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「100万の命の上に俺は立っている」九話を見た感想

おはようございます。僕です。


さて、前回は進みそうでちょっと進んで進まないという感じで少しモヤモヤしていましたが、今回はどうなんでしょうか。楽しみですね。早速やっていきましょう。



九話を見た感想

第一印象は「ちょっと進んだ〜!」って感じです。ようやく。ようやくかい。


アバン、デオック王国から囚人を移送する部隊が出るときからスタート。国王が挨拶にきて送ってくれるところからでした。既に国王から胡散臭い感じがする。

で、現在。ウマは死に、馬車はボロボロの状態で見つかった。それを見て悔しがる生き残りの二人は、現時点の状況を伝書鳩みたいな鳥で報告し、カミルトーは「王はどんな処罰を下すだろう……甘んじて二人で受け入れよう」と振り返ると、



必殺仕事人みたいな感じで、一人始末されていた。アメリカのホラー映画の脅かし方だ。

「王?違うな、お前たちに罰を与えるのは……私だ」というセリフと共にカハベルさんの登場。銀魂の高杉以来のセリフですね。
カミルトーは「ああァーーーッ!!貴様ッ!生きて!?う、嘘!?嘘!?どこから!?ええ!?どこから嘘なんだ!?」と完全にドッキリにかけられた人と同じリアクションをとる。そんなライトに驚く?

「一つ教えてやろう。アルテロス教徒は生きている。真っ黒の服着て燃えていたのは、お前の部下だ」と絶望のセリフを浴びせると、カハベルさんは武器を持って向かってくるカミルトーに剣を向け、一瞬のうちに四肢を切り飛ばした。やることが派手だねえ。
「最後の言葉を聞こう」と言うと、カミルトーは「世界を……世界を平和にしたかった!世界を平和に……」と叫ぶと、カハベルさんはカミルトーの首を吹っ飛ばした。まさに処刑だな。ここでオープニング。

オープニング明け、デオック王は任務が失敗したことを知った。が、「ふーん、失敗したんだ」と結構軽いノリだ。胡散臭い感じがしていたのは外れていなかった。王はなにやら怪しいやつから報告を受けているようだった。黒いローブで玉座の間に出るやつ、黒幕しか許されないからな。
黒いローブのやつは王に報告する中で、勇者と戦う可能性があるということで、「勇者の殺し方」を研究するように頼まれた。



この紋章、どっかで絶対出てくることになるでしょうね。この紋章もどこでチラ見せしてくるかわからないので、覚えておこうと思います。


さて、友助一行は「そういえば手紙の内容わからないから成功したかどうかわかんないな」というところだった。「まあ成功してるっしょ」とふわっとした感じで話が終わり、由香さんは「新堂さんのチームが動いていない」というところが気になっていた。

新堂さんたちは集落を見つけたが、ラドドーボ行きの荷物を探すのに手間取っていた。ここで箱崎さんが気になったことを聞いた。
さて、友助たちは新しい荷物として「兵士たちの首」を持って行くらしい。エグイ荷物だな。当然由香さんは嫌がったが、アルテロス教徒の子供は別に嫌がっている感じではなかった。箱の中身がなんなのかわかっていないだけかもしれないけど。
由香さんは子供の顔の良さに悶えていた。完全に心にキてんじゃん。

「そんなに乗るのが嫌だったら、俺と馬の運転代わります?」という友助の提案に乗った由香さんだったが、それに驚いて声を出したのはカハベルさんだった。ん……?なんだ……?
馬車での移動中、カハベルさんは何やら悩ましいような顔で友助をじっと見つめていた。馬車の運転中にここまでガン見するか?ヤキニクロードでヒッチハイクしてトラックに乗せてくれた人かよ。

由香さんは先日の「寝てる間のキス」を思い出し、カハベルさんから友助への「可能性」について考えていたが、「まさかね」と考えるのをやめた。しかし、休憩中に顔を赤らめて話しかけ、子供がいるの気づいて話すのをやめたところで由香さんは完全にカハベルさんの気持ちを確信していた。なにこの顔。アバンで本当に二人首を掻っ切った後に出る顔か?





なんかもう、「ドッキリフラッシュで出てくるような顔」をしている。少年、無垢な瞳でそいつの顔を見ないでやってくれ。

由香さんは移動中、やっていたソシャゲの「人の恋をくっつけることで自分が狙っているキャラの好感度を上げる」というイベントを思い出していた。ギャルゲーの親友ポジが救われるエンドか?由香さんテンションが上がって様子がおかしくなっているところを子供に心配されているところで、CMカット。



思ったより単純な名前の鳥だった……。特にそこに期待はしていなかったけども。帰ることが出来て逆ができないってことは、持って来た鳥の数しか報告書を送れないってことですよね。連絡回数が限られてるってことか……。多分ここ今後影響ないですが。

CM明け、由香さんは早速仕掛けてきた。ソシャゲのイベントにある「二人っきり作戦」らしい。それで一気に距離を縮めてあげようというのは粋な計らいだ。マザー以来だね。ねえ、おどりましょう?



ただそれはそれとしてこのゲーム画面はなんだ。どういう状況?よゐこ無人島生活?

れによって「別れが迫り、二人っきりの世界……となればやることは一つ!」と振り返ると



寝てました。普通〜〜〜に寝てました。二人が寝てるだけなのに面白いこの図はなんなんだろう。



その後も目をキラキラさせながら頑張って引き合わせようとする由香さんでしたが、スカ。全部ゲームのイベントを参考にしているからだと思う。

最後の作戦はワースタでもシナリオが賛否両論だったという「蛇牙様」を参考に、剣の稽古をしてカハベルさんが友助に消えない傷をつければいいと考えた。ヤバ。このゲーム画面も、それを考えつく由香さんも。



これどういう状態?明らかにライブ中だろ。ただのそういうマイクパフォーマンスじゃん。

と、考えている間に稽古の番が交代してしまい、今度は由香さんが追い回されることになってしまった。トホホな展開だ。ついには「フラグを立てるなら回収までさせろ」という真っ当な意見と悪態を突く始末だ。それは確かにそう。正しい。

その頃新堂さんたちは、「商人ではなく運送屋を探したらどうか」という気付きを得て、ラドドーボ行きの運送屋を捕まえた。しかし、既に傭兵みたいな人がいて、勝負を挑まれた。ドラクエのイベントみたいだ。

襲い掛かってきた傭兵を軽くいなし、剣を弾き飛ばすと、剣先を突きつけ、新堂さんは「で、何が仕方ないの?」と笑顔で迫った。怖。かっこいい。



やはり友助の次に練度が高いだけある。頼もしいな……。

さて、友助一行が野宿をしていると、カハベルさんが火の番をしている友助におもむろに話しかけた。
「ずっと伝えたいことがあって……あの……ありがとう。私にビムズバーグの仇を取らせてくれて。深く、深く感謝している。ずっと言いたかったんだが、タイミングを逃すと難しいな。スッキリした!これでよく眠れそうだ」と純粋なお礼をすると、カハベルさんは眠りについた。ズココーッ。


新堂さんたちのチームは順調にラドドーボに向かってるようだった。襲い掛かってきた傭兵は「勇者様たちとご一緒できるなんてぇ〜勉強させてもらいますぅ」とすり手をしていた。手のひらを返すのが早い。こういう奴は信頼できる。

友助たちは三つの荷物を用意していた。一つは「助けた信者たち」だったが、これはスカ。二つ目は「デオック王国兵士から奪った剣など」を売り払ったが、これもスカ。三つ目は「デオック王国の兵士たちの首」だったが、これが当たった。どうしてこれがクリアなのかはあとで考察に書いておきましょう。
ラドドーボの役人からは「情報提供と計画阻止、ありがとうございます。ただ、これからは証拠とはいえ生首は結構です」と強めに断られた。そらそう。耳くらいにしとけ。

ここでついに新堂さんたちと合流できた。なんか感動するな。あとはマップ5%の踏破のみだ。友助が「じゃあ、ここで……」と口を開くと、女子は一斉に「別れよう」と言った。前々回のことをそのまま返される友助に「まあ、そうなるだろうな」と思った。日向もそう言ってる。エンディング。

Cパートは今回どう出るだろう。何も恐ろしいことが起こらなければいいけども、前科があるからな……。





!?

小市眞琴さん!!?!?




え!?!?!?
久保田梨沙さん!?!?なんで!?!





和氣あず未さん「私たち、このままでいいのかな……ねえ!」
え?なに?怖。






「「「別れよう」」」

友助「いや告ってないから!!何のロケでてんだよ!」
こっちのセリフだよ。
わざわざ声オタを殺すようなロケするな。終了。

キッチィ〜〜〜!!!まとめいきましょう。


まとめの感想と考察

お疲れ様でした。やっぱり急に実写がくるとびっくりしますね。ずっとアニメしか見て無かったので。
で、デオック王国の王様に報告していたあのローブも気になりますし、確実にキーマンになってくる感じですよね。あいつの紋章も気になりますし、デオック王国は今後確実に物語に絡んでくる存在になるでしょう。カハベルさんも今回でお別れな感じなのかな。そう考えると寂しいですね。

さて、考察ですが、今回クリアできた「荷物をラドドーボまで運ぶ」というクエスでしたが、やはり何らかのクリア条件が必要なようでしたね。友助たちは「結局ゲームマスターのさじ加減ってことかな」と思っているようでしたが、僕はそうは思いませんでした。
「運んで意味がある」というのはもしかしたら、「ゲームシナリオ進行上で必要だという意味」だったのかもしれない。だとしたら、「前提条件がゆるい」というわけでは決してないのかもしれないですね。運ぶことによって国政が変わったりし、変わったことでゲームシナリオが崩れるようなイベントが発生し、ゲームオーバーになる、という仕組みがなされてるのかもしれません。それに命をかけてクリアを迫ってくるというのは相当なクソゲーですね。クリア条件も手探りな上に制限時間があり、失敗すると死ぬとは。ゲームバランス大崩壊どころの話じゃない。JALに電話がいく。マップ踏破はまだわかりやすいですが、問題は次のクエストですね。どう条件が変わってくるのかというのは見ものです。


さて、次回が10話というところですが、このままのペースで話の回収ができるのか若干不安です。僕が考えられるパターンとしては「話の風呂敷を広げて、広げたまま帰る」というパターン、「話の風呂敷を広げて風呂敷を爆破して帰る」パターン、「風呂敷を回収するために次のシーズンへ続く」というパターンです。最も見てきたのは一つ目のパターンですが、二つ目のパターンは覇王以外やろうというアニメ制作会社はいないと思うのでないでしょう。三つ目は、ありえますがそうなると完全に「次のシーズンも書く」ことになります。ありふれに続いてこれも書くことになったらちょっと嫌だな……最早普通に楽しんでいるから……。

どのパターンになるか考えつつ、残り3話を見て頑張って書いていこうと思います。では、またよろしくお願いしますね。






つづく