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「異世界はスマートフォンとともに。」七話を見た感想

おはようございます。僕です。
異世界スマホの七話にてようやくリーンちゃんが出てきましたね。なんでだろーなーって考えてみてたらコメントで「リーンちゃんが嫁になるのはだいぶ後」ということが書かれていたので、それもちょっと関係してるかなーって思ったりしてました。



まあなにはともあれ、僕の好きな声優すみぺのキャラクター「リーン」ちゃんが初登場ですよ。ビジュアル的にも好みド直球なんで楽しみにして見ました。感想を書いていきます。

七話を見た感想

僕は事前に「七話驚愕のチート回」と聞いていました(コメントで見ていた)のである程度の覚悟を持って今回を視聴しました。覚悟を持って、視聴したんです。


いやあ、覚悟が足りませんでしたね。ビビリすぎて失禁しそうになりましたよ。
アバンは倒した黒龍の解体作業のかたわら雑談しているミスミドの護衛二人。結局なんの役にも経ってなくて「ですよね」って感じの二人です。
モブ護衛二人が村の復興に協力した器のでかさを褒めている横であくびをして余裕の主人公冬夜。アバン終了。
なぜだろう。ただあくびをしていただけなのにめちゃくちゃムカつきますね。主人公のチートっぷりを表現するのってなんでいつも無表情とかあくびとかなんでしょうか。まあそこも「テンプレ」なんで僕は許しましたね。何を許したかはわかんないですけど。

オープニング開け、馬車に乗り込む前に村の村長から黒龍の牙をもらう冬夜。「いやいや、いいですよ」みたいなことを言っていたが、「新しい武器必要でしょ?作り変えることも出来るし売れば金になるよ」という補足を受けて冬夜は普通に貰い受ける。いや断れやそこまできたら。器のデカさどこにいった。
ついでに村長は途中で飛んできた投げナイフを渡す。一体誰のものだっていうんだ……!
琥珀によると、木の上に二人誰かがいて、そのうちの一人から飛んできたらしい。

そんなこんなでミスミド公国の王宮についた一行。
オープニングで戦っていたあのミスミドの国王、ジャムカ王が出てきた。オープニング映像ではなにやらコロッセオのようなところで戦っていたので「敵対関係になるのかな?」と思ってましたけど、別にそんなことありませんでした。ていうかめちゃちくちゃ友好的でした。
ユミナちゃんが親書を渡すと「なるほど。前向きに考え、近いうちに答えを出そう」とのこと。これビジネス上でいう「お断りします」では?

で、王様なにやらご満悦で「どうだ冬夜殿、ひとつ、ワシと立ち会わんか」と勝負のお誘い。どうやら強い者を見ると立ち会わずにいられない気性で、ドラゴンを倒した冬夜に興味がわいたらしい。ムッキムキの勝負好き獣ジジィ王という属性てんこ盛りのキャラクターをしている。漫画の編集部でこのキャラ出したら絶対「設定多すぎてどっか埋もれるから削ってきて」と言われるタイプだ。こういったキャラクターはネット小説という誰からもボツを食らわない自由な環境だから出せるキャラでしょう。読者からのボツを食らわなかったのが不思議なくらいの出来の小説ですが。

勝負のルールは「決着はどちらかが致命傷を受けるまで・降参したときに決する」「魔法使用オーケーだが、直接的な攻撃魔法はナシ」ということだ。このルールの上で僕が考えられる勝利方法は一つだったが、予想が外れることを期待して見ていた。

はい。やっぱりスリップ使いました。
お前それ以外に魔法ねーのかよってレベルで使ってますよね。実際結構強い魔法ですし、乱用しない方が無理って感じですけど。
そんでミスミドの王様に剣を向け「はい終了」って感じで終わろうとする冬夜。なんか初期の頃の銀魂にこういう話なかった?土方と銀さんの勝負のときこんな感じで終わろうとしてたよね?まああのクッソかっこいいシーンとは比べものにならない作品だけどこれは。
納得いかない王様はもう一回勝負をすることにした。

とりあえずまともに勝負を始める冬夜とジャムカ王。「肉弾戦ではジャムカ王に分があるでござる」「でも、魔法なら……」と解説を始めるリンゼちゃんと八重ちゃん。マジ?戦いにまで説明入れてくる?どんだけ?優しすぎるだろこのアニメ。ヤムチャクリリンかよ。
砂嵐の魔法で視界を奪おうとする冬夜だったが、詠唱を上回るスピードで迫ってくるジャムカ王。めっちゃ速い。なんとか魔法を使いたい冬夜はマルチプルを発動し、魔法陣を出した。それに警戒したジャムカ王は距離をとった。
「今の魔法はブラフね!」「ええ……」「やるでござるな冬夜殿!」と褒めちぎるヒロイン達。チョロいな。ブラフだけでそこまで褒められるのかよ。
なんとか距離をとることに成功した冬夜はブーストを使って足のパワーを増幅し、ジャムカ王に突進した。しかし、ジャムカ王の無属性魔法「アクセル」で躱されてしまった。
「これがワシの無属性魔法『アクセル』だ!」「へー、どういった魔法なんですかー?」と露骨に聞き出そうとする冬夜。無属性魔法全部使えるとは夢にも思ってない王様は普通に説明してしまう。

なんと冬夜は次の瞬間、アクセルを使ってジャムカ王の背後に回りこんだ!!
まあ、そうなるよね。
再びアクセルを使い攻撃に出る冬夜に対抗し、ジャムカ王もアクセルで攻撃。

なんということでしょう。我々は異世界スマホを見ていたというのに、いつの間にかドラゴンボールに早変わり。作画が面倒くさかったのか、全てヒロイン達のヤムチャ視点で戦闘が進んで行く。マジでヤムチャじゃねーか!!こんなにワクワクしなくて迫力がない戦闘シーンもなかなか珍しいが、このチープさが「異世界スマホ」なのだ。僕は全く気にしない。笑ってしまったけど全然気にしてない。
冬夜はアクセルにブーストを重ね、再び勝負に挑む。相変わらずSEだけで画面は全く変化しない。あの「バチィッ!」とかいうやつもない。音だけ。みんなで見守るカットを入れてさらに作画経費削減。素晴らしい省エネだ。昨今のアニメ業界は作画がどうだこうだで厳しいというのに、今のご時世この作画とは、世間に対してかなり挑戦的であることが窺える。やはりこのアニメはチープでありながらどこか世間に対して強気であることがわかる。僕だったら絶対こんなアニメ作らない。
で、いつの間にかジャムカ王の首元に剣を向けている冬夜。「チェックメイト」とキメ顔で言っていたがジャムカ王には何のことかわからないでいた。チェスもねえのかよと思いましたがまあ将棋がないからね。仕方ないね。「すごい!アクセルにブーストを重ねがけするなんて!」とエルゼは言っていたが、マジでこいつは賛美する価値があるの?「いやぁ、ははは……」とか照れてるのが無限大にムカつくが、その感情すら楽しめてしまうのがこの異世界スマホなのだ。絶対こいつ同人誌でボコボコにされる。

場面は変わり、ミスミドの王宮でパーティをやっていた。冬夜はミスミドの民族衣装というかまあそんな感じのものを着ていた。インドっぽい。ヒロイン一同も民族衣装っぽいのに着替えていた。リンゼちゃんと八重ちゃんが可愛かった。
リンゼちゃんと!!!!!八重ちゃんが!!!!!可愛い!!!!!!
「ミスミドの貴族に見えるぞ!」と王様は褒めていたが、僕にはどうしても「ちょっと豪華にしたアラジン」みたいな感じにしか見えなかった。ここの貴族ってなんでちょっと貧しい格好してるんだよ。もうちょっと豪華にあしらえ。

ここでスマホでみんなの写真を撮ろうとする冬夜はフラッシュを焚いてしまい、ミスミドの兵士のみんなをびっくりさせてしまった。兵士を抑えたジャムカ王が「……今のは?」と若干キレ気味に問うてきた。そらそうだ。
「ああ、すいません。これも僕の無属性魔法です。」とサラッと説明し、それを受け入れるジャムカ王。おい「無属性魔法は一人一つ」っていう法則忘れてねえ?
ていうか10分かけてようやく今回のスマホ要素出てきたよ!!!!!!忘れてたわ!!!!!!
「取り出すことできへん?」「出来るで」と説明した冬夜は、アイキャッチで可愛い写真と王様筋肉の写真を延々と焼き続けた。このパートいる?


アイキャッチが終わり、静かに廊下で一人休む冬夜。すると横の通路から赤ちゃんが使ってる靴の「パフ パフ」が聞こえてきた。見ると、あのオープニングで出てきたぬいぐるみのクマちゃんが歩いてきた。クマちゃんが手招きして冬夜を呼んだところでAパート終了。やっべぇさっきの戦闘シーンよりワクワクする。

そしてBパート開始。クマちゃんに案内されるがままについていく冬夜は、謎の部屋に連れて行かれた。すると中にはたくさんのぬいぐるみと一人の少女がいた。
やった!!!!!!リーンちゃん登場!!!!!!!!ウッヒョアァァーーーーーー!!!!がわ゛い゛い゛!!!!!!!!最高だなぁ!!!!!!!一位!!!!!!!ヒロイン決定戦一位ーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!



「自分好みのビジュアル」で「好きな声優」ってもう最強じゃないですか?好きになるしかなくね?ごめんリンゼちゃん。




あーすっげぇ可愛い





あ゛ーーーーーーーー!!!!!!!可愛い!!!!!!!!!!!!

妖精族の長、「リーン」ちゃん堂々の登場。
自称612歳のロリババァらしい。どことなくデーモンで木暮な方を連想するが、きっと気のせいだろう。気のせいだ。

クマのぬいぐるみ「ポーラ」は召喚獣ではなく、無属性魔法「プログラム」による操作だと明かした。なろう系小説ではほぼ最強の魔法の名前「プログラム」、めっちゃかっこいい。
無機質なものに命令を与え動かすことが出来るらしいが、単純な命令しか下せないらしい。詠唱はちょっと長ったらしいが、よくよく聞いてみたら単純な命令しか言ってなかった。なんか小難しいこと言おうとしたけど失敗した中学生の作文のようだ。マジでこんなアニメよくできたなと思う。
説明を受けた冬夜は例のごとく「ちょっとやってみよう」と人の無属性魔法をガンガン使いこなす。主な行動と発動条件を言えばプログラム出来る簡単仕様。コメントで「どんな言語使ったらそうなるんだ」というもので埋め尽くされていた。多分作者の人そこまで考えてないよ。

リーンちゃん「今何をやったの?」
冬夜「えーっと……プログラム?」
リーンちゃん「あなたの魔法の才能は素晴らしいわ。無属性以外ではどの属性を使えるの?」
冬夜「えーっと、全属性使えるけど」
リーンちゃん「もう驚かないわ……(呆れ)」
僕「冬夜の受け答えに殺意しか湧かない」

リーンちゃんに魔法の才能を見込まれた冬夜は「あなた、弟子になりなさい」と指名を受ける。もちろんお断りした冬夜だが、「いつか気が変わったら」と食い下がる。

逃げる冬夜のアイキャッチ。いやーリーンちゃん可愛かったな〜今後どんどん出番が増
冬夜「逃げるんだよォ〜〜〜ッ!」
僕「ああ?」

僕「ア ゙ア ゙!?」

ちょっと待て。何だ今のは。急にジョジョネタをぶちこんでくるな。
ジョジョ大好き人間としてアメトーーーークに出演したい一般人ランキング一位の僕はちょっとキレそうになった。こういう一般大衆に晒されすぎた名言は時々アニメとか漫画のパロとして使われるが、使いどころを間違えているものも少なくない。誤用というやつだ。
実際このジョセフのセリフである「逃げるんだよォ〜〜〜ッ!」は「もう策がない!」「どうしよう!」となった時、ジョセフが「いや、まだ策はあるぜ!」「逃げるんだよォ〜〜〜ッ!」となるのだ。基本的にどうしようもなくなり、今のままでは勝てないといった状況の中「逃げる」という策を講じた。ジャンプの主人公らしからぬ姿に当時はビビったが、ジョースター の血筋の中でも「逃げる」まで策のうちに入れるのはジョセフくらいだった。ジョセフにとって逃げるという行動は「一旦体制を立て直すための手段」でしかなく、「逃げる」ことを目的としていなかった。この冬夜の行動も間違ったパロディということだ。「だが断る」を普通の状況で断っているのと同じだ。舐めている。なんの話だよ。
まあつまりこのアニメのパロはどっかすべってるんですよね。ジョジョが好きすぎて誤用を正したいめんどくさいオタクが僕の中から出てきてしまいました。


さて、部屋に帰ってきてぐったりしていた冬夜はプログラムを使って何かを思いついた様子。翌朝、中庭を散歩しようとしていたリンゼちゃんとユミナちゃんにばったり会った。「これから買い物に出る」と聞いた二人はついていくことにした。
そして買い物を終えた冬夜は森にやってきて、例の黒龍の牙をリンゼちゃんに切ってもらった。全属性使えるんだからお前が切れや。
そしてモデリングで牙を鉄に変えた。変えた……!?牙って鉄に変わるの!?マジ!?カルシウムとかそこらへんの成分で変えられるのかな!?モデリングすげぇ!
なんか銃と剣を一体化したようなものが生まれた。昔日本で使われていた銃剣とはまた違う。リボルバー式の拳銃にサバイバルナイフがくっついたような感じだ。




ミリタリーを少しかじっている僕からしたらクソみてぇな形状でキレそうだが、まあいい。それより牙から部品作って組み立てられるこいつの方がよっぽどすごい。いくらスマホがあっても設計書とかない限り銃の組み立てなんか実際に使って組み直してる軍人でも無理だ。職人の存在を脅かす人間冬夜は恐ろしいですね。
弾丸も作った冬夜はここから怒涛のチートを連発していく。いちいち説明してると面倒な上に長くなるので、簡単に説明していこうと思う。

まずエンチャントの魔法で銃剣にアポートをかける→プログラムで周辺にある弾丸を自動リロード出来るようにする→ライフリング(施条。銃の発射口についている溝で弾丸に旋回をかけジャイロ効果により弾道を安定させる)をつける→「リロード!」と叫びプログラム通り空薬莢を排出し弾丸をリロードする

化け物かよ。そもそもライフリングを簡単にモデリングで彫っているが、ライフリングの溝の細かさによっては弾丸の初速が大きく左右される上弾道もおかしくなる可能性があるし、見る限りかなりゆるめに彫ってある。こんなゆるさは口型がめちゃめちゃでかい大砲くらいしか使わない。自衛隊74式戦車の105mm砲身が大体こんな感じのライフリングだった。



多分作者が「ちょっと銃の専門知識とか入れたらかっこいいかも」みたいな厨二めいたことを考えていれたんだろうが、普通高校生が銃作って(?)ライフリングに気付くかどうかも怪しい。こいつ前世何だったんだ?ミリタリーオタク?
それに合わせて適当な作画をした制作委員会にはなんの文句もつけられない。文句をつけるなら制作委員会を通して作者に言いつけるべきだ。ライフリングの計算の描写もろくに入れてないであろう原作に文句垂れるしかない。まあめんどくさいオタクからの指摘は切られるだろうし誰も文句言わんだろうけど。


それはそれとして完成した銃を見てはしゃぐリンゼちゃんとユミナちゃん。「私にも作ってもらえますか!?」「私も欲しい……です」と控えめに銃を要求する女の子二人。ハリウッドのアクション映画でもそうそうこんなシーンはない。アンジェリーナ・ジョリーとか別のニュアンスで言ってそう。

結果、ユミナちゃんは砲身の長いコルトパイソンっぽい銃。リンゼちゃんはニューナンブみたいな銃をもらった。冬夜は現実世界で銃の免許とるのにどれだけ大変かわかっているのだろうか。危なっかしいどころの話じゃない。
ここで冬夜、プログラムで「ガンモード」と「ブレードモード」の発現をプログラムした。これで長い剣に出来たり短くして銃として使えるようにするのだ。質量保存の法則ガン無視だが、魔法の通用する世界でそんなことは言ってられない。ていうか魔法の世界に科学持ち込みすぎだろ。

「それで、この武器の名はなんと?」と言うリンゼちゃん。銃剣とかじゃないよなぁ〜と思っていたが、冬夜は斜め上の答えを出した。

冬夜「そうだな……『ブリュンヒルド』……とかにしとこうかな」
僕「………???」


僕「ブwwwwwwwwwwwwwリュンwwwwwwwwwwwwヒルドwwwwwwwwwwwwwwwwかぁーッ!wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwカーックイィーwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」


ヤバい。ヤバすぎる。笑いが止まらない。画面の前で一人で大笑いしたのはいつぶりだろう。テンプレだというのにこんなに面白いのはなぜだ。最高に笑える。「は?」が映えるアニメだと思っていたが、まさかこれほどとは。こんなに笑わせてくれる異世界スマホはやはり神アニメだったのだ。さらに冬夜が頬を染めているのも笑ってしまう。照れるくらいなら無難な名前にしとけ。


そして何かに時間がかかり夕暮れになった街を歩く冬夜とヒロイン二人。郷土料理を食べてみたいというユミナちゃんだったが、名前が「カラァエ」というらしい。カレーじゃね?やっぱインドじゃねーか!!!
そこでまたも冬夜は何者かからの視線を感じた。琥珀と協力し、監視者を追跡してみることにした。「よーし、ちょっと挨拶に行ってみるか」が最高にムカつきますが、ブリュンヒルドで全てを許しました。思い出し笑いしそう。

アクセルで監視者の元までいった冬夜だが、監視者達二人は閃光弾を地面に叩きつけ、逃走した。冬夜はどうやって二人を探すつもりなのか。ん?「探す」?まさか。

そう!!!!スマホを使ったのである!!!!!!
いつの間にかマークしていた監視者の位置がわかるスマホで追跡を続ける冬夜。ついに路地裏まで追いつくことが出来た。またも逃走しようとする監視者達に銃を発射する冬夜。容赦なさすぎるだろ。殺すな。
と思ったら発射したのはゴム弾でした。ハッハッハ。なーんだ。いやなんだじゃねぇよ。ゴム弾でも木を貫通するレベルの威力の銃で発射したら余裕で死ぬわボケ。こいつに銃を与えるなよ。幼稚園児が包丁持ってるようなもんだぞ。

冬夜は色々と質問するも、黙秘を続ける監視者。武器を持っていないかボディーチェックをするが、なにやらボインなものを触った感触がした。仮面をとってみるとそれは





超絶可愛い天使、館に配属していたメイドのラピスさんだった。まさかの再登場。「出番なさそう」とか言ってすいませんでした。二人目はもちろん館のメイドセシルさんだった。
二人は「エスピオン」というユミナちゃんの王国の諜報員であり、影からユミナちゃんを守るようにベルファスト王から命じられていたのだった。
ユミナちゃんにバレると国王がユミナちゃんに怒られてしまうので御内密に、ということらしい。親子ゲンカじゃねーか。


ていうかセシルさん(右)も可愛いな。糸目キャラ大好きなんだ僕は。

そうして冬夜はヒロイン二人の元に戻り、「カラァエ」を食べていた。普通にカレーを食べたリアクションをする二人。テンプレだ〜〜〜〜〜。普通のアニメだったら面白みのかけらもないがこのアニメは「テンプレだから」という理由で面白い。面白がり方が特殊すぎる。冬夜も食べて「辛〜〜〜!」とか言っていたが、お前のリアクションの方はどうだっていい。ヒロインを映せ。


翌日、鏡を使ってゲートを開き、ベルファスト王とジャムカ王を会わせて本来の目的を達成することが出来た。
そしてリーンちゃんが「ベルファストには弟子のシャルロッテもいるし、近いうちに会いに行かないとね……」と言ってエンディグ。
不穏っぽいのにBGMのせいで全くそんな雰囲気が感じられないのもなかなか珍しい。それがこのアニメ「異世界スマホ」なのだ。

では、まとめの感想に入ります。

感想のまとめと考察

いやー面白い回でしたね。ヒロイン選手権暫定一位の座から降りてしまったリンゼちゃんには申し訳ないが、もう完全に心をリーンちゃんに持っていかれてしまいました。
推しの声優がやっているアニメは自主的に見てますが、まさかここまでドンピシャのキャラとは思いませんでしたよ。ゴスロリ合法ロリババァ(詐称の可能性アリ)でぬいぐるみを従えてて上坂すみれって。好きな要素てんこ盛りすぎる。欲張りセットかよ。エンディングまでリーンちゃんで文句なしですね。最高。最の高。

話の方も今回は進展があるようでなかったですね。「ジャムカ王と会った」「リーンちゃんに会った」ブリュンヒルド(笑)を作った」「監視者の正体がわかった」くらいです。まあ一話一話にそんなに進展求めてもスッパスッパ説明が切られるだけなのでゆっくりでいいんですけど、それにしてもこんな普通のスピードの進展具合なのにこの感想の長さはなんなんでしょう。一部こだわっているクソオタクのところもありますが、やっばりこのアニメ自体の雰囲気に対する感想が長くなってしまうのでしょう。やたら突っ込みたくなるのがこのアニメなのです。他のアニメではそんなに気にならないところもこの「異世界スマホ」だとツッコみたくなる。そんな魔力を秘めていますね。


さて、考察ですが、今回「銃も異世界では知られていない」ということが判明しましたね。
やはりこの間から書いていた「武器になるものは原始的なものを除き、全て廃れ魔法に置き換わった」という説が濃厚ではないでしょうか。魔法でいくらでも遠距離攻撃は出来るでしょうし、わざわざ武器を使わなくてもいいでしょうしね。
あと、「カラァエ」というカレーっぽいものが出てきたことについてです。いくらパラレルワールドで無限の可能性がある異世界とはいえ、完璧にカレーっぽいものが出てくる可能性など限りなくゼロに近いはずです。なのになぜ見た目までそれっぽい「カラァエ」が出てきたのか。ミスミドの衣装がインドっぽいのと何か関係があるのでしょうか。日本をモチーフにしたらしいイーシェンのこともありますし、ミスミドがどこかの国がモチーフになってる可能性もあります。それとも誰かがこの料理を伝承したのか、はたまた前に書いた「この異世界は現代から遠く離れた未来の話説」が本当で「過去からの文献等でカレーっぽいもののレシピが存在した」ということでしょうか。
一番有力な説はやはり、「作者が何も考えずに出して特に何も回収しない」という説でしょうか。謎は深まるばかりですね。この最有力説が否定されることを期待しています。こういった考察要素も満載だから異世界スマホは面白いですね。突っ込みありきで見るべきアニメです。正直言ってニコニコのコメントが流れていない状態で見るのは苦痛以外の何物ではありませんでしたから。円盤売上もどんな数字が出るか楽しみですね。うふふ。

さて、早いものでもう次回は第八話です。時の流れの無情さを感じますね。リーンちゃんが今後どんな動きをするのか、楽しみでなりません。最終回ではリーンちゃんはどうなってんだろう。それを知るためにも、最後まで感想を書き続けようと思います。
ここまでありがとうございました。



つづく