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「100万の命の上に俺は立っている」六話を見た感想

おはようございます。僕です。


100万も折り返し地点ですね。六話に来るまでこんなに時間がかかるとは。誰か助けてください。それではいきましょう。



六話を見た感想

「やっとなんか始まった……!」って感じがしましたね。薄味のアニメから味が出始めた。期待する希望が出てきましたね。

アバンは前回の最後からスタート。オープニング明け、デオック王国の兵士とカハベルさんはいきなり衝突しかけていた。

なんか新堂さんが仲裁に入ったが、他よりの四谷くんはのんきに手を上げて「勇者集合〜!」と招集をかけ、冷静に情報を整理していた。

考察をみんなに聞かせ、意見を仰ぐ友助に「とりあえず全員で一緒に向かって、死刑になりそうになったら助ける」ということで意見は一致した。
カハベルさんは納得のいってないようで、「頼んで同行させてもらっている」という立場に立腹だった。新堂さんは新堂さんで、デオック王国の人間は信用していないようだ。

野営に入り、宣教師の人に話しを聞くことにした友助は宣教師から「子供だけでも逃がせないかと考えています」と言われ、「ほう、きたか……」とイベントの発生を感じ取っていた。こういう世界だと判断を迫られるタイミング一つ一つがイベントのように感じてしまってノイローゼになりそうだ。些細なことで「イベントか!?」と騒いでいたらいつか狂人になる。

友助がなぜアルデロス教がデオック王国に迫害されているのか尋ねると、宣教師は「王だけを崇める無宗教の人vs王と神を崇める人たちの内戦があったんスよ」と教えてくれた。由香さんはピンときてないようだったが、これでイベントだと確信した友助は、デオック王国兵士にも話を聞くことにした。

デオック王国では戦傷し戦えなくなった家族がいる者や、戦災孤児の扱いはひどいものらしく、父親が戦えなくなったときこの兵士は絶望したが、現役の王様は「戦ってくれた人み〜んなに補償と奴隷を与えて、統一国家の第一歩として生活を向上させるよ〜!!」と宣言した。それにより、王様を崇めるようになったという。なるほどね〜。独裁国家の頭としてふさわしい思考回路をしている。

しかしそれにキレたのが由香さんだった。現在に例え、「例えばいじめって空気の読み合いでマウントの取り合いじゃん?空気を乱して反感買ったらいじめられキャラに転落するって読み合いをずっとやってるんだわ。でもたまに空気読めないで先生とか彼氏にチクるやつが出てくるじゃん。違うじゃん!そういうルールでやってないじゃんウチら!小国を攻めてるって、大人数でボコってるだけじゃん!大人数で少人数をボコってるって言葉の中に、人って一人も出てこないんだわ!わかるかな!?意味!そんなんで奴隷にされたら終わりだわ!なんだよ奴隷って、王の奴隷じゃないっての!」と盛大にキレ散らかしていた。

群の中に個人は存在せず、群の意識は一つとして数えられることを説いているのだろうが、友助にはピンときていなかった。育ってきた環境の違いだろう。ずっとソロプレイしかしてこなかった友助は人とどう共存しているのかなど考えたこともないだろう。そっちの方が楽だし。

しかし、それでデオック王国の兵士をキレさせてしまった。なんとか友助もなだめたが、不完全燃焼という感じだった。由香さんは未だに納得いっていないようだった。

二日後の昼、馬車は山を越えなければならない状況にあった。無理というわけではないが、厳しいらしい。ただ、デオック王国の兵士曰く、別の早いルートがあるらしいので、そっちで行くことにした。馬車を押す友助は遠くの方に風車のようなものを見つけた。なんだこれ。ビックサンダーマウンテンになかった?



聞くところによると、数千年前の文明の遺跡らしい。トラップだらけらしいが、怪しさしかないな。

入り口を開くためのトラップを作動させると、それはそれは広い遺跡が広がっていた。



数千年前のトラップという割に、仕掛けの一つに巨大なまがりばかさ歯車が採用されている。あまり音が出ない上力が強いタイプの歯車だが、製作するのは難しいのでコスパを考えなくてはならない部品だ。数千年前って嘘だろ。

仕掛けが作動したはいいが、デオック王国の兵士に遺跡に閉じ込められ、「悪の教団に寛容なお前たちと旅を続けるのは難しい。さらば。健闘を祈る!お前たちの力がアレに通用するかな?」と不穏な言葉を残してさっさと先に行く兵士たち。やられたっ……!でも野営の中での会話の流れだったら当たり前だと思う。だとしたらおのれ由香……!テメェ……!折檻してやる……!

カハベルさんはむしろ僥倖とすら思っているようで、「すんなり抜ければこっちの方が近いんだろ?だったら先に抜けてデオックの兵士三人とも切り刻めばいい」と不敵な笑みを浮かべる。いいな。逆境の中それができる女が僕は好きだ。

進むと、デカイハンマーが振り子のようにブンブン振られている部屋についた。天井近くに刻まれている紋章と動かせる柱の紋章を合わせることで、トラップを解除できた。バイオハザード……!

慢心した友助は跳び出す壁のトラップに引っかかり、死ぬと同時に下の方へ落ちてしまった。ここで女の子三人になったところでトラップの内容を観察するが、よくある時間制限がある区間をスピード出して乗り切るタイプらしい。新堂さんは友助に方針の決定を任せていたので心配をしていたが、ここで箱崎さんがトラップの法則性を解析し出した。箱崎さんもわりと友助に近いタイプの人間だということだ。箱崎さんの推理に基づき、解決策を出すことができた
。やったね!

ここで「念のためあたしが一人で行くわ。なんかあったら後よろしく!」と言うと、飛び出していった。新堂さんは前衛で輝くタイプなのかもしれない。その行動力と思い切りは箱崎さんに足りなかった部分とも言える。意外と穴を埋めあっているチームなのかもしれない。由香、お前は後で折檻だ。メガネ。
友助は友助で包丁で壁を削って足場を作ろうと頑張っていたが、流石にビル8階分の足場を作りながら登るのはキツいと思う。


さて、先に進んだ。新堂さんたちは、「いかにも」な場所にやってきていた。



中ボス戦にはもってこいの不利なステージだな。

闘技場のような場所だと思った新堂さんは目線の先にモンスターを発見した。



筋肉の感じが絶妙にキモい。リアルで。なんとなく冨樫の漫画に出てきそうな筋肉だ。
カハベルさん曰く、ガーゴイルという古代の人造生物で、ミイラにすることで数千年後でも稼働出来るらしい。早速上の体液が注入されて稼働開始したガーゴイルたちと、四人の女どもは対峙するのだった。ここでエンディング。


Cパートは「色んな政令都市の名前を挙げて最後に『100万の政令都市の上に、俺は立っている!』と言う」というマジで意味がわからないし無さそうなものだったんですが、このアニメはCパートをなんだと思ってるんでしょうか。

ではまとめの感想いきましょう。

まとめの感想

次回はガーゴイル戦が繰り広げられそうですが、思えばトロールのときと状況は少しだけ似てるのかもしれません。友助と分断し、ガーゴイル戦で全滅したとしても友助が無事な限り復活出来る構造なのかもしれません。そう考えると、街に箱崎さんを置いてレベル上げに出た友助と構図が似てるような感じがしますね。まあ、完全に全滅しても大丈夫なようにする構図にするには分断するしかないんですが。

あと製作陣はCパートを無駄にしすぎだろ。30秒の間に詰められる情報量も考えろ。よほどこのペースで進行していくことに自信があるのか知らないけど、せめてふざけてくれ。なんかやってくれ。都市の名前と友助の立ち絵だけで完成するCパートなんか見たくないよ僕は。頼む……。

物語の進展には期待が持てそうですけど、製作陣のCパートへの扱いはマジでなんとかなってほしいですね。それでは僕は「明日も休みの予定だったけど変更して明日出てくれ」と上司に電話で言われたので失礼します。また次回もよろしくお願いしますね。











つづく