留守伝票

一番好きなアイス→ディッピンドッツ

「異世界はスマートフォンとともに。」六話を見た感想

おはようございます。僕です。

ようやくタイトルの呪縛から解放され、普通のタイトルを書く事が出来ました。まあ自分でかけた呪いだったんですけど。
第六話の冒頭のコメントで「【驚愕】七話、チート全開回」って書かれてましたが、割と全部チート回だったしチート回じゃなかった回ってあります?ないでしょ?そんなコメントをされたらどんなチート回か期待するしかないので、僕も順調にこのアニメに毒されていますね。
あと、今回はツッコミどころがめちゃくちゃ多いので多分めっちゃ長くなります。毎回長いですけど。今回は特にですね。


では、感想を書いていきます。

六話を見た感想

前回は「爵位を辞退するために王宮へ行く」という終わり方でしたね。僕は「このまま王宮行ってアバンかな」と思ったんですけど、冬夜達は謎のお屋敷に向かって「へ……!?なにここ!?でかすぎだろ!」とびっくりしていました。いきなり何だよ。どこだよ。
と思ったら八重ちゃんが「これを爵位の代わりにもらったでござるか!?」と説明してくれた。優しいなあこのアニメ。疑問にすぐ答えてくれる。疑問から1秒で答えを説明してくれる考える隙を与えないアニメ。

なにやら「爵位がいらないなら代わりに屋敷を」といらない回想を挟む冬夜。お前の回想はもう八重ちゃんの一言の説明で事足りてるんだよ。尺を余計に使うな。もっと有用に使え。
横から「最初からこっちが目的だったのでは?」とリンゼちゃんの名推理が冴え渡る。素晴らしい。リンゼちゃんに盛大な拍手を。「2年でものにしろ」と言う親なのでさっさと同棲させれば手っ取り早いのではないかという両親の画策、本当に恐ろしいですね。多分あのおっぱいのでっかい母親の差し金。絶対そうだ。

「こんな大きな家、掃除するだけでも大変そうだなぁ。五人で暮らすには広すぎるよ」と言う冬夜。うんうん。そうだな。お前は無属性魔法使い放題なんだからどうにでもなるだろ。モデリングで掃除機でも作ってろ。
僕は軽く流していたが、「五人で住む」に反応するヒロイン3人。確かにそうだ。この屋敷は娘と結婚するかもしれない男のために両親が用意した愛の巣になるはずだ。ヒロイン3人がまともな思考回路だということを僕はこの時初めて認識した。「え?」とすっとぼける腹立つ主人公冬夜の顔を見てオープニング。

そしてオープニング開け、「好きな人と一緒に暮らすための家に他の人が住むのはいけないのでは?」と至極真っ当なことを言うリンゼちゃん。
それを冬夜は「みんな同じくらい好きだよ。家族みたいに思ってるし」とクソみたいな回答。お前これ現実だったら刺されてるからな。
そしてなぜそれに赤面するんだヒロイン3人。慌てて解散していく。
アイキャッチで「3人とも大好きなんだけどなぁ〜」と言ってくるクソ主人公冬夜。どっかのオンラインゲームから出られないアニメの主人公よりひどい。なんなんだお前。

アイキャッチ開け、「本当に住んでいいの?」と確認してくるヒロイン3人。「後で出て行けとか……言ったりしないですよね?」と確認してくるリンゼちゃんにはちょっと興奮した。ヒモ男飼ってそう。この性癖を理解した上で書いているのだとしたら、原作者は相当なやり手だと言わざるを得ない。
「じゃあ、さっきの話は気持ちが固まってからということで」という意味深な発言をするユミナちゃん。まあ十中八九結婚の話なんでしょうけど。

そしていきなり館に支給されてくる執事とメイド達。黒髪ショートで無気力そうな「ラピス」というメイドさんがめちゃくちゃ好みだったんですけど、多分この後全く出なくなりますよね。モブに恋すると辛いよ。



あと執事がこの間助けたスゥシィちゃんの執事の兄だったっていうどうでもいい設定を時間をかけて説明する。どうでもええわそんなん。

まあそんなこんなで王宮に呼ばれた冬夜一行。なんかミスミド公国と同盟を組むことになったらしい。公国に行きたいけど長い距離ずっと王様が行くわけにもいかないから冬夜にゲート使ってもらって一気に行こうぜっていうことを提案したんだけど、「でも一回行った場所でしかゲートは使えませんよ?」と言う冬夜。そのルーラ的な魔法を使うために王様はミスミド公国に行ってきてほしいと頼まれる。これ王様に利用されてない?

そしてオリガさんが引き連れてきたミスミド公国の兵士が集まって護衛します!と意気込まれる。「どうせこいつらあんまり役に立たないんだよな」と思っていた。実際その通りだったけど。本当に予想が当たるアニメだなこれ。
まあ今回はちょっとシリアス入りそうだなという予想は当たらなかった。道中めちゃくちゃ楽しそう。トランプやってるし将棋やってるし。アイキャッチまでほのぼのだし。ちくしょう!騙された!一回でもシリアスになると思ってた自分がバカだった!そしてまた「オイオイ」が出てくるし。

と、思ったら夜営しているときにわいわいしているとミスミドの護衛の方が何か気づいたようです。盗賊が何人か囲まれてるらしい。

ここで冬夜、スマホを活用し盗賊の位置を発見。
はぁ!?!?!?!?!?
盗賊の場所を割り出した冬夜は「マルチプル」という無属性魔法を使い、複数一気に動作が行える魔法を使い出した。なんと冬夜、一気に盗賊をタップして選択し、一気に麻痺魔法をかけ始めた。
はあ!?!?!?!?!?ふざけんなよお前!?!?!?!?!?

最早護衛が警備兵をよこすために用意されているようなチートっぷり。
ここでミスミドのオリガさんとモブ護衛二人によるラブロマンス的なものが挟まれるが、ものすっごいどうでもいいので割愛することにする。
「どっかの誰かさんと違って〜」みたいな話が始まったのでエルゼが「そこに正座!」とか急に怒り出した。なんだお前。情緒不安定か。お前散々「みんな好きだよ」とか言われて赤面してただろ。ふざけるな。

そして市場でクッソどうでもいいオリガさんとモブ護衛の愛のために一肌脱ぐ冬夜。お前人の恋愛に首突っ込んでる暇があるのに女の子からの自分への想いは無頓着のなのなんなんだよ。めちゃくちゃ面倒くさいな。人の色恋に首突っ込んで引っ掻き回すブスよりタチが悪いぞ。

市場から船で移動した冬夜は、船酔いしたリンゼちゃんを背負っていた。なんだお前!!!!!!!クッソ羨ましいことしやがって!!!!!胸が潰れてるよリンゼちゃん!!!!!
「もっとおんぶしてもらっててもいいのよ?リンゼ」と煽るエルゼ。「お、お姉ちゃんは何を言っているのかな!?いるのかな……」と言って動揺するリンゼちゃんがめちゃくちゃ可愛い。なに今回?リンゼちゃん回?最高?暫定一位ヒロインのリンゼちゃんは流石だなぁ!!!!
「ずっとおんぶされるの、恥ずかしかった?」とAV男優のように煽る冬夜。なんだお前。陵辱系のAVにいるやつかよ。
ため息をついて呆れるエルゼの肩をポンと叩き、「何を言っても無駄でござるよ。」「それが冬夜さんですから」と慰め合うヒロイン達。それでいいのか君達。大丈夫?心療内科とか通った方がいいんじゃないか?

その時、何かに気付いた冬夜。誰かに見られているような感じというやっすい伏線だが、コメントによると七話への伏線らしい。まあそれはともかく移動する一行。
エルドの村という場所を経由していくらしいが、晩までにつくのは難しそうだ。
みんなで夜営しているかと思ったら、ゲートで自分の屋敷まで戻って風呂に入っていたヒロイン達。夜営の意味はぁ!?!?と思ったが、考えてはいけない。これは異世界スマホなのだ。見てる最中に考えたら負けなのだ。

と、帰ってきたら森の動物達が騒ぎ出して大変らしい。
次の瞬間、ドラゴンが出てきた。タイトルはとりあえず回収されたといったところか。そのドラゴンはエルドの村に向かおうとしているらしい。頑張ってエルドに向かったらエルドの村は燃やされてました。
冬夜は光の矢の魔法で立ち向かうがドラゴン、これを余裕のスルー。反撃に出たが琥珀に乗ってなんとか脱出。途中でリンゼちゃんも拾って二人で避けられた。ドラゴンを街の外の野原まで誘導し、対峙する冬夜達。ドラゴンがひと吠えすると、琥珀がめっちゃキレた。どうやら今のひと吠えで「我が享楽を邪魔した小き虫よ。その体を八つ裂きにして食らってくれる」と言っていたらしい。めちゃくちゃ長いなひと吠えで。コミュニケーション楽そう。
リンゼちゃんに「僕があいつを叩き落とす。リンゼはあの翼をぶった斬れ!」と割とマジでキッツいことを言う冬夜。無茶言うなや。
と思ったらマルチプルでさっきの光の矢をめちゃくちゃ増やしてボカーンと叩き落とす冬夜。これフェイトでやってなかった?やってたの見た気がするぞ。最初からそうしろ。
そして叩き落として翼を水の魔法でぶった切るリンゼちゃん。できるんかい!!!!!!

ドラゴンが反撃で炎を吐こうとすると、なぜか冬夜はブーストでリンゼちゃんを抱え、お姫様だっこで回避。なんやねんこいつ。するとそこに加勢に入る八重ちゃんとエルゼ。八重ちゃん真っ先にドラゴンの目を潰すあたり本当に鬼畜だな思う。
冬夜も日本刀で戦おうとするが、真っ二つに折れた。よっわ。するとどこかから矢が飛んできて、ドラゴンの目を潰した。多分七話に繋がると思いますが、まるでゾロリの父親みたいな助け方をしますね。「こっからどうするんだろう……!?」と思ったらスリップでした。お前めっちゃくちゃスリップ使っとるやないかい。
なにやら作戦を思いついた冬夜はヒロイン達を集め、「八重、エルゼ!時間を稼いでくれ!リンゼは大きな氷の防御壁を僕の方に!琥珀はリンゼを守れ!」命令通り従うヒロイン達。頑張ってるなぁ。頑張ってるのはわかるけどバトルシーンに緊迫感がなさすぎる。なんでだろう。冬夜のチートへの安心感なのか、演出力の問題なのかはわからない、多分後者。

さて、リンゼちゃんの作った氷の防御壁をモデリングで大きなレンズのようなものを作り、さっきの光の矢を出す冬夜。一体なにを……!?
と思ったら光の矢を受けた防御壁をモデリングで本物のレンズに変えて太陽光集めて紙を焼くみたいにドラゴンを焼きました。理科の授業かよ。もっと攻撃出来る魔法なかったんか。そんで倒れるし。
琥珀が「流石主人、スカッとしました!」って言ってたけど、僕は全然スカッとしてないからな。爽快感ゼロすぎるだろこのバトルシーン。マイナスに突っ込んでる勢いだぞ。

と、思ったらもう一匹ドラゴン出てきました。敵かと思ったら「暴走したドラゴンを連れ戻しにきた」というドラゴンの住んでる聖域を統べる赤竜というドラゴンでした。琥珀が説教していると、冬夜が主人だとわかり冬夜に謝罪する赤竜。「ああ、まあ理由はわかったからいいよ」と寛大な冬夜様。何様なんだお前。「でも今回だけだよ。二度とこんなことがないように、若い者に言い聞かせておいてね!」とめちゃくちゃ偉そうな冬夜。鬱陶しいっていうかイキってる中学生みたいで殴り殺したくなりました。そんで赤竜は帰りました。
力が抜けて倒れこむヒロイン達。まあでかい喋るドラゴンがいたらそうなるに決まってるんだけど、「冬夜さんはなんともなかったんですか?」と言うリンゼちゃんに「え?ううん、別に」と言い放ち、八重ちゃんに「なんか理不尽でござるよ〜」と言われる始末。大丈夫。僕もそう思う。

まあそのあとはエルドの村を朝まで魔法で消火してたり救助活動したりしてました。

冬夜も疲れたので寝ようとしたらユミナちゃんが毛布を持ってきてくれました。正妻。そのまま寝る冬夜。

で、目が覚めたらユミナちゃんに膝枕されてました。いいなぁ!!!!!!12歳の膝枕!!!!!!!!「永眠しろ」コメントは草生えました。
「よくお眠りでしたね?」と不満げなほかヒロイン達。どうやらじゃんけんで膝枕を決めていたらしい。なんなんだこいつら。寛容なのか貪欲なのかはっきりとしてくれ。冬夜と同じようで感情がつかめなくなってきたヒロイン達。僕も最初「まともに見えた」と言ったのを撤回したいと思います。

そして終了!!!!!!!!!!!!!!!!


ツッコむところが多すぎる。勘弁してくれ。

まとめの感想と考察

今回は本当にみんな感情がわからなかったですね。エンディングがスゥシィちゃんというのが唯一の救いでした。僕はオープニングのキマってる目のスゥシィちゃんも好きですけどね。

さて、今回も専門用語がポンポン出てきて大変なことになってたんですけど、とりあえずあのわっかりやすい伏線は七話で回収されそうです。なろう小説とかは伏線回収が異常に早いので、絶対七話で回収されます。ドラゴンの住んでる「聖域」という場所も今後出てきそうですね。どういう展開をしてくるか楽しみです。


僕が注目してるのは今回の迫真のバトルシーン。
いや、迫真じゃない。緊張感がなさすぎる。オープニングから緊迫感がない。なんなんだ。もうちょっとフェイトを見習えや。
ドラゴン落とした時点で勝てる要素マシマシなのに何でわざわざあのレンズ太陽光ビームを放つ必要があるのか意味がわからない。翼がカット出来るなら肉体もカット出来るはずだし、全属性魔法が使えるのに光の矢しか撃たない冬夜は本当にわけがわからない。
まあ今回のリンゼちゃんが可愛いところが多すぎるので良しとします。いや、暫定一位のヒロインだけど七話で僕の大好きな声優すみぺがやってるリーンちゃんがやってくるらしいので期待したいところです。リンゼちゃんは2位になっても好きだよ!!!!!本当に!!!!!!


僕は前「この異世界とは現代が滅びた後に出来た遠い未来なのではないか?」と考察してましてそれで考えてみたんですけど、オープニングの歌詞が何かの伏線になってるのではないかという考えが浮かびました。
オープニングのサビの部分の歌詞なんですけど、

この手で掴め この手で繋げ
この未来を受け継いでいくんだ
「今」を引き換えにして
Carry on, carry on いいか?
行くぞ、Fly High!


ここです。「「今」を引き換えにして」というところですが、これは滅びてしまった冬夜の元々生きていた時代のことではないでしょうか。冬夜が「この未来を受け継いでいくんだ」と決意していると考えれば、現代の方は「受け継いでいく者」がいないわけですから引き換えになるわけですよね。
つまりこのオープニングの歌詞は冬夜が転生した異世界(未来)を繁栄させて元々生きていた現代を越えていくという決意の歌だった……?

と、考えると面白いですよね。まあ多分この歌詞にあまり意味は含ませてませんが、後になってこのオープニングの歌詞の意味がわかるというような展開があったらマジで神アニメの要素を含めた「テンプレ」が出来上がって最高ですよね。

クソみたいな考察はここまでにしておきます。
とりあえず七話でリーンちゃんが出てくるのをめちゃくちゃ楽しみにしておきます。声優がすみぺなので。あとついでに今後の展開も気になりますね。チート回とはどういうことなのか、僕も戦々恐々としているところです。


つづく