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「異世界はスマートフォンとともに。2」六話を見た感想

おはようございます。僕です。

 

 

今回もやっていきましょう。サブタイトルから察するに、また新しいバビロンが発見されるし、エンデとの再会もありそうですね。物語が動くぞ〜〜〜!!ワクワクするね。

 

 

六話を見た感想

第一印象は「久しぶりに『異世界スマホを見た』って感じだな」です。なんか懐かしい感じがする。一期当時見ていた感じの感覚を久しぶりに思い出しました。

 

アバン、冬夜たち一行は行商人から聞いた「氷に閉ざされた空間のよくわからない建物」という情報を得て、それがバビロンの入り口であることを察し、調査にきたところからスタート。どうせだったら氷山を探検するところとかやってくれたらいいのに。

予想通り、バビロンの入り口だったのでいつも通り冬夜が先行して入った。
入った先のバビロンは普通の洋館のような見た目だった。そこにやってきた管理端末は「『練金棟』を管理する端末、ベル・フローラですの。フローラとお呼びくださいですの」と自己紹介をしつつ、背後から近づいてきた。

パイがデケェ。端末たちの中で一番デカい。

冬夜は露骨に「練金棟かァ……」と残念がった。フローラはめちゃくちゃパイが強調されており、何にもないところで揺れていた。おかしいだろその揺れ方は。冬夜も露骨に揺れているパイをガン見しつつ、咳払いをしていた。

 

ここまでガン見することないだろ。

冬夜が「ちなみに、『庭園』と『工房』の端末には認めてもらってるよ」と言うと、「シェスカとロゼッタですの!?まあまあ、4907年ぶりですの!」と嬉しそうにその名を確認した。悠久の時を生きている(?)中で仲間が今も活動出来ているのは嬉しいだろうな。そういうので一番辛いのって同胞の死だと思うし。

フローラは「二人が認めているなら安心ですが、一応テストさせてもらいますの」と言うと、冬夜の右腕をガッと掴み、

その豊かな胸に押し付けた。

もぉ〜〜〜〜〜!!!!!またこんなの〜〜〜〜〜!?!?!??!

ここでオープニング。久しぶりにアバンからトップスピードで駆け抜けている感じがする。オープニングはため息を吐く時間だと思い出してしまったな。

 

オープニング明け、

遺伝情報を記憶しているところからスタート。ハァ〜〜〜〜〜〜………………

体感だけど、フローラの遺伝情報を記憶している時間が一番長い気がする。こいつドエロか?ピンクは淫乱。
先ほどのテストも「あそこで野獣化するようでしたら適合性なし」と判断されるらしい。急に「お前のことが好きだったんだよ!」ってなったら嫌だけど、ガン見してていざ触ったら落ち込んでるってなんなんだよ。

冬夜は右腕を抑えながら「お前らを作った博士はどうかしている……!」と言っていたが、その前にガン見だったのはどう言い訳するんだよ。

 

中に入ってみると、「確実で中に呼吸器をつけて体育座りの体勢している全裸のロリが入っていそうな容器」でいっぱいになっていた。

ロマンがあるなぁ〜〜〜〜〜。「工房」でも思ったけど、こういう厨二心をくすぐられるのが多いですね。バビロンももっと見たいけど、その度に新しく遺伝情報を記憶されてるのを見なきゃいけないと思うと見るのがしんどいですね。

「練金棟」は異なる魔法や物質をかけあわせ、新しいものを生成するのがメインらしい。「格納庫」や「工房」と違ったロマンがまたあるが、冬夜には別に響いてないようだった。ロマンのねえやつがよ……

フローラが言うには「練金棟」は医療施設も兼ねているので、四肢一本の欠損くらいなら治せるらしい。こっっっわ。その可能性があるってことかい。バビロン博士たちが生きている時代はそれくらいの苦難があるような時代なんだな……
フローラに案内されたのは薬品庫で、博士が生成した薬品もあるらしい。冬夜は「ほぇ〜〜〜、まともな研究もしとるやんけ」と感心していたが、フローラは瓶を手に取り「媚薬催淫薬興奮剤精力剤滋養強壮薬発情薬性欲増強剤とかですの!」と完全に怪しいドンキの棚になっていた。「効果はものすごいんですのよ?マスターがよろしければ私と……」とフローラが言うのを止めて突っ込む冬夜だったが、やっぱこいつ端末の中で一番のエロなんじゃないか?ドスケベロボがよ……誰がマスターかプログラム上書きしてやるからな……!

 

詳細を聞いたリーンちゃんは「そう、図書館じゃないのね……(ハァ)」と露骨に残念がっていた。こいつら端末に対しての配慮とかねえのかよ。

フローラに話しかけたユミナがその胸のデカさにルーちゃんとともに絶望していたとこに、さらにエルゼ、リンゼも「つよい……かてない……」と絶望。リンゼはいい勝負できてるだろ。追い討ちをかけるようにフローラも「マスターに胸はさっき揉まれましたの!キスも……」と周りを焚きつけ、

この顔である。いいなぁ〜〜〜〜。こういう顔が大好き。やっぱり女の子って瞳孔開いててナンボだから。

話を聞いたヒロインズは「ちょっとお話よろしいですか?」と冬夜に詰め寄り、冬夜はその場で膝を折った。いつもの。

 

アイキャッチのあと、大量に本を持ってきたレネからスタート。冬夜は喫茶店の本の入庫のついでに、ある魔法を探しているらしい。それが「フライ」という飛行魔法だった。まあ空飛ぶの憧れるよな。夜神月でも「寿命半分にして目が手に入るより翼がほしい」と言ってたくらいなので、憧れるのはわかる。

フライはかなり魔力の消耗量が激しいらしいが、冬夜は「まあ問題ないだろう」と言って庭に出て、魔法を試し始めた。強キャラしか許されないムーブですね。
飛んだ冬夜は調子に乗って空中で三回転していたが、それで酔って地上に降りてきた。だっせ〜〜〜。が、そのおかげでエルゼに膝枕してもらえた。ここのエルゼヒロイン力すごない?

マジでここの話し方と姿勢と表情、嫁に一番近いかもしれない。正妻エルゼだろ。

エルゼは「私にもかけられるの?」と聞いたが、無理らしい。操作系の魔法ではないため、人に影響を出せないらしい。ブーストと同じようなもの、説明していたところからどちらかと言えば個人の強化魔法の部類に近いのかもしれない。

しかし、冬夜はここでレビテーションという魔法と組み合わせることで可能かもしれない、というひらめきを得た。レビテーションというのは「他の物体を自分の手元あたりまで浮遊させる」という魔法だった。つまり、手元の高さをあげればそれに連れて浮遊する高さも上昇するのではないか、ということだ。

こういうのは検証してみないとわからないが、高さの基準値を上げればそれに伴って上昇するのか、「手元の高さまで浮遊する」という定義を重んじて呪文の行使者の身長と手元の高さから基準値を出し、それ以上の高さは浮遊しないように固定されるかのどっちがと思いますが、このアニメは全くそういうことを考慮しないので普通に前者の感じでできました。はい。お疲れさまでした。
空を飛ぶ魔法を探していたのも、空を飛ぶフレイズと対峙したときに対応するためだそうだ。単なるロマンじゃなかった。

さて、冬夜はしばらく飛んでいると最近作った街の上空に差し掛かった。前から歩いてきたレベッカさんたち率いるブリュンヒルド公国騎士団(仮)が反応して呼びかけた。冬夜もそろそろ騎士団を作りたいと思っていたらしい。厨二とかではなく、国に必要だからね。でもかっけ〜〜〜。僕も騎士団欲しいんですけど。
騎士団の人たちが「なんだありゃ!?」「飛んでるぞ!」とビビっているあたりやはりフライはあまり使っている人がいない魔法なのかな。

え!?ちょっと待って!!!!右上になんか他と毛色の違う異種族いない!?!?!?

マジ?そういうのアリになったの?ラミアと植物娘いるじゃん。こんなんエロ漫画行き直行だって。他のやつらなんか耳くらいだぞ。

 

さて、騎士団と挨拶したところで恋愛神から電話がかかってきた。立木神と神経衰弱をやっているところらしい。神様同士でゲームやってるのいいな。単純にそういうのが好き。
恋愛神曰く、冬夜は「恋愛モード」に入ったらしい。なにそれ。色恋で浮かれた中学生につけるあだ名?
どうやらそうではなく、冬夜が「そろそろ身辺を固めないとなぁ……」と思っているところで心を覗いていた恋愛神様が「いけーっ!親への報告へ行けーっ!!!」という電話らしい。はた迷惑だな。

そういうわけで、まず八重の家に挨拶に行った。冬夜の思いとは裏腹に、案外すんなり認めてくれた八重の両親。一期ぶりだな……そういえばドエロい母親がいたわ。
冬夜は安心しきって「いやー、てっきり『俺を倒したら認める』とか言われるかと」とヘラヘラ笑っていると、「それもいいな。父として婿殿の強さを確かめるのも一興」と乗り気になってきた。藪から蛇を出すの上手いですね。
それを聞いた八重は「一時の気まぐれで、大切な人を危険な目に遭わせるわけには参りません。拙者の剣は、冬夜殿を守る為にある故」と刀を持ち、父の前に出した。マジの武士だったら娘が父に刃を向けるなどありえないので一瞬の判断で斬り殺されそうだが、ここは日本ではなく異世界のイーシェンという国なので、普通に認めてもらえた。よかったね。

ここの八重ちゃん凛々しくて好きだね。僕としては八重の父と戦ってほしかったけど。ボケーっと見るな。
ここでCMカット。

CM明け、次はエルゼ・リンゼの家にやってきた。

なんというか、上手く言えないけど「RPGツクール」って感じの家だ。プリセットとしてこういう家ありそう。
エルゼ・リンゼたちの家は普通の牧場とかがある村の中にあった。なんとなく安心する感じがする。

めっちゃくちゃ兄弟多いな。それを裏付けるかのようなドスケベボディの母親だ。モブ顔系のエロCG集にはよくいる体型なので、これで興奮できるようになると使えるオカズの幅が一気に広くなってお得です。

父親は貴族にトラウマがあるようで、冬夜の身分を聞いて即座に土下座を決めた。恐ろしく早い土下座だ。ハマーかこいつ。聞くと、エルゼ・リンゼの叔父さんらしい。ちょっと家庭が複雑なのかな。でもいい人そうではある。
叔母さんは「王様と結婚するなんて手紙をもらったから心配してた」と言っていたが、当たり前だ。確実になんらかの詐欺にハマっている書き出しすぎる。手紙で惚気ているのも暴露され、エルゼ・リンゼは照れていた。はい。

と、ここで兄弟のうちの一人から「おうさまならつよい?かみなりぐまたおせる?」と討伐依頼を受けた。最近出てきて畑を荒らしているらしい。野生の魔獣を狩り殺すことなど冬夜は片手で出来るので、二つ返事で承諾した。

そして狩ってきた。

 

受付の人可愛いな……タイプだ。疲れた声で「13……14……」と数えている。そんなに殺ってきたの?群れ二つくらい潰してない?それでその横顔怖すぎるだろ。

対応に少し時間がかかりそうだったので、その間カフェで待つことにした。最初の頃は狼殺すのにも緊張感があったのに、今では十数匹狩って受付に時間がかかるからカフェで待っている。我々がアニメを見ている間にどんどん心は死んでいっているらしい。

と、ここで「おや!?冬夜じゃないか!」と男が話しかけてきた。そう、エンデである。まあここで再会しないとタイミングなくなっちゃうよな。
丁度フレイズのことを色々聞きたかった冬夜はフレイズのことについて質問した。
フレイズは元々この世界の生き物ではなく、異世界から侵入してきたものだった。フレイズはこの世界の誰かに宿っている王の核を探し、人を殺しまくっているらしい。フレイズは核から放たれる音を頼りに探しているが、核は人体に宿っているため心音が邪魔で、息の根を止めてから「この体に核が宿っているのかな?」と音を聞くらしい。そういうSCPみたいだな。

二話で触れた通り、やはりエコーロケーションというか、音波で何かを探しているというのは間違いではなかった。フレイズが王の核を探し回っているのは本能的なものであるため、侵略とかそういった概念はなく、人を殺すのも心音が邪魔だから止めているだけだ。マジで野生動物に近いな。人里に下りてきたクマみたいだ。まさかそれを繋げるために雷熊のエピソードを……?これが伏線回収……!

冬夜は「5000年前にフレイズのせいで世界が滅びかけたっていうのも……!?」と質問すると、そういうことらしい。同じく、フレイズが王の核を探し回ってめちゃくちゃ殺していった結果、世界が滅びかけたようだ。エンデが「僕もそのときの駆逐には少し手を貸した」というところで「サラっと自分が5000年前からいたって言いやがった……」と突っ込んでいたが、そういうノリで言うことじゃないだろ。

冬夜は「エンデも核を探しているって言ってたな……お前も人間を殺しているのか?人間の味方なのか?」と質問したが、「味方、ってのはどうかな?時間稼ぎにフレイズを狩ってはいるけど。僕は王の核が次の世界へ転移するのを待ってるだけさ」と答えた。王の核は定期的に異世界へ転移する特性があるのか……?エンデの答えに不満げな冬夜だったが、エンデは「このあと予定がある」と去っていく。去り際に最後に冬夜は「君は何者なんだ?」と聞いたが、「僕は『渡る者』さ、じゃあね」と言って消えた。かっけ〜〜〜。僕も「◯◯の者さ」って言って帰りてえ。

 

冬夜はさっきの話を受け、また5000年前に起こった惨劇が繰り返されることを予想し、対抗策を考えた。「工房」でもロゼッタに話を聞いたがバビロン博士が作ろうとしていた対フレイズ用ロボ、フレイズギアもコピーして量産するにも素材が足りず、「格納庫」にも実はそこまで量産されていたというわけでもないらしい。ロゼッタが言うには、「これから量産体制だったのにフレイズがパッタリ消えたせいで意味がなくなってしまった。『工房』だって第二、第三ができる予定だったのに……」と残念がっている。冬夜はやはり新しいバビロン遺跡をいち早く発掘し、いつ来るかわからないフレイズへの対策を講じたほうがいいと判断した。

そこでまた新しい神獣と契約することにした。琥珀たちが言うには「炎帝」がいいだろうということだ。神獣イチの常識人枠であり、性格も温和らしい。早速冬夜たちは炎帝を呼び出した。全く苦労なく呼び出せてるところで動画説明文にもある「ストレスフリー」を感じる。僕にとっては物語に障害がないことのほうがよっぽどストレスなんだが、人それぞれどっかなんかあるんだろう。知らんけど。そんなこんなをしているうちに冬夜たちはさっさと炎帝を呼び出した。

え!?手塚治虫の煽り理不尽クソバード!?

炎帝でした。冬夜と神獣たちに挨拶すると、「じゃあ契約しますか」とさっさと契約してくれた。あまりのスピード判断に冬夜もビビっていたが、「いや、琥珀たちが従っているっていうなら実力はわかるでしょ」とのことだった。それはそう。賢明。

そういうわけで「紅玉」という名をつけ、炎帝の能力である「鳥を使役する能力」を使い、大量の鳥たちにバビロン遺跡を探すよう伝え、世界中に解き放った。

 

収穫(ハーヴェスト)……?

エンディング、終了。なるほど……まつめの感想いきましょう。

 

まとめの感想

今回はかなり「説明回」というか、テンポよく時間が過ぎていった感じがする。しかし、「テンポがよかった」が褒め言葉になるのは普通のアニメであって、これは異世界スマホだ。要するに「何かの感想を出そうとする時間を与えないほど短い時間で淡々と物語を進め、見終わった後に『今後どうするかの展開はわかったけど、それしかわからなかった』とポカンとする」という感じだ。

主に冬夜に感情をあまり感じないのと、感じるまでの時間を与えてくれない点で、二期になってもやはり「感情を持たないアンドロイドなんじゃないか」と思ってしまう。冒頭のフローラのくだりもそうだが、巨乳をガン見しておきながら触らせられると「こんなんに触ってしまった……!」みたいな反応をするのも意味がわからない。感情が二転三転しているように見える。もっとセリフでやりようがあったんだろうが、おそらく作者があまりラッキースケベ作品を読み込んでこなかったからだろう。結城リトだったらあんな反応はしない。

 

さて、今回炎帝という神獣と契約して大量の鳥で探しているのだから、バビロンも早いうちに見つかるだろう。新しい端末とその試験・遺伝情報記憶作業で精神が削られるのは嫌だが、それでも展開を求めている以上避けて通れない道だろう。普通の作品であまりすることのない覚悟だ。なんで視聴者が物語を楽しむ上で苦難が必要なんだよ。視聴者が成長痛を伴う作品ってなに?他にあんの?エンディングがいい曲なのが唯一の救いだ。いいよな、この曲。

とにかく、フレイズの謎も段々とわかってきましたし、今後も頑張っていきましょう。

 

 

 

 

 

 

 

つづく