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「異世界はスマートフォンとともに。」を五話まで見た感想(第三話編)

おはようございます。僕です。

異世界はスマートフォンとともに。」を見始めたきっかけの回がやってきました。僕は前に一気に5話見たので一回見てるんですけど、この回はなかなか考えがいがある回でした。


今回も例によって僕はNetflixで見ました。18日には第6話も配信されます。よろしくお願いします。
では、感想を書きたいと思います。

三話を見た感想

アバンは亜人(獣人やその類)なる魔法の世界の存在を冬夜が普通に受け入れるところから始まった。偶然通りかかったところで見かけた迷子の狐の亜人少女を「そういえば」という感じで出したスマートフォンで助け、無事姉が待っている待ち合わせ場所に到着した。まあ普通の展開だ。今回のアバンは特に突っ込みどころも無さそうだ。

そして恒例の謎の登場頻度を誇るアイキャッチが出てくる。まあ特に何もないだろうな。このイベントだけで終わるだろうし。

狐姉「17歳です☆」
周り「オイオイ」

僕「うっっっっっっっっっっわ」

本当に、マジに「うっわ」って言いました。初見でも二回目でも。なんだこれは。おい。誰か説明してくれ。このよくあるSSをアニメ化したようなアイキャッチはなんなんだ。気絶しかけたぞ。誰だこれを考えたのは。

まさかの落とし穴でした。まさかアイキャッチで突っ込むことになるとは。寒気がするようなアイキャッチでしたが、SS界隈でクソみたいなSSを量産し続けた僕からすればまだ耐性がついていたので「うっわ」程度で済みました。が、そんなものを知らない一般ピーポーが偶然これをテレビで見てしまったら大笑いもいいところでしょう。我々オタクは遠回しに「こんなもん見てんのかよ」というレッテルを貼られてしまうのです。違うはずなのに。我々は元々こんな寒いセリフがあるようなアニメは見てないのに。いや他のアニメでも一般の方からしたら寒くて鼻で笑うようなやつなんだろうけどさ。
マジに誰だよこのアイキャッチ追加したやつ。極刑モンだぞ。

まあそんなこんなで姉妹と別れたご一行。みんなバラバラになって買い物するらしい。で、速攻で時間が経って夕方の場面へ。
集合場所にはみんな集まっていたがそこに冬夜がいない。遅れてやってくる冬夜。
冬夜……冬夜?冬夜だったわ。あのオープニングで着てた「いかにもなろう系の主人公」というようなコートを買ってきていた。アクセラレータがそんなん着てなかった?なんかどっかで見たぞ。
なんでもそのコートは「自属性の魔法の耐性をあげるコート」らしい。逆にそれ以外はダメージが倍加する諸刃の剣だが、そんなことは関係ないクソチート野郎。「全属性持ちだからこれ着てれば最強だもんね」と言わんばかりの説明。リンゼちゃんも「冬夜さんのためにあるコートみたいですぅ」と持ち上げる。もうみんなで持ち上げる。わっしょいわっしょい。照れて早く戻ろうと行ってしまう冬夜。行ったあとみんなでニヤリ。オープニング入り。


僕「………?」

僕は頭が悪いので、この「持ち上げる→みんなでニヤリ」の意味がわからなかった。「ああ……?」という感想しか出てこない。なに?「みんなでしてやったぜ」みたいな感じ?わからねえ。説明も何もかも足りなさすぎる。あらゆる事象に対し全てを説明したり、逆に全然説明しなかったりするのはこのアニメの醍醐味の一つであり魅力なのだ。ここをスルーしなければ原作者の直接の説明がない限り一生沼に足をとられ続けているような生活を送ることだろう。
そして、オープニングが開けた。


出てきた。将棋盤出てきた。
宿の親父と客のおっさん二人で将棋指してた。「モデリング」という鉱物や木製のものの形状を作り変える無属性魔法の練習で作ったらしい。ほぼ神では?
なんかこの将棋、異世界でめちゃくちゃ流行ってるらしく、客の方ももう1セット欲しがっていた。

エルゼと八重ちゃんはお菓子屋さんにスイーツを買いに行ったらしい。冬夜がお菓子屋に教えたスイーツだそうだ。こういうところで回想シーン入れないからスマホの登場シーン減るんだよ。「異世界スマホスマホシーンまとめ」で3分くらいしかなかったら笑うぞ。

冬夜に豪雨の中「王宮にスイーツを届けて来い」というなかなか鬼畜なエルゼ。「え?僕が?」の演技が自然すぎてまたちょっと腹が立ちました。声優ってすげぇな。
でも思ったけどゲートがあるから普通に王宮にワープできるわ。雨全然関係なかった。流石クソチート野郎冬夜。
王宮にロールケーキを届け、それを頬張るスゥシィちゃん。めっちゃ可愛い。やっぱりいっぱい食べる女の子は可愛い。正義。それにしても「ろーるけーき……?というの?」と言っていたがこの異世界は一体何がなくて何が無いのだろう。ケーキくらいは最初からありそうだが、世界観がふわふわしているため後でまとめて考察しておこう。

ついでに王様に将棋を教える冬夜。スゥシィちゃんも「わらわもやってみたーい!」と言うものの、父上スルー。いつやらせてあげるんだろう。

ずーっとやってた。譲る気ゼロ。子供がやってたゲームを横から入ってきて真剣にやり始める夏休みのお父さんのような親近感を覚える。
当然スゥシィちゃんも我慢ならないようでローリングバタバタしていた。「冬夜ー!なんとかするのじゃー!」というお姫様属性がある野郎共にはたまらないセリフを吐くスゥシィちゃん。テンプレは意地でも譲らないアニメ異世界スマホ。安心がモットーかよ。
そして何故か冬夜をつんつんし始めるスゥシィちゃん。脈絡がなさすぎる。「わらわもやりたいツンツン」と突き続けるスゥシィちゃんめっちゃ可愛い。けど脈絡がねえ。冬夜をつつくんじゃなくて父上をつっつけ。そして真夜中になってスゥシィちゃんも寝てから「将棋、面白いぞ!」と言い始める王様。何時間やってんだ。最後に冬夜の「トホホ〜」みたいな感じで王宮での夜は終わった。

場面は変わって王宮のギルドで依頼を見ている冬夜ご一行。
なんか「ギガスライム討伐」をやたらやりたがる冬夜。お前のそのスライムへの執着はなんなの?そういう性癖?
しかしヒロイン達に却下された。引きつった顔で「やっぱりダメなんだ……」と言う気がふれてる主人公冬夜。だからお前のそのスライムへの執着なに?と思ってたらToLoveるでお馴染みの服を溶かすグリーンスライムがお目当てでした。お前性欲があるのかないのかはっきりしろ。怖いんだよ。

「なら、これは?」と首なし騎士の討伐依頼を受けて昔の王都へきた冬夜ご一行。
さっきの日常パートとは一転してバトルシーン。すげぇ。全っ然緊迫感がない。貴重なバトルシーンなのに全く力が入ってないことが手に取るようにわかる。なんなんだこの気が抜ける感じは。「バトルしてますよ」ということしか伝わらない。一回も説明がないまま突然登場した光の魔法を操り敵を攻撃する冬夜。なんか光の矢的なやつが出ていたが、効果は全くわからない。敵はボロボロ崩れていたが、まあここのシーンは別に重要ではないんだろう。この適当さがこのアニメの面白いところだ。楽しんでいこう。


バトルが終わり一息つく一行は、「昔の王都なんだから財宝かなんかない?」とまるで山賊のようなことを言い出し、ノリノリの冬夜はサーチの魔法を使ってお宝を探し出そうとしていた。まあただ引越しただけだからお宝は全部持って行ってしまって無いわけだが、「歴史的価値があるものならあるんじゃないか?」というわけで「サーチ 歴史的遺物」と検索する冬夜。グーグルより検索楽だな。
で、引っかかりました。「かなり大きい」と聞いてニヤニヤするヒロイン達。銭ゲバかよ。
どうやら地下にあるらしいが入り口の岩が邪魔して入れないってなってるところで僕のリンゼちゃんが炎の魔法でボカーン。はい片付きました。となって冬夜から「やりすぎじゃないかな?」と珍しくまともなツッコミ。うるせぇ。今俺のリンゼちゃんが活躍したところだろうが。ああでもリンゼちゃんが照れてる可愛い。あーすっげ可愛い。やっべ高まってきた。

暗闇に物怖じせずドンドン歩を進める勇敢なリンゼちゃん。他のヒロイン二人はお化けを怖がるというヒロインのテンプレ的反応を示していた。素晴らしいほどのテンプレ。これを待ってた。
やがて何かの遺跡にたどり着いた一行は、遺跡を写メったりツーショット撮ってたりやけに楽しそうだ。お前らフジQあたりに遊びにきてんのかよ。行楽気分じゃねぇか。
ふと何かが埋まっていることに気づいたエルゼ。土属性の魔法で開く仕掛け扉らしかったが冬夜、これを余裕のパス。流石全属性持ち。便利。なぜかポケモンでパーティーの中に一匹はいる「ひでんわざ要員」を思い出した。ビーダルとか便利だったな。

奥にあったのは謎のでかい物体。土埃を拭いてみるとガラスっぽい。と、ここでリンゼちゃんの使っていた照明の光魔法の光がどんどん弱くなっていることに気づく冬夜。同時に一部が光り出す謎の物体。ここで八重ちゃんの名推理が冴え渡る。

「冬夜殿、ライトの魔力がアレに吸収されてる!」
なんでわかんねん。

冬夜お前もお前で全然違和感を持たずに、「もしかしてこれ、生きてる!?」とか抜かすな。怖いわ。
「なんで」を一切考えない物語設計は安心して頭空っぽにして見られますね。この頭だったら夢もたくさん詰め込めそうです。

なにやら覚醒を始めた物体は謎の音波を出し始め、遺跡を崩壊させます。ゲートで余裕で逃げる一行は、遺跡から出てきたガラスっぽい蜘蛛みたいなやつと戦うことになりました。
ガラスっぽい蜘蛛は一閃の光と共に冬夜に突進!!!するが、冬夜はこれも余裕のパス。めちゃくちゃ速かったっぽいのに余裕でかわすのかよ。

ここでリンゼちゃんが魔法で炎の矢を無数に放ち、攻撃を試みた。頑張れリンゼちゃーん!俺がついてるよ!頑張れー!がーんばれー!

しかし、なんとガラスの蜘蛛っぽいやつは炎の矢を吸収してしまったのだ!!!!
「魔法が吸収された!?」驚いたっぽい声のわりにはめちゃくちゃ真顔のリンゼちゃん。大丈夫か?主人公の顔の作画が感染してしまったか?
八重ちゃんも日本刀で交戦するも、すっごい硬いというテンプレ。素晴らしいですね。『魔法が効かない』『物理防御強大』というMotherのラスボスを想起してしまう強キャラっぷり。これ事前に歌とか集めて魔法の国とか行かないといけないやつでは?

そこで冬夜がスリップで足止めしてから「リンゼ!直接ではなく間接的になら効果がある!」というどこで分かったのか全く説明のない、こっちからしてみれば『根拠ゼロの推測』でしかないアドバイスをちゃんと聞き入れる聖母リンゼちゃん。
そんでマジで効果あるっていうね。リンゼちゃんがでかい氷の塊を落とし、そこに畳み掛けるエルゼ。なんとかガラスっぽい蜘蛛のやつの足を捥ぐことが出来た。
が、ガラスの蜘蛛っぽいやつは魔法のパワーで足復活。さらにそのまま足を触手のように伸ばしてエルゼの胸を貫いた。攻撃急にえぐすぎない?ていうか胸を貫かれておいてエルゼめちゃくちゃアクロバティックに逃げるなおい。バク転とかしてて大丈夫?そのまま岩陰隠れて瀕死ですみたいな状態装ってるのなんかずるくない?

まあ冬夜が回復魔法使うから全然何も心配なかったんですけど。これがこのアニメのバトルにおける緊張感の欠如の理由だったのかもしれません。「どうせ冬夜がいるから大丈夫でしょ」と視聴者は思ってしまうのだ。チートキャラはこういうところがあるから扱いに困るというのに、この異世界スマホはあろうことか何の制約も付けず最初っから全ての魔法が使える状態でスタートし、それを明らかにして「すごーい」とか女の子に言われてるのだ。現実世界の理不尽さを全てぶっ飛ばした現実逃避にもってこいの作品と言えよう。

岩陰に隠れ、打開策を考える冬夜。
冬夜「なにか弱点はないのか!?」
エルゼ「再生してくるんじゃどうしようもないわ!」
僕「せやな」
冬夜「僕らの魔力を奪って再生か……まるで将棋だな
僕「は?」

僕「は?」

言いやがったこいつ。ついに「まるで将棋だな」をサラっと言いやがった。
そんで直後にハッとして「そうか、王をとれば!」って何を言ってるんだ。わからない。1mmも状況が把握出来ない。なに?なにが始まるのこれから?何を理解したの?エルゼちゃんも作戦を聞いて心配そうに「そんなこと出来るの?」と聞いた。「わからない。でも試してみる価値はある」とセリフとは裏腹にやけに自信たっぷりな表情を見せる狂人冬夜。


なんと冬夜はアポートを唱え、ガラスの蜘蛛みたいなやつの核を手元に召喚し、それをぶん投げてエルゼがぶっ壊した!!!

テッテレーン!!大勝利!!!!!

僕「は?」


エルゼ「冬夜、よく気づいたわね」
僕「これ気付くとかの問題?」

冬夜「うん。足がやられたときのことを思い出したんだ。体が砕けてたのに再生しただろ?あの赤い玉が核になってるんじゃって思って」
僕「むしろ魔法吸収した時点でそれっぽくない?」

八重ちゃん「冬夜殿は頭が切れるでござるなぁ」
僕「ほんとにそう思うの!?!?!?」

八重ちゃん、そいつは頭がぶっちぎれてるだけなんだ。説明口調で持ち上げないでくれ。

とりあえず王都に戻り報告することにしようと丁寧な説明風会話で場面を王都に持って行く。「わかった。調査団を出そう」と割とサラっと兵隊を送り出す王様。
冬夜「地下の方は崩壊しちゃったんですよー。あ、でも写真はありますよ?

出た!!!!!!今週のスマホ要素だ!!!!!!!申し訳程度のスマホ要素が出たぞ!!!!!!囲め囲め!!!!!!!!


「相変わらずすごいな君は。千年前の遷都の謎がわかるかもしれない。」とべた褒め王様。チョロすぎる。そんなんで国のこと担って大丈夫?

冬夜「なんで遷都されたのか情報はないんですか?」
王様「ああ、残念ながら何も残ってないのだよ」
という視聴者に親切な会話内容。優しい。たとえ目をつぶって見ても全て説明してくれそう。なんだこのアニメ。火曜サスペンスのラストかよ。崖で全部説明してくれるやつかよ。
ていうか多分この遷都の謎の設定もあんま使わねえんだろうな〜〜〜〜〜この予想が外れてくれることを願ってるけどな〜〜〜〜〜〜

宿に戻り、「ドローウィング」の魔法で画像を写真に印刷してた冬夜。
なぜだかわからないがスマホが泣いてる気がした。「ボクハ ナンノタメニ コノセカイニ」とか言って泣いてそう。もうスマホいらなくない?

冬夜が写真を王様に渡そうとゲートを使って王都に向かう冬夜。丁度王様は馬車でどこかへ移動しようとしていた。王様の兄が毒を盛られたので行くらしい。王様に頼まれついていく冬夜。全属性持ちな上全部の無属性魔法が使えて妃の失明を治したことがある冬夜は道中もさぞ余裕のよっちゃんだったのだろう。
僕が冬夜だったら「僕が治すんで行きます」程度のことは言ってしまう。それをちょっと焦ったような表情で馬車に乗り込むのが主人公冬夜というやつなのだ。流石「THE 主人公」といった感じの主人公だ。期待に応えてくれる。
そして王様の兄が寝てるであろうベッドの横に新しいヒロインと思われるオッドアイの女の子。結構かわいい。割と好みの方かもしれない。

そしてエンディングに入り三話は終了。今回は八重ちゃんだ。やっぱりエンディングはヒロインが交代していく感じらしい。僕は赤崎千夏さんが大好きなのでメインで歌ってくれてめちゃくちゃ嬉しかった。
さて、ここからは例のシーンについて軽い考察的なものを書きましょう。

「まるで将棋だな」のところについて

まず、先にも書いたがこのアニメは「重要だと思われるところに全く説明がない」という点が多々ある脚本が匙を投げたとしか思えないアニメなのだ。しかし、説明がなくとも一応考えておきたい。オタクとは公式が説明してない設定を画面を眺め尽くし考えることで推察し悶える醜い生き物だからだ。だから僕もこのアニメについて少しでも考察しておかないと、本格的にこのアニメを見る面白さがなくなってしまうように思えるのだ。

さて、ガラスの蜘蛛みたいなやつとの戦闘ですが、最初に「直接魔法で攻撃するのではなく、間接的になら効く」という冬夜のセリフは本当に何の前振りもなかったんです。間接的になら魔法が効くという場面もなかったしリンゼちゃんの炎の矢が吸収された直後のセリフなんですよ。マジに何の説明もなかったのにそれを信じて実行するリンゼちゃんって聖母以外のなんなんでしょうか。
リンゼちゃんの聖母っぷりを確認した後、足捥いで復活してエルゼ胸貫かれて回復して「まるで将棋だな」ですが、この「そうか!王をとれば!」にどうやって辿り着いたのか少し考えてみました。冬夜の思考回路は今の所全く理解出来てないし完全にブラックボックスと化していますが、頑張って考えました。以下が考えてみた冬夜が「そうか!王をとれば!」に辿り着いた理由です。

①「直接魔法で攻撃しても吸収されるが、吸収されるのは体の近くに来る『攻撃』だけなのでは?」説
即ち、転移魔法に属するであろうアポートは『攻撃』には分類されず、魔力は吸収されないまま発動出来たのではないか?と冬夜は考えたいう説。

②「アポートは『直接的な魔法』に含まれないのではないか?」説
アポートは『転移魔法』的なものに属すると思われます。転移魔法というのは他の場所に直接干渉せず、自分の場所から干渉を始める魔法です。これが『間接的』とみなされると思った冬夜はアポートを実行したという説。

③「赤い玉が核っぽいしあれ破壊すればいいと思う。あの体の中から取り出すには……そうだアポートだ!」説
そのままです。

僕的には③が濃厚だと思います。実際勝負が決した後も「核」についての説明しかしていませんし、エルゼが「そんなこと出来るの?」と聞いた後「試してみる価値はある」とこれまた逆転の作戦に打って出るときのテンプレ的なセリフしか吐いていません。本当に大丈夫かこいつ。色んな意味で。

以上で、僕のしょうもない考察もどきはおしまいです。結局主人公は頭空っぽなんじゃないかという僕の本末転倒な意見で終わってしまいました。これでも仕事中必死に考えてこの3パターンの説が出来たのです。頑張ったと褒めてください。

まとめ

三話は色々な意味で恐ろしい回でしたね。「まるで将棋だな」は原作にないそうですが、それでも恐ろしい破壊力を持ったセリフですよ。たった一行のセリフなのに全く意味が理解できない。だから僕はこの謎のパワーワードに惹かれてこのアニメを見始めたんですよね。

見終わってから「この回も意味不明だった」と言いながらなぜか満足した気分になっていた僕は、このアニメに少し毒され始めたのかもしれない。
なんと僕は今日の仕事中、このアニメ続きが若干気になっていたのだ。見始めの時の感情からは想像だにしなかった僕の変化。僕がこれからどうなっていくのか、自分でもわからない。
だって最初見始めて「はーしょーもな。小学生レベルですわ」とか言ってたのが何を思い立ったか感想をブロマガにまとめて考察まで始めて続きが気になり始めているのだ。人生どこで道を踏み外すかわからないが、オタクもどこで何を間違えるのか全くわからないのだ。これが人生というものなのだろう。

これまでの人生、そしてこれからの人生の可能性を考えさせられたアニメ、それが異世界はスマートフォンとともに。だったのだ。
人生の中で出会えて良かったと思うアニメはたくさんあるが、ここまで「これから自分はどうなってしまうのだろう」と真剣に考えたアニメはアイドルマスター異世界スマホだけだった。最早鳥肌すら立ち始める始末だ。

しかし真に恐ろしいのは、「これがあと半分ほどある」ということだ。つまり今まで感じて書いてきた分の感想をこれから書いていくかもしれないということだ。
これからの道のりが長く感じる。が、僕は少し楽しみだった。

このテンプレだらけというかテンプレだけで構成されたアニメを成熟した大人の僕が見てこれから何を感じ、何を考えるのかは未知数だからだ。
とりあえず金曜日に一気に4話と5話の感想を書いて土曜あたりに最新話の6話を見てブロマガにまとめよう。それからは毎週末ブロマガを書く生活が始まるんだろう。

これからも、「異世界はスマートフォンとともに。」を見て人生に可能性を感じていこうと思う。

あとオープニングに出てくるゴスロリの子早く出てくれ。

つづく