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「異世界はスマートフォンとともに。」を五話まで見た感想(第四話編)

おはようございます。僕です。
異世界スマホの感想四話目を書いていこうと思います。

いやぁ、今回なんか王国の名前とかいっぱい出てきて混乱しているところでございますよ。絶対そんな使うところないのになげぇ名前がぞろぞろ出てくるんだもん。記憶力を試されているようで若干怖くなります。

今回四話ですが、新しいヒロインが登場しますね。サムネにもなっているこの子です。


外見が割と好みで、「あれ……?好きかも……?」と思いましたが、この子年齢が12歳だそうですね。そりゃ好みなわけだ。いい時期じゃないですか12歳。でも僕にはリンゼちゃんがいる。ああどうしよう。今のうちにどっちと婚約するか考えておこう。
では感想を書いていきます。

四話を見た感想

前回、なんか王様の兄が毒盛られちゃって大変だから冬夜くん一緒にきてもらえる?ってことで一緒に馬車に乗ったところで終わりました。アバンはその後の続きからっぽいですね。

王様は犯人の大体の目星はつけているらしく、「ミスミド王国との貿易を反対する貴族たちの仕業だろう」と推測していた。ミスミド……なに?そんなとこ出てきたっけ?と思ったら王様は優しいので次の瞬間に「獣人の王が治める新公国だ」と丁寧に地図と王様の顔まで出してくれました。僕の以前の会社の新入社員研修の時のパワポより丁寧ですね。

そんでまあなんで貴族たちが犯人なんだろーって思った理由を王様がなんやかんや説明してくれましたけど説明が長すぎて全然入ってこないし、聞いたことない単語が多すぎて頭が拒否反応を起こしたので、もう一回丁寧に聞いて書き起こしてみました。

王様の兄はミスミド王国との同盟を考えている→もしこのまま王様兄が死んだら王位は娘のユミナ王女に移る→身内をユミナ王女と政略結婚させて政権握ろう!
ってことらしい。結構単純な理由だったけどあんなに説明が頭に入ってこなかったのはなんでだろう。不思議で仕方ない。まあとにかく、その毒を治してほしいから来てってことらしい。アバンだけでこの説明の長さかよ、いい加減にしろ。アバンから視聴者を振るいにかけるな。四話から入る新規視聴者一瞬で解散するわ。

オープニング開け、王宮で出迎えてくれたのはバルサ伯爵というなんかいかにも〝小物〟って感じがする貴族さんだった。嫌味ったらしく「犯人は捕まえました」と報告してきた。小物伯爵が言うには犯人はミスミドの大使らしい。得意げに去っていく小物伯爵にスリップをかけて階段で転ばせる冬夜。お前一番使ってる無属性魔法スリップなんじゃね?最初に言ったセリフ撤回しろや。

そして出てきました新ヒロイン。ユミナ王女ちゃんです。妙にぬるっとした作画で父親の手をとるユミナちゃん。あとお母さんが妙にエロい。肩を出しすぎている。胸がでかすぎる。これ同人誌出されるレベルじゃないか?誰か出して。
王様兄に冬夜がリカバリーを唱え、毒を余裕で消し去りました。このチート感はもう安心出来るレベルですね。あとリカバリーを唱えたときに専属の魔法使いが「『リカバリー』!?あのいかなる状態異常も回復させられるという失われた無属性魔法……!?」とめちゃくちゃ丁寧にリカバリーについて説明してくれた。マジで視聴者に優しい設計だな。
毒を消し去ったあと自己紹介に入る冬夜。熱く見つめるユミナちゃん。落ちるのがはえぇなあと思ったけど、父親の命を目の前で救った恩人を好きにならないわけがない。いや、そう考えるのもラノベ脳なのかもしれない。「好きにならないわけがない」はちょっと言いすぎた。でもこの世界ではそれも言い切れる気がする。やっぱり好きにならないわけがない。だってテンプレで出来た世界だもん。恩人は速攻で好かれる世界なのだ。みかんとか拾ったら八百屋のお姉さんとかと結婚出来そう。この世界未婚率ゼロかよ。

宮廷直属の魔術師シャルロッテさんに色々と質問攻めにされる冬夜。なんか毒消し去ってからずっと顔赤らめてるけどなんなんだよ気持ち悪いな。
ユミナちゃんからお礼を受けた後熱い視線を送られ鈍感にも「何か?」と返す冬夜。お前本当になんなんだ。性欲があるのかないのかはっきりしろ。「年下はお嫌いですか?」とか言われてんだぞ。
王様兄も「他のやつの犯行だろ」と思っているけど、ミスミドの大使から贈られたワインを飲んだ直後に倒れたらしい。「ワインを飲んだ直後に……?」と眉を動かす冬夜。なんだお前。金田一にでもなったつもりか。

ミスミドの大使は「オリガ・ストランド」というこの間助けた狐姉妹の姉の方でした。あの「17歳です☆」「オイオイ」のやつ。あれ本当に鳥肌が立った。
「それより、王様が倒れられた現場はその時のままですか?」「では、そこに連れて行ってもらえますか?」となぜか得意げな顔の冬夜。鬱陶しいことこの上ない。一体何を始めるっていうんだ……!

食堂へ向かった冬夜は、「サーチ 毒物」と唱え、毒物を探し始めた。本当に便利だなそれ。「サーチ 携帯」とか「サーチ 鍵」とかやりたいわ。家の中で。
そして何かに気づいた冬夜はふっと笑い、「大体わかりました。将軍、王様たちをここに呼んでください。あと、バルサ伯爵もね。ふふっ」うぜぇ〜〜〜〜〜。なんやこいつ。
王様たちを食堂に集めると、冬夜は自信たっぷりに喋り始めた。

冬夜「王様が倒れたとき、皆さんはここにいたんですよね?つまり、犯人はこの中にいます!(ビシッ)」
僕「ああ?」


冬夜「(決まったぁ〜!一度言ってみたかったんだよなぁ!)」
僕「殺意しか湧かない」

呆然とする王様たち。そりゃそうだ。いきなり食堂に呼び出されて「犯人はこの中にいます!」って言われてご満悦顔を見せられたら誰だって「ああ……?」という感情になる。僕は実際そうなった。

冬夜「グラスに入ったワインを飲んで倒れたところを多くの人が見ていたんですよね?レオン将軍」
レオン将軍「ああ、間違いない」
小物伯爵「つまりこいつの贈ったワインに毒が入っていたということだ!」
僕「はよ事件進まんかなあ」

冬夜「では一から、事件を検証してみたいと思います」
ユミナちゃん「検証!?」
僕「そんなんで驚くとかユミナちゃん無垢すぎる」

検証のために毒の入ってないワインを用意し、レオン将軍に飲んでもらって確認したあと王様の別のグラスにワインを入れ、「国王はまだ体調がすぐれないようなので、代役は……あ、そうだっ!バルサ伯爵にやってもらいましょう!」というわざとらしい演技をし、小物伯爵にワインを飲ませようとする冬夜。本当にこのすっとぼけてる感じが鬱陶しい。声優すげぇ。普通こんなにわざとらしく鬱陶しく出来るもんじゃない。殺意が湧いてくるレベルの鬱陶しさだ。

そして無理やり飲ませたところ「うわぁ〜〜〜!!毒が、毒が〜〜〜!!」という予想通りの反応を見せて満足そうな冬夜。ドヤ顔で「バルサ伯爵、グラスの毒は拭き取ってありますよ」と自信満々のネタばらし。完全に勝利したというような感じだ。
「つまり毒は、オリガさんが贈ったワインではなく、グラスの中のほうに塗ってあったんです!(ドヤ顔)(自信満々の声)(クチャクチャ)(親に買ってもらったアディダスの靴下)(瞬足)(コーナーで差をつけろ)」

BGMも相まって完全に「決まったッ!」というような感じだ。トリックが浅い割にめちゃくちゃ格好をつける主人公冬夜。さらに国王が使うグラス全部に毒を塗るガバガバさ。「国王が毒塗ったグラス使わないかもしれなかったじゃん」というコメントを先回りして潰しておきたかったがあんまりいい手が思いつかなかったので全部に塗っておきましたっていう中学生レベルのトリックだった。ドラマのTRICKはもっと捻ってたぞ。「死を呼ぶ駄洒落歌」を見習えよ。
そして「素敵……聡明な方でもあるのですね……」と感心するユミナちゃん。一回落ち着いて考え直してほしい。頼むから考え直してくれ。
逃げ出そうとする小物伯爵をスリップで転ばせる冬夜。やっぱお前めちゃくちゃスリップ使ってんじゃねぇか。謝れ。出会った頃のスリップに謝れ。

恒例のアイキャッチの後、めっちゃくちゃ冬夜を見るユミナちゃん。見られて顔を赤らめる冬夜。お前本当になんなんだ。いつものヒロイン一行といるときそんな顔したことなかっただろ。12歳が好みなのかよ。冬夜は同志……?
そして何かを決意したユミナちゃん。ばっと立ち上がり、やっぱり冬夜と結婚したがった。真顔で紅茶を噴出する冬夜。お前表情筋死んでるの?ユミナちゃんからの熱い視線を受け、やっぱり赤くなる冬夜。一体お前は今どういう感情なんだ?
「周りの人を幸せにして、人柄もいい」って理由で結婚したいというユミナちゃん。それだったら僕も当てはまってない?結婚しよう?
と、思ったらなにやらユミナちゃん「魔眼」の持ち主らしい。人の性質を見抜く能力があるというのだ。この設定あと一回使われるか使われないかぐらいなんだろうな。知らんけど。
「僕の国では男は18、女は16まで結婚できないんですよ」と説明すると「じゃああと二年で結婚するかどうか決めてくれ」という王様兄。話を聞けよ。この異世界は話を聞かないことがマナーなのかよ。

冬夜がベッドで休んでいると神様から電話が。「この歳で結婚なんて……」「ええんじゃよ。大体そっちの世界は一夫多妻制が基本だからどんどん嫁にしていけばいいんじゃよ〜!」と適当な神様。ハーレムモノが確実に決まった重要なカットですねこれは……。で、電話を切った後に「……一夫多妻制なんだ」とつぶやく冬夜。つぶやいただけなのにめちゃくちゃムカつくのはなんなのだろう。この回の冬夜は明らかに今までの回と違う何かを感じる。鬱陶しいったらありゃしない。

アイキャッチ後、他のヒロイン3人に仲良く腕を組んで説明する冬夜。
八重ちゃんは額を抑え、エルゼは「ったく、なにやってんのよ(震え声)」とまあ落ち着いている方だが、リンゼちゃんは目のハイライトが消えかかった上に顔に影がかかり「……びっくりですね……」と異様に落ち着いた声。こわい。でもそういうリンゼちゃんも好き。
当のユミナちゃんは「足手まといにならないように、頑張ります!(がんばるぞいのポーズ)」でやる気を見せる。頑張れユミナちゃん。

ユミナちゃんの実力を知るためにモンスターの討伐依頼を受けてきた冬夜は、ユミナちゃんの出したシルバーウルフの召喚魔法に興味津々。「後で教えて」と結婚を拒んでるわりに図々しい。そして召喚したシルバーウルフは今回討伐するでっかい猿みたいなモンスターを連れて戻って来た。割と容赦なく胸を狙って矢を放つユミナちゃん。そこに追い打ちをかける八重ちゃんが刀で首を切り落とした。エグいことを簡単にするヒロインたちばかりだ。シリアルキラー集団かよ。なんか「クリミナル・マインド」で見た気がするぞ。冬夜もお前はお前でなんでかける魔法がスリップなんだよ。他にもっとあるんだろ。出し惜しみしてんじゃねーぞ。エルゼがブーストでモンスターぶん殴って倒したあと、シルバーウルフがそれを貪り食らう。だから戦闘描写がショボいわりに演出を怖くするな。なにがしたいんだ。
リンゼちゃんとユミナちゃんが自然に背中を預け、炎の矢と雷の矢をモンスターに放ち、モンスターはこれまたエッグい死に方で倒れました。そして全滅した敵を見て「はー、終わったね!」と爽やかなシリアルキラー集団筆頭主人公冬夜。

急に「やれやれ、ギルドの中で女4人と男1人はつらいよぉ」と急に画面の外に喧嘩を売り始める冬夜。なんだ?やる気か?お?
「そりゃやっかみも受けるよ。みんな可愛いんだからさ」と冬夜がいうと元からいたヒロイン3人は真っ赤になり顔から湯気を出した。ちょっと待って。チョロすぎない?「みんな」とか一括りされての「可愛い」だぞ?おい。女としてのプライドはねえのかよ。まあそのあと袖をチョイチョイして「私は?私は可愛いですか?」と期待した顔で聞くユミナちゃんが可愛いので全てを許したけど。
アイキャッチで「……?可愛いよね?」と頭にクエスチョンマークを浮かべる冬夜。お前本当に怖くなってきたぞ。性欲があるのかないのかわからないし真顔で女の子に可愛いとか言うしそれで鈍感だしなんなんだ。お前の感情はどこに置いてきたんだ。

アイキャッチ後、何の説明もなく何かを召喚している冬夜。「後で召喚魔法を教えてもらおう」と言った会話の回収だろうが、もっと説明の時間がほしいところである。まあそんなことこのアニメに求めても仕方ないけど。
そして何だかわからないが魔獣の最高クラス「神獣」の白帝というでかい白い虎を召喚した冬夜は「フン。魔力を我に流し込んでみろ。半端な魔力じゃ使い物にならんからな」と言われ、魔力を流し込んでみた。

結果、魔力がでかすぎて白帝は気絶しました。
知ってた。


そして手のひらを返したように三つ指をついて土下座する白帝。なんか納得いかない感じがあるが、まあ仕方ない。だって異世界スマホだし。名前を与えることで契約できるらしいが、冬夜は「琥珀」と名付けた。無駄にかっこいい。魔法の名前とかそのまんまなやつが多くてすっげぇダサいのに。
「ずっとこの世界にいることを許可してほしい」という琥珀に冬夜は「でかいトラが歩いてるのはちょっと……」というやけに現実的なことを言い出した。獣人とかめちゃくちゃいるのになんだその遠慮は。
するとなんということでしょう。琥珀は職人の手によってめちゃめちゃ可愛いマスコットになってしまいました。そして琥珀はやってきたヒロイン達に可愛がられ終了。

なんだこの回。言いたいことは色々ありすぎる。

まとめ

今回は色々と本当に感情があっちこっちいくような回でした。恐ろしい回だったと思います。
今回やったことと言えば王様兄を助けて犯人探しして結婚迫られてモンスター討伐して神獣召喚しただけなんですけど、なんというか、感情が色々混じり合ってしまうんですよね。

まず僕は主人公の冬夜が何を考えているのが全くわからないんですよ。
王様兄の毒を消し去ってからなぜかずっと赤面してますし、それが終わったと思ったら急に金田一ごっこを始めて浅いトリックを解いてご満悦かと思うとユミナちゃんと結婚する話を持ちかけられ再び赤面。
わからない。には彼の感情が全く理解できなかった。助けた直後から赤面なのはなんでなんだ。全くわからない。僕の頭が悪いのもあるが、今回は全く感情移入できなかった。まあ元々この主人公に感情移入もクソもないんですけど。

僕は一瞬脳裏によぎった言葉を反芻して考えた。
「原作者の中では全て辻褄が合っていて『説明するまでもないだろ』と完結しているのでは?」と。一瞬納得しかけたが、それは違う。
原作には一応「地の文」が入っている。それで全て主人公の感情は説明されているはずなのだ。

そしてこのヒロイン達。女としてのプライドが一切ないとしか思えないような立ち振る舞いなんですよね。僕がヒロインの立場だったら確実にキレてます。「みんな可愛い」で赤面するってどんな人生過ごしたらそんなに「可愛い」に敏感になれるんだよ。みんなどれだけ満たされない人生を送ってきたの?

僕は登場人物の感情が何一つ理解出来なかった。でも原作は総PV数一億を超える人気作のはずだ。僕がカクヨムで連載しているショートショートだって20話連載して279PVだ。足元にも及ばないレベルの作品なのだ。
じゃあ一体何が起こってこんな意味不明な情緒不安定集団が生まれてしまったのか?

そう、アニメの「演出不足」である。時間をたっぷりと使い無駄な説明口調の会話をし、重要なカットを全て省く。それが原因なのではないかと考えた。まあ僕は原作は未読なので「原作も何も説明されてなかったよ」と指摘されたらそれで終わりなんですけど、今の僕はそれしか可能性を考え出せなかったんです。
実際今回のアバンは全部説明で終わったし、省略できる小物伯爵のシーンはたっぷり演出してました。これが無駄じゃなくてなんなのでしょうか。なんで僕がこんなところで演出の無駄遣いを指摘しなきゃいけないんですか。アニメ界の蓮舫かよ。


でもいくら地の文で説明したとしても、ヒロインたちのチョロさに変わりはないんですよね。僕はもうめっちゃくちゃ真剣に考えてみました。あんまりテンプレでもないのになんであんなにチョロいのか?あの娘達にプライドというものはないのか?「みんな可愛いのに」で赤面できる神経のおかしいヒロイン達は一体何を考えてあのセリフを受け取ったんだろうか。

考えてみた結果、「中学生の考える最高の俺」みたいな状況を叶えるために女の子たちの感情をねじ曲げる必要があったから。だという結論に落ち着きました。
作者としては恋愛鈍感主人公というものは鉄板だと考えてこのハーレムを作ったんでしょう。でも一回考えてみてほしい。グリーンスライムで服が溶けるのを楽しみにしてたのはどこの誰でしょうか。この時点でキャラがブレブレなのに原作者は気づいていないんでしょう。
その結果、こんな哀しいモンスター集団を生み出すことになってしまったのです。恐ろしいですね。個人的な妄想だったらそこらへんガバガバでいいですけど、これ一応作品として世に出してるものなんで、そこらへんはしっかりとしてもらいたいところですね。


僕は四話初見の時あることに気が付いた。前回気にしていた「テンプレが枯渇しないだろうか」という心配だ。僕は一度ツイッターでこのアニメを「テンプレの教科書」と例えたことがあったが、その言葉の通りだった。
このアニメは「テンプレを思い出させてくれる」ということが多々あったのだ。そういえばそうだった。俺TUEEE主人公だというのは一話からそうだったし僕もわかっていた。ただ、「かっこよく謎を解く」「神獣みたいなのと一発で契約交わせる上に服従させる」というのは四話まで思い出しもしなかったテンプレだ。まさに忘れていたことを教えてくれる「教科書」的なアニメなのだ。これさえ見れば今異世界ファンタジー小説を書いている人たちは今一度自分が書いて世に出そうとしている小説を見直し、手直しをすることが出来るだろう。
素晴らしい反面教師のようなアニメだ。





これに気づいた僕は、ますますこのアニメの原作者及び製作陣に頭を下げて敬服した。
自ら犠牲となり、「これをやったら周りはこういう反応になるぞ」というのを実演して見せたのだ。その底なしの自己犠牲の精神には賞賛が贈られるべきだろう。また一つ、このアニメが「神アニメである」という証拠を発見してしまった。


さて、第5話ではついに主人公念願のスライムの回だ。次回もキャラブレッブレな主人公冬夜の情緒不安定っぷりに注目してほしい。
そのクソメンヘラばりの情緒不安定さを誇る冬夜の活躍がいつでも見られるようにするには、やはりNetflixが一番良いだろう。スタンダードタイプの契約でも月々950円という安さ。異世界スマホは毎週木曜日に最新話が配信される。是非チェックしておいていただきたい。


つづく