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「デスマーチからはじまる異世界狂想曲」最終話を見た感想

おはようございます。僕です。

2018/4/4、「デスマーチからはじまる異世界狂想曲」も、ようやく最終回がきましたね。
長いようで短かったワンクールでした。いや、長いわ。やっぱり長い。クソアニメ見てると精神と時の部屋で修行させられてる気分になる。
異世界スマホよりまだマシって感じの作品ですが、クソなことには変わりなく、僕の精神をガリガリと削っていったような作品でした。今はデスマが終わったことよりも三ツ星カラーズが終わったことの方がダメージでかくて死にそうです。でも大丈夫!Netflixさえあれば三ツ星カラーズもデスマも異世界スマホも見られるんだよ!スタンダードタイプは月々950円!最近クレしん映画も全部追加されて発狂しています。登録を急げ。
あと春アニメのヒナまつりほんと楽しみ。ありがとう。

さて、前回「小瓶が足りないよぉ!」という引きで終わりましたが、どうなっていくのでしょうか。いや、確実に解決するんでしょうけど。



では、感想いってみましょう。

最終話を見た感想

前回は「ポーションの納品を邪魔され、小瓶が足りない!」というところで終わりましたよね。多分普通に小瓶作るんじゃないかと思うんで、そこを楽しみにしていきます。期待の規模が小さすぎるだろ。

アバンは前回からの回想と、「小瓶180本!?」と驚く工匠さんの声からスタート。そらそうだよな。1日に180本作りたいっていう奴、どう考えても「発注先からの急な納期変更でテンパってる営業」にしか見えない。
「幾ら何でも無茶だぜ!」と正気を保っている工匠さんに対して狂ってるサトゥーは、「あなたを巻き込むつもりはありません。場所と釜だけ貸してもらえないでしょうか?」と1行で矛盾させてくることを言う。何言ってんだお前。
工匠さんは少し考えると、「……訳ありなんだな。まあいい。元々小瓶作りを手伝う約束だ。無理を承知で、付き合ってやるよ!」と言って承諾するめっちゃくちゃいい人。聖人君子かよ。途中のコメントで「このタレ目に醤油つけて食べたい」という狂気のコメントが見えたので僕は何も見なかったフリをしてデスマを見続けた。クソアニメ特有の主人公への異常な偏愛を抱く人がいるのなんなんだろう。なんか異世界スマホの時もいたよなそんなやつ。毒されてしまったのかな。
ミーアちゃんとアリサちゃん以外はサトゥーと一緒に小瓶を作り、ミーアちゃんとアリサちゃんは弟子ちゃんの手伝いをするそうだ。みんなで「おー!」みたいなことをして、ここでオープニング。「このオープニングも最後なんだなぁ」と思った僕は何を思ったのか、iTunes
でこの曲を買っていました。いや、慣れれば普通にかっこいい。慣れればってなんだよ。日本酒かよ。

オープニング明け、いきなりポチの喘ぎ声からスタート。は?「うわぁ〜!」というポチの喘ぎ声から続き、ルルちゃんも「ダメぇ〜!」と言っていた。こいつらAVみたいなシチュエーションをこの状況で……!?



と思ったら陶芸やってました。なんで?水曜どうでしょうかよ。小瓶作るんじゃなかったの?
ちなみにサトゥーは陶芸スキルを使ってめちゃくちゃ綺麗に作ってました。じゃあ全部お前一人でいいじゃねぇか。でも前回見た時小瓶ってガラスだったような気がしたんだけど気のせいかな。僕の目が節穴だったのかもしれない。

しかし、工匠さんはまだ浮かない顔。陶芸をしているということは、形を作ったら器を乾燥させなければならない。水曜どうでしょうでも見たが、普通の皿とかだと丸2週間乾燥させてそれから焼き上げる。本来クッソ時間のかかる工芸なのだ。日没までにやるにはどうしても無理がある。早速問題にぶち当たったサトゥーはどうするのだろうか……。

はい、魔法作って乾燥させました。やったね!これで五日間の乾燥の短縮だ!
もう細かいこと考えないでいきましょう。最終回なんだからとっとと事を進めないといけませんからね。ソードマスターヤマトくらいの駆け足でいきましょう。
「これなら焼けるぞ!兄ちゃんたちはどんどん瓶を作ってくれ!」とテンションが上がる工匠さん。普通だったら五日間かかる工程が三秒で完了したら誰だってテンションが上がる。僕だってこのブロマガが魔法の力で3秒で書けたら踊り狂うよ。普段四時間かけて書いてるし。

さて、ここからダイジェストでどんどん瓶を作っていくサトゥーたち。瓶が作れない奴隷娘たちは菊練りを担当するようだ。パンでも作ってんのかと思うくらいの姿勢だが、素人に菊練りなんか本気でやらせたら30分でバテるだろう。一度皆さんも工芸教室に体験に行くといいですよ。工匠さんたち本当に体力の化け物なので。
ダイジェストで瓶を作ってる間、釜に瓶を並べる工匠さんの後ろで何か「割れた瓶の破片」を見つめるサトゥー。一体何に使う気なのか。弟子ちゃんも頑張ってポーションを作っていて微笑ましくなった。

そんなこんなでみんなの作業が完了し、小瓶のほうは焼き上げてゆっくり冷ましていけば日没までに間に合いそうらしい。「よかったぁ〜……」と安堵する弟子ちゃんの頭にアップがいき、

「クルッポ!」と言って顔が出てきた。帽子じゃねぇのかよそれ。称号は「魔女の使い魔」らしい。可愛い。
僕が今まで見てきた魔女の使い魔と言えば、「モニターを持ったデッサン人形に羽を生やしたようなの」とか、「綿あめにヒゲを生やしたようなの」とか、「下半身だけのセーラー服の女の子」がスケートを滑っていたりしていた。

そこに、「なにをやっている貴様ら!」とあのチョビヒゲ無職が手下を従えて現れた。帰れ。さっさと仕事を見つけろ無職。サトゥーは釜に手を当て、何かを発動した。なにをやったんだ……!?
無職は「勝手な小瓶の製造は違法だぞぉ?やっちまえ!」と釜を壊し、中のものを粉々にしてしまった。なんてこったい。

ひどくやられた釜をあとにする無職たち。工匠さんは「旦那……すまねぇ。これ以上は……」と謝る聖人君子っぷり。ほんといい人だなこの人……この人だけ好き……。
謝ったサトゥーは工匠さんに席を外させ、弟子ちゃんに言って使い魔を通じて魔女さんと話ができないか相談した。使い魔は「クルッポゥ!」と元気に返事した。OKっぽい。

奴隷娘たちは悔しがり、「せっかく作ったのに……」と落ち込んでいた。しかしアリサちゃんは破片を見て何か違和感を覚えた。そこにサトゥー、したり顔で見つめる。鬱陶しい……。
そう!さっきダイジェストの中で見つけた破片とすり替えておいたのだ!ナ、ナンダッテー。

サトゥーがさっき手を当てたとき、小瓶をストレージの中に収納したのだ。アリサちゃんが「じゃあさっさと取り出してよ!」と焦れた様子でまくし立てる。安心したい気持ちが出てていいなぁ。サトゥーはやれやれ顔で「はいはい」と言って釜のほうに座った。
ストレージから小瓶を取り出してみると、なんと急に割れてしまった。一本ダメにしとるやんけ。そう、ストレージは時間経過の影響下にない空間に保管するので、そのまま取り出すと急激な温度変化を受け、瓶が割れてしまうのだ。前々回の伏線を回収して僕はちょっと安心した。
第二の問題にぶちあたったサトゥーは、「これじゃ使えない……」とつぶやいたとき、「アイテムボックス」を使ってみたときに自分が同じことを言ったのを思い出した。
何か閃いたサトゥーは試しにアイテムボックスに瓶を移し、魔法陣に向けて風魔法を使った。そして小瓶のステータスを見てみると、温度が下がっていたのだ。解決策を見つけたサトゥーは、小瓶をどんどん冷ましていくのであった。
そして工房から出てくるサトゥーとアリサちゃん。みんなが心配そうな目で見る中、アリサちゃんは高らかに右腕を上げ、「さあ!あのいけすかない小悪党と銀髪野郎をぎゃふんと言わせに行くわよー!」と叫んだ。やったぜ。
はい。何も考えないでください。ここは異世界です。「風魔法で急に冷ましても割れるだろ」とか「なんでアイテムボックスの魔法陣の中に直接魔法が撃てるんだよ」とか考えてはいけません。ここは異世界なんですから。現実世界の尺度でものを見てはいけないのです。考えるな。感じろ。
さあ、みんなで異世界スカッとジャパンだー!となっていますが、ちょっと待ってください。
釜を直せよ。何が「巻き込むつもりはありません」じゃ。職人の命潰してんじゃねーぞ。

補佐官殿と無職がニヤニヤしながら待っていたが、サトゥーが持ってきたのは納品完了書類だった。無職がびっくりして「どんな手品を使った!?」とサトゥーに聞いた。サトゥーは「手品なんて使っておりません。知恵と努力と友情で、成し得たのですよ」とドヤ顔。

めっっっっっっっっっちゃくちゃ腹立つ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!お前のチートと力技だろうが。

これを受けた補佐官はゆっくり立ち上がり、窓の外を見た。外はもう夕暮れで、日没は秒読みだった。まさか牛歩戦術……?国会では何の役にも立たないクソ戦術ですが、こういったファンタジー世界での「日没まで」とかふんわりした時間制限のある世界では有効打に成り得る戦術です。流石補佐官!無職と組むだけあってガバい戦術使うぜ!

すると、後ろから突然「では、私がサインしよう」と知らんおっさんが出てきた。なんとこの地を治めている領主、伯爵さんが出てきたのだ。魔女さんから悪事を教えてもらって駆けつけたのだという。使い魔にお願いしたのはこのことだったのだ。
伯爵さんと補佐官の父上とは縁があり、土地を失った時すがってきたので土地と役職を与えたらしい。「恩を仇で返すその所業、お天道様が許しても、この俺が許さねえ!」とばかりにサトゥーがいくのかと思ったら行かない。何もしない。なんで?
追い詰められた補佐官殿は呪文を詠唱し、伯爵をやっつけようとしたが、伯爵は「自分の領地で害されるわけがなかろう」と魔法防壁を出して普通に防いだ。つよい……かてない……。



「亡き友への情けだ。反逆罪ではなく、死罪で許してやろう」と剣を抜いた。めっちゃかっこええやん。
それを見たサトゥーは速攻で補佐官の元へ走り、体術で補佐官と無職をなぎ倒した。伯爵さんは「……なぜ邪魔をいたした」と聞いたが、サトゥーは「……子供達の前ですから」と笑顔で返答。伯爵も割と我を忘れてたんだな。伯爵は剣を収めると、「魔女殿は良い知己を持たれたようだ……」と言い、魔女さんは微笑んだ。

そしてサトゥー達が出発のとき、見送りにきてくれた工匠さんは「領主様の取り計らいで優先的に取引してもらえることになったし、釜にいたっては、前よりでかくなっちまった!タカキも頑張ってるし!」とご機嫌。良かったね。
一緒に見送りにきた魔女さんと弟子ちゃんから感謝されると、サトゥーは弟子ちゃんからお手製の可愛いランタンをもらった。魔女の弟子からもらうプレゼントが「ランタン」ってなんだよ。分かってんじゃねえか作者さんは……弟子ちゃんが一生懸命作ったランタン可愛すぎるだろ……。魔女さんからは餞別として、「称号:魔女の友」をもらった。また何かの助けになるだろう。
サトゥーたちは馬車に乗り、「さあ!俺たちも行こうか!」と声をかけると、奴隷娘たちはそれぞれ返事を返し、街を後にした。
いやーいい最終回だった。これで終わりとはちょっと名残惜しいな……。

と思ったらサブタイが入ってびっくりした。まだAパート?!?!!?嘘でしょ?!?!!?

サブタイ明け、ナナちゃんがドエロい格好でサトゥーに迫っていた。まさか最終回でテコ入れする気か……?じょしらくかよ。
これを発見したアリサちゃんは何とか接触を阻止しようとしてダイブ。いつかアリサちゃん報われて……お願い……。しかし、やろうとしていたのはアリサちゃんや僕が考えていたようなことではなく、魔力の充電らしい。ナナちゃん曰く「心臓に近い場所に手を当てて魔力を流してほしい」ということらしい。やっぱりムフフな展開になるのか……?と思った矢先、ミーアちゃんが馬車を覗き込んで「背中っ!」と言った。流石ミーアちゃん冴えてるぜ!


しかし、魔力を流し込んでいるだけでエロボイスを出すナナちゃんにミーアちゃんとアリサちゃんはムーっとしていた。僕はナナちゃんのエロボイス聞けて満足です。
そこにやってきたのはリザちゃん。奴隷の中でも最年長じゃないかと思うリザちゃん、そこで見た主人の姿は


こうだった。しかしリザちゃんは冷静に「本日はどのようなご予定でしょう」と訊ねた。僕だったらキレてる。

馬車で移動を続け、今度は「ムーの男爵領」というところを通るらしい。サトゥーが「セーリュー市から出て、いくつ目の街だろう……」とどうでもいいことに思いを馳せていたが、フェードインしてきたのは我らがヒロイン、ゼナさんだった。



あああああああああっっっっっ!!!!!可愛い!!!!!!!やっぱりゼナさんが一番可愛い!!!!!!!!!好きッッッッ!!!!!!!!!!
「ヒロインみたいなモブ」って言ったやつ絶対許さねえからな。
ゼナさんはサトゥーからもらった手紙を持っていた。ゼナさんは手紙を仲間の前で読み、最初の挨拶で「ゼナさんにお会い出来ないことを寂しく思っています」というところを読んで照れ笑い。あーーーーー可愛い。ほんっと可愛い。原作でもゼナさん途中退場で長い間出てこないとか嘘だろ。こんな可愛いのに。



ここから手紙に沿って締めに入るらしい。
サトゥーたちはポチとタマが「甘い匂いがするから絶対甘い!」と言って持ち帰ってきたアロエっぽい野草を見て折ってみることにした。折ってみると汁が溢れ、サトゥーがなめてみると、青臭さはあるが、砂糖のように甘かった。
サトゥーが「さ、なめてごらん」と勧めると、タマたちはなぜかサトゥーの手をペロペロし始めた。ここでいきなり特殊性癖出すな。ムラムラしちゃうだろ。同人誌だ!同人誌を出せ!



アリサちゃんも便乗してサトゥーの手を舐めようとしていたが阻止された。なんでやねん。サトゥーに叱られたアリサちゃんは不服そうに「あーい」と返事をした。ほんとこのアニメを見続けられたの悠木碧さんの演技もあってこそだなーと思った。

場面は変わって夜になり、みんなで夕食を囲んだ後にポチとタマが絵本を読んでほしいとせがんでくるところだった。急に絵本出てきたな。サトゥーの朗読はめちゃくちゃ長く続きますが、大事なことが書かれていたので全部書き起こしていこうと思います。

「むかーしむかしそのむかし、七柱の神様が、世界樹と一緒に神様の世界からやってきて、人々と平和に暮らしていました。(神様の数え方は『柱』)ところがいつの頃か、世界には神様が九柱に増えていたのです。八柱目は竜の神様、本当は七柱の神様より先にいたのですが、竜の神様はお寝坊さんで、世界がすっかり変わるまで眠っていたのです。しかし九柱目の神様は、他の世界から旅をしてきた魔神でした。魔神はとてもわがままで、よく他の神様と喧嘩していました。ある時魔神が、自分を崇める魔族を作りました。魔族は他の種族をいじめて回ったのです。中でも一番いじめられていた人族は、幼い女神様に「魔族と戦える力が欲しい」と願いました。幼い女神様は困りました。他の神様に相談しても、取り合ってくれません。そこで、一番強い竜神様に相談に行きました。最初は渋っていた竜神様も、幼い女神様が持ってきた人族の遊び道具やお酒を気に入って、一つの魔法を教えてくれたのです。それは『勇者召喚の魔法』、希望の魔法だったのです

いや、長い。長いけどまた考察が捗りそうな要素がてんこ盛りですね。最終回なのに。宿のおかみさんが「神話にもあるだろう?竜はお寝坊さんなんだ」というのを思い出して「ここからきてるんだ」とちょっと感心してしまいました。これだけのことに感心するって感動のハードルがどんどん下がってきてる気がする。
ポチとタマとミーアちゃんは絵本を読んでいるうちに眠ってしまったので、サトゥーはそっと本を閉じた。

場面はゼナさんに変わり、ゼナさんは手紙を読み終わり、夜空を見上げて「サトゥーさん、いつか、必ず……」と星に誓いを立てた。ゼナさん、これ最終回ですよ。

ここでエンディングと共にラストスパート。こういう映像を流しながらバックでエンディングが流れるの大好き。馬車の中で目が覚めたサトゥー「なんか……重い……」と嫌な予感のすることを言って目覚める。このセリフがもうすでにフラグ。



ほらーーーーーーーーーもーーーーーーーーー最終回にそういうことするーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!

馬車の中を見たアリサちゃんはまた怒っていたが、リザちゃんは困った様子で「朝食の準備が出来たので起床してほしいのですが」と言っていた。リザちゃんはまだそういう色恋沙汰には疎いのだろうか。うーん大好き。やっぱり可愛さランキング3位なだけある。
ルルちゃんも起きて慌てていたが、「こんな醜女の顔を朝から見せてしまって……」と言ったルルちゃんに対してサトゥーは「俺はルルの顔、可愛いと思うよ」とキメ顔。ルルちゃんは朝から真っ赤になってしまった。サトゥーの顔写さないで言ってくれたら100点だった。ルルちゃんだけ見せろ。邪魔だお前。出ろ!馬車から出ろ!
ミーアちゃんも起きたが、まだ寝ているナナちゃんの胸を見て自分の胸を確かめていた。病まない病まない需要はあるさ。ミーアちゃんがナナちゃんのお胸をむんずとすると、ナナちゃんはウィーンって感じで起きた。
ナナちゃんは起き抜けに「起動シークエンスを実行。実行完了。ミーア、胸部緩衝ユニットを用いた覚醒リクエストは痛覚情報が過多だと通告します」と告げた。要するに「胸を掴んで起こすのは痛いからやめて」っていうことらしい。めんどくせぇ言い回し〜〜〜〜〜こういうの大好き〜〜〜〜〜。

みんなが朝食の串焼き肉のところへ向かうのを微笑ましく眺めるサトゥー。朝日を見上げると、山と森と、美しい空が広がっていた。終了。


色々言いたいことはありますが、これで終わりです。お疲れ様でした。まとめの感想と考察いきましょう。


まとめの感想と考察

デスマが終わってしまうという事実を突きつけられるようなエンディングを見せられ、なぜだかぽっかりと胸の中に穴が開いたような喪失感がありました。なぜでしょう。僕もデスマに毒されたのでしょうか。
いくらクソアニメでも、最終回は辛いってことです。オタクは最終回になるとなんでも寂しく感じてしまうのでしょうか。しかし異世界スマホの時は何度も走馬灯を目にしてしまったので、異世界スマホはその限りではないのかもしれません。でも、わざわざ最終回に「5、6話でやるようないざこざを解決して締めるアニメ」もなかなかないと思います。これでいいのかお前。
とにかく、「デスマーチからはじまる異世界狂想曲」はおしまいです。皆さんお疲れ様でした。


で、最終回ですが考察はやります。最終回で二期フラグぶちこんでくるような展開を最後の最後に出したので、考察せずにはいられません。ですが多分二期は永遠にやってこないでしょう。そのパターンは神メモと異世界スマホで学習済みです。

前半と後半の途中まで考察する要素は一切なかったのでほぼ絵本のことについてなんですが、一つ目に、「恐らくこの異世界における『神様』は竜神様から魔法を授かった幼い女神様だろう」ということです。この世界に「勇者召喚」の魔法が神話にも出てきて、さらに未だに使われているというのが根拠です。
僕は前々回に出てきた少女はその女神様だろうとほぼ思ってるんですが、そうなると「(恐らく)平行世界を一緒にしてきたサトゥーとは何者なのか」という問題に当たってしまいます。神にも等しい存在になった異世界転生者を知っていますが、あれはほぼ神様のおかげで成り上がったので全く参考にはならないと思います。
そうなると、「前々回に出てきた少女は神に関する重要な人物であって、女神様は別にいる」ということになるのでしょうか。僕は無条件で「多分少女=女神様だな」と思っていたのですが、根拠が乏しいのでそちらの方が自然ですね。直感を信じすぎないのも大事。信じるのも大事。

二つ目に、「魔神とは何なのか」ということです。「他の世界から旅してきた」という文言が目につき、僕は「魔神=神にも等しい力を使って世界を転々とする魔術を持った転移者」ではないかと推測しました。
デーモンロードさんに食べられた目玉の魔族の発言を急に思い出したんです。「戻れる」っていうところ。あそこから僕は「魔族は自らの魔力を使って魔族を増やせる?」と考えたんですが、「魔神が魔族を作った」というところでひっかかりました。これは「魔神」が魔族に同じような能力を与えた結果なのではないか?と。
そうなるとあの発言にも納得がいきますし、「なぜ魔族が魔族を作れるのか」という説明の一つになります。

三つ目に、「人族は最初魔族に対する手段(魔法)を持っていなかった」というところです。女神様が竜神様に授かったのは「勇者召喚の魔法」であり、魔族への直接的な対抗手段となりうる魔法ではありませんでした。では現在のサトゥーがいるこの異世界で使われている魔法とはどこから湧いて出てきたのでしょうか?
僕は「召喚した勇者が人族らに魔法を与えた」と考えました。女神様は「魔族と戦う力が欲しい」と人族から言われ、困惑してたのです。つまり、この女神様は「魔法の使い方を知らなかった」ということです。頼った竜神様が教えてくれた魔法は「勇者召喚の魔法」だけでした。つまり、「魔族と戦うことの出来る魔法を伝承出来る存在」というのは、召喚された勇者以外にはいないわけです。

これで考察は以上です。


さて、デスマはついに最終回を迎えてしまいましたね。異世界スマホの記事に比べるとデスマの記事は一定数コメントが付くようになり、嬉しい限りです。後はこれをアップした後に原作者様から訴えられないかが心配ではありますが、僕の記事をここまで読んで頂き、ありがとうございます。
多分「賢者の孫」のアニメ化までクソアニメ感想の記事はないと思いますが、皆さんとまたクソアニメを見られることを楽しみにしています。クソアニメを生み続けるこの世界というのは本当に愚かですね。クソアニメが滅びる時はこの世界が滅びる時でしょう。
あと、前回の記事コメントで「これなら自分がなろうで連載してる小説の方が面白い」というコメントを見かけたので、もしリンクが貼られることがあったら、その小説を読んで感想文を書きたいと思います。コメントしてくれた方、リンクお待ちしております。


では皆様、本当にお疲れ様でした。ありがとうございました。



おしまい