お久しぶりです。少しずつ気温も上がって暖かくなってきましたが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
僕はといえば、Twitterでフォロワーさんからオナホが届き「感想書け」と言われて感想を書いていたり、暇すぎて休みに自分の家に全力でピンポンダッシュをしたり、たまご蒸しパンを作って一人で泣いていたりしてました。
さて、いきなり話が変わって恐縮なのですが、皆さんは「RPGツクール」というゲームをプレイしたことはありますか?
RPGツクールとは、「プレイヤーがゲームを作る、ゲーム」です。PC版やDS版などさまざまなハードで出ているなかなか強いジャンルです。みんな宇宙人田中のRPGツクールとかやったことない?
ここで僕は、自分のアイデアで自分のゲームを作り上げる「RPGツクール」と、自分のアイデアと文で組み上げる「小説」は通ずるものがあるんじゃないか?と思いました。
つまり、「小説を執筆する様子を『RPGツクールを実況している体』で書いたらサクサク書けちゃうんじゃない?」ということです。
一応、僕も気まぐれに「今考えた小話」という小説を書いてはカクヨムで更新しているので、これがサクサク書けるようになったら小説のコメントに「クソアニメの感想もいいけどこっちも更新しろ」と怒られることはなくなるのではないでしょうか。本当にすいません。
僕のブロマガの読者の方々も、僕の書く記事の性質上なろう小説家さんたちや、なろう読者の方も多いでしょう。今回の企画はうってつけのはずです。
そういうことで、「テキストエディタをRPGツクールだと思い込んでゲーム実況みたいにすれば流れでサクサク小説書けちゃう説」を実証していこうと思います。
研究のためにゲーム実況も山ほど見ました。
よーし、いっちょ小説書いちゃおう!みんなも真似して楽しもうね!
実際にやってみよう!
おはようございます。僕です。
今回はこちらのゲーム、「テキストエディット」をプレイしていこうと思います。
このゲーム、ジャンルで言うとRPGツクールになりますね。なんとこちらのゲームで自由に小説が書けるらしいのです。
小説執筆といったら普通の人にはなかなかハードルが高く、「始めたいけど自信がない……」「もっと気軽に書けないかな〜」など考えてる怠け者のカスの方々もたくさんいるのではないでしょうか。
しかし、こちらのゲームをプレイすれば、簡単に小説を書くことができるらしいのです。このゲームさえあれば、原稿用紙も鉛筆ももう必要ありません。必要なのはPCとキーボードなのです。こちらのゲームはPCに標準装備されているらしいのでPCを買ったらそれで大体オッケーです。親切ですね。
必要経費で言ったらどちらかと言えば原稿用紙と鉛筆用意したほうが楽。百均で買えるし。
WindowsとMacでは名称が違うらしいのですが、基本的なスペックは変わらないらしいです。早速起動させていきましょう。
起動画面はこんな感じです。真ッッッッッ白で一瞬「マジの地獄」を連想してしまいますね。
このゲーム、遊ぶにあたってセオリーが存在するそうなので、そのセオリーに従っていこうと思います。
最初の画面がこの状態なので、どこから手をつけたらいいかわからなくて結局積みゲーしてしまうという人も多いそうです。やはりこういったセオリーは重要なのでしょうね。
まず全体像を作りましょうか。物語の全体像を作者自身が把握してないとグダグダになりかねませんからね。この全体の設計図を「プロット」と呼ぶらしいです。漫画のネームと同じ感じでしょうか。ではプロットを作っていこうと思います。
プロットというのは人によって作り方が様々で、詳細まで設定やストーリーラインを詰める人や、大まかな流れを図に起こす人、箇条書きの人もいるそうです。
僕の作り方は「とりあえず設定から作る」です。そもそも何を作ろうという目標もないのに起動しているんですから、「設定で作った人物などから連想させて物語を作る」というやり方でいこうと思います。このゲームは無限に自由度が高いので、性癖ドストレートの女の子を好き勝手暴れさせることも可能なわけです。
それではゲームをプレイしていこうと思います。
僕はどちらかというと「好きな展開を考えてそれに物語を肉付けしていく」という方法を普段とっているのですが、今回は趣向を変えて「好きなキャラを考えてからそれを中心に物語を回していく」という方法でいきたいと思います。
このブロマガ、そういうのばっかですがどうかお付き合いください。
考えたんですが、僕は結構背景が暗い女の子が好きなので、「背景が暗くならざるを得ない立場」に置こうと思います。
あと主人公はまあ僕(五十嵐翔太郎)なんですけど、そういうのに付き合ってヒロインと一緒に闇を振り払っていくような展開が大好きなので、主人公にはその何らかの暗い背景の情報を共有してもらって、否が応でも一緒にいてもらいます。僕はそういうのが好き。
そういうわけで、こういう設定にしました。
最初を「糸目」にしたのは、僕がキャラを好きになる一番の特徴が「目」だからです。糸目で照れ屋なの可愛すぎ〜〜〜〜〜。
では物語の方をつくっていきましょう。このままだとずっとキャラの話して「可愛いよね〜〜〜」と言って終わりになってしまうので。なんならそれでもいい気がしている。
でも今回はこのゲームを実況するのでキャラの話は書きながら詰めていく感じにします。
経験から得た知見なのですが、こういった活躍のさせ方をするキャラクターはちゃんと変更点、物語の中で出来た設定等はちゃんとメモっておかないと物語の中で矛盾する行動をとってしまう可能性が出てくるので、「書きながら中身を詰めていこう」と決めたキャラ専用のメモをちゃんととりましょう。
やっぱり男女がある程度行動の自由がきく立場といったら「学生」ですね。二人とも高校生にします。
ヒロインの背景の秘密を知る緒も欲しいので、主人公の男がヒロインの行動に何か違和感を覚えているってことにしましょう。しかしここで「知りたいからストーキング紛いのことをしている」みたいな行動をとらせてしまうといろいろと矛盾も出ますし、この主人公の性格も変わってきます。
一番自然なのは「おかしいなあと思っていながらも何も行動は起こさず、ある日偶然知ってしまう」みたいな導入でしょう。物語には理不尽さがつきものなので、この理不尽さから「仕方なく」付き合うことになり、いつの間にか「自らの意思で」秘密に付き合うことになるっていうのが最高ですよね。こういうのを書くときは「好きなものを全部煮込んだ鍋みたいなもの」であるべきなので、とりあえず好きな設定とキャラデザをぶち込んでいきます。
ここまで書いてきて今更気付いたんですが、「これ書いてる内容全部出しちゃうの?」と思いました。ネタバレが死ぬほど嫌いな僕はこのまま書き続けていいのかわからなくなりました。
いや、実況という体を装っているのならば最後までやるべきでしょう。しかし、RPGツクールの実況を実際見たことがないので「最後まで作った上でプレイしてるところまで実況するのか?」と疑問に思い、「これはやっちまったなぁ」と思いました。
なので、全体的にふわっとした感じでモザイクと共に実況ダイジェストっぽくまとめて終わろうと思います。
僕の性分の面倒くささとアホさのせいで変な感じのまとめ方になってしまって申し訳ございません。武士沢レシーブかよ。
ではどうぞ。
はいまず主人公の自分語りと気になってる女子の話をします。
このとき重要なのはふわっと「彼女」とか呼称せずちゃんと名前で書いてあげることです。名前をちゃんと強調しないとみんながゲームをプレイするとき「そんでこの人の名前なんだっけ」と中盤あたりまで覚えてもらえない可能性も出てきちゃいますからね。こういうとこ慎重にいきましょう。
そしていい感じに親友ポジも出しておきます。こういうポジションの男友達がいると後々楽ですからね。いろいろとイベントを発生させやすくなるんですよ。
さて、ここまで書き上げるのにじっくり三十分もかかっているので、巻きで書き上げましょう。
あとはもう流れに沿って矛盾がないようガーっと書いてアレするだけです。
さらに三十分かけ、ようやく完成しました。
こちらが今回書いた「糸使いの糸井さん」という単発小説です。リンク先はpdfとなっております。16ページちょっとなので五分で読むことが出来ます。続きはありません。
まとめ
いかがだったでしょうか。完全に途中から投げましたが、割と楽に小説が書けたような気がします。やはりRPGツクールゲームは奥が深いですね。テンプレを使った展開だけでは面白くならないということがよくわかりました。皆さんも是非テキストエディタをRPGツクールだと思い込んで小説を書いてみてください。個人差はあると思いますが、サクサク書ける可能性もあるかもしれませんね。
僕はこの記事書くためにめちゃくちゃ時間を費やしたし、結局小説も書くのに一時間かかったのでもう二度とやりません。
おわり