本分確保することが出来た。いや結構残ってるやん。

「とりあえず納品できる分は納品して、それから考えよう」ということで領主様のいるっぽい建物にやってきたサトゥー達。しかしセダム市太守補佐官のバーキンツは無慈悲にも「盟約は盟約だ。本日の日没までに300本分納品してもらう」と返してきた。ここが日本だったら「出荷日までに完成させて出荷日に納品するのがデキる会社だろ!」みたいなことを言ってきそうだ。ごめんなさい。前職でよく言われていたことを思い出してしまいました。
さらに横にはあの小悪党の眼中にない役人もいた。ステータス確認したけど「職業:無職」て。マジか。無職のくせに偉そうにローブ羽織ってニヤニヤしてんのかよ。ハロワ行ってろ無職。

「発言をお許しください」とアリサちゃんが丁寧に言うが、横から無職が「黙れ平民!」と言う。黙れ無職。
サトゥーは冷静に対処するよう心がけ、「残り180本分は調達するんでそれでいいですか?」と聞き、市内で買ってくれば調達できるだろうとの魂胆だ。バーキンツの言質をとろうとしたが、バーキンツさん、ここは譲らない。魔女の作ったポーションは高品質であり、それでなければ認められないという。
しかしサトゥー、「特製のポーションとは言っていたが、魔女の作ったもののみなどというニュアンスは盟約には含まれていなかった」ということに気付く。社会人なら契約読んで当たり前だよなぁ?久しぶりに現代の頃培った知識活かしてる感じして良いな。
サトゥーは「陰謀が働いてるんじゃないか」と勘ぐり、酒場で怪しげな話をしていた二人組と一致することに気付いた。
酒場の話から、「森を奪い取って街を建設することなのでは?」と考えたサトゥーは森のため頑張ることにした。交渉系スキルを全部ONにし、バーキンツと交渉を試みた。
「そんな盟約は記されてなかったのでは?」と聞き、魔女と知り合いで盟約の内容について知ってると言うと、バーキンツさんは冷や汗を流し始めた。
ザッッッッコ!!!そして「良かろう。魔女の魔法薬と同じ効能の品なら納品を認めよう」とあっさり受諾。即落ち2コマやめろ。
サトゥーは内容の確認と書面の交付をしようとすると、また無職がつっかかってきた。オメーはよぉ!!!!同じ話何回もされねぇと覚えらんねぇのかよ!!!!!
失礼しました。前職で言われていたことを思い出してしまいました。

そして部屋を後にしたサトゥー達。アリサちゃんは「ほんとあのオッさんムッカッツック!」と憤慨していた。
弟子ちゃんは「もう日没まで鐘三つくらいしかないんだよ?絶対無理だよぉ!」と泣き言を言っていたが、アリサちゃんが「大丈夫よ。私のチートなご主人様がなんとかしてくれるってば」とメタいことを言う。なんとか出来なかったらこのアニメ自体大変なことになるだろ。
するとそこに奴隷娘たちがやってきた。ポーションの材料を集めてきたらしい。しかし弟子ちゃんはまだ泣きながら「瓶がないのにどうやって納品すんのさ!」と言ってきた。ここでサトゥー、唯一の店で瓶が買い占められたことを思い出した。そこも作戦の一つだったのだ。サトゥーはそこまで仕組まれていたことに気付き、「そういうことか……!」とキメ顏で考えた。終了。エンディング。

久しぶりに「クソアニメ」って感じのする回でしたね。まとめの感想、いっときましょう。

まとめの感想

いや、マジに今回は久しぶりの「クソ回」でしたね。サトゥーもちゃんと無双していたし、腹立つ顔がてんこもりでした。「サトゥーの笑顔まとめ」みたいな動画作られたら発狂する自信がある。
改めて、「このアニメ女の子たちで成り立ってんな」ということがわかりました。サトゥーがとにかくムカつく。なんで弟子ちゃんの必死の攻撃をいなして笑顔なんだ。なんで動物と一緒に記念撮影みたいなアングルで映ってる一枚絵出してきたんだ。なんでチップ払っただけで惚れてくる女と寝たんだ。なんなんだお前。
雑なフラグの立て方に変装の割に雑な演技、雑な威圧。なんだ?「クソ回」の他に何て言うべきなんだ?あのデーモンロードさん倒した迷宮抜け出す回以来ですね。こんなにサトゥーに対して憎悪の感情が湧いたのは。
で、前回意味深に出てきたあの少女、ついに出てきませんでしたね。11話なのに。僕の嫌な予感が当たりそうです。「最終話にチョロっと出して終わりではないか」と。多分次回でこの事件をなんとかして終わらせるつもりなんでしょうが、この事件に二話かける必要ある?もうちょっといらないシーンカットして前回の終わりあたりから続けること出来なかったか?ん?

今回は考察するところゼロだったので考察はしません。前回のフラグを少しは回収するかと思ったらしませんでしたもん。ちょっとでも見直した僕がバカだった。なんかヒモ男を飼っているOLみたいなことを言ってしまいました。ごめんなさい。


さて、次回はついに最終回。このブロマガもやっとニコニコの配信に追いついたかと思ったら次が最終回って。ほんとごめんなさい。いや、多分待ってる人ほとんどいないでしょうが、毎回コメント頂いているしほんと申し訳ないです。最終回はちゃんと次の週末に更新するので安心してください。
それでは、最終回の感想をお楽しみに。楽しみにしてる人ほぼゼロだと思いますけど。




つづく