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「デスマーチからはじまる異世界狂想曲」八話を見た感想

おはようございます。僕です。

七話を更新した日にニコニコでは十話が更新されてめっちゃくちゃにモチベーションが落ちましたが、頑張って追いつきたいと思います。やっぱ最終回は見たらすぐ書きたくなっちゃからね。

そんなわけでとっとと感想の方いきましょう。



八話を見た感想

前回はめっちゃくちゃ強そうな人が現れて終わりのワックワクしちゃう引きで終わりましたね。
アバンは人物が現れたところからスタート。強そうな人はなんかドラクエの「いてつくはどう」みたいなものを出し、周りを圧倒した。精神魔法の一種らしく、サトゥーも対応が遅れてしまったが、精神魔法を得意とするアリサちゃんが対抗し、サトゥーもまともに思考を動かせる状態になった。
ステータスを見てみると、強そうな人の名前は「ゼン」というらしい。サトゥーと僕は聞き覚えがあった。そう、あのクソ脚本の2ちゃんで叩かれてそうな劇の主人公の名前だ。あのアンデットにまでなったのにぽっと出の聖騎士にやられたやつ。
ゼンは「迎えにきたよ……ミーア」と魔王ボイスでクソかわミーアちゃんに話しかけた。サトゥーはその間に割って入り、「はじめまして。わたくし商人の、サトゥーと申します(キリッ)(アップの顔)(先制自己紹介)(主人公力で差をつけろ)」
オープニング。うぜぇ〜〜〜。コメントでも書かれていましたが、ほんとこのアニメ主人公さえいなければめちゃくちゃいいアニメになると思うんですよね。女の子みんな可愛いし、特にキャラ崩壊も起こしてないですし。ただ主人公。お前だよお前。サトゥー。オメーのことだよ。

さて、オープニング明け、ゼンさんは「ふん、流石勇者の末裔。我が恐怖を浴びて平然と喋れるとは驚嘆に値するのだよ」と意味深なことを言う。サトゥーは「誰が勇者の末裔だ……!」と否定していたが、ここも重要な考察ポイントなので後でまとめて書いておきましょう。
サトゥーは「無駄な争いは避けたい。退いてくれないか」と交渉したが、ゼンさんは「愚問だ」と一蹴。
「では、お言葉に甘えよう!」とサトゥーは踏み込み、思いっきり腹パンの姿勢で殴りかかった。レベル310に勝てるわけないだろ!(一転攻勢)しかしスカる。影(幻影)を操っているらしい。サトゥーは足を触手っぽいもので取られ、宙吊りにされてしまった。その姿を見てアリサちゃんは激怒し、「うちのご主人様から手を離せぇぇぇ!」と対アンデットの魔法を繰り出したが、これも軽くいなされてしまった。「下級のアンデットと一緒にされては些か不愉快なのだよ」とアリサちゃんにも攻撃を仕掛けた。が、間一髪でサトゥーの魔法銃により触手を千切ることができた。思ったけどこの世界の敵ってなんか語尾につけなきゃ死んじゃうの?目玉といいこいつといい。
次の触手がアリサちゃんに襲いかかろうとしたが、店長が杖で防いで耐えていた、サトゥーはその隙をつかってなんか手に波紋みたいなものを出して影の触手をバラバラにした。そのサラッと知らない魔法出してくるのやめろ。
店長は触手一本耐えるのに精一杯だったが、触手がさらに複数本出てきて店長の体勢は崩れてしまった。しかし、サトゥーが手にまとった波紋みたいなやつで触手をぶん殴り、一気にバラバラにしてしまった。ゼンさん、これには驚愕。「ありえん……ありえんなのだよ」と言い直すくらい驚いていた。やっぱりそれ意識してつけてらっしゃる?
そう、迷宮回でも回想で説明されて実演されていたが、普通魔物には魔法系の呪文や攻撃しか効かないのだ。素手で魔物をぶん殴ってバラバラにするこいつが出てきたら驚くだろう。でも手に波紋纏ってるし、こいつジョナサンなのでは?そんでサトゥーお前、スキルの「ポーカーフェイス」使うなって言ってんだろ。腹立つんだよ。

アリサちゃんが汗を流し、「レベルが違いすぎる……」とつぶやいたが、敵はレベル41でお前のご主人様レベル310やで。レベルが違いすぎる……。
するとミーアちゃん、「いい、逃げて……」とその身で背負うにはでかすぎる発言。アリサちゃんはそれを聞いて「あんたを逃すのは友達だからじゃないわ。私たちのご主人様の望みが、あんたを逃すことだから。それを最優先するのよ」とツンデレ。こいつぅ〜!
サトゥーはアリサちゃんが背に隠した手のひらに魔法のパワーをチャージしてユニークスキルを使おうとしていることに気づくと、ゼンに話しかけた。
「無学な俺たちに、あんたのを正体を教えてもらえないか?」と銃を構えながら言うサトゥー。ステータスでもう正体知ってるけど。この交渉の仕方は交渉というより最早脅しだ。答えろよゼン 「尋問」は既に「拷問」に変わってるんだぜ。
サトゥーとゼンが雑談している間にパワーをため終わったアリサちゃんは「ご主人様!!横に飛んで!」と叫ぶと、エネルギー波みたいなものを出した。窓が粉砕し、アリサちゃんの髪色が元に戻ってしまった。それ魔力で染めてたんだ……。
しかしゼン、これを耐えた。アリサちゃんは魔力を使いきり、気絶してしまった。「今のは危なかったぞ。まさかユニークスキルとはな。しかもその髪、貴様も転生者だったのか……」と何気に重要発言。転生者の髪には何か共通点があるのだろうか。

「分を超えた力は破滅を呼ぶ。神の玩具になりたくなければ、さきほどのユニークスキルは使わないことだ……。では去るとしよう。」と言うと、ゼンさんは触手をミーアの周りに召喚し、ミーアを連れ去ってしまった。サトゥーはあわてて駆け寄ろうとしたが、なんかさっきとはレベルの違うめっちゃ強い触手でガードされた。
「無駄なんだよ。我のような超越者に敵わぬのは、世の理不尽な理だと思い諦めるのだよ……死を恐れぬなら、揺りかごを訪れるが良い……」と言ってゼンは消えていった。
取り返すには「揺りかご」という施設に行かなければならないっぽい。すげぇ……ドラクエっぽくなってきやがった……オラワクワクが止まらねえぞ……!

帰ってきたリザちゃんとルルちゃんにみんなのことを任せ、サトゥーはゼンが通っていったゲートに飛び込んでいった。
するとなんということでしょう。オープニング……?オープニングのあそこ……?マジ……ここで出てくるの……?胸熱……。熱くはならないけど……。



水底みたいなところに沈んだサトゥーはステータスを確認すると、体力と魔力が少しずつ減ってるらしい。マイクラの水中とか64マリオの水中みたいなものか。
マップを確認するも、「マップの存在しないエリアです」と表示された。色々と試したが全部「マップが存在しないエリアです」と表示され、「ゲームかっ!!!」とサトゥーが突っ込んだ。すると、水底みたいな世界は粉々になり、なんか宮殿っぽいところに入った。
は?



いやいやいや待って待って。説明がほしい。
奥にはミーアちゃんを看護してるっぽい誰かがいるし、ゼンが「バカな!!そう、バカな、なのだよ」と言い直しながら歩いてきた。やっぱお前それ意識して使ってんだろ?ん?口癖ほしいとか中学生で止めとけよ。痛いだけだぞ。ウッ

どうやらさっきの場所は「影の牢獄」っていう場所だったらしい。知らんがな。「貴様ごときにどうこうできる代物ではないはずなのだよ」というのに対しサトゥー、「驚きたいのか自慢したいのか、はっきりしてくれ……」とやれやれ系ツッコミ。お前この状況で突っ込むな。
「光の護符があるから魔法は効かないんだよ!」と決め顔で言うサトゥーに対し、ゼンは何やら色々と不穏なことを言い出した。
「試練は公正でなくてはならない。ズルは許容できないのだよ。この場所には揺りかごを攻略した者だけが訪れることができる。そういう決まりだ」と、ちょっと色々考えさせられることを言い出したゼンにサトゥーは「ゲームマスター気取りか?」と煽る。「攻略の果てにここを訪れることが出来た勇者のみ、不死の王たるこの我と対峙する資格があるのだよ。」と言い返す。もうちょっとヤバいな……考察が捗るぞ……。
「そういや不死の王だったな」と、どうでもいいところに反応するサトゥーに、ゼンは「ふふふ……神から受けた祝福がある限り、私は不死身なのだよ……」と考察したいポイント満載なセリフを吐き続ける。おいおいお〜〜〜〜〜〜い!!!!!どんだけ悩ませればいいんだこの僕を〜〜〜〜〜〜〜!!!!おいおいおいおいお〜〜〜〜〜〜い!!!!!!!

「今はミーアが最優先だ……!」と走り出すサトゥーに、「では、そろそろ主人の間から退場してもらうのだよ……」とゼンが指パッチンをすると、サトゥーはどこか知らない場所に吹っ飛ばされてしまった。濃い霧が晴れると、そこは「きららファンタジア」を思い出させる世界樹みたいな大木があった。


これが「揺りかご」らしい。



いや、マジで「きららファンタジア」じゃん。デスマ異世界参戦すんの?マジかよ……きらファン始めないと……。
この「揺りかご」はセーリュー伯爵領と隣接した場所にあるらしい。ここも重要なファクターだな……。この巨木の中にミーアは囚われているらしい。

サトゥーは進み始め、揺りかごにかかる橋を走っていった。途中、なんか蜂のモンスターっぽいものが襲いかかってきたが、魔法銃で一発で撃ち殺していった。蜂のモンスターってゲームだとしばしば強キャラの中ボスみたいになるけど、デスマはそういうのはないのか。ドンキーコングの蜂とかめっちゃウザかった記憶がある。
入り口まで辿りついたサトゥーは、入り口に看板があることに気がついた。看板はエルフ語で書かれており、読んでみると「ここはエルフのための訓練施設故、エルフ以外には生命保護装置は働かないので注意されたし 訓練所のしようは何人たりとも制限せぬが、自己責任で行うこと 訓練所における怪我や器物破損に関しては、一切の保証はしない」と丁寧に説明が書かれていた。スポーツジムの但し書きかよ。サトゥーは「また飛ばされたくないし、ルール通りに進むか」と扉を開けた。

入ると、レベル1のゴブリンが待ち伏せていた。サトゥーは「待ち伏せ……いや、遭遇戦か」とゴブリンを素手でぶん殴った。本当にプログラムされたゲームが目に見えて体験できるみたいな感じだ。
サトゥーはダイジェストで進みながら、「この揺りかごは全部で200階層あるのか。10階層を1単位として、20個の長大な螺旋階段で上層につながっているみたいだ。大階段から繋がる階層には魔物が配置されていて、上層に行くほど魔物は高いレベルになるのか」とさっきの但し書きの200倍丁寧な説明。ダイジェストと説明ってほんと便利ですよね。武士沢レシーブかよ。
サトゥーは過去に落とされた迷宮と比べ、「ゲームっぽさが強い」ことに気付いた。「まるで家庭用RPGに慣れ親しんだ人間が作ったみたいだ……もしそうならこの10階層に範囲を限定して魔物探索……」と言い、葉の生い茂るラピュタっぽいところにきた。すると、葉の裏に誰かが隠れているのを発見した。「隠れてないで出てこい!」と呼ぶと、「うっさいな〜」とダウナーな感じの声。中には



なかなかドエロい格好の人が出てきた。ドライアドさんっていうらしい。「魔力が足りなくて億劫なのよ……」とあくびをしている。サトゥーは「こいつを倒せば上層へのショートカットが出来るはずだ……。古き良きダンジョンものが好きな奴が設計したなら、こういうギミックを絶対用意するよなぁ〜……」と申し訳程度の元ゲームクリエイター要素を出してくる。
「勝負ならまた今度にして〜……」とゆるめのモンスターだな。可愛い。
「トウヤに言いつけてやる!手加減なんかしてやんないんだから!」と言い放つドライアドさん。
トウヤ……冬夜……?ウウッ

※前世での記憶

ドライアドさんはサトゥーをみて何か気付いたのか、ジロジロサトゥーを眺め回した。そして「あたしのものになれ!人間!」と言ってきた。OK!(ズドン)
「悪いがプロポーズなら十四、五年経ってからにしてくれないか」と幼女には興味ないアピールを欠かさないサトゥー。うぜぇ。それを無視してドライアドさんは「お腹空いたからご飯頂戴?」と好き放題。「干し肉くらいしかないんだけど……」とサトゥーも困り気味でいった。「人間の食べ物なんかいらないわ。魔力を頂戴?」「永続的に魔力がなくなるのは困るんだけど……」と問答を続けるが、ドライアドさんがなにやら「痛いのは最初だけ。すぐに気持ち良くなるわ……」といい、サトゥーの頬を両手でつかんだ。
おい。まさか。やめろ。やめろーーーーーーーーーーッッッッッ!!!!!!!あああああああああああーーーーーーーーーーーッッッッッ!!!!!


ドライアドさん「ぶちゅ〜っ」

僕「ああああああああああああああああ」



※蘇る前世での記憶

サトゥーは口を押さえ、「忘れよう……うん、犬にでも噛まれたと思って……」とつぶやいていた。
ドライアドさんは「お礼に回廊を開いてあげるわ!使うでしょ?」と葉でできた扉を開いた。部屋の名前は「トラザユーヤの間」。隠し部屋っぽかったので寄っておいて損はないと思ったサトゥーは入ってみることにした。中には本がバラバラと落ちていて、研究所を彷彿とさせた。机に置いてあった手記には「トラザ・ユーヤが揺りかごを作った」と書いてあった。
急に回想が挟まれ、「我々エルフは生への執着が弱い。絶体絶命のとき、ほかの種族と比べると驚くほど足掻かない。このため、迷宮では多くの若者を死なせてしまった。この揺りかごには、エルフたちが命の危険に晒されたときに安全に脱出させる機能をつけなくてはならない。たった100年では、私の失敗を忘れてくれなかったようだ。私の長い人生は、もうすぐ終わる。この揺りかごは、後年我が同胞たちが必要とするまで封印しよう。エルフたちが再び世界を導く立場に戻ることを信じて……」とクッッッッソ長い説明をしてきた。一回では聞き取れなかったので2、3回聞き直した。なんなんだ。しかし考察ポイントは色々とあった。書き起こす価値はあったと信じたい。サトゥーも「ミーアがここに必要な理由も、おそらくこれだろう」と気付いたようだ。

出てくるとサトゥーはドライアドさんに転移網はあるか聞いた。思った通り転移網は用意されていたが、主人の間に行くのは無理らしい。ドライアドさん可愛い……。サトゥーは仕方なく行ける最高階層まで行くことにした。100階層まで行けるらしいので飛ばしてもらった。「守護騎士の間」というらしいが、どんな強いやつが出て来るんだ……オラゾクゾクすっぞ……!

と思ったらなぜかジェンガが崩れたような映像と、ジェンガを取り囲む三人の女の子がいた。


サトゥー「え?」

僕「え?」

え?

サブタイ。


いや、なんなんだよ。でも知ってるこれ。「スライムもりもりドラゴンクエスト 衝撃のしっぽ団」で出てきたゴーレムだ。中にももんじゃ入ってるやつじゃん。
サブタイ開け、呆然とするサトゥーに三人のうちの人が近づいてくると、「少し待て。と、宣言します」とめちゃくちゃ機械的に話しかけ、三人は装備をつけ始めた。サトゥーは三人のステータスを確認すると、種族はホムンクルスだった。僕もサトゥーも「錬金術か何かで作られた生命体だったよな……!?」と驚いていた。名前も「No.5」「No.6」「No.7」と番号で、SF好きな僕の心をギュンギュンくすぐる。顔のモデルはミーアっぽい。全員レベル7と低めだ。100階の敵なのにレベル7て。



三人のうちのNo.7がサトゥーに剣を向け、「よくぞここまできました探索者殿(棒)」と言った。機械娘っぽい感じしていいぞ〜……。サトゥーが「俺は商人なんたけどね……」と言うと、三人娘は「……商人……?」と顔を見合わせると、何事もなかったかのように「探索者よ。よくきましたと賞賛します」とシカト。エラーが起きる前に案件をスキップしたような感じだ。めちゃくちゃ良い。こういうのほんといい……。すき……。

どうやらこの巨大ロボットが「守護騎士」らしく、倒せばマスターから褒美がもらえるらしい。このアイアンゴーレムはレベル30となかなか高めだ。ポケモン金のジムだったら7つ目くらいのレベル設定。
アイアンゴーレムの頭部には「EMETH(真実)」と書いてあり、サトゥーが何かを察して「E」だけを撃った。文字は「METH(死んだ)」になり、ゴーレムは倒れた。チョロすぎね?

「バカな!?と驚愕します」「だから弱点は隠すように進言したと蒸し返します」「それより進退を決定すべきと具申します」と三人娘、本当にアンドロイドっぽい。ミサカ妹を思い出す。三人は「先にいけ!(棒)」みたいなグダグダな小芝居を挟んだかと思ったら、瞬間移動しサトゥーの背後に回った。魔法で矢をつくり打ち込みまくる三人。レベルの割に結構な威力で攻撃を仕掛けてきた。
サトゥーに剣を向けたNo.7に腹パンをしている間に、No.5、No.6はロープで離脱していった。サトゥーは腹パンして気絶したNo.7を抱え、「気絶した美女を倒れるまま放置するなんて出来ないから仕方ない。そう、仕方ないのだ。仕方ないのだ……」と言ってブラックアウト。お前なんなんだよ。ヒロシか。
次のカット、No.7は床に横たわっていた。100階の壁を見るとマスターの報酬とみられる道具が色々とあった。サトゥーがそれらを眺めていると、No.7は涙を浮かべ、「マスター……謝罪、します……」と寝言を言っていた。マスターに何かあったのだろうか。サトゥーは残してきた奴隷娘たちの顔を思い出していた。
さらに進むと、ドライアドさんがいたような部屋にまたやってきた。そこには干からびた屍体のようなものがあった。ミイラみたいなものだ。サトゥーは供養のため、水をすこしかけてやった。するとミイラは「水ゥーッ!」と叫びサトゥーの水袋を奪うとごくごく飲み出した。元に戻ると、あのドライアドちゃんっぽい人だった。普通にホラーだよ。「次は魔力ちょうだい!」という彼女にサトゥーと僕は先ほどの魔力供給方法を思い出し、思わず真顔になった。もうFateみたいに魔力供給してくれ。
魔力供給のシーンは略され、ドライアドちゃんが満たされた。すると、ドライアドちゃんは「下にいた私にも魔力をくれたんだ!」と言った。複数個体だと思ったら全部同一のドライアドちゃんだったのだ。わかりにくい。木とか精霊とかはみんな繋がってるものらしい。同一の意識がある群体という感じか。魔力がなければ連絡がとれないらしいが。
サトゥーは転移を頼み、「接続線が切れているらしい」ということで180階層までしか行けないらしいが、普通に考えて80階のショートカットで十分な気がする。親切すぎない?

180階までたどり着いたサトゥーは道に張り付いている木の根が食い荒らされていることに気づいた。虫食いのせいで接続線が切れていたのだ。すると、サトゥーの前にキモい虫のモンスターが現れた。レベルは全部20で、「高階層まできたな」という感じがする。
奥に次の階段があることを確認したサトゥーは槍をぶん投げて虫を一掃しようとしたが、力みすぎて壁までぶっ飛ばしてしまった。「力みすぎたか……」がちょっと鬱陶しい。
サトゥーがさらに奥に進み、ついに主人の間にたどり着いた。こいつに「揺りかご RTA」って動画出してほしい。

「できればこのまま戦わずしてミーアを返してくれないか」と言ったが、ゼンは「否。それは否なのだよ。君はここに来ることで資格を示してしまった。だが我々と相対するには称号が足りない。君はこれから決して勝てない難敵と戦って、勇者の称号を得てもらうのだよ。報酬にはこの聖剣、デュラホンを与えよう!」と聖剣を掲げた。いやゼンさん、こいつもう勇者でっせ。
ゼンは影を召喚すると、ホムンクルスやアイアンゴーレムの類がたくさん出てきた。さっき戦ったNo.5やNo.6もいた。ゼンは「勇者の称号は死線を超えた先にあるのだよ」というとバフ魔法を場にいる全員(サトゥー含む)にかけ、ミーアちゃんを上の階層に連れて行った。
サトゥーは「難敵」たちと対峙し、戦闘を開始しようとしていた。
エンディング。

これはなかなか考えるポイントが多い回でしたね。デスマの中で一番面白い回だったと言えます。ではまとめの感想と考察いっときましょう。


まとめの感想と考察

今回は今までのデスマの中で一番面白かった回でした。マジに。戦闘は多かったしアリサちゃんはかっこよかったし、ホムンクルスちゃんみたいなタイプは個人的に大好きなんですよね。
いやー面白かった。クソなところはところどころありましたけど。でも総合的に見るとかなり物語が進展する要素が盛りだくさんな回でしたね。よかった。

で、考察なんですが、まず「ゼンの目的はなんなのか」というところです。サトゥーも言ってましたが、「こいつの真意がわからない」んですよね。一体何の目的でミーアちゃんをさらう必要があったのでしょうか。多分次回とかそれ以降でわかると思いますが、僕は楽しみにとってあるのでわかりません。想像だけで書いてます。でもミーアちゃんを攫う時に「世の理不尽な理だと思い諦めるのだよ」と言っているということは、ゼン自身も納得がいっていない「理不尽な用」なのでしょうか。そもそもゼン自身不死身になって最上級クラスのアンデットになっていることも不思議ですね。ゼン!?聖騎士に殺されたんじゃ……。トリックかもしれませんが、聖騎士に討たれた時に「神の祝福」を受けたのでしょうか。神様は生き物の「生と死」の関わるところに出現する存在なのかもしれないですね。

二つ目に、「転生者の共通点」です。ゼンは「その髪……」と言っていましたが、一目で分かるレベルのものは「色」くらいしかないですね。髪の色が紫のやつは転生者を疑ったほうが良いのでしょうか。転生者にある共通点、髪以外にもまだありそうなのでこれからが楽しみですね。この訓練所を作ったトウヤという人物も、現実にある家庭用RPGのセオリーをふんだんに使っているあたりもしかしたら髪色が紫なのかもしれません。そう思うとグフグフしてしまいますね。

三つ目に、神は何の目的があってゼンに「神の祝福」を与え、不死身にし、こんなダンジョンを攻略させる試練を与えることになったんでしょう。勇者の称号や聖剣を手に入れさせるのが目的なら、なぜサトゥーは既に両方とも持っているのでしょう。僕は頭が真っ白になってきたので、考えるのをやめた。何か閃いたらここに追記するかもしれません。
ゼンがサトゥーのことを「勇者の末裔」と呼んでいたのも気になるところですね。誰かの面影を見ているのでしょうか。


さて、やっと八話ですね。頑張って最新の配信に追いつきたいと思います。ゼンの登場により物語が一気に進んだ感じもあり、「ほほう、重要なファクターだな……」と思うことが多くなると同時に「もしかしてこれクソアニメではないのでは?」という疑問が頭を掠めました。八話まで感想書いといて今更なにをって感じですが、どうせ乗りかかった船です。僕がこのアニメを視聴する限り、道は続くんです。
このアニメの結末が良作だろうがクソだろうが、僕には「視聴を辞める」なんていう選択肢は残されていないんです。やるしか……やるしかないんだよ……僕は……。
そんなわけで僕は最後までデスマを見届けることをここに宣言します。ちなみに次回のサブタイは「デスマーチからはじまる情緒纒綿」です。読み方は「じょうしょてんめん」で、「情緒が深くて離れがたい様」を指す四字熟語です。めっちゃくちゃ読みづらい四字熟語使ってくるあたり「なろうだなぁ」と思って少し安心してしまいますね。

ではまた、次もよろしくお願いしますね。


つづく