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一番好きなアイス→ディッピンドッツ

「異世界はスマートフォンとともに。2」最終話を見た感想

おはようございます。僕です。

 

 

ついにきました。異世界スマホの最終回です。夏の時期は仕事が特に忙しいので記事もなかなか書けずじまいでしたが、「これだけは絶対書いていかなきゃ……」と心の中で思っていました。ずーっと心の中に異世界スマホがあった。よく見てみたら仕事で忙しすぎて7月記事書いてないですからね。

 

そういうわけでやっていきましょう。最後だ!いくぞ!

 

最終話を見た感想

第一印象は「最高に異世界スマホって感じの最終回だ……」です。久しぶりにこんな濃度の濃いキツさを味わった。沁みるねぇ……

感想を書くときは最低三回見ているのですが、今回は内容がペラすぎて全く苦に感じませんでした。なろうアニメ特有の最終回の内容のペラさ。

 

アバン、紅玉から「レスティアの南方に遺跡らしいものを発見した」という報告が入った。早速調査に乗り出そうとする冬夜だったが、後ろからユミナに声をかけられ、振り向くと

全員セーラー服を着ていた。なんで????
ヒルダはなんか、めっちゃいいな。お前すごくいいぞ。

 

聞くところによると、初恋の人は年上のしょうこお姉ちゃんという女子高生で、セーラー服を着ていたという話を聞き、全員で着ていたらしい。こいつらプライドとかないんかな。恋愛神に話を聞いて決行したらしい。まあそうだろうな。
ユミナは「私たちは年上にはなれませんが、せめて格好だけでもと思いまして……」と言っていたが、マジでそれでいいのか。初恋の人のコスプレをしてどうしようと言うのだ。

唖然としていた冬夜を見てリンゼは「ダメでしたか……?」とウルウルする。不安になるヒロインズだったが、それを察した冬夜は「みんなすごくかわいいよ!似合ってる!」と気遣うと、ヒロインズはみんなワッと笑顔になった。よかったね。オープニング。

なんだ今の。

 

オープニング明け、早速発見された遺跡に向かう冬夜。そこには『塔』らしいものが見えた。今回は『塔』なのかな。

冬夜も「塔……?」と見ていると、後ろから「ようこそバビロンの『塔』、そして我が『城壁』へ」と声をかけられた。管理端末の一人が立っていた。二つ……?

プレ・リオラと名乗る管理端末に説明を求めると、347年前、『塔』と『城壁』は偶然再会し、ドッキングしたのだという。リオラは少し厳しい目で試練のことを話すが、冬夜が「他の管理端末からは認めてもらっている」という話をすると、それを聞いただけで「じゃあ認めます」と試練をパスした。話早すぎるだろ。冬夜は「それはそれで物足りないような……」と思いかけたが、首を振って否定していた。こいつ……!

 

さて、『城壁』の管理端末に認めてもらったので、次は『塔』の管理端末のところに行くことに。『塔』の管理端末は木にもたれかかり、眠りこけていた。スカートはめちゃくちゃまくれていた。ノエルと呼ばれる端末をリオラが起こそうとしたが、なかなか起きなかった。

リオラが「なにか食べ物はありますか?」と聞き、冬夜はストレージで肉の串焼きを出した。なんで持ってんだそんなの。リオラは受け取った串焼きをノエルの目の前で扇ぎ、匂いを送った。

するとノエルは匂いを嗅ぎ取り、釣られるように体が動き出した。

 

尺取り虫のように這って食べ物を追っていくと、リオラが「目を覚ましたらこれをあげましょう」と言い、完全にノエルは目を覚ました。

 

かわいい。

 

起き抜けに「私は空腹を感じている。まともな食べ物は4907年ぶり。食べて良いか?」と喋り出した。冬夜が引き気味に「……どうぞ」と言うと、ノエルは串焼きを奪い取るように受け取り、すごい勢いで食べ始めた。

『塔』の管理端末として認めるには条件があると、食べ終わった串を放り投げながらノエルは言った。その条件とは、「お腹いっぱいの食事」と「暖かい寝床」だった。冬夜がそれを提供すると約束すると、主人として認めてくれた。

で、まあしっかりとキスされた。ノエルは僕の好みのタイプだったのでまあ許そう。アリだ。ノエルの登録が終わると、リオラもそのままキスを始めた。なんかこっちはエロいぞ。

話を聞くと、「男性の方とは初めてだったので、夢中になってしまった」ということらしい。どういうことか聞くと、バビロン博士の夜伽の相手がリオラだったらしい。

おい!!!!!!!テレビ放送でしっかりレズセの話してんじゃねぇ!!!!!!!!!

でもリオラみたいな見た目の人が夜の相手の担当だとすると、バビロン博士も相当「わかってる」人間だ。そこは認める。こういう見た目のやつが中身ドエロだったら萌えるよな。

 

登録が終わったところで、『塔』の説明に入った。『塔』は空中の魔素を取り込み、魔力に変換出来るすげー装置だった。『塔』にはメンテナンスがほぼ無用なので、管理端末であるノエルはほとんど寝ているらしい。

次は『城壁』の説明に入ったが、

『城』だろこれは。高速沿いのホテルかよ。

物理・魔法攻撃に対するシールドを張ることが出来る、バビロンの防御システムの中枢らしい。これでより防御面は強固なものになるぞと冬夜も安心していた。なにより『塔』はフレイムギアの生産に大きく助力してくれると期待を高めていた。

 

アイキャッチ後、ヒロインズを早速『塔』に呼んだが、リオラは「他の奥方はどこに?」と聞いた。気が付いた八重が「スゥシィ殿なら一度ベルファストの方に戻られたでござるよ」と説明してくれたが、リオラはそれでもなお「では残りの……」と続けようとしていたが、スゥを除いて婚約確定している6人しかいないはずだ。これ以上増えるのを知っている……?

と、ここで話を遮るように琥珀から「手紙がきている」と連絡が入った。「生まれた」らしい。ベルファストユミナのお母さんだ……!

 

急いでベルファストに向かうと、元気な男の子が生まれていた。名付け親を頼まれた冬夜は、新しいベルファストの王子に「ヤマト」と名付けた。王様が王子を抱いてはしゃいでいると、王子は泣き出してしまった。

その後、ヒロインズは風呂タイムへ。急に。
ベルファストでは国中が歓喜していたらしい。いい国だな。誕生を記念して祭りもやるらしい。ただ、なんか嫌な予感がする。なんだろう。

リンゼがここで「私達も子供を産むんですかね……冬夜さんの……」と口を開いた。ヤバイ。ここで急にボディーブローが入った。この発言に全員何かを想像し、全員顔が赤くなって俯いてしまった。キッツ……

 

と、いう話をしていたと、一緒に入っていた管理端末たちから聞いた冬夜。どうやら管理端末たちはバビロン博士の「未来視の宝玉」で冬夜たちの未来の子供達を見たことがあるらしい。それによると、「9人の嫁にそれぞれ子供が出来る」らしい。9人……?つまりあと嫁が2人増えるということらしい。ヤッバこいつ……

この話は既にリーンにはしてあるが、他の人間には漏らしていないらしい。冬夜は何かの被害を防ぐため、口外しないように伝えていた。シェスカや他管理端末もふざけはじめ、なだめているとその様子を風呂上がりのヒロインズに見つかってしまった。ここでCM。

CM明け、説明を求められた冬夜は必死にごまかしていたが、怪しまれたヒロインズから羽交い締めにされ、リオラが全部説明してしまった。「これ以上増えるの……?」とエルゼも引いていたが、今更か?リンゼはこの話を聞き、「場所、変えましょうか」と真っ直ぐ冬夜を見つめ、笑った。怖。

竜宮レナ……?

 

城に帰ると、冬夜は正座をし、しばらくヒソヒソと「どうします?9人ですってよ……!」と7人の嫁が話し合っていた。もう人数的にどうでもいいだろ。お前ら嫁が増えるとき大体背中押してんじゃねぇか。どういう心境の変化なんだ。

会議の結果、「もう何人いようがあんまり関係なくなってきたし、元々最初何人囲おうが文句は言わないと言っていたので、よしとしますが、それを隠そうとしていたのはいただけない」「隠し事は夫婦間の亀裂を生みかねません。よって有罪」ということらしい。

元々言うことはめちゃくちゃだったが、ここまで前後で言っていることが違うと「お前ヒルダとかのときも『気持ちはわかる』みたいなこと言ってただろ……!」という反発心が生まれてくる。二期になってルーとかヒルダで嫁が増えたときも「新しい仲間だ!ようこそ!」みたいなこと言ってんだろが。

隠し事だってこういう意味不明な責められが発生するから黙っているように言っていただけだというのに。今回ばかりは冬夜が不憫だ。ダブスタクソ嫁共が……

罰として、冬夜は「全員にキスすること」と命じられた。カスのイチャつき方やめてください。その場はなんとか「祭りがある」と逃げ切った冬夜だった。

 

さて、祭りの時間になり、見知った顔が祭りで誕生を祝って酒を飲んだり食ったりしていた。最終回感あるな。

ラピスさんいた!!!!!可愛すぎる!!!!!!!

 

冬夜が花火を見てしみじみとしていると、ユミナが話しかけてきた。冬夜は王子が生まれたときの王様を見てこんなにメロメロになるかとびっくりしていたが、その気持ちも嫁と国を持ってわかった気がして、どんなことがあっても守り抜こうという決意ができた、と話した。ユミナはその話を聞いて感激し、そのままキスしてしまった。あ〜〜〜〜〜〜!!!!!

二期で作画が良くなっていることがせめてもの救いだ。可愛いからまだオッケー。

 

しかしそれを見た他のヒロインズも「私も私も!」ときた。お菓子あげるイベントかなんかのノリで来てるんじゃない。

二番手はリンゼだった。そういえば一番最初にキスしたのはリンゼだった。恋愛面に関しては姉より何枚か上手をいっている。

 

三番手はスゥだったが、流石に年が年なのでほっぺになった。そこの良識はあったんだ。

 

四番手はルーだったが、近づいた瞬間に

「ごごごごめんなさい!!やっぱり恥ずかしいです〜〜〜!!!!」と言って爆走して逃げてしまった。かわいいね。

 

一方、ヒルダはキスを想像して既にぶっ倒れていた。これが二期からの嫁と一期からの嫁の違いか……

 

五番手は八重だ。ここにきてキスの描写が細やかになっている。めちゃくちゃキスの動きとして良いが、異世界スマホで見たくなかった。少女漫画のアニメとかで見たかった。

八重も恥ずかしさを押し殺してキスしていたが、カッと開眼し、

ブン投げた。なんで。

 

ぶん投げられ、「いたたた……」としているところで「大丈夫?」と声をかけてきたのはエルゼだった。が、

メインヒロインすぎる画角だ。エロゲすぎる。やっぱりメインお前でよかったんじゃないか?

エルゼは腕を引っ張って起こそうとしたが、勢い余って

キスしてしまった。メインヒロインすぎるだろ!!!!!!!

一期の最終回でも恥ずかしがってブン殴り、結局キス出来ていなかったので、ここで初めてキスできたのだ。で、やっぱり

真っ赤になってぶん殴られてしまった。そういうジンクスでもあるのか?

 

倒れた冬夜を「ごめんね……」「大丈夫?」って感じの顔で無言で見つめてくるヒロインズ。エルゼに起こされて、最後の花火を一緒に見て「9人、か……」とつぶやく冬夜だった。エモくなってんな。

 

一方、花火落としの仕事を終えた管理端末たちはお疲れ〜って感じでいたが、シェスカが話に出ていた「未来視の宝玉」を出して見ていた。みんなして集まり、「どれどれ……」と冬夜たちの未来を見てみると、

やっぱお前らも嫁じゃねーか!!!!!!!!!!!!

 

エンディング。終了。

 

 

お疲れ様でした。まとめの感想いきましょう。

 

まとめの感想

長い間お疲れ様でした。これで「異世界スマートフォンともに。2」は終わりです。全体の感想として、作画がクオリティアップしたことによってグイグイ前のめりで見られるようになって嬉しいですね。

面白くなったか、と言われると苦笑いするしかないですが、それでも見やすくなるということがこんなに嬉しいものなんだなと切に思いました。

バビロン遺跡も順調に発見し、その度に出来ることと、そのために必要なことが増えていってRPGみたいで面白かったのはあります。特にフレイムギアを動かすために必要な物の調達に時間をかけていたのが個人的に高評価です。一期だったらアイキャッチのあとに全部解決してたから。「問題解決に時間を要する」というところで評価されるの、このアニメくらいなんじゃないか。

フレイズについての詳細も判明し、一期のOPでデカデカと出ていた割に最終回のCパートにしか出てこられなかったエンデもちゃんとセリフを与えられ、フレイズの説明をしてくれた。遺跡調査とフレイズの対策で話していたところが一番ワクワク出来たかもな。

あとはやっぱり作画が綺麗に、より可愛くなり、ヒロインたちを見るストレスが減ったところです。冬夜も作画がブラッシュアップされ、さらに年月が経ったことにより福原かつみ(冬夜の声優)さんの演技力も成長してより多彩な声色で表現の幅が広がっていることを体感しています。カリスマでどんどん上手くなっていったのかな。僕はカリスマでも本橋依央利くんが好きだからね。

新しい嫁のルーもヒルダも可愛くて好きになりましたね。初見で鬱陶しいと思う回数が減ったのって大切なことだから。特にヒルダは騎士らしい常識的ポジでいてくれることを期待しています。

 

この顔が特に好き。このすばっぽくて。

 

総括として、「異世界スマホ二期、一期に比べたらめちゃくちゃ面白くなってます!!!!!!!」というのが僕の感想です。

一期を見て苦しんでいた方、二期を是非見てください。ニコニコできます。多分。僕がただニコニコしていただけかもしれないけど。

 

それではまた、異世界スマホ三期、または劇場版の感想で会いましょう。次回もよろしくお願いしますね。

 

 

 

 

おわり