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「回復術士のやり直し」三話を見た感想

おはようございます。僕です。


前回、「何もない……何も……」と感情のないやつの心を覗いてしまった能力者みたいになってしまいましたが、今回は何かあると思うので、頑張っていきましょう。頑張っていきましょう!!!!!!!




三話を見た感想

第一印象は「性欲異常者しかいねぇな」でした。ケヤルガの過去が垣間見えた回でしたが、全部性欲でした。フロイト博士の論理ばりに性欲だらけでした。

前回身分を新しくしたケヤルガとフレイアは、旅のため街を出ようとしてた。街には手配書が貼られ、近衛兵の名前が張り出してあった。民衆は「ノルン様が早く留学から戻ってきてくださらないかしら……!」と不安がっていた。その名前にケヤルガとフレイアはゾクリと身を震わせた。1周目の人生ではフレアの妹のノルンだけがケヤルが正気であったことを見抜いていたらしい。もしかしたら人身掌握術に長けており、そういった演技に敏感だったのかもしれない。ここでオープニング。

オープニング明け、ケヤルの過去の回想に入った。
なにやら戦闘を行ったあと、お互いを褒め合っている様子の勇者一行。フレア、ブレイドがケヤルを罵っている中、ブレッドだけはケヤルを褒めていた。なんやこのガチムチ。ええとこあるやん。こりゃ勇者パーティの良心やでぇ。こういうやつが一番頼りになるんだよな。ブラックラグーンで学んだ。
しかし、二人はブレッドに向かって「あなたが一番ひどいことをしている」と笑った。なんで?

その夜、フレアはいつも通りケヤルに薬をちらつかせ遊んでいた。一通り遊んだあと、隠れて見えなかったがおそらくわかめ酒みたいなことを薬を使ってやっていた。お前も自慰に使っとるやんけ。僕がドエロいので想像はついたが、なにも知らない無垢な視聴者がこれを見ても、この後の玉潰しとセルフェラくらいしか理解出来なかっただろう。

さて、壮絶な玉潰しのあとケヤルは寝床に戻ろうとしていたが、途中でブレイドがつっかかってきて、ケヤルをボコボコにしていた。どうやらブレイドはフレアに恋愛感情を抱いているらしいが、それを表に出せずにフレアに嬲ってもらっているケヤルが羨ましいらしい。お前レズかよォ!?
陰部を舐めさせてもらっていることがよっぽど羨ましいらしく、ケヤルとキスをしてフレアの間接ク○ニをしながら自慰をしていた。自慰ばっかじゃん。ブレイドは満足したあと、男と口付けをしたことを実感して吐いていた。だいぶ拗らせたレズだった。キッツい。

そしてケヤルは改めてブレイドからボロボロにされたあとに寝床にようやく戻ったが、寝床にはバラの花びらが撒かれていた。バラ……?ふーん……。
そして後ろから襲い掛かってきたブレッドは、ケヤルに愛の言葉を囁きながら頭にバラをつけた。ええ……。そしてDV夫みたいなことを言いながら強姦し、「今死ねば老けることもない美しいままだ……死んでくれ……」と言いながら首を締め、「ごめん……酷いことをしてしまった……今日やらかした分、明日また愛してやるからな……」と言って去っていった。ゲロい性欲の捌け口が一点集中してる。この作品の根底にあるのって「性欲」なの?淫獄団地?

そんな回想から戻ってきた。元々サドとレズとホモの勇者パーティにいたんだな……。エロ漫画じゃん。さて、目覚めてとりあえず一発フレイアと致したケヤルガは、爽やかな朝と共に「頑張って復讐するぞ!」って幹事で決意を固めていた。ここでCMカット。

CM明け、次の街の「ラナリッタ」に到着していた。ここは治安が最悪な街で、おまけに伝染病が街を苦しめていた。
ラナリッタにきてメシを食っていたケヤルガたちだったが、ケヤルガが一口水を飲むと、フレイアに「その水は飲むな」と止めた。毒が混ざっているらしい。ケヤルガが推測するに、川の上流で魔物のしたいが腐っていて、水源から汚染されているのではないか、ということらしい。ここまで根拠ゼロ。妖精の右目で見たから確実なんだろうが、原因の特定まで早すぎて「そうなんだ……」以外の感想がない。そうなんだ……。
店の中を見渡すと、激しい咳をしている人たちが多数席についていた。もう帰れよそうなったら。ケヤルガは「本格的に広がるのはあと一週間といったところか……」と推測していたが、どっからその数字がるのかも不明だった。なにも説明も証拠もないな……。

ケヤルガは毒の水を飲み、自分の体の中で抗体を作ると、その抗体と薬草を合成錬金してポーションを作った。ポーションを作ると、フレイアはめちゃくちゃ褒めちぎっていた。そろそろアレルギー出そうなほど褒めてる。褒めの過剰摂取だ。

ポーションを作ったケヤルガは、その辺にいた商人を捕まえ、商談を持ちかけた。まあ旅に先立つものは必要ですからね。ケヤルガはその商人と契約を結ぶと、店を後にした。商人が怪しい眼光を飛ばしていたが、今後の伏線になるかどうかは微妙だ。すぐ回収されるか、ずっと回収されないかのどっちかだ。僕は前者にBetする。
とりあえずこれで銭を稼いだケヤルガは、次に奴隷を買いにきた。展開早ェ〜〜〜。

ケヤルガは戦闘用の奴隷を買いに来たらしい。その中でもオープニングに出ていた。人獣の女の子を選んだ。どうやら何かを恨んでいるようだったので、共感したケヤルガは「この恨みを晴らしたとき、どんな顔をするか見てみたい」とその子を買った。動機が良い人っぽいのなんなんだ。
そしてエンディング。まだ尺的に終わらないっぽい。

Cパート、宮廷魔術師の鑑定魔法か何かで、幽閉されているのがケヤルではなく手配中の近衛兵だということが判明してしまった。終了。さて、どうなっていくのか……ここは普通に楽しみだな。

まとめの感想

さて、三話まで見てここまでゆっくり歩を進めるアニメも久しぶりですね。全然物語が進展してない……。まどマギやなんかで「三話に何かが起こる」ようなアニメがことごとく名作だった例を見ると、構成の力ってデカイんだなぁと実感してしまう。アニメがダレることによって視聴者もダレる。アニメを見ながら時間がゆっくりに感じるのが許されるのはキルミーベイベーだけだ。

そして例のごとくエロシーンに股間が全く反応しなかった。性描写としてこれを出してくるとは、読者・視聴者をなめているのだろうか。そういう意味じゃなく。我々は動物の交尾じゃなく人間のセックスを見たいのだ。
しかし、今回描写されたのは「性暴力」しかなかった。そう考えると「なにも面白くない」と感じるのはこれで正解なのかもしれないな……。正しくは「何も感じない」なので描写というか、作品としては負けている感じがするが。
いや、そもそもこの作品はエロが強めだが、きちんとムードを込めてセックスを描いているわけではない。本筋は復讐劇だ。マジで本腰入れて性描写をしているとそれは官能小説の分類に入る。だから性描写を雑にしているのか……?「本編は復讐劇であり、エロはそれを際立たせるための演出でしかない」という主張を説明なしにしているのか……?だとすればこの時点でこの「回復術士のやり直し」という作品はある意味大勝利しているといっても過言ではないのかもしれない。

しかし、こうは言っていても心のどこかで期待しているのも確かだ。「どっかでスイッチが入って面白くなる瞬間がくる……」という瞬間だ。それが楽しみで見ているところもある。たとえコメントで「これ、最後までずっとこういう感じですよ」というのが目についたとしても、「いや、考察を深めればどこかで面白く感じる瞬間がくる……!どこかで……」と期待しているのだ。これは僕に残された希望と言ってもいい。もしもこれが無いまま十二話までいったら本当に落ち込んでふさぎこんでしまうかもしれない。覇王のそれとは違う落ち込み方をしてしまう。今の所物語に深く入り込んで感情を揺り動かされるようなことがないので、考察をするしかないのだ。
が、今の所、考察するようなところが一つもない。所々良さげなポイントは見つかるのだが、考えを深めるための材料が一つもないのだ。考察を裏付ける材料が……なにも……。

そういうわけで、今後は目を皿にして考察ポイントを探しながら感想を書いていこうと思います。頑張っていきましょう。







つづく