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一番好きなアイス→ディッピンドッツ

「デスマーチからはじまる異世界狂想曲」七話を見た感想

おはようございます。僕です。

更新がめっちゃくちゃに遅れて申し訳ない気持ちでいっぱいです。ごめんね!多分待ってる人いないだろうけど!
なんで更新が遅れたかと言うと、前にも書きましたけどこの記事一本書くのにめちゃくちゃ時間と気力を使うので週末に書くようにしてるんですが、最近はプリティーリズム・レインボーライブの鑑賞会を開いていたり、シンステに参加するため神戸に行ったりしてて遅れてしまいました。なんとか最終回までに更新続けて帳尻合わせるので許してください!お願いします!何にもしないので!

というわけでさっさと感想いきましょう。



七話を見た感想

さて、前回はフラグっぽいことを乱立し、エルフの姫を何でも屋に送り届けたところで終わりましたね。「いや〜次で進むんやろうなぁ」と思ってたらサブタイが「デスマーチからはじまる野営訓練」だったので「ズコーッ!」と口で言いながらずっこけてました。なんやねんな。

アバンは前回の続きから、ナディさんが神官さんを呼んでくると店を出て行き、サトゥーがそれを追いかけて終わりました。アバン無駄遣いしてる感じすげぇ〜〜〜。

オープニング明け、朝の宿で不満を漏らすアリサちゃんからスタート。「んも〜〜〜!どうして私がいるのに娼館なんか行くのよ!」と怒っていた。そらそうだよな。僕も怒ったもん。お前異世界に来てまで風俗行ってんじゃねぇぞ。アリサちゃんは不満を爆発させていたが、サトゥーが黙らせるためにコートをぶん投げ、それをかぶるとアリサちゃんはコートをハスハスしだした。匂いとか嗅ぎだしましたよ、やっぱ好きなんすねぇ。好きなだけくんくんしておいて「獣臭ッ!」とぶん投げてるのこれもうわかんねえな。
「毛深いのがいいの……?」とニッチな性癖を指摘するアリサちゃんに対してサトゥーは昨夜のことを説明した。獣人と聞いて「ふーん?女の人?」と少しそっぽを向いて拗ねるアリサちゃんが可愛すぎて睾丸が爆発したが、サトゥーが「ニヒルな顔のおっさんだった」と言うと「これはBL!?BLなのね!?トラ×ヘビみたいに筋肉質のトラ耳おっさんが兎耳の少年を押し倒す展開だわ〜!くーッ!滾ってきたァーッ!」とクソオタク丸出しの妄想を喋り出す。
ナマモノは繊細なジャンルなのでリアルで出すのは控えていただきたいが、クソアニメ特有のこの「出てくる女子みんな腐女子」みたいなやつなんなんだろう。異世界スマホでもう一回地獄を見せられてるんだよ。そういうのは「オタク」って感じのやつが一人いるからいいんだ。元からいるキャラにそういう属性を追加しても埋もれるだけの悪手なのに。なろう系作家はやたら新キャラを出すくせにこういう展開のギャグに持って行くとき既存のキャラに属性を一時的に付属させて後はほったらかしというパターンが多くて頭痛がしてくる。まあアリサちゃんは前世が現実世界の人間だったし前世がオタクだったという描写はちょいちょい見せているからまだいい方だけど。

僕がクソどうでもいい不満を書いている間、ルルちゃんが起きたのでサトゥーは薬を渡し、朝食をとったら何でも屋に行くことにした。
何でも屋に行ったサトゥーはまず昨日連れてきた二人の様子を聞いた。ナディさんが「まだ眠ったままです……」と心配そうに言っていたが、それよりも僕はナディさんの乳袋に視線がいってしまった。いや、改めて見るとでかい。あとナディさんの作画が安定してより一層美人になってる。きてるな……ナディさんの波きてるわ……キテル……(キテルグマ
店長によると、ミーアちゃんの方は衰弱がひどく、魔力欠乏症のときに見られる症状と似ているという。魔力欠乏症といえば、魔法が出てくる異世界系ではかなり重症だ。大事な戦いの最中に魔力が尽きて仲間が耐えている間少しずつ回復して、「もうだめだ……!」となったときに目を覚まして逆転を始めるというクソ熱い展開になるやつだ。ムヒョロジで見た。
サトゥーがミーアちゃんのステータスを確認すると、魔力はじわじわと回復している。ギフトに「精霊視」というものがあるの気になった。これから精霊が出てくる伏線だろうか。なんか「マナポーション」というポーションがあれば元気になるそうだが、少々値が張るらしい。でもサトゥーお前国家予算レベルの金持ってなかった?持ってたよな?出せよ。
さらにナディさん曰く、マナの濃い地脈や、源泉に連れて行けば回復するらしい。そういえばこいつ竜の谷支配して源泉も支配してませんでした?多分流星群でボッコボコになってると思うんですけど。

ここでサトゥーはスキル、「聞き耳」を使って二階の物音を聞き取った。どうやらミーアちゃんが目を覚ましたらしい。



かーーーーーーーわいーーーーーーーーーー!!!!!!!!!


可愛い。めっちゃ可愛くない?「……誰?」と聞くあたり、店長と同じように無口な方なのかもしれない。あ〜無口幼女めっちゃ可愛い〜〜〜。好き!んもう!
ミーアちゃんは目をキラリと光らせると、「……外、誰」とナディさんに質問した。透視能力でもあるのか、精霊視ってやつなのかはわからない。
サトゥーが入ってきて自己紹介をすると、ミーアちゃんは真っ先に「……精霊使い?」と質問した。サトゥーが精霊のようなものを連れているのが見えたのか、ここは重要なファクターだ!ナディさんがスープか麦がゆを作ってくる間、サトゥーが様子を見ることになった。
サトゥーはミーアちゃんに色々と質問をしていた。「精霊ってどういうものなの?」と聞くと、「……ふわふわ」と全く要領を得ない回答。当たり前だ。130歳とはいえエルフの子供だ。出来る説明は具体的なものではなく感覚的なものであるのは仕方がないことなのだ。しかしそこを解していないサトゥーは「ナディさんという優れた解説者がいない状態で精霊の全貌を知ることは不可能だな」と汗を垂らして笑顔で思った。いや、さっきのも普通にナディさんに説明してもらってるだけだろうが。ミーアちゃんの解説してないやろが。
サトゥーは精霊の正体を突き止められないと悟り、「じゃ、じゃあエルフ語でおはようは何て言うの?」と質問した。「……ケッパルーサ」とミーアちゃんが答えてくれたおかげで、サトゥーはスキル「エルフ語」を取得することができた。
場面が変わり、ミーアちゃんは持ってきてくれた麦がゆを完食して少々眠たくなっているようだ。目をこすってる幼女ってなんで可愛いんでしょうね?国で保護すべき記念物では?
サトゥーはいつの間にかスキル「暗号解読」というめちゃくちゃ便利そうなスキルを取得し、「とりあえず、精霊ってものが地脈を流れマナを媒介し、属性を持つ存在ってところは推測できたぞ」と説明してくれた。いや理解力がすごい。僕なんか半分以上何を言ってるかわからない。
サトゥーが何でも屋から帰ろうとすると、ミーアちゃんは袖をつかんで寂しそうに「……いて?」とお願いした。

僕だったら永遠にそばにいそうになってしまうが、サトゥーはトホホ顔で微笑んで帰った。鬼か。なんか言え。次の言葉次第ではお前の墓石が何でも屋の二階に立つことになるだろうがな。

とりあえず帰ったサトゥーは宿の庭で遊んでいる奴隷娘を見つけた。奴隷娘たちは前回買った学習カードを使って勉強しながら遊んでいるようだ。なんか幼稚園みたいで可愛い。ここでサトゥーは「あれは……昨日買った学習カードか」とクソいらない回想を挟む。お前そういう回想挟む暇があるならちゃんとフラグの一つくらい回収せんかい。
サトゥーに気づいた奴隷娘たちは「見て見てー!」と寄ってきた。可愛いなぁ!!!!!サトゥーが試しに「じゃあ……これはなんてカードだい?」とヤギのカードを見せると、ポチが「それは肉なのです!(フンス)」と自信満々に答える。今度はタマにうさぎのカードを見せ、「これはなんだ?」と言うと「それも肉ー!」と両手をあげて笑顔で答える。
「おい」と言わんばかりの目でアリサを見ると、「いやぁ〜、自信満々に肉って言い切られちゃうと違うって言いづらくてさ……」と頭をかいた。わかる。可愛いから許しちゃう。
ポチとタマに「肉なんだけど、ちゃんと動物の名前で覚えるんだよ」と教えるが、なんとなくわかっていない様子。可愛い。



永遠に奴隷娘たちにものを教えていたい。リザちゃんも「ではこのカードも『鶏肉』ではなく『鶏』なのですか!?」と迫真の質問。可愛い。サトゥーがちゃんと「にく」の字を教えていると、マーサちゃんが一緒にいたユニちゃんに注意しに来た。マーサちゃんがユニちゃんに「手伝ってあげるから仕事終わらせよう!」と言ってくれましたが、ユニちゃんはポチとタマに手伝ってもらって、その仕事は全て終わってしまったのだという。偉いなぁポチとタマ……。酒を飲みながらクソアニメ見てる僕とは大違いだぁ……。

そして飯パート。今回はサンドイッチだった。毎回飯の作画が綺麗すぎるんだが、スタッフそういうアニメがやりたかったのかな。異世界食堂みたいな。異世界スマホやってたら「カラァエ」で満足してもらえるかな。
昼ごはんを食べながら、サトゥーはミーアちゃんのことをみんなに話した。アリサちゃんを始め、みんなが「会ってみたい」と言うので、みんなでお見舞いに行くことにした。ルルちゃんも具合はだいぶ良くなったようで、一緒に行くことになった。

サトゥーたちは何でも屋に行くと、みんなで元気良く自己紹介をしていた。ミーアちゃん騒がしいの苦手そうだと大丈夫かなと思ったが、「……ミーア」と返事をした。大丈夫そう。なんで僕今安心してるんだろう。アリサちゃんたちは「鼠人族の姫様」だと勘違いしていたようで、驚いていた。アリサちゃんたちはミーアちゃんのことを大層気に入っているようで、ミーアちゃんを取り囲んでわいわい喋っていた。サトゥーは下の階に降りようとしたが、またミーアちゃんに袖を掴まれて引き止められていた。自分がどうしてこうも懐かれたのか疑問に思いながら、サトゥーは汗を垂らして笑いながらミーアちゃんに手を振って降りて行った。だからその無慈悲な無言はなんなんだよ。なんか言えや。

下の階ではナディさんにルルちゃんが料理を振る舞っていたようだ。ルルちゃん気がきく……可愛い……。食後のお茶まで入れてくれるところは流石といったところだろうか。
ナディさんはサトゥーに「サトゥーさんは行商人なんですよね?」と質問した。サトゥーは「ええ、まぁ。(商人らしいことは一切とってないけどね)」と答えた。いや、前回ドヤ顔で受領書発行してたの誰だよ。お前「それが商人ってものなんです(ドヤァ)」やってたじゃん。記憶喪失かよ。
そこでナディさんは「馬車を買われませんか?」と商談を持ちかけた。店長の知り合いの商人が引退するので、使っていた馬と馬車を売りに出しているそう。サトゥーは少し考え、馬の操縦はできないからと言って断ろうとした。しかし、そこでルルちゃんが何か言いたそうにしていた。ルルちゃんは一頭引きの荷馬車なら経験があるという。目の前で見たり体験したりすればスキルが取得出来るサトゥーはそれを聞いて購入を決めた。「即決ですね…値段を聞かなくていいんですか?」とナディさんは心配そうだが、こいつは財布の中に国家予算レベルの金を溜め込んでいる男なのだ。本当だったら馬車を操る運転手も一生雇えるレベルの金持ち。



サトゥーは「しまった……」と思うと目をそらした。すると、窓の外で偶然馬車が通りかかったので、馬車の相場分の金貨が入った袋を懐から出してナディさんに渡した。「いつの間に……」とナディさんも不思議がっていたので、サトゥーは「ちょっと手際が良すぎたか……」とベテランの空き巣みたいなことを言い出した。
ここでCMカット代わりのサブタイ。常々思うが、このアニメ前半Aパートでサブタイ回収しないのはそういうスタイルなのだろうか。都市防衛もしないし野営訓練のやの字も出てこなかった。なめとんか。

サブタイ明け、サトゥーと奴隷娘たちは野原に来ていた。あまりに自然な流れだったため、「そうか。馬車を買って旅に出ることを想定して野営訓練するんだ」と理解するのに2秒かかってしまった。クソアニメ特有のなんでも説明しすぎるのはよくないと思っているが、一言くらいは説明が欲しい。馬車買ってから急に野営訓練始めるのは頭が弱い僕みたいな人間だと理解するのに2秒くらいかかってしまう。このアニメの構成を理解するのに人生の貴重な2秒を費やしてしまうのは実にもったいないと思っていたが、そもそも僕はこのアニメについて休日1日潰して感想を書いているのだ。なんだ?自己の中で繰り広げられるパラドックスか?

まあそういうわけでようやくサブタイ通り野営訓練を始めた一行。サトゥーが開始1秒でスキル「野営」を獲得したのでもういいんじゃないかと思ったが、野営準備をするメインの人間はサトゥーではなく奴隷娘たちの仕事なのだ。この野営訓練においてサトゥーはむしろ手助けに回らなければならない立場だということだ。そしてこの場面も描写がめんどくさかったのか、アリサちゃんが「ここらへんで野営の練習をしましょう!」と言ってからずーっとダイジェストでお送りした。いや、サブタイにもなってるメインの題材をダイジェストでお送りするな。

野営訓練の内容は、テントを張ったり、石を積みあげて釜戸にしたり、その辺の雑草を刈って地を開拓したり、食べられる木の実なんかを探して採ってきたり、野外で料理をしたりしていた。アリサちゃんは「見て見て〜♡」とヤカンも持ってきたが、なぜかヤカンにズームするなどの謎演出もあった。やってることほぼキャンプじゃない?異世界デスマはゆるキャン△だった……?
そのうちポチとタマが「ヤカン怒ったー!」「たすけてなのです!ヤカンの人が怒るのです!」とサトゥーに助けを求めてきた。可愛い。幼稚園児みたい。サトゥーが「あれは怒ってるんじゃなくて、沸いたよって笛で教えてくれてるんだよ」と説明した。が、ポチとタマはしっくりきていないらしく、「どうして沸いたらピーって鳴るのです?」と質問してきた。「それは、水が温められることによって蒸気っていう気体になって……」とサトゥーは説明したが、ポチとタマの頭の上にはてなマークが浮かんだ。それもそうだ。さっきまでヤギとウサギを「肉」として認識していた子供にいきなり状態変化の話は難しすぎる。

すると、そこにアリサちゃんが「理系の学生相手でもあるまいし、水が気化したら体積が千倍になるのとか、言っても理解出来るわけないじゃん」とド正論。でもそこまで言ってない。多分理系の学生だけじゃなく中学生相手でも理解出来ると思うんですけど。
サトゥー、アリサちゃんのそれを聞いて「違うぞアリサ。1699倍だ。」と訂正。鬱陶しい〜〜〜〜〜〜。お前なんなんだ。合コンで雑学垂れ流して女の子たちが引き笑いしてんのに気づかねータイプかよ。お前が独身の理由がちょっと分かったわ。そういうとこだぞお前。
アリサちゃんはうんちくを垂れる鬱陶しい主人公をどかしてポチたちに説明を始めた。
「見てて?水は熱くなると、この白い煙みたいなのになるの。この煙は力持ちだから、蓋くらいの軽いものだったら動かしちゃうのよ?で、人が息を吹きかけるのと同じことをこの蒸気がやるから、笛の音が出るのよ?」と完璧なベストアンサー。
サトゥーは説明の仕方に納得がいってないのか、顎に手をあてて「うーん……?」と考え込んでいた。さては教科書通りにしか説明できないタイプだなオメー。もうアリサちゃんが嫁でポチタマが子供でいいんじゃない?

食事が終わり、ポチタマはテントの方で遊んでいた。サトゥーが和やかにそれを見ていると、マップで誰かが近づいてくるのが見えた。白いマークだったから敵ではないが、誰だろう。
と思ったらあの焼き鳥をあげた獣要素がめちゃくちゃ強い奴隷たちでした。奴隷たちは木の実の盛り合わせを持ってくると、「焼き鳥のお礼」だと言って渡した。めちゃくちゃ舌ったらずだが、ポチタマのような耳族と比べるとしゃべるための器官が発達していないのだろうか。ポチタマは「ろうぜきなのですー!」「ご主人様をいじめちゃダメなのです!」と駆け寄ってきた。ん〜〜〜〜かわいい〜〜〜〜〜。
木の実がこの奴隷たちにとって貴重な食料なのではと推察したサトゥーは、代わりに干し肉をあげて「食べきれなから、もらってくれると嬉しいな」と言って渡した。奴隷たちは喜んで走り去っていった。

そして場面が変わり、街でサトゥーが馬車の権利書をナディさんから受け取っていた。ちょっと待って今のほんわかエピソードなんやったん?いる?多分いらない。
ほんとどこでクソいらないシーンを持ってくるかわからない。異世界スマホは主人公と周りの登場人物の頭の加減がヤバかっただけでストーリー全体のテンポは良かったんでこういったクソいらないシーンは少なく済んだんですが、デスマはほんといるシーンといらないシーンが交互に出てくるのでジャブとストレートを交互に打ち込んでくるプロのボクサーみたいな殴り勝ちをしてきますね。異世界スマホは右ストレートしか打たないアホのくせにパワーは強いボクサーです。

で、アリサちゃんは「ねえ!この馬車でミーアを故郷へ送ってあげましょうよ!」と提案。ナディさん曰く、ミーアちゃんの故郷であるエルフの里はシガ王国の南東にあるそうだ。燃やされそう。なぁーんで!
このことは一旦店長に相談することになり、店長が戻って来るまで馬車の練習するようだ。エルフである店長にも話を通しておかないと長耳族とかのこともあったしエルフ独特の風習とかで何か困ったことが起きても困るでしょうからね。
ルルちゃんに頼んで、サトゥーと二人で馬車の練習に出ることにしました。

牧歌的なBGMとともに野道を行く馬車。サウンド・オブ・ミュージックで見た気がするぞこの光景。ルルちゃんはまだ緊張しているようで、汗を流してサトゥーの方に視線はやらなかった。サトゥーもなんとか緊張をほぐそうとしていたようだったが、苦戦しているようだった。
「そういえばルルは男性が苦手なんだっけ。喋るのも苦手そうだから、こういうタイプには……」と心の中で言うと、ルルちゃんにふっと微笑みかけた。
次のシーン、ルルちゃんは「そうなんです!アリサはすごんですよ!」とサトゥーに笑顔で話していてめっちゃくちゃ打ち解けていた。どこで(女の)使い方を習った?サトゥーは心の中で「話したいことを話させる方針は、正しかったみたいだ」と言っていたが、それが出来ないから僕のようなコミュ症は苦労するのだ。お前が上司だったら確実に飲みニケーションしてんだろ。
ルルちゃんは妹であるアリサちゃんのことをものすごい話す。可愛い。ていうかアリサちゃん、ルルちゃんの妹だったんだ……今知った……聞いてなかっただけかもしれないけど……。楽しそうに妹のことを話すルルちゃんはすごく楽しそうでこっちまでニコニコ顔になってしまう。可愛い。
サトゥーはふと景色に目をやると、遠くの方で雷が落ちていた。何か不穏な感じがする。ここでサトゥーは「そろそろ練習させて」と言った。
案の定練習の様子はダイジェストでやった。これ必殺技習得するための修行とかダイジェストで終わらない?大丈夫?ていうか必殺技とかある?
サトゥーは練習に合わせて、スキルポイントを少しずつ振っていった。ルルちゃんに教わっているスピードに合わせてスキルのクオリティを上げているのに気付いたとき、僕は「こいつ気遣いが出来るのか出来ないのかどっちなんだよ」と複雑な気持ちになっていた。

スキルマックスにし、操縦が完璧になった頃、雷雲はもうかなり近くまで迫っていた。雷が苦手らしいルルちゃんは、苦手だったサトゥーにそっと寄りかかった。信頼厚くなりすぎ。
すると、赤い眼光がサトゥーに刺さった。サトゥーは異様な何かを感じ、視線の主を探してあたりを見回した。マップを確認すると、向かい側から馬車が一台走ってきていた。その馬車とは何事もなくすれ違ったが、サトゥーが正面を見ると、木の上に黒っぽいフクロウみたいな鳥が留まっていた。ステータスを見ると、「シャドウオウル」と表示されていた。あの土産にしようとしていた羽の鳥だ。レベルは9と低めだ。シャドウオウルは、サトゥーをじっと見つめると飛び去ってしまった。そして、さっきすれ違った馬車の上に留まった。

サトゥーとルルちゃんは無事街に戻ってきた。街のほうは明るく、さっきまでどんよりとしていたのが嘘のようだ。かなり濃い雲だったらしい。
ポチとタマが駆け寄ってきたが、タマが「待ってたわよあなたー」と言っていたのは多分アリサちゃんの入れ知恵だろう。可愛い。横からはアリサちゃん、リザちゃん、ミーアちゃんが歩いてきた。あれ?ミーアちゃん?ミーアちゃ……

は?

あああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!
ここすき すき すき あーーーーーーーーーーーー(異世界デスママン)


いきなり可愛いの核爆弾を落としてきて死にました。灰から蘇って記事を書いております。
店長が持ってきたポーションのおかげで出歩ける程度には回復できたらしい。アリサちゃんが「回復祝いに何かご馳走しましょうよ!」と提案する。サトゥーがミーアちゃんに何か食べたくないか聞くと、「……蜜菓子」 と東北新幹線宇都宮-盛岡間の最高速度時速320キロ並みの即答をしてきた。ポチとタマの迷宮での話を聞いて興味を持ったらしい。そういや最初に食べてたな。「できれば!ミーアたちに食べさせてあげたいのよ〜?」というアリサちゃんに「要は自分も食べたいわけか」とやれやれ顔を披露するサトゥー。映る度に人にフラストレーションを与えなきゃ気が済まないのかよ。リザちゃんとルルちゃんにおつかいを頼むと、また例の赤い眼光がサトゥーを見つめていた。あのシャドウオウルだ。タマが「あの鳥、変」と言っていたが、ここで何かを察した。

さて、店長に相談するために何でも屋に入ったサトゥーたち。タマとポチは真っ先に入って行って席を確保していた。子供は自分の好きな席というのがよくある。
ナディさんは「店長ならミゼさんのところですよ?」と言ったが、ミゼさんってあの赤カブトのことかな。
部屋に入ったら店長と包帯がグルグル巻きになっているあの鼠人族のミゼさんがいた。「ザトゥー?貴殿か。命の恩人殿か。」と滑舌はあの獣人に似て悪い。方言訛りにも聞こえる。そしてサトゥーはようやく、ここまでの事情を聞くことが出来た。
ミーアちゃんはエルフの里にいたところを魔術師に攫われ、「揺りかご」と呼ばれる施設に拉致されていた。称号にも「揺りかごの主」という称号があったが、施設のことだったのだ。施設から逃げ出したミーアをミゼさんが保護して、店長を頼り、このセーリュー市にきたのだ。前回のフライングアントはその魔術師が送りこんだもののようだ。魔術師の拉致の理由は不明。店長は訳を知ってそうだったが、言いたくなさそうなのでサトゥーは聞かないことにした。

外では雷が鳴り響いた。と、同時に、下の階にいる奴隷娘たちは悲鳴をあげた。急いで店長とサトゥーは下に降りた。マップで確認したが敵影はなく、どうしたのかと思ったが、みんなサトゥーに抱きついてきた。落雷でビビっていただけだった。トホホ。可愛い。
今まで寡黙だったミーアちゃんも「雷はとても危ないの。危険なのよ。ハーゼも言ってたの。竜だって雷に当たったら墜落しちゃうのよ。」とたどたどしく訴えかけた。可愛いなぁ。小さい子特有の喋り方しててめちゃくちゃ股間にクる。

するとタマは何かに気付いた。タマの視線の先には、あのシャドウオウルがいた。シャドウオウルは落雷の光と共にぐにゃぐにゃと形を変え、ローブを纏った人間に変化した。妖しい眼光とオーラを放つ人物に対峙するサトゥー。落雷が落ち、終了。エンディング。


いや、ほんと毎回思うんですけどこのアニメ次回への引きはほんと上手いですよね。
見てる最中は鼻くそほじりながら死んだ目で見てるんですけど、ラストの方になるとちょっとわくわくしてしまう自分が鬱陶しいですね。まとめの感想にいきましょう。

まとめの感想と考察

今回はなかなか気になる引きで終わりましたね。死闘の予感がする。結局オープニングでデーモンロードさんと一緒に出てきたのはこいつだったんですね。ミゼさんと勘違いしてました。
今回でフラグどんどん回収していくと思ったんですけど、都市防衛することになった原因とあのシャドウオウルの伏線は回収出来ましたね。あと馬車を手に入れたことでようやくエンディングに繋げられるようになったって感じでしょうか。
記事のコメントでも出ていましたが、あの8bit調のゲートも9話までに出てくるらしいのでいつ出てくるか楽しみですね。
あと、今回女の子たちはめっっっっちゃくちゃに可愛かった気がするんですけど。特にポチとタマ。可愛いの連続すぎて終始ニヤニヤしながら見ていたら、ミーアちゃんがまさかのツインテールできてあまりの衝撃に一度死んで不死鳥のように蘇ってから記事の作成を再開してしまいました。ありがとう。

で、考察ですが、ミーアちゃんが拉致されていたあの「揺りかご」という施設、店長がキツい顔をしていたということは、もしかしたらエルフ族全体と何か因縁がある施設なのかもしれません。何かエルフを使った研究をしていたりだとか、奴隷商人に売っぱらったりだとかしているのでしょうか。
あと多分、あのシャドウオウルが留まった馬車については今後何も説明はされませんよね。あれ見た時、荷台に魔術師と行動を共にしている「化け物のような何か」が収容されているのかもしれないとも思いましたが、単に移動手段として使ったという線が濃いですね。こちらはあまり期待しないでおきましょう。


次回のサブタイは「デスマーチからはじまる不老不死」だそうです。考察と合わせてなんとなく施設の目的がわかった気がしますが、次回以降まだ楽しみにとってある僕は何も知りません。予想が外れていたら外れていたで「マジかぁ〜!(歓喜)」って感じで見るだけです。このアニメが僕の予想いい意味で裏切ってきたらめちゃくちゃ感動しますよ。だって今まで予想越えてきたことないから。

次回が八話で、更新した段階でニコニコに配信されている最新話は9話ですね。最終回までになんとか帳尻合わせて配信と同時に視聴して記事を更新するようにしたいと思います。次回もまた見てくださいね。


つづく