留守伝票

一番好きなアイス→ディッピンドッツ

「異世界はスマートフォンとともに。2」三話を見た感想

おはようございます。僕です。

 

異世界スマホ、三話やっていきましょう。

これを書いている時点ではまだ視聴していないんですが、U-NEXTには各話の説明にあらすじが書いてあって、なんとなく買う前にそこを読んでみました。

 

第三章 本収集、そして読書喫茶。

冬夜は遭難した人たちの働き口もかねて読書喫茶「月読」を開店。自転車を「工房」で大量生産して儲けたお金でさまざまな本を買う。みんなと同じ冒険者ランクに上がるための討伐デートをユミナに提案された冬夜は...。

 

ちょっと待って、もうなんか怖くない?話が進む予感ゼロなんですけど。まず討伐デートってなに?エスコートとしてモンスターを狩るの?バビロンとかフレイズについて何か進展は?ない?

無さそうなので頑張って見ていこうと思います。日常回だってあっていい。伏線だってどっかで回収してくれるだろう。やっていきます。

 

三話を見た感想

第一印象は「色々中途半端で異世界スマホって感じがして最高〜〜〜!!!!」です。

ちまちまやりたいことやって、全体の印象がとっちらかってるのが最高に「異世界スマホ」って感じがして最高ですね。こういうのを見慣れてたんだよ僕は。

 

アバン、冬夜が開いた「読書喫茶」からスタート。まああらすじ読んでるんで、この話の全体像分かっててもう消化試合かなって感じですが、見ていきましょう。

冬夜の開いた読書喫茶は、本を読みながら軽食やお茶が飲める普通の喫茶店という感じだったが、店の内装を見る限り、どちらかというと漫画喫茶に近い感じがする。

快活クラブかもしれない。この奥の方でハンターハンターとか刃牙を読んでいるやつが絶対いる。

 

レベッカさんたちも少女たちに働き口ができたことに安心し、連れの冒険者二人も読書喫茶の警備員として働いているらしい。新しく雇用を作るのが「働く仕事を見つける」じゃなく、「働き口を作る」なのが既に行政の仕事なんだよな。

冬夜も「なんとなく思いついた商売」らしいが、店の費用は自作の自転車を「工房」で大量に複製し、それを行商人に捌いたそうだ。そういえば一期で自転車作ってたな。

それにしても、「読書喫茶」を開いて活字ばかりの本を置いて、若者が客としてやってきて商売が成り立っているということは、ベルファスト王国の識字率はかなり高いだろう。教育のレベルも高いと見るべきだが、一期のレネの件を考えるとそうも言っていられない。レネは元々ひったくりで生計を立てる孤児であり、スラム街の悪党の縄張りでやっていて危機に陥っているというあたり、貧富の差が激しいのかもしれない。嫌だな……

 

レベッカさん曰く、リンゼが仕入れてきた本が女性客に好評らしい。確かに審美眼は凄そうだ。

すると、冒険者のうちの一人、ウィル(子供冒険者)が「この読書喫茶って、冬夜さんが作ったんですよね?」「いいなぁ、うちの亡くなった祖父は無属性魔法が使えたんだけど、俺には何の属性もないから羨ましいよ」と嘆いた。急に?

冬夜が気になって「おじいさんの無属性魔法はなんだったの?」と聞くと、「物体を重くする魔法、グラビティ」というらしい。エコーズAct3か……かっこいいよね。しかし、おじいさんはほんの少ししか物を重くできなかったらしいので、ほぼ役に立っていなかったらしい。じゃあさっきの祖父は無属性魔法を使えたけど、ってくだり全部パーになるじゃねえか。役に立たなかったらどっこいどっこいだろ。どういうことだよ。

しかし冬夜は「その魔法、使うものによっては、最強クラスの魔法かもしれない!」と言ったところでオープニング。

え?あれ?アバンであらすじの内容の8割終わった!?嘘!?こっからなにするの?!20分討伐デート!?急に怖くなってきた。

 

オープニング明け、ユミナと冬夜はクエスト依頼の掲示板の前で「討伐デート、楽しみですね〜♡」とワクワクした様子でモンスターの討伐依頼を見ていた。どういうテンション?

冬夜も「殺伐としたデートだけどね……」と若干引いていたが、「いいんです!冬夜さんを独り占めできますし……それに、ギルドカードも早く皆さんと同じ赤にしたいんです!」と張り切っていた。そのギルドカードの等級っていつか使う日あるんですか?あるんだったらセリフに組み込んでもおかしくないと思いますけど。無いんだったら、まあ無くてもいいです。多分ギルド関係でそんな上等な問題なんて起きないので。

冬夜は適当に目に付いた「ブラッディクラブ」なるデカいカニ型のモンスターを討伐することにした。倒せば全身が素材になって高く売れるらしい。クレヨンしんちゃんの「3分ポッキリ大進撃」だったらみさえが持ち帰ろうとしていたタイプだ。このモンスターは実際に持ち帰れるけど。

さて、クエストを受注する際に受付嬢のプリムさんがギルドカードを見て、冬夜の顔と交互に見比べた。受付嬢の人は、どうやら読書喫茶に本のことで聞きたいことがあってもじもじしていたらしい。
プリムさんは「リーフリース公国で、『薔薇の騎士団』ってあるんですけど、入荷する予定ってありますか」と聞いた。冬夜も仕事なので、「じゃあ仕入れておきます」と快諾した。が、横にいるユミナはなんだか浮かない顔をしていた。なんで?

さて、ギルドをあとにして歩いていると、ユミナが「薔薇の騎士団ってどういう内容の本かご存知ですか?」と聞いてきた。冬夜はしなかったので、ユミナが説明してくれたところ、「ある国の男性しかいない薔薇の騎士団と、女性しかいない百合の親衛隊の確執、それを背景とした騎士団内部で繰り広げられる恋愛モノらしい。内部で……?

 

これには冬夜も何かを察したのか、頭を抱えていた。

「それって、リンゼがどうしてもって言って大量に買った種類の本と同じ、かな……?」ユミナに聞いた。おい、リンゼ……お前……腐ってやがる……早すぎたんだ……

冬夜は嫌そうだったが、快諾した手前購入しないわけにはいかない。考え込む冬夜は「それにしても、よく薔薇の騎士団がそういう内容だって知ってたね?」とユミナに切り込んだ。これミステリードラマの終盤?

ユミナは別に読んだことがあるわけではなく、筆者と知り合いなんだそうだ。すごい人脈だな。でも、僕もこんなブログを書き続け、Twitterでエロ絵ばっかりリツイートするようになってからなぜかエロ漫画家や官能小説家のフォロワーが増えているので人のことを言えない。どうしてこうなったのか、僕にもわからない。

ユミナが言うには「有名な人なので出版名義で書いている」らしい。ユミナはその人のことをこっそり教えてくれた。本名はリリエム・リーム・リーフ・リース、リーフリース公国の第一皇女らしい。なんて?5回「10秒戻る」ボタンを押さないと聞き取れない名前やめろ。名前を確認するだけで1分かかってるぞ。

国同士昔から家族ぐるみで仲が良く、活動も知っていたらしい。軽く言うけどご近所さん同士みたいなノリで言うなよ。国交だぞこれ。冬夜も頭痛がしてきたらしい。僕もそうだよ。
気を取り直した冬夜は現実逃避したいのか、「とりあえずブラッディクラブを討伐しにいかないと……」と言った。そういえばクエスト受けてましたね。

 

さて、アイキャッチを一回挟んでパッパと戦闘に入った。こういうところのテンポはいいよな。早速ブラッディクラブを前にしていた。

「あれがブラッディクラブか……デカいな」と目の前にしておいてこのセリフである。岩陰から見つけるとかじゃなくて目の前にきてから言うんだ。

 

ユミナは早速魔法「アースバインド」をかけ、地面を操ってブラッディクラブを抑えた。砂漠葬葬……?

しかし、土属性の魔法が使えるとなると、この環境では圧倒的にユミナが有利だろう。魔法も冬夜以外そんなにバリエーションを見たわけではないので、ユミナが弓以外で活躍している姿(オープニング)以外も見られるということだろうか。あらすじに含めているだけにそれはもう派手な戦闘シーンを期待したいところだ。

 

 

 

即座に発泡した

 

嘘だろ?これだけ有利な環境下で一発目の攻撃が一期でもらってた銃?この絵図面白すぎるだろ。

銃弾はブラッディクラブの足に命中し、特に甚大なダメージを与える感じもないまま、冬夜が突っ込み、アバンで教えてもらった無属性魔法「グラビティ」でブラッディクラブを重くし、ブラッディクラブは自重で倒れこんだ。

多分ユミナは経験値稼ぎのために一発だけ攻撃した、というところだろうか。ポケモンでまだがくしゅうそうちを持っていないときに、育てたいポケモンを一番手前に出してすぐ交代して強いポケモンにして勝って経験値を稼ぐ方法と同じだろう。

 

ウィルのおじいさんがそんなに物を重くできなかったのも、魔力量の問題だろうと冬夜は推理した。じゃあ使い方がどうこうとかは関係なく、結局ウィルのおじいさんの魔力量がそんなだったから役に立たなかったんすね。アバンでの慰めみたいなの全部消し飛んだじゃん。なんだったんだあのやり取り。

そんなことを言っていると、ブラッディクラブは重くなった自身の体を頑張って持ち上げ、冬夜に一撃食らわせようとしていた。

いけっ……やれっ……殺せっ……!

 

 

役立たずが……

 

さて、ブラッディクラブも倒したのでクエスト達成報酬をもらいに、ギルドに戻ってきた冬夜たち。

またこれだ。一期でも怒り狂っていたが、僕はスタンプラリーが大好きでスタンプに関しては一家言あった。こんな押してないスタンプはスタンプと認めない。僕の中の芽生めうも「卑劣な悪を打ち砕く!!」と言っている。

今度こそ押せ……押せっ……!

 

押せや!!!!!!!!

これだからこの世界はダメだ。ちゃんとスタンプカードという概念を生みだしてから商売しろ冬夜。お前にはまだ商売は早い。

 

 

え!??!?!そのまま変わるの!?!?

ビックリした……更新のために新規発行するのかと思ったらそのまま使い回しかい。僕の運転免許の住所更新も警察署通さないでこうやってほしいんですけど。

 

さて、冬夜は受付のプリムさんにさっきの本を買ってくるついでに、同じようなジャンルで人気の物をピックアップしてほしいと頼んだ。すると、プリムさんは目を輝かせて承知した。横では不安そうにユミナが見ている。お前さっきどういうジャンルの本かちゃんと説明した後だろ。マジで言ってる?って感じの顔だ。

プリムさんは同僚を集め、欲しい本のリクエストを集めていた。全員目をキラキラにして作品名を次々とあげていく。え?ギルドってオタクの巣窟だったの?

以下、あがった作品名リストである。

・「薔薇の騎士団」全15巻

・「執事の秘密」全5巻

・「堕ちた王子 〜隷従の近い〜」全5巻

・「檻の少年」全6巻

・「甘く危険な抱擁」全12巻

・「灼熱の夜想曲 〜戻れない二人〜」全5巻

・「甘い罠と魔術師」全12巻

・「背徳の花婿」全17巻

・「薔薇色マジカル」全9巻

・「ご主人さまが見てるっ!」全18巻

※計104冊

 

「……を、」

 

「何卒よろしくお願いします!!!!!」

 

完全にオタク仕草でビビる。中学生の図書室リクエストか?

冬夜は引きつつも「前向きに検討します」と、社会人用語で「お断りします」という意味の言葉で一旦場を終わらせた。その言葉を真っ直ぐ受け取ったプリムさんたちは歓喜していた。マジで中学生みたい。

冬夜はもらった本のリクエストの仕入れを行なうため、リーフリース公国に行くことにした。そのためユミナに「記憶を渡してもらってもいいかな?」と頼んでいた。

冷静に考えてそのセリフも頭おかしいな。冬夜自身の常識を信じちゃいけないシーンがここに凝縮されている。一期の最後の方でやっていたが、冬夜は人の記憶を読み、思い出している場所を覗き見ることでその場所にゲートを開くことができるのだ。これによって、「ゲートを開くにはその場所に実際に行く必要があるので、移動が必要になる」というイベントをやる必要がなくなり、一切消滅した。この方法を使えば行ったことがある人さえいれば全部ゲートで行ける。ツールとしては便利になったが、代わりに物語として大切な部分を一緒に失っている。

ここでCMカット。

 

CM明け、冬夜はリーフリース公国の本屋に来ていた。リーフリース公国自体は特筆するようなことがない背景だったので省略する。

冬夜は本屋さんに貰ったリクエストのリストを渡した。本屋さんはふむふむとラインナップを確認していたが、段々と眉を寄せていった。

何かを察した冬夜は「リクエストされてきたんですよ?」というアピールをしたが「はいはい!わかっております!すぐに用意しますね!」と理解あるムーブをかまされてしまった。冬夜が腐男子にされてしまった……

本屋さんが頼まれた本を用意している間、冬夜は本屋を見て様々なジャンルを用意しようと品定めしていた。冒険物や戦記物を手に取っていたが、お前が連載しているサイトで大体揃うだろ。

冬夜もジャンルを偏らないように入荷させ、「あの手の本」の侵食を防ごうとしていた。このままだと冬夜の読書喫茶はアニメイト秋葉原店のA館に変わってしまう。

 

ここ、レジの方から「う、売り切れ〜〜〜っ!?」という悲鳴が聞こえてきた。どうやら冬夜が買った本の中の「薔薇色マジカル」は在庫僅少なものであり、それがたった今売り切れになったというような状況らしい。これは悔しい。

悲鳴をあげていた客は冬夜に「譲ってください!いろんな本屋回ってなくて、これが最後なんです!」と頭を下げた。冬夜としても困るので渋っていたが、客は冬夜の買ったラインナップを見て、

 

「なかなか目のつけどころがいいようですね〜?」と感心していた。

完全に友達の家の本棚を眺めて出た感想だ。オタクすぎる。対して冬夜は

 

「違う。なんか勘違いしている」

と無感情に否定したが、「分かってるから……」みたいな感じで受け流された。ここのオタクへの理解なんなんだ。ここの福原かつみさんの演技が良すぎてここのシーンめっちゃ見てしまう。やはり前期と比べると演技力が格段にレベルアップしている。素晴らしいね。

 

客は何かを閃いて冬夜を手招きで呼ぶと、「もし譲ってくれるなら、薔薇の騎士団全巻にサインを書いてやろう」と交渉した。冬夜は「貴様のサインに如何程の価値があるというのだ」と聞くと、なんと客は「私こそが薔薇の騎士団の筆者だからだ」と名乗った。お前が……!?

しかしまだ疑っている冬夜はカマをかけるつもりで「では、あなたがリリエル皇女さまですか」と聞いた。ユミナなど近しい者以外知らない情報でカマをかけるにしても、この情報強すぎるだろ。国を揺らがすぞ。もっとなかったのか。

冬夜は「やはりカタリ(詐欺)か……」とドヤ顔で目を開いたが、目の前には目をグルグルにして狼狽えているリリエルの姿があった。

リリエルは「私の正体を見破って何を……!?ハッ、もしかして私の秘密を握り、次期国王である私の弟の純潔を……!?」とあらぬ勘違いを受けそうになっていた。冬夜はついにそのドタマにチョップを入れて制止した。

 

もうちょっと遠慮しろ。他国のお姫様やぞ。

 

冬夜は仕方なく自分の正体を明かしたが、ユミナの婚約者という点で引っかかり、完全に対象が男だと思いこんでいるリリエルは「まさか狙いは……国王陛下とかぁ〜〜〜!?」と暴走としていたが、ここで冬夜は二発目のチョップで黙らせた。だからもうちょっと遠慮しろって。埒があかないと判断した冬夜は、ユミナに直接きてもらって説明してもらうことにした。

 

そしてユミナにきてもらい、冬夜は「工房」で複製した薔薇色マジカルの最終巻をリリエルに渡した。ちゃんと書店に複製分の金額も払っているところはえらい。炎上を上手く回避している。

冬夜も上手く誤解を解いたが、リリエルから「それはそれでもったいな……」と言ったところで3発目のチョップを構えていた冬夜に気づき、「なんでもないです……」と口を閉じた。今のところきららアニメでやりがちなゆるい萌えシーンだったが、異世界スマホでやるとなんか、意味が違ってくる気がするのはなんなんだろう。まだ僕が二期に体が慣れていないせいかもしれない。中古の奴隷がいい主人に買われても前の習慣が抜けない漫画と同じように。

 

さて、リクエストされた本が揃っているのを見たギルドの皆さんは読書喫茶を満喫していた。よかったね。秋葉原の快活クラブみたいになった。リンゼにも「なかなかのラインナップ……!流石です!冬夜さん!」と褒められていた。同じセリフなのに一期と意味が変わってくるのすごいな……

喫茶の警備で巡回していたウィルが本の場所を聞かれ、うまく答えられずにいたところをリンゼが助け、シュンとしているウィルに冬夜が声をかけた。

冬夜が「グラビティの魔法を教えて貰ったお礼になにかしたい。何がほしい?」と聞くと、ウィルは「強くなりてェ……」と答えた。どうやら連れていた隷属化の首輪をかけられていた少女の一人と想いを寄せ合っているらしく、その子のために強くなりたいらしい。

ふむ……いいですね……インピオも好きなんですよ、僕は……

 

そういうわけで冬夜はウィルを騎士団のところに連れて行き、「ガッツリしごいてやってください」と今までの話の流れ上誤解を受けるような言い方で訓練を頼んだ。騎士団長は快く承諾し、早速訓練をさせるようだった。多分ウィルに関してこれ以上の進展は望み薄でしょうね。

そうこうしていると、騎士団と一緒に訓練をしていたエルゼがスポーツタオルで顔の汗を拭きながら出てきた。普通に部活終わりみたいな感じで騎士団の訓練場から出てくるのすごいな。エルゼが「帰るなら一緒に戻って、ひとっ風呂浴びたいんだけど……」とお願いし、冬夜も「いいよ」と言って一緒に帰った。

 

風呂を新しく設置した銀月では客入りも改善され、最初に冬夜の服を仕立ててくれた服屋のオーナー、ザナックさんもすっかり常連になっていた。一期の監督のせいでアイキャッチで冬夜の服をクンカクンカする変態と化してしまった被害者だ。可哀想に……。

ザナックさんは冬夜にもらったデザインの服を仕立て、サンプルも作って持ってきているらしい。なにか閃いた冬夜は細工を始めた。

(なんでチャイナドレスなんだ……?)

 

エルゼがチャイナドレスを着て恥ずかしそうに立っていた。冬夜がザナックさんに頼んだのってこれかい。冬夜はどうやらエルゼの着替えをこれとすり替え、無理矢理着てもらったらしい。やってることが変態すぎる。ヨーロッパ企画のゲームであったなこういうの。なんやかんやで彼女にコスプレしてもらって、彼女に縄跳びさせるゲーム。

冬夜はエルゼが「可愛い服が好きだけど、着るのは似合わないと思い込んでるエルゼに可愛い服を着せるため」に作戦を立てたらしいが、エルゼは概ね満足しているようだった。しかしなれないヒールで足元が危うくなり、転びそうになったところを冬夜が受け止めた。キュンシーンだ。

冬夜は「大丈夫?靴だけでも履き替えようか?」と提案したが、「ううん、このままでいい……」とエルゼは冬夜の胸の中で満足そうだった。

ちがうよ!もお〜バカだなぁ冬夜くんは!今回はね……今回ばかりは……「履き替えない」から……いいんじゃあないか……

 

本屋での一件があったその後、冬夜とユミナは庭でティータイムをしながら「平和だなぁ……」「ですねぇ……」と100点のフラグを立てた。恐ろしく早いフラグ建設……俺じゃなきゃ見逃しちゃうね。

その静寂を破るように、リンゼが本を抱え、小走りで冬夜を呼びに来た。リリエルの新刊が出たらしく、それを冬夜に持ってきたのだ。リンゼに普通に分かってるファンだと思われてない?風評被害がすごいな。

その新刊の内容とは、「万能の能力を持った男が、騎士、国の姫、その弟を手篭めにして王国を乗っ取る」という話だった。

 

流石に僕も冬夜と同じ表情をした。
自分をモデルにしてこんな話を書かれていたら、そらこんな表情にもなる。真顔100%だ。

冬夜は「今度会ったらあの腐った頭(ダブルミーニング)にグラビティのチョップをお見舞いしてやるしかないな……」と言って深いため息をつき、エンディング、終了。

 

トホホ……

 

さて、まとめの感想いきましょう。

 

まとめの感想

今回は一期の感じに近いような構成でしたね。全体的に一貫したテーマはなく、日常回をやるにしてもちぐはぐであり、ウィルの話をやるかと思ったらユミナとクエストを受けて討伐デートに行き、本のリクエストを聞いて仕入れに行ったら皇女がいて、本を手にいれた代償としてヤバキャラのモデルにされて、ついでにエルゼにチャイナドレスをプレゼントしてました。この話に一貫性があるかと聞かれたらイエスとは言えないですね。

しかし、僕は満足しています。こういう「やりたいことがたくさんあるんだろうけど、詰め込み方を知らないんだな〜」という感じの話があっちこっちいって一話かけて結局何が主目的だったのかわからない構成こそ、僕が一期で好きだった異世界スマホです。

「くぅ〜〜〜!これこれこれェ!」という感じで、僕は非常に満足しています。ありがとうございます。

 

さて、一話分溜めていたのも消化して配信ペースに間に合いましたね。リアルでは色々と忙しいんですが、それでも平日にこうやって記事が書けるのも異世界スマホ二期が面白いからです。モチベーションが保てるのはありがたいことですね。次も頑張っていきましょう。次回こそバビロン周りの話が動きますように。

 

 

 

 

つづく