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「異世界はスマートフォンとともに。」十話を見た感想

おはようございます。僕です。異世界スマホもとうとう十話ですね。あと二話しかないですけど、一体どのような展開を見せてくれるか楽しみでした。



Netflixで確認してあと二話しかないと知ったときは若干不安に思いました。「もしかして風呂敷広げるだけ広げてそんな進展ないままアニメ放送終了するんか!?」と。ええ。思いましたよ。そんな不安がますます強くなっていった第十話、早速感想いきたいと思います。

十話を見た感想

前回の終盤、ようやく海へやってきた冬夜達は沈んでいる遺跡を調べにやってきましたね。タイトルを見たときから不安になっていましたが、いや、今回はちゃんと調べてくれるってマジで。大丈夫大丈夫……。

早速スマホで「遺跡」と検索しヒットさせる冬夜。割と近い場所に沈んでたのでちょっとガッカリする僕。もうちょい先に沈んで冬夜達に頑張らせろや。でも良かった、割とちゃんと最初から遺跡を調べているんだな。

エルゼ「冷たくて気持ちいいわね〜。これで水着があれば泳ぐんだけど……」
冬夜「ちょい待ち!あるの?水着!?」
僕「水着あるの!?」

冬夜の「ちょい待ち」もちょっと鬱陶しかったが、冬夜の「それあるの!?」には同感だ。この異世界は何があって何がないか冬夜にも掴めていないのがわかった。いやそれにしても「ちょい待ち」が出るのってめっちゃくちゃ鬱陶しいな。ちょっとどころじゃないわ。

リンゼちゃん「お店に行けば売ってると思いますけど……」
エルゼ「そうだ冬夜!一旦ベルファストに戻って買いにいきましょうよ!」
僕「余計なこと言ってんじゃねぇぞエルゼお前!!!!!!」

僕は一刻も早く遺跡の謎を調べてもらってこのアニメの本気を見たいのだ。早く異世界冒険を見たいのだ。ハーレムイチャイチャもまぁいいと思うけど、それはもう前回も散々やっただろ。こっちはおっさんのキス顔も見せられてんだぞ。誰も望んでいなかったはずだろあのアイキャッチ

リーンちゃん「私はちゃんと遺跡の調査をしてくれるのなら、かまわないわ」
僕「待ってくれ」

冬夜「じゃあせっかくだし、楽しんじゃいますか!」
僕「待ってくれ!!!!」

オープニング。

この時点で僕は「うわぁああああああああああもぉぉぉぉぉぉ絶対遺跡の調査最後になるーーーーーーーーーーー!!!!!」と一人モニターの前で頭を抱えて叫んでいました。さっさと物語の先を見たい僕はここで「せっかくだし楽しんじゃいますか!」と言っちゃう冬夜の気持ちがわからない。二期やるのか?二期やるからこんな余裕なのか?ん?
まあハーレムイチャイチャのせいで全くストーリー進まなかったことは今までも多々あった。今回もそれだろう。僕はオープニングが始まったあたりで絶望し、オープニングが終わったあたりで悟った。この間1分30秒。切り替えは早いのに進展は遅い神クソアニメだ。

オープニング開け、僕は徹夜明けのような表情で「海、そしてバカンス。」という全く進展しなさそうなサブタイトルを眺めていた。
開口一番「うわーっ!海じゃ海じゃー!」と叫ぶ女の子。
そう、スゥシィちゃんである。
なんで?いやめっちゃ人増えてるやん。



なぜか王宮のみんな大集合である。
「どうせならみんなで楽しみたかったので!」と抜かす冬夜は全く緊張感がなかった。完全に「遊びにきたので呼びました」って感じ。なにしに来てんだよ本当に。ふざけんじゃねぇぞ。

と、思ってたらメイドのラピスさんセシルさんも来たので全て許しました。



あ゛ーーーーーーー少し顔赤らめて楽しみにしてるラピスさんかわいいなぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!最高!!!!!!!!!!!!!!!!!

「さっさと水着に着替えて遊びましょうよ!」という同じく全く緊張感のないエルゼが冬夜の袖を引っ張る。着替えの場所がないのに気づいたが、冬夜は着替え用のテントを作った。モデリングを使う描写すらなかった。雑ゥー!着替え場所ついでに遊び道具も作る冬夜さんマジ有能!

テントの中では女の子の静かなる争いが生まれていた。そう、胸囲の格差社会である。そこそこあるユミナちゃんとそこそこないエルゼはリンゼちゃんと八重ちゃんとセシルさんの胸囲に苦虫を噛み潰したような表情をした。「あら?リンゼの方がお姉さんだったかしら?」と煽るリーンちゃんは、エルゼユミナちゃんよりも無かった。だがそれがいい




着替えが終わったヒロイン一同は冬夜の元に来た。妙に気合の入った作画でヒロイン達のおでましとなった。リンゼちゃんはめっちゃくちゃ柔らかそうだし、エルゼの腹筋のあたりにはちゃんと筋肉の影がついているのが細かい。この作画の気合ドラゴン戦で活かせ無かったか?ん?
「三人ともすごく似合ってるよ!」と相変わらずまとめて褒める雑な主人公冬夜。
雑に準備運動を済ませると、エルゼがいの一番に海へと走り出した。ここからちょっとキャッキャウフフが続き、冬夜が「ゴクリ」と唾を飲んだ。お前の性欲どこから湧いてるんだよ。マジで少年誌かよ。

そこへ登場したのがロリ組のレネちゃんとスゥシィちゃん。「うん!可愛いぞ!」と冬夜が頭をポンポンしたが、この時点でコメントが「触るな」「手洗った?」「さわんなや」「さわんなクズ」とボッコボコだった。なかなかに辛辣なコメント欄である。




「砂を持って帰って大切にする!」という純情なレネちゃんにほっこりしてしまう僕だったが、「こっちのほうがすぐに思い出せるよ」とレネちゃんの想いを一瞬で踏みにじるクソ主人公冬夜が取り出したのはスマートフォン。記念撮影をするっぽい。だから砂持って帰るって言ってんだろぶっ飛ばすぞ。

「随分楽しそうですね」と後ろから突然現れたのはセシルさん。おっぱいがでっかいだけあって水着を着るのに手間取ったらしい。セシルさんがスゥシィちゃんとレネちゃんに合流すると、冬夜は「大きいと浮くって本当なのかなぁ……」とクソキモい独り言を漏らす。と、またもや後ろから現れたのは我らが天使、ラピスさんだった。



うーーーーーーーん。好き。こういう感じの女の子めっちゃ好き。





完全に顔が収まった頃にはもう下に何も着てないような感じになってしまったが、下はちゃんと健康的な水着を着ていたのでご安心ください。





すっっっっっっっっげぇこういう水着好き。すっき!俺こういうのすっき!

「失礼しました。……で、何が浮くんです?」と顔を近づけ圧迫するラピスさん。近づいても可愛い。




この回最高だなぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ちゃんと仕事をしつつ遊びに行くというラピスさん。去り際もさっさと行ってしまってクールだ。可愛い。



「これもうラピスさんのための回では?」と錯覚するまでになっていた。ラピスさんが出てきた回には甘すぎる僕。もう進展しなくていいわ。

で、海ではオッさんの王様二人が競争してるし、謎アイキャッチでは砂に埋まるエルゼの胸を盛って「ふふっ、お姉ちゃん、大きくなぁれ♪」と言っているリンゼちゃん。どう見たって煽ってる。
ユミナちゃんの水着を見て適当なコメントを言った冬夜は、ようやく遺跡を調べにかかるらしい。リーンちゃんも水着のまま調べに行くっぽい。ポーラちゃんはマリンスーツみたいなものを着てる。めっちゃくちゃ可愛い。ヒロインよりマスコットのほうが百倍可愛い。
「ポーラも泳ぐの!?」とびっくりする冬夜だったが、「プロテクション」という魔法でポーラちゃんは濡れないしカビないようになっているらしい。ここでやってきましたコメント潰し説明。冬夜も早速スマホにプロテクションを使っていた。ここで二つコメントが潰された。冬夜は「そろそろ行くか……」と言って立ち上がった。ここでリーンちゃんは前回登場した椿さんを話題に出し、冬夜をからかった。うーん、デレがない。多分今回のシーズンでは絶対リーンちゃんデレない。

リーンちゃん「じゃあそろそろ行くわよ」
冬夜「? なにに?」
リーンちゃん「あなたもさっき言っていたでしょう?遺跡の調査よ」
冬夜「……あ」
僕「ああ?」


お前さっきなにに対して「そろそろ行くか」って言ったんだよ。もう忘れてたオチ何回使う気だよ。今回含めて三回は使ってるぞ。

早速海に潜る冬夜。ポーラちゃんも入っていったが波に流されて「プゥゥー」と言っていた。可愛い。海の中で普通に目を開けて潜る冬夜は水底にある遺跡に近づいた。けど息が続かなかったので戻ってきました。普通に考えりゃわかるやろ。

そこで琥珀は「水中で活動できるように出来る魔物を知っている」と提案。琥珀、白帝と並ぶ「玄帝」というらしい。まーた神獣ですか。
小高い丘の上、リーンちゃんは魔法陣を出しつつ「通常、召喚魔法は特定の相手を呼び出す、なんて出来ないのよ?」と衝撃的なことをさらっと話した。だからユミナちゃんは琥珀が最初に出てきたときにびっくりしていたのだ。同時に冬夜の魔力も計り知れないということがわかる。今回は冬夜の魔力と琥珀の魔力を混ぜて魔法陣に流しこんで玄帝を呼び出そうという魂胆らしい。

冬夜は呪文を唱え、めちゃくちゃ邪悪な感じの覇気が小高い丘の上に満ちた。すげぇ怖そう。

と、思ったら亀に蛇が巻き付いたようなのが出てきました。琥珀が出てきたときのほうが迫力あるぞ。なんやこのキャラデザ。
最初に喋りだしたのは蛇のほうだった。「あらァ!?久しぶりじゃないのよ白帝!元気してたぁ!?」とまさかのオカマキャラ。亀の方は初期の琥珀っぽいやつだった。気高い感じ。

契約条件は「戦い、日没までに五体満足でいられたら」という中々にエグいものだった。それに対し「わかった。じゃあやろうか」というかるーい感じでオーケーする冬夜。マサルさんとかジャガーさんみを感じる。一体どんな戦いを……!?

亀「ではやろうか……」
冬夜「うん。スリップ!」
僕「だろうな」

安心安定のスリップ。これ使わなきゃいけないノルマとかあるの?
冬夜はおもむろに弾丸を取り出し、「スリップが発動し終わったらそれをスイッチに別のスリップが発動する」というプログラムを施し、玄帝の足元に撃ち込んだ。これでスリップで転び続けるというバグみたいな技だ。「じゃ、ギブアップするまで待ってようか」とアイキャッチで玄帝が転び続けている横で弁当を食べ始める冬夜。本当にサイコパスかよ。

アイキャッチ開け、ヒロイン達のビーチバレーが行われていたが、割とどうでもいいので割愛する。リンゼちゃんがポロリしたりしたが、そこも割愛する。乳アップのまま会話を続けるところに製作陣の水着好きさがよくわかる。ていうかバレーボールがあるのかよこの世界。本当に世界観がガバガバだな。

一方冬夜たちの前にいた玄帝はスリップにすっかり参ってるみたいだった。ていうかスリップも対応出来ない神獣って雑魚すぎでは?もっと苦戦しろよ。
契約として「黒曜」と「珊瑚」という厨二丸出しな名前を恥ずかしげもなく付ける冬夜。お前はもうそれでいいよ。そのままのネーミングセンスで突っ走っていけ。

水の力を操れる玄帝は水の中で呼吸できるようにするなど余裕だと言った。やったね。これでようやく遺跡に向かえるね。
冬夜「じゃあすぐにでも!……と言いたいところだけど、後でにしよう。今は海を楽しみたい。」
僕「はぁぁぁーーーーーーーーーーーーーー???????」

遺跡行けや!!!!!!!!楽しみたいとか言ってっけどお前結構楽しんでただろ!?!?前半のパートなんだった!?!?
となっているところでバレーが終わったヒロイン達が「リーンちゃんの方がいいの!?」「リーン殿の水着姿にめろめろなのでござるか?」と冬夜に言いよる。八重ちゃんがマジで平仮名で喋ってるんだなっていうのがわかる。声優ってすげー。
なかなか選べない冬夜は苦し紛れにスゥシィの名前を挙げた。同志……?
「もしや冬夜……」とヒロイン達に疑われ始める冬夜。そしてポケットからスルリと落ちたスマホの中にいたのは、スゥシィちゃんとレネちゃんの記念撮影だった。やっと伏線使うことができたねー。えらいねー。なんやねんこのパート。
水に流してくれたユミナちゃんは「埋め合わせ、してくださいね?」と12歳とは思えない嫁感を出す。「そうだね!泳ごう!そうしよう!」と妙にガチガチな冬夜は海に向かって走り出した。わざとらしい演技がクッソムカつくが、これが異世界スマホなのだ。テンプレに次ぐテンプレで出来ているアニメなのだ。ここを楽しまなくてはいけない。なんか二期やってもいい気がしてきた。逆にこっからどうなるか楽しみだ。

アイキャッチではスゥシィちゃんとレネちゃんが仲良く砂のお城を作っていた、可愛い。
スゥシィちゃん「ナンバーワンはわらわか!」
レネちゃん「流石スゥ姉ちゃん!」
冬夜「決められないよぉ!!」

僕「死ね……


アイキャッチ開け、ようやく、本当にようやく遺跡に入ることになった冬夜。おいもう夕暮れだぞ。どんだけ遊んでたんだよ。
玄帝に水に対応出来るようにしてもらうと、水中で息が出来るどころから歩けるようになっていた。ドラえもんの海底鬼岩城を思い出す。まんまテキオー灯じゃねぇか。水圧で潰れろ。
そのまま海底を歩き、遺跡の中に入っていく冬夜。階段を降り、広間らしいところに来た。謎の光が広間を満たしている。謎の明かりについて全く疑問に思わない冬夜は、なにやら石塔で作られた魔法陣のようなものを発見する。中心に行き、試しに魔力を流しこんでみた。


するとなんということでしょう。なんか「ハウルの動く城」で見たような感じの庭園に飛んでしまいました。なんとも美しい庭園に生い茂る草木の影から、なにやら女の子が出てきた。なぜか近づくにつれて顔が赤くなる冬夜。女の子は平坦な声で喋りだした。
「初めまして。私はこのバビロンの空中庭園を管理する端末の、フランシェスカと申します」

衝撃。ついに進展があった。端末?空中庭園?バビロンとは?わからない単語が次々と飛び出す。どうやらあの遺跡はこの空中庭園に飛ぶための施設だったらしい。そういえばオープニングでもこのフランシェスカちゃんと謎のおっぱいがでっかい女の人が映っていたし、空中庭園らしきものも出ていた。謎が謎を呼んでいるが、あと二話なのに回収しきれるのか?そんでなんでそんなに慌ててるんだ冬夜。

冬夜「あ、あのさ……なんで下、履いてないの?

!?!?!?

マジで!?!?!?丸見え!?!?!?上はちゃんと着てるのに!?!?!?!?なんで!?!?!?ヒャッホーイ!!!!僕無機質な女の子ロボットの何とも思ってない露出大好き少年だよ!!!!!!!!!!

ここでエンディングに入る。頑張ってまとめの感想と考察を書いていこう。

まとめの感想と考察

今回はストーリーがやっと進展しました。大半はいらないシーンばっかでしたけど、最後の最後の進展しましたね。異世界スマホなんなんだよ。このパターン気に入ってんの?クッソどうでもいいシーン連発して最後にストーリーちょっと進展させるやつ。何回か見たぞこのパターン。
イーシェンの対完助戦とかもアーティファクトという存在が出てこなかったら丸々いらなかったぞ。八話(クソ回)とかもクソどうでもいいシーンばっかだったし。
まあ、僕はリンゼちゃんと水着とかリーンちゃんの水着とかラピスさんの水着が見られたからいいんですけど。

玄帝も追加されてまたパーティーにマスコット枠が増えましたが、あと二話なのに増やすのかよ。あと神獣ならスリップくらいの魔法は攻略してくれよと散々思ったしコメントでも言われていました。このアニメを見てて一度も「苦戦を強いられた」というような戦いが見られなかったので、お口直しにジョジョを見ました。


さて、考察ですが今回新しく出てきた要素をまとめましょう。
空中庭園」「バビロン」「女の子(端末)」ですね。

冬夜が遺跡の魔法陣で魔力を流して飛んだ場所が「バビロン」の「空中庭園」という場所らしい。どうやら広い「バビロン」の中の一つの施設っぽいですね。空中庭園らしいので、この下に「バビロン」があるのではないでしょうか。女の子、フランシェスカちゃんも自身を「端末」と呼称するあたりアンドロイドだということは明白ですね。
バビロンという施設の中を管理している端末と呼称される女の子のアンドロイドが複数いて、空中庭園担当がこのフランシェスカちゃんなのだ。ここまで確認すると、フレイズとはあまり関係がないように見受けられる。フレイズとは関係ない研究をしているのかもしれない。しかし、ここまでフレイズの情報を出しておいて「関係ありません」ということはないと思うが、これは異世界スマホだ。「やっぱり関係ありませんでした」が十分あり得る。とにかく、次回を待つしかない。流石にここまでくればストーリーも進展せざるを得ないだろう。


十話になりようやく話の本筋に入ってきたような感じの異世界スマホ。残りも二話に迫り、目が離せませんね。いや、やっぱり嘘です。離せないってレベルではない。思い出したら見るって感じ。
「もう出番がない」と思っていたラピスさんも出てきたし、僕的には満足でした。まあこの回で満足いくシーンとかそこだけなんですけど。
残りも僅かということでこの感想ブロマガのゴールが見え始めて僕は安心しているところです。来々週には最終回な異世界スマホ、最後にどんな物語を見せてくれるのか。そこそこ楽しみですね。
次回も配信されたらなるべく早く見て書きます。ありがとうございました。




つづく