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一番好きなアイス→ディッピンドッツ

「異世界はスマートフォンとともに。2」十一話を見た感想

おはようございます。僕です。

 

十一話まできてしまいました。

更新が遅くて現実世界ではもう最終回を迎えてますけど、幸いネタバレをしてくるフォロワーは一人もいなかったのでTwitter異世界スマホの最終回のネタバレツイートは流れてきませんでした!優秀なフォロワーを持って僕は幸せ者ですね。ちなみにブルーアーカイブのメインストーリーのネタバレはガンガンに流れてきました。ふざけるな。

 

それではやっていきましょう。

 

十一話を見た感想

第一印象ですが、「今回、キッチィ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!」です。ヤバイ。これをあと二回見るのか。ちゃんと自分の中の感想を固めるため自分で決めた縛りとはいえ、今回みたいなキツさはなかなか体に堪える。

 

アバン、冬夜とモニカがフレイムギアを改造している場面からスタート。冬夜は頭部にツノのようなものを生やしたイメージ図を作っており、「やっぱりこれはいるよな、指揮官機だからなぁ……」と言って、モニカに注文をつけていた。いや、わかるよ。シャアザクも頭部に特徴あるからな。スゲーわかる。
モニカはなぜか軍服を着て「おう!ちょちょいっと改造してやるぜ!」と返事した。なんでそんな格好を……?すごくいいね……

これはいい格好だな……いい。改造もそうやってやるんだ。パソコンカタカタでどうこうなるの?

 

さて、そんな中、琥珀からテレパシーを受信した。なにやら「冬夜の姉」を名乗る者が訪問してきたらしい。なるほど、早速そういう詐欺がきたか。宝くじが当たった時の「知らない親戚」と同じ類の人ですね。追い返しましょう。

特徴を聞くと、「主人より5歳ほど年上に見える、桃色の髪の人」らしいが、途中でテレパシーに割り込まれた。そんなことある!?「もしもーし、なのよー!」というほっちゃんの声で流石に気付いた冬夜は、訪問してきたやつが恋愛神だとわかった。ここでオープニング。桃色の神の人でしたね。

 

オープニング明け、恋愛神はヒロインズに自己紹介していた。「望月カレン」と名乗っていたが、ヒロインズはすんなり受け入れていた。今まで姉がいるって一言も言ってなかったし、さっき出来た設定だからね。

「久しぶりに会えて嬉しいのよー!ギューなのよ!」と言って抱きついているのを横目に、「離れ離れになってしまったのには、何か事情があるのでは……」と割と深刻な目つきで冬夜と姉を見ていた。ヒロインズは再会に水を差すことになると、意を汲んでゾロゾロと退席していった。

で、恋愛神に真意を聞くと、「バカンスなのよ」と返ってきた。どゆこと?恋愛神曰く、「冬夜くんの周りには恋心がいっぱいあるから眺めてるだけで恋愛パワーが高まって癒されるけど、最近肩こりがひどくなってきて見るだけじゃカバー出来なくなったため、直接恋愛パワーを浴びるためにやってきた」らしい。なるほど、理には敵っているが、恋愛神自体がご都合主義を実現するための理不尽な存在なので、超絶パワープレイで我々はイチャラブを見せられるということだ。

でも僕は冬夜から「なんで姉なんか……」と聞かれて「それはただの思いつきなのよ!ケラケラケラ〜」を聞いた瞬間脳みそが沸騰してしまいそうになった。こんなセリフをほっちゃんに言わせるな……!そういうわけでしばらく世話になるらしいが、冬夜が困惑している中でノックの音が鳴った。

ラピスさんだ!!!!!!可愛すぎ!!!!!!!!!!

 

レスティア騎士王国から使者がきているらしい。先日フレイズから救った国だ。あの姫騎士がいるところ。
ラピスさんは少し困った様子で、「少々お待ち下さい」と言ったところ「訓練場」を見たいと言って訓練の様子を見ているらしい。冬夜が「やっぱり他国の騎士も気になるんだなあ」とのんびり言っていたが、他国の人間に自国の軍事施設を軽々と見せるものじゃないぞ。

さて、訓練場でヒルダが訓練を眺めているところに冬夜がやってきた。「突然どうした?」と聞くと、ヒルダは今回付き添いできたという。前回のジジイか。

ギャレン・ユナス・レスティアという名のジジイは冬夜に挨拶と、剣の礼を言った。ついでに物見遊山にきたという。手を差し出して握手しようとしたところ、

スッ……

僕「おや」

 

ギャレン「むにゅ」
ラピスさん「ひゃあっ!!」
僕「は?」

 

おいおいおいおいおい!!!!!お前この野郎!!!!!!ラピスさんのケツ触りやがった!!!!!!!ふざけやがって……

 

でもこの表情可愛っ!!!!!!!!最高。

ギャレンじいさんはケツを触っただけで「鍛えられた尻じゃな……お主、ただのメイドさんじゃないね?」と見抜いた。こんな見抜き方ある?

冬夜も言っていたが、元々ラピスさんはベルファスト王国の諜報員であり、冬夜ほどのチート野郎じゃないと速攻で振り切られるほどの体術を有している。冬夜がヤバすぎるだけで、ラピスさん・セシルさんはこの世界でも屈指の強キャラだ。タイマンで勝てる人間はそういないと思う。

そのラピスさんから一瞬で背後を取り、ケツを揉むまでの動きが全く見えないとは……タダモンじゃねえ……!強キャラはその体術をスケベに使うというのはいいものだと思う。ハンターハンター1巻でレオリオが荒れる船の中でエロ本を読んでいて平気だったのは「こいつ……できる……!」と思っていたけど、別にそんなことなかったな。ゴンとキルアとクラピカがヤバかっただけだけど。

ヒルダは「ここはレスティアではありません!自重するようにと……」と注意していたが、このジジイ自分の国でもやってんのかい。時代錯誤な国だな……

 

さて、ジジイは真剣な目つきになり、「物見遊山というのは、人が乗り操ることができる古代の遺産、巨人兵のアーティファクト……そんなものがブリュンヒルドに存在すると小耳に挟んだ……」と言った。冬夜も真意を汲み取り、「これは見せたほうが早そうですね」と、城下町の外に見せに行った。

冬夜はフレイムギアを見せ、モニカに少し動いてもらい、実際の破壊力を見てもらった。ジジイは「これほどの兵力を持って、ブリュンヒルド王は何をなさるつもりかな?」と直球で質問した。やはりジジイ、「変わった武器をたくさん持っている」という噂で冬夜を警戒していたようだ。そりゃそうだろう。それが普通の反応だ。

冬夜はジジイにフレイズの軍勢が押し寄せてくる可能性と、決して私利私欲のために使うつもりはないと説明した。それを聞いて安心したのか、ジジイは訪問の真意である「友好関係を結ぶため」という旨を説明し、同盟にも参加するつもりであるということも説明して、一旦そういうことで、ということで話がまとまった。今度こそ、冬夜とジジイはちゃんと握手することが出来た。もしかして、冬夜のことを最初疑っていたからこそ「握手はしたくない」という意思を持ってラピスさんのケツを触っていたのか……?ただのスケベジジイではなく、自分の意思に信念を持ったスケベジジイなのかもしれない。冬夜は真意に気付いてなさそうだが、「信用出来ないやつとは建前とはいえ握手などできない」という騎士道に則した行いだったのかもしれない。それが向く方向がスケベなだけで。

どんどん冬夜を中心に世界の輪が広がっていくけど、一人くらい腹黒なやつはいないのか。心の底から冬夜を信頼している単純なやつしかいない。外交をよくやっている割にはマジで冬夜を利用して成り上がっているやつとか、大義名分を作って領土とか名産品をせびってくるやつとか、いないのかな。いたらそいつのこと好きになっちゃうかも。

 

さて、握手を交わしたところで、今度はヒルダが「この国一番の剣士と剣を交えたいのですが」とお願いしてきた。戦闘バカなのかもしれない。ヒロインズの中にもバーサーカーはいなかったので、新キャラの要素としてちゃんと強いぞ。

アイキャッチではリーンちゃんと桜が仲良くしているところが出てきた。みんながいないところでちゃんとやってんじゃん……正しいアイキャッチな感じがする。

さて、アイキャッチの後、ヒルダは八重と剣を交えていた。まあそうなるよな。これが動く動く。珍しく異世界スマホの中では動いている方だ。こういう戦闘シーンをちゃんと全編通してやってくれれば評価も変わっただろうが、今更か。今、十一話だし。

結局、勝負は引き分けとなった。強い……八重も冬夜に一緒についてから戦闘力もだいぶ上がっただろうが、それに対応するほどのヒルダも剣の使い手としては強いということか……まともに戦っているシーンが全然なかったから……アレだが……!

ヒルダは「陛下は強い騎士をお持ちなのですね……」と感心していたが、八重が婚約者だと知ると、「婚約者……が……いらっしゃった……のですね……」とショックを受けていた。まあそうだろうな。さらに、他にも婚約者がいると知ったヒルダはめっちゃくちゃ同様した表情でいた。そうなるだろうな……二番手三番手どころじゃないからな。

「三人も婚約者が……!?」と驚いていたが、僕もそう思う。八重から正確な数を聞かされたヒルダは顎が外れてガーンときていた。そりゃそうだ。初々しい恋だったはずの相手が既に妻を6人抱えていてる人だったらそりゃビビるだろう。ていうかこの顔可愛いな……

そこで恋愛神が現れ、「そこのあなた、恋をしているのね!?」とビッと指差した。図星を突かれたヒルダは動揺しながら「しょ、しょんなことは……」と言っていたが、

可愛いな……ちょっと可愛さ暫定ランキング変わってきたかも。一位リーンちゃんで二位がヒルダかもしれない。「まともな感性を持っている」という点で高評価だ。婚約者が多いことにビビってなかった他の奴らとはまともさのレベルが違う。

 

八重も「ヒルダ殿は冬夜殿が好きなのでござるか?」と聞いたが、

怖すぎる。正妻ではないとはいえ、正式な婚約者に背後から「私の旦那のことが好きなのか?」と聞かれているのは宣戦布告と同じだと思われる。ヒルダも「ヒッ」と言っていた。「八重さんという婚約者がいるとは知らず、すみません……迷惑ですよね……」と言って謝っていた。まともな感性だ……好き……

しかし、八重は完全に狂っているので「良いでござるよ。拙者も同じ気持ちでしたから」と勧誘を受け、ヒルダも婚約者からお許しをもらって後押しされ、「7人目になります!!」と声高々に言ってしまった。剣のバカで乗せられやすいタイプ……好きだ……「婚約者」っていう肩書きは「冬夜さん大好きクラブ」じゃないんだぞ。

だが、聞いていたジジイが黙ってはいなかった。「結婚するなら、ワシを倒してからじゃ!!」と言われ、「もしかして、この流れ……」と身構えていた冬夜は「やっぱり〜!?」となっていたが、勝負を申し込まれたのはヒルダの方だった。あ、そっち?ここでCM。

 

CM明け、ヒルダはヒロインズと面接し、ヒロインズ全員の同意を得られて仮に婚約することが決まった。ルーも言っていたが、「婚約者には西方の国が多かったため、東方の国であるレスティアが加われば怖いものなしですよ!」という事実が怖すぎる。それをナチュラルに言ってるところも怖い。冬夜の婚約者という立場を軸にして、ブリュンヒルド公国の立場を強めようと言っているようなものなのに……なんか……何も他意がなく言ってるのが……子供じみてるのに力は強いのが……怖い……

で、ここで恋愛神が登場し、「恋話」という名の回復を始めた。ここからは特に情報量もないしただただキツイだけなので割愛する。

一通り恋話を終えると、ヒルダがジジイに勝つ方法を探るという話になった。「大丈夫、冬夜はこういう場面に強いから」ということだったが、こういうタイプは真剣勝負に水を差されるのが一番嫌いなんじゃないだろうか。それを期待しているという時点でヒロインズもヒルダに期待してないってこと……?

 

シーンは変わり、早速ジジイとヒルダが打ち合いを始めていた。やはりジジイは強く、ヒルダでも防戦一方だった。ジリ貧の戦いになり、冬夜は「隙があれば一発逆転出来るのかな……」と言っていたが、ルーから「隙を作るとは思えません!」と反論、冬夜は少しニヤっとしながらスマホを握り、「僕が作る」と言った。

ヒロインズ、呆然……!

 

いよいよ、というとき、ジジイの目線の先にはなぜ水着巨乳美女がいた。冬夜の策とは、スマホでお色気映像を映し出し、油断させるという作戦だった。ナルトで見たぜ……!

その一瞬の隙を突かれ、ジジイはヒルダになぎ倒された。
ヒルダは背後で何が映っていたかわからないのでニコニコと笑っていたが、冬夜も逃げようにヒロインズから離れてヒルダに駆け寄った。ジジイは「負けは負け、お前の覚悟を見せてもらった……」と潔い。良いジジイだな。

公式に許しをもらったところで「で、じゃなぁ、さっきの水着の娘さんはどこの誰かのう。もう一度あの姿をこの目に焼き付けたいんじゃが……」とキョロキョロしだしたところで冬夜はジジイを別室に誘導した。

ヒロインズは不快感を露わにしながら、貧乳組は「やはり胸が大きい方がいいのでしょうか……?」とジト目で言っていた。

確かに胸はあったらあっただけいい。個人的には胸を盛るのは大いにありだと思う。これを言った時点でフォロワーの中人かから銃口が向くと思うが、性癖に嘘をつくことは僕の人生そのものの否定になってしまうため、撤回はしない。みくにゃんを盛るにゃん。

 

さて、正式に婚約をしたところで、ヒロインズとヒルダはお茶会をしていた。婚約者としてヒルダは「ご両親はどういった方なのでしょう?婚約者として挨拶を……」と言っていたが、ヒロインズは誰も知らなかった。「冬夜さん自身の話をしたがらないのです……」というところから「複雑な家庭なのかな……」と心配していたが、恋愛神が「色々と事情が複雑だから説明するのが難しいだけなのよ!」とフォローを入れてくれた。グランドピアノを習って楽しんで弾ける冬夜が毒親育ちだったらそれはそれで面白いが、多分そうではないだろう。いや、毒親育ちだとしたら前世に何の未練もないまま異世界に転生させられ、そのまま嫁を作ってエンジョイしているのにも何の違和感もない。納得しかないな。どうなんだ……!?

代わりと言ってはなんだけど、のノリで恋愛神は冬夜の幼少期の初恋の話をしだした。ええ加減にせえよ!!ワシにはプライベートすらないんかァ!!
琥珀も主人のピンチを悟り、テレパシーでSOSを発信したが、恋愛神のパワーでジャミングされてしまった。神獣も神には逆らえぬか。冬夜は大きなくしゃみをして、エンディング。終了。

 

さて、まとめの感想いきましょう。

 

 

まとめの感想

あ〜〜〜〜〜〜〜疲れた。すんごい疲れた。今回はキツイところが濃縮されている感じがしてしんどいことこの上なかったのですが、そのせいか、総文字数も六千文字超になっていました。まあ、そうなるな。キツイところが多いってことはそれだけ感情を表すために文字数を使うってことだからな……

今回で進展したことと言ったらヒルダが嫁の一人になったところぐらいですが、今回で貴重な24分を「ヒルダが嫁になった」で使ってしまったため、完全にフレイズとの戦いも桜の真実も知ることができなくなりました。終わった……

まあ、元々期待はしてなかったんですけど。だってサブタイが

これだから。「初恋キラキラ。」になんの期待をしていたらいいのかわからない。これで大きく物語が進展していたらそれはそれでビビる。だとしたら面白すぎるだろ。神アニメ決定だわ。

 

さて、多分今回も大風呂敷を広げておいて最終回でなんかのイベント一個二個やって「大団円!これからも冒険は続く!」って感じでやっていくんだろうが、だとしても僕は三期で全部解決することを諦めない。今も連載が続いている時点で新たな問題や的は現れるだろうが、だとしてもせめてどっかで物語を一区切りさせてほしいのだ。「◯◯編、完結!」みたいな感じで。異世界スマホのアニメでそれを見たことが一回もない。前期は全員と婚約して終わりだったし。

 

さて、次回で最終回ですが、僕もなるべく早く最終回を見たいので、仕事でバタバタしていようと、暇を見つけて必ず書きます。頑張るぞ!

 

 

 

 

つづく