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一番好きなアイス→ディッピンドッツ

「異世界はスマートフォンとともに。2」五話を見た感想

おはようございます。僕です。

 

今回もやっていきましょう。サブタイトルが「5人目、そして新国家樹立。」なのでバビロン関係の話の進展はなさそうですが、次のヒロインが出てくるって感じの話でしょうね。普通に楽しみになってきている。いくぞ〜!

 

五話を見た感想

第一印象は「事の重大さに対して色々軽すぎるだろ」です。すごいことになってきた。

 

アバンは前回クーデターから救った皇帝とルーシア、ベルファスト国王たちが同席して感謝を伝えているところからスタート。皇帝が「何かお礼がしたいのだが」といっても、冬夜は「流れでやっただけなんで別にいいです」と断った。王様が笑い、「私も爵位を授けようとしたら断れたが、娘をもらってくれたのでよかった」とあるあるのように話した。
それを聞いた皇帝は「じゃあわしも娘を嫁にどうかな」と言いだした。まあそうなるわな。ベルファストとレグルスの同盟の象徴としてもいいものになるということだったが、いいのか?そういうのって許されてるの?いや、国のトップが認めているならルール上はいいとは思うが、世論が許すのだろうか。この世界のTwitterが荒れることになりそう。主に陰謀論者が元気になる。

そこでユミナも話に割り込み、「私も賛成です♪本人にも確認とって賛成してますし、他の婚約者の人も賛成です」と既に外堀を埋めてきていた。怖い。冬夜も「何言ってんのこいつ……!」という表情で見ていた。僕も同じ顔になった。怖いなこいつ。

皇帝も「話が進んでいたんだな」という勘違いをし、ルーシアにも確認を取ったが、本人の口から「はい!喜んでお嫁にいきます!」と言われてしまった。ここでオープニング。こっっっわ。なんだこの展開。僕が冬夜と同じ立場だったら胃に穴が空きそうだ。よくなんらかのストレス性の病気になってないな。そろそろ十円ハゲが出来てもおかしくないぞ。五人目ってそういうこと……?

 

オープニング明け、二人の王様が手を取り合っているところからスタート。「なんでこんなことに……」と頭を抱えている冬夜に「冬夜殿の力は、国の勢力図を左右するほど見過ごせないものになってきているんですよ」と言ってきた騎士がいた。

マクギリスじゃねぇか……

お前久しぶりだな……ちゃんとした名前はリオン・ブリッツだったっけ。完全に名前忘れていて一期の六話を見ることになってしまった。超自然に出てきて嬉しいな。一期のキャラがこうやって出てきてくれるのは嬉しい。

リオンは「冬夜殿のような存在が一国に肩入れするのは、他国にとっては脅威でしかありませんから」と説明して、冬夜もそれに納得していたが、いいのか?それで納得して。色々と。

ベルファストの王様は「これを機に正式に同時に婚約発表しちゃう?」と言いだした。世界が動くぞ。ネットニュースが大変なことになる。

「しかし、そうするためには冬夜殿にそれ相応の身分が必要になる」と続けた。そりゃそうだ。どこの馬の骨ともわからんものが二国の姫を同時に娶っていたらそれこそ疑われて暗殺対象になる。

ベルファスト王は「そこで皇帝と協議した結果、両国から領地を分割譲渡することに決まった」と締めた。は?どういうこと?

こういうことらしい。「二つの国から領土を分けて、国作って国王にしちゃえばお姫様を嫁にしてもおかしくないよね!」ということだ。おいおいおいおいおい。おい。良いわけねぇだろ。即席も即席だろ。世論が黙っちゃいませんよ。

冬夜は「悪い話じゃないと思うけど、スケールがデカすぎないか……!?」程度にしか考えていなかった。冬夜、ベルファストの同盟三国周りくらいしか世界に味方いなさそう。「好き勝手出来る土地と身分が手に入るならいいか」と、冬夜はその話を承知した。

冬夜はエルゼ・リンゼ・八重とティータイムがてら報告していた。「こんなことになるとは……」「ね〜」と話していたが、大体ユミナのせいだ。
話の流れで「それで、国の名前はどうする?」という話になったが、冬夜はブリュンヒルドを懐から出し、

冬夜「ブリュンヒルド……かな。ブリュンヒルド公国!」
僕「ブwwwwwwwwwwwwwリュンwwwwwwwwwwwwヒルドwwwwwwwwwwwwwwwwかぁーッ!wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwカーックイィーwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

お前どんだけそれ気に入ってたんだ。もっとなんか出来事があってそれをきっかけに国の名前を決めるのかと思ったら、即決だった。気に入ってる武器の名前にするの、リアル厨二感があっていいと思うぜ。

「そうなったらこっから引っ越すん?」という話になり、冬夜はあまり考えていないようだったが、ヒロインたちは「これから二国の姫と同時に婚約発表するのに、どっちかの国にずっといたら肩入れしているみたいになる」と至極まっとうな意見を出してきた。そりゃそうだ。そりゃそうだけど、既にブリュンヒルド公国の存在そのものがベルファストとレグルスとのズブズブの関係の象徴だ。どっちにしても存在している時点で良いイメージはつくはずがない。
「屋敷ごと引っ越す?」と提案したが、リンゼから「ベルファストの拠点、大使館として残しておくべき」と提案され、それを採用した。

そこにユミナがルーを連れて帰ってきた。どうやらルーの新しい服を仕立てていたらしい。冬夜はそれを見て「うん。似合ってる」と平坦な声で褒めた。ルーはその言葉を真摯に受け取り、照れていた。

ここの冬夜の顔やばくない?疲れてる?寝ろよ。

ルーの提案で「お城を建ててしまっては?」と提案し、冬夜もスマホでお城のパターンを色々と検索したが、「どうやって作るんだ……!?」と困っていた。なにしてんすか冬夜さんッ!早く無敵の無属性魔法でなんとかしてくださいよォーッ!

 

そこに「こんなこともあろうかと、であります!」と飛び込んできたのはロゼッタだった。ここだけ書くと完全にケロロ軍曹だ。

ロゼッタの作業着いいなぁ……僕は作業着を着てる女の子が好きなので。メイドが役割によって色んな服装をするのが元々好きだけど、ツナギみたいなガチの作業着は特に良い。性癖にくる。

「工房」にはスキャンしたものを自動改造する機能が備わっており、部品を作り、土地を改造し、設計図通り組み上げていくので三日あれば出来るらしい。「工房」のちからってすげー!
ただし、それには素材が必要であり、石材・木材・綿・布・ガラス等があれば分解・再構築して作れるらしい。ゲームクエストみたい。当然冬夜は「できるかーーーっ!(汗)」みたいな感じで突っ込んだ。そっから話いくらでも膨らませられるだろ……!

話を聞いていたルーは、「北方に打ち捨てられた城があったはずだから、再利用してみては?」と提案し、結局その城を使ってブリュンヒルド公国の城を作り直した。

アイキャッチロゼッタはヒロインズから様々な要望を注文されていた。ハツラツとした感じだが、管理端末の中では苦労人ポジなのかもしれない。シェスカが異端なのかもしれないが。

 

そういうわけでお城が出来た。マジで三日でやったらしい。ジェバンニも三日で城は創れない。

ヒロインズは注文通りの城にはしゃいで中を見に行った。と、そこに「立派なお城ね」と言いながらリーンが現れた。話を聞くと、リーンはブリュンヒルド公国へのミスミド大使として常駐することになったらしい。元々リーンはベルファストへの大使だったが、「なんだかこっちのほうが面白そう」という理由で他の者に仕事は全部丸投げしてきたらしい。クソ上司……!
冬夜の回想でどうやら婚約は先送りになったらしい。王妃の子供が男か女かでまた変わってくるので、それまで……ということだ。

ここで冬夜は「あっそうだ(唐突)」とあるシステムを作りに行った。

冬夜は「ゲートを開く鍵」を作ったらしい。試しにレネで操作板に触れるとゲートが開き、行き先を告げるとそこに飛べた。要するに「身内用のどこでもドア」だ。許可された人しか使えないし、通行記録も残るらしい。すげー!これでもっとご都合展開にできるぜ!

ベルファストのお屋敷の部屋に飛んだレネは、そのまま屋敷に届いた手紙を持って冬夜のもとに走ってきた。ベルファストからの手紙らしい。

 

手紙で呼ばれた冬夜だったが、金持ちの家のリビングみたいなところで王様とリーフリース公国の王様がせっまい校長室の椅子っぽいのに座らされていた。もっと広いところ座らせてあげろよ。なんで詰めさせるんだ。

リーフリース王は「我が国もブリュンヒルドと友好を深めたい。本来ならうちの娘も嫁にもらってほしいが……」と言っていたが、冬夜は苦い顔をした。

 

↑娘(自分をモデルにした乙女小説執筆中の様子)

 

嫌すぎる。冬夜も「ご遠慮しておきます。いや、マジで」と本気の拒否の姿勢を見せていた。こんな冬夜もなかなか珍しい。まあリリエル皇女にも既に貰い手が決まっているらしいので難しいそうだが、それを聞いた冬夜はマジで安心していた。アレを貰う相手もいつか出てくるのだろうか。

リーフリース王は「それで、城も完成したそうだし、ちょっとお邪魔させてほしいんだが」「王様同士が仲良くなるのっていいことじゃん?」ということだった。なにやら察した冬夜は「……その心は?」と聞くと、王様二人は揃って「王様だって羽を伸ばしたーい!」だそうだ。もっと自分の立場を考えてくれ、王様たち。冬夜はまた「やれやれ、忙しくなりそうだ……」と頭を抱えていた。ここでCMカット。

 

CM明け、冬夜は色々と遊戯のバリエーションを考えていたが、ボウリング・エアホッケーピンボール・ビリヤードと、完全に豪華旅館のラインナップだった。めっちゃいい旅館じゃんそこ。

エアホッケーやってるラピスさんかわいっ!!!!!!!!!!ワイも一緒にやりたいンゴねぇ。

 

冬夜はマッサージチェアも作っていた。一緒になってシェスカも使っていたが、お前はダメだろ。いや、こういう「ふてぶてしい・図々しいメイド」も性癖としては大いにアリなので好きなんだけど。

冬夜はエルゼに呼ばれ、そっちを見ると

「これってアガリよね?」と聞いていた。雀卓まで作っとったんかい。マジでいい旅館じゃねぇか。ラピスさんかわいっ!!!!!

冬夜が「どれどれ……」とエルゼのもとに見に行くと、
エルゼの手牌は中中東東東南南南西西西北北北」のツモアガリ(親)だった。大四喜字一色四暗刻単騎待ちのトリプル役満だ。冬夜のところでは単騎待ちも役に入ってるルールだったので、80000オールらしい。これが普通の雀荘だったら大荒れになっていただろう。

その後はヒロインズみんなでマッサージチェアに座っていたが、お約束のお胸がボインボインってなるやつは一切なかった。なんだァ?清純気取りやがって……

冬夜は遊戯室に関しては問題無いと考え、あとは警備の面について検討していた。城内で攻撃魔法は発動できないようにしてあるが、もっと万全なものにしたいと考えていた。そこに、セシルさんがお客様がきたことを知らせにきた。

 

一期の九話、イーシェンの国で共に戦った椿さんだった。リーンちゃんにめっちゃセクハラされてた娘だ。前期を繰り返し見ていたので嬉しい再登場だった。冒頭で出てきたリオンより喜びが上回ってしまった。

椿が言うには、「ブリュンヒルド公国で雇って欲しい」ということだ。どういうことか聞くと、冬夜たちが事件を解決したその後、新しく領主となった者が所謂バカ殿であり、自分の領地の税金を上げたり他の領地を侵害したりと好き放題やっていた。武田の高坂さんという人が交渉を続けていたが、領地を取り上げられてしまった。武田一族でこれを機にイーシェンを見限り、ブリュンヒルドで働きたいということだった。全部で67人らしい。多いな。椿さん曰く、「みんな副業持ちなので普通に働けます」とのことだった。冬夜もそれを聞いて「じゃあお願いします」と了承した。判断が早い。

 

外には共にイーシェンで戦った武田四天王さんがいた。冬夜は律儀に全員の名前を覚えていたが、僕は忘れていた。誰が誰だったかも忘れた。

冬夜は武田の参謀だった高坂さんに商人を呼ぶ相談をしていた。街づくりに急に乗り出した感じがする。マインクラフト始めたてか?

 

一方、遊戯室でルーはお花を生けていた。八重の「お昼でござるよ」という声も聞こえないほど集中していたが、ようやく気付いた。「無理はしないでね」とユミナと八重に声をかけられたが、ルーは添えられた左手の薬指に光る指輪を見て、自分の手をさすった。こういう描写いいよなぁ〜〜〜!!!無言で羨んでいるのがわかるのが美しいんだよな。前期では全部こういうの心の声とかで説明されてたから。

ルーの「早く冬夜様のお役に立ちたいです」と照れた様子で言っていたのにはちょっと恐怖心を覚えているが。なんか、そういうホラーを見ている感じがしてならない。田舎が舞台のホラーとかでありがちなんだよなこういうの。

 

街を回っていた冬夜だったが、そこにルーがお弁当を持って走ってきた。昼を食べることも忘れて働いていた冬夜に、覚えたての料理で弁当を作ってきたらしい。いじらしいね。早速冬夜はお弁当を開き、勉強してきたらしいイーシェンの料理を食べた。

僕(すごいバカっぽく食べるな……)

冬夜は「美味しいよ!初めてとは思えない!」と褒めると、ルーは普通に照れて喜んでいた。思えば、こうやって嬉しがる正規ヒロインみたいなタイプはリンゼくらいしか今までいなかったからな……

照れているルーをじっと見て冬夜は「かわいいなと思って」と蓮華きで褒めると、ルーはさらに「ふえぇ〜〜!?」と照れた。かわいいね……真っ当に可愛い。

さて、アイキャッチ後、冬夜は約束通り王様たちを招いて遊んでいた。

 

「ようこそ!我が遊戯室へ!」と案内するが、この冬夜、ちょっと面白い。ロジャー・ラビットのポーズみたい。透過素材にして「ようこそ!我が◯◯へ!」コラ作りたいな。たまに公式でコラ素材配布してくれるやつあるけど、それやってくれないかな。

 

ここからはダイジェストで、王様や来賓の人たちはみんな「ランクが高い旅館のプレイルームにありがちなゲーム」で遊んでいた。卓球、ビリヤード、ボウリングを楽しそうにやっていたが、なんでこういうときやりがちな「魔法でちょっとイカサマする」みたいなシーンがないんだろう。やってくれよ、あるあるのはずだろ。魔法が存在している世界に既存の遊びを持ち込んだときあるある。

リオンはこの光景を見て「すごい光景ですね、ちょっと前までは、西方諸国の王が一堂に集まるとは思ってもみませんでした。それが一緒になって遊んでいるのですから」と言っていたが、僕も「なんで一緒に遊んでんだ」と思う。

左からミスミドの王・レグルスの皇帝・ベルファストの王・ブリュンヒルドの王・一般騎士・リーフリースの王だ。5/6王様なことある?テロリストが狙うなら今だな。ここ爆破したら経験値すごそう。

 

最後はみんなでバルコニーに出ると、花火が打ち上がった。

どういう光景なんだ。

 

爆発音に対して反射的にリオンたちは構えていたが、冬夜から説明を受けていた。こういうのちょっと嬉しいんだよな〜〜〜。普通花火上がったら知らない人から見たらただの爆発だもんな。それに魔法が存在している世界観なのもあって、爆裂魔法もあるんだろう。警戒して当然だ。こういうちっちゃい「魔法の世界に転生してきた作品あるある」があると嬉しくなってしまう。

冬夜が「まあ、今日は“打ち上げ”てはないんだけど……」と汗をかいていたが、そこから視線が上がり、上空にあるバビロンからシェスカとロゼッタが花火玉をそのまま着火して落としていた。すごいことをするな君たち。

みんなが花火に夢中になっている間、ルーは冬夜に礼を言いに来た。「毎日楽しいですわ!」と笑ったルーに、冬夜は「遅くなったけど、婚約の証として」と指輪を渡した。やっとかい。ルーは早速つけて笑顔になっていたのを見て冬夜は「きっと今の僕らは仲のいい兄妹にしか見えないんだろうな、でも急ぐことはない。そのうち恋人とか、夫婦に見えるようになるだろう。僕らはこの国で、ずっと暮らしていくんだから……」と思いながらルーと手をつなぎ、エンディング。終了。いい最終回だった。なにそのセリフ?

 

まとめの感想

今回は「正式にルーが婚約者になり、ブリュンヒルド公国を建国、城と街を作る」ということを一話でやりましたね。詰め込みすぎだろ。転スラだってもっと時間をかけてやってたぞ。

王様たちがラフにやりすぎているっていうのもなろう系作品のいいところなんだろうが、それにしても集まりすぎている。国の警備大丈夫?????

ミスミドの国とか色々差別されてそうなのにあんなに来賓のみんなが友好的に遊んでいるのもすごいと思うし。この世界善性の人間しかいないのかよ。

これで冬夜がブリュンヒルド公国の王様になって、行動範囲が狭まるかな?と思いましたが、今までユミナが同行しているので全然そんなことないなと思いました。異世界スマホの全世界の人間よ、これでいいのか?

さて、次回はまた新規ヒロインが出るんでしょうか。あのダクネスみたいな女騎士も出てくるんでしょうか。これ以上まともな人が増えたら嫁の中でどう差別化していけばいいんだ。大丈夫かな。一人くらい面白女が増えてほしい。僕が面白女が好きなだけだけど。

次回も頑張っていきましょう。

 

 

 

つづく