留守伝票

一番好きなアイス→ディッピンドッツ

「賢者の孫」二話を見た感想

おはようございます。僕です。

更新が遅れてしまい申し訳御座いません。ゴールデンウィークに友達と家で食べて寝てアニメを見てエロゲの話をするだけの催しを四日間続けていたらこうなりました。

そして令和になりましたね。なんて言ったらいいかわからないですけどなんかおめでとうございます。僕はというと、令和になった瞬間に「ガンナイトガール」ってエロゲのオープニングを流して友達とヒューヒュー盛り上がっていたので、将来の子供には絶対聞かせられない思い出になりました。

さて、僕の身の上話はこれくらいにして、賢者の孫の感想にいきましょう。

二話を見た感想

今回の話の第一印象なんですが、「ちょっと期待が膨らんできた」って感じでしょうか。一話と比べてクソ要素はいろいろと出てきたし、見ててワクワクする回でしたね。

さて、アバンは前回助けた二人とカフェで自己紹介からスタート。綺麗なアクア様みたいなのがシシリー、君あるの朱子みたいな子がマリアって名前だった。
「魔法さえ使えたら一発だったのに……」と負け惜しみを言うマリアは、シンと同じ魔法学校の志望だった。魔法学校で魔法習った後まで考えた上の発言だとすると、めちゃくちゃ先のことまで見た上で負け惜しみしてるな。メンタル強いのか弱いのかはっきりしろ。

シンも同じ魔法学校受験だと知ると、「体術を使いこなしているあたり騎士養成学校の方かと思った」と言われる。ここageポイント。テンションが地味に上がってしまう。
ここでシンはマリアと握手し、シシリーとも握手をしようとしたが、シシリーは赤面し、たじろいてしまった。クソアニメだと女の子の赤面に興奮しなくなるの、なんらかのフィルターがかかっているせいだろうか。それとも僕らオタクはアニメを見るときに意外と冷静にシチュエーションも鑑みた上で赤面している女の子を「可愛い」と思うのだろうか。
クソアニメを見ているだけで「普段アニメを見ているときのスタンス」まで考えてしまう。クソアニメとは僕らに大切なものを思い出させてくれる教科書なのかもしれない……。

「どこの中等学院?」と質問されたシンは「昨日王都にきたばかりだ」と話した。そこからマリアが「そういえば最近賢者様達が戻ってきたらしい」という話を振ってきた。それに対して知らないふりをするシン。
はい。これは「ええーっ!?」ポイントのための伏線です。皆さんもよく覚えていてください。定期試験で出ます。

さて、そろそろ話を切り上げたいシンは伝票を持って立ち上がった。男の子の奢りはどこの世界でも格好つけるところなのだろうか。ナイーブなくせにそういうところはちゃんと知ってるの謎ですね。

「なんかかっこいい人だったねー、強いし魔法使えるみたいだし押し付けがましくないし」と適当に言ってる感じがするマリアと、上の空のシシリー。
ボーッとしている察したのか、二言目に「ねえ、チューしていい?」と言うマリア。それにボーッとしているシシリーは「うん」と答えた。よし。わかった。やれ。今すぐに。
「彼、私がもらってもいい?」という言葉にはしっかり「ダメっ!」と言うシシリーに期待が持てる。age要員のメインは今後シシリーが担っていくことになるだろう。いいから早くチューしろ。


さて、シーンチェンジして魔法学校の玄関。
さっきのが本当にオープニングカットしてまでやることかと思うが、そこらへんもとりあえず後で書こう。キリがない。

シンが試験案内の紙と張り紙を見比べていると、後ろからいかにも権力を笠に着てそうな奴が近づいてきて「おい貴様!そこをどけ!」と言い放った。それを見事にスルーするシン。
偉そうな奴は「おい!この無礼者が!聞こえないのか!」と肩を掴んだ。多分本当に聞こえてなかったと思います。
それを一瞬で掴み肩を極めるシン。やめてよね。お前が僕に勝てるわけないだろ。いや、肩掴んだだけでそれかよ。

偉そうな奴は自分がカート=フォン=リッツバーグだと名乗った。さあ恐れ戦け。
しかしシン、普通に「はい、俺はシンです」と返した。偉そうな奴は普段通じてる手を封じられ、怒りでプルプルと震えていたが、「そこまでだ!」といかにも性格が良さそうなやつが歩いてきた。
「魔法学校で権力を使ってはいけないのは王家が定めた法だぞ。それに逆らうのか」と颯爽と出てくる性格が良さそうなやつ。明らかに態度が変わったカートは「ははぁっ!」と言って下がった。去り際に睨んで行ったのも雑魚としてポイントが高い。

性格の良さそうなやつはアウグストン=フォン=アールスハイドと名乗った。あのディスおじさんの息子……ディス子供……?ディス息子?近しい者はオーグと呼ぶらしい。
シンはさらっと「自分は身分とか全然意識してません」アピールをすると、なんかディス息子に気に入られたっぽい。RPGの勇者かよ。
それを遠くで見ていたマリアとシシリー。「シンくんって何者なんだろう……」とご丁寧にフリをしてくれる。マリアは「まさかこの学院にきているとは……」とカートを睨んでいた。マリア達とカートは知り合いらしい。

さて、シーンチェンジし、試験が開始されたが



受験生少な。

一話のオープニングで出てきた人数と同じに見えるけど、筆記試験に至るまでに何があったというのだろう。銀の皿のCMみたいに筆記試験会場に入るまでに地雷とか爆発で死んだのだろうか。流石魔法学校ですね。
カートが口をパクパクさせながら試験を受けている以外は特に何もなかったので、多分これこれから仲間になる人たちのビジュアル紹介的なパートですね。


次は実技試験。僕はこの光景を見て少し悪寒が走った。どこかで試し読みしたときにこの光景が出てきたからだ。少しワクワクしながら、僕はじっと画面を見つめた。



「それでは、あの的に自分の得意な魔法を力の限り放ちなさい!」と説明する試験官の先生。めちゃくちゃ可愛い。でも多分この人モブだからあまり出番は期待できないだろう。モブに恋すると辛いよ。




初めての同年代の魔法にワクワクしているシンを横目に、一人目の受験生が前に出て、「すべてを焼き尽くす炎よ!!」と詠唱を始めた。
ここでシンは「はい!?」とドン引きしていたが、受験生はお構いなしに「この手に集いて敵を討て!『ファイアーボール』!!」とちっさい火の玉を繰り出した。火の玉は的にあたり、確実に「ポケモンモンスターボールが開く音」を出して散っていった。ショッボ〜〜〜!!

それを見ていた他の受験生は「なかなかやるな」みたいな感じで「ほぉ……」と言っている。多分魔法をスムーズに出せる時点で「ある程度魔法の修行を積んで慣れている人」の部類に入るのだろう。
一方、シンは後ろで「恥ずかしい!恥ずかしいよぉ!」と思いながら頭を抱えていた。「自分が魔法を使っている」っていう時点でこの現代日本に生きている大人からすれば恥ずかしいと思うのだが、そこらへんの意識がガバいのでスルーしよう。お前の存在が羞恥なんだよ。

次々と受験生たちは「荒れ狂う水流よ、集いて……」とか「風よ踊れ!風よ舞え!(パンパン)全てを薙ぎはらう一陣の風を起こせ!『ウィンドアーム』!」とか詠唱して魔法を放っていた。シンは「派手な割に効果がショボいよ!」とツッコミを入れていた。お前がツッコミを入れる立場になるな。

でもこの子が可愛かったので2秒前のシンのツッコミへの怒りが全部消えた。しかし、この子も多分モブの部類に入るだろう。モブに恋すると辛いよ。


シンは「なんだこの中二病発表会は〜〜〜!?」とガクガクしていたが、存在が厨二なお前に言われるとこめかみに青筋が浮かんでしまう。超巨大ブーメラン投げんな。
しかし、無自覚に言わされていると思うと、こいつもまた可哀想な存在なのかもしれない。すまん……。

試験官の先生は「あなたのことは聞いてます。くれぐれもこの練習場を破壊しないように」と忠告をした。丁寧なフリあざんす。
小さめの炎を出したシンは、早速他の受験生や試験官の人から「えっ!?」「アイツ……」「詠唱なしで!?」とびっくりされていた。はいありがとうございます。いただきました。ノルマ達成。

シンはとりあえず的を爆散させ、練習場をススまみれにした上、先生のメガネにヒビまで入れた。クソっ、俺の先生にテメェ……!


しかし先生が可愛すぎるのと受験生たちの「衝撃を受けている」のお手本みたいな見た目に免じて許してやることにした。ボサボサの先生かわいっ。ずっとそのままでいてほしい。


次の日、受かったらしいシンとオーグはハイタッチした。今だ。関節極めろ。
制服を取りに行くと、シンは受付のお姉さんから「制服には防御魔法が付与されていますが、くれぐれも自分で付与し直そうとか思わないでくださいね?」と釘を刺された。
シンは「うちのばあちゃんでもダメ?」と聞くと、「導師様ですね?でしたら問題ありません!」と答えた。どういう基準?なんで?シンはそれを聞くと「じゃあ魔改造してやろ」とニヤリとした。さっきの話聞いてた?

お姉さんはついでに「主席なので挨拶を考えといてください」と言った。それに驚き、なんか押し付けようとするシンは「今年はアウグスト殿下がいるんですよ!?」と話を振った。
それに余裕の態度で対応するディス息子は「何を言ってるんだ主席くん!この伝統あるアールスハイド魔法学院において!入試主席の代表挨拶をするのは!学院始まって以来の伝統!この学院には身分の貴賎はなく!完全実力主義!王族とて例外ではない!……というわけだ。頑張れよ」と棒読みのセリフでシンの肩を叩く。
シンは「こいつ絶対性格悪いわ……!」と呆れていたが、ディス息子に押し付けようとしていたお前が言うな。

マリアは主席をとられたことを悔しがっていたが、シシリーは普通に「すごーい……!」みたいな感じで眺めていた。第一ヨイショヒロインは確定ですね。

そしてその夜、カートは「俺がSクラスじゃなくAだと……!?そんなバカな!」と三下ムーヴをキメていた。清々しいほどの咬ませ犬ですね……。

同時刻、シンは制服に付与されている魔法を削りとり、自分で魔法を付与し直していた。元々付与されていたのは「魔法防御」「衝撃緩和」「防汚」の三つだった。まさに標準といったところか。
シンはそれらの魔法を消し、漢字で「防汚」「自動治癒」「絶対魔法防御」「物理衝撃完全吸収」とチートの限りを尽くしていた。
主人公にとって不利になる要素を今の所全く感じない。まさにストレスフリーという感じのアニメだが、声優さんや公式にすらそれを言われるのは不名誉なのではないかと僕は思っている。それでいいのか。

シンは出来上がった制服を早速メリダに見せていたが、例によってメリダも驚いていた。

次の日、入学式にやってきたシン。なにやらメリダに忠告を受けていたが、マーリンとメリダを発見した他の生徒や両親が駆け寄ってきた。この魔法学校の人たちモラルゼロか。
シンは集まってきた民衆に放り出され、そのままディス息子とマリア、シシリーと合流。全く中身のない会話をしていて空気を吸っている気分なる。綿あめみてぇなアニメだな。

ここで主席挨拶をするために呼ばれたシンだったが、初めてフルネームを聞いたシシリーとマリアは驚き、口を開けっ放しにしていた。


「ええーっ!?」
はい。お疲れ様でした。ありがとうございました。ノルマ達成。もう帰っていいよ。




一方、カートは遊戯王みたいな顔の作画になっていた。ここまでくると見事だな。

入学式が終わった後、Sクラス組は担任の挨拶と今日の予定を聞いて終わりだそうだ。
それが終わると、マリアがシンを呼んだ。シシリーはなんか憂鬱そうだ。

「男につきまとわれてるって、シシリーが!?」と丁寧に一言でシンは説明してくれたが、マリアの「権力を笠に着て脅しまでかけてくる」という説明で大体わかったので大丈夫です。

で、やってきたのはやっぱりカートくんでした。安心する〜〜〜。ここまでテンプレが揃っていると嫌が応にもテンションが上がる。
怖がるシシリーに「大丈夫。なにがあっても俺が守るから」というクッセェセリフを吐くシン。魔法詠唱をバカにしておいてなんだそれは。お前も厨二じゃねーか。

結局また親の権力を使って脅そうとしてくるカートはめちゃくちゃいい顔だった。ここまで顔に影出ることある?
そこに颯爽と出てきたのがディス息子だった。オーグはさらに上からの圧力をかけ、カートを追っ払った。結局権力に勝つには権力しかないのだ。自覚がないこいつに完全実力主義を理解させるより、権力で勝ったほうが手っ取り早い。こういうところが現実と似てて嫌だ。こういうなろう小説、チラチラとリアルが見えるから嫌なんだ。

オーグが追っ払ったあとシンはというと、「もう少しでキレるところだった……」と言っていた。ここまで綺麗なイキリ構文はTwitterでもなかなか見かけない。10点満点。
オーグはシンがどう出るか見ていたらしい。「なにがあっても俺が守る……かっこよかったぞ〜?」とシンを煽っていく様子、確実にいい奴だ。



こいつが主人公でいいのでは……?いい奴だし猫の口してるし。

どうしたらいいかの会議になり、シンが自分の家に来ることを提案した。それを聞いたマリア
は興奮し、急いで準備にかかった。








昭和〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!

こういう演出が大好きな僕はここのシーンだけずっと繰り返し見ていた。最高だな……。

ディス息子も行くことになったが、脇から二人、他の生徒がニュッて生えてきた。



二人はオーグの護衛らしい。一緒に入学する必要はあったのか疑問だったが、「完全実力主義」と謳っているからには「王子だから護衛をつける」という部分に違反するのだろうか。だから生徒として入学させる必要があった、ということだろうか。

まあそれはともかくとしてトールくんが可愛い。ちょっとお尻見せなさいよ。いいから見せなさいよ!

家についたみんなはそれぞれ自己紹介を済ませたが、シシリーはなぜかうつむきがちだった。それを見逃さないメリダ。老婆の眼光。

シンは安全のことを考えて制服の付与魔法を書き換えることを提案した。が、その前にメリダはシシリーに「付与魔法の書き換えはとんでもない代物だ。シンは本気であんたを守ろうとしている。それを受け入れる資格があると思うかい?」と質問した。
どういう意味なのかさっぱりわからない質問だが、シンもわかってなかった。メリダはシンに「その制服がどういうことになっているのかわかってるのかい?」と聞いたが、シンはさっぱりといった様子だった。

メリダ「既に国宝級の防具になってるよ」

みんな「国宝級〜〜〜!?!?!?」
僕「すごいものの指標として国宝使っちゃう〜〜〜〜〜!?!?!?」

しかし、「とにかくすごい」ということを説明され、同じ質問を繰り返したメリダに、シシリーは泣きながら「そんな資格は……ありません……」と言いだした。
どうやらシシリーは「シンがあんなに強くて優しいなら、きっと私を助けてくれる」と確信し、この話を持ち出したらしい。それを一瞬で見抜き、「本当にその程度の意思で国宝級の防具を身につける覚悟があるのか?」と問うたのだ。僕はようやく合点がいった。クソアニメで得るアハ体験、なんか悔しいですね。なにこの解読論理パズル。

自分の浅はかさを思い知り、逃げ出すシシリーを呼び止め、「国宝級の防具を手にいれるチャンスを振った」というところを評価した。
騙された自覚が全くないシンは「シシリー、俺は騙されたとか思ってないよ。助けたいと思ったのは俺の意思なんだ。だからさ、俺の意思を否定すんなよ。利用してくれて大いに結構だよ」と笑顔で言った。いろいろと意味不明な上不快な文だが、とにかく格好つけたということは理解した。
メリダはシシリーを優しく抱きしめ、とりあえず別室に連れて行った。

シンが未だに自分がやっていることに無自覚だし、マーリンは完全に置き去りになっていたし、周りの奴らも空気になっていることに軽く突っ込みを入れて終わり。フォロー雑ゥ!
しかし無自覚でいて周りが散々注意しているのに全く聞き入れる様子がないのは見ていてしんどい。サトゥーさんの方がまだ好感が持てる。

メリダとシシリーは別室で制服から着替えていたが、普通にファスナーが出てきて頭が痛くなってきた。もう覇王のときみたいな突っ込みはしたくない。なんで異世界に精密技術の結晶がいろいろと出てくるんだ。
工業に関してうるさいのは自負しているが、そこに納得のいく説明がほしいと思うのはわがままだろうか。異世界ものだったらファンタジーとか魔法とか「異世界だから」で許されるだろうけど、ここに関してはなんでだよ。「異世界だからこそ説明がいる案件」だろうが。

メリダはシシリーの反省を聞いて、「この子はなんとか抑えておきたいねぇ……」と考えていた。完全に見合いを用意する両親と同じ目をしている。確実に「くっつけようといろいろ画策する」という展開が見える。オタクはこのセリフ一つでそこまで予想ができるものなんです。


さて、制服に魔法を付与し直しているところでみんなに感心されて「はいはい」って感じになってるんですが、やはりこういうことは規格外なことのようで、オーグも「もうなんでもありだな」と言い放った。それを二話で言うのかよ。早いよ。
しかし、シン曰くこれはあくまで魔法防具なので魔力を回さないと効果が発動しない。つまり不意打ちに対応できない。その上発動している箇所は制服に限定されているため、それ以外の露出している部分に関しては守れないらしい。もう全身タイツとかフルプレートアーマーでよくないですか?いや、フルプレートアーマーが魔法付与されて最強になってたらかっこよすぎてズルいな。制服でいいです。

ここでディスおじさんはシンを持ち上げつつ、「これが軍部にバレたら宣戦布告を望む声も上がるだろう」と予測した。
そらあらゆる攻撃を無効化するような魔法がかけられて、かつそれが上に書いたようにフルプレートアーマーだったりしたらまさに無敵の軍隊が作れる。軍は調子もこきにこくだろう。
その程度のことも考えていなかったシンはようやく反省した。メリダとマーリンは「初めてあの子が反省したよ!」と感激していたが、いろいろと遅すぎないか。
「オーグのにも付与しようと思ったけど……やめとくよ。ごめんなオーグ」と言ったところでディスおじさん、華麗な手のひら返しを見せ、結局マリア以外の人全員に付与することになった。ガバすぎィ!さっきの覚悟云々はもういいそうです。
しかしマリアだけ付与されていないことも今後の伏線になりそうですね。なんかあって「付与してもらえばよかった〜!!」ってなりそう。

今後はシシリーを送っていくことにするらしいが、負担を心配したシシリーはシンに聞いた。が、シンは惜しげもなく転移魔法のゲートを使い、同級生たちをビビらせた。「ゲート」って転移魔法、前世でもう死ぬほど見た気がする。

シンは魔法の説明をする際、「転移っていうとちょっと違うけど、場所と場所をくっつけるっていうか……」と言ってこの図を出していたが、大長編ドラえもんかなんかでこの図を見た気がする。なんでこのアニメどっかで見たようなもので構成されてるんだ。





しかし、この二枚を同時見せられてるとイカれてるマギー司郎みたいでちょっと面白い。2秒笑って真顔に戻ってしまった。

みんなから散々「これは(常識がなさすぎて)ひどい」みたいなことを言われた後、シンが「いや、そんなにひどくないでしょ〜(笑)」と言い、みんなからドン引きされたところで終了。エンディング。

エンディングも歌詞つきでありがたい。なんでこういうとこホビアニみたいなの。
エンディングで一話の冒頭の部分を使いまわしているあたり、安心感がすごい。エンディング映像も半分止め絵で半分スタッフクレジットだし、低予算感が溢れてくるようだ。まだニャル子さんの「嫌いなわけLychee」の方が金がかかっている。

さて、まとめの感想いっときましよう。

まとめの感想

はい。今回はなかなかお手本のようなクソアニメで僕はすっかり安心してしまいました。
どこかで見たような展開、どこかで見たようなキャラ、どこかで見たような魔法、どこかで見たような説明でキャイキャイ言いながら見ていた。今後も意味不明かつ、「どっかで見た」と言わせる展開で我々を沸かせてくれるだろう。期待しかない。

さて、突然だが、笑いというのは「予測と裏切り」によって生じる感情だということをどこかで聞いたことがある。「この後こうなるんだろうな」というある程度の予想を抱かせ、少し予測通りにさせ、それを裏切る芸を出すことで思考にギャップが生じ、笑いが生まれるらしい。
もし、なろう小説でウケているようなテンプレ作品が笑いを生み出すメカニズムと逆の法則でウケているのだとしたら、面白いことになるだろう。
「展開が予想でき、それを全く裏切らない」というところで快感を得られるのだとしたら、まさに笑いを生み出すメカニズムと全く逆じゃないか?

僕はゴールデンウィークに何もやることがないので、今日はこれを考えて眠ろうと思う。これについて皆さんにもご意見を伺いたいので、よろしくお願いしますね。
明日もきっとクソアニメで笑えるよね、ハム太郎



つづく