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「100万の命の上に俺は立っている」八話を見た感想

おはようございます。僕です。


前回「仕事が忙しくて月一更新も危うい」と言ってましたが、なんとか仕事が落ち着いたので、なんとか頑張って更新ペースを上げていければなと思います。頑張るぞ!


そういうわけでやっていきましょう。前回は頑張ってガーゴイルを倒し、「ゲームマスターのクエスト」について考えていたところで終わりましたね。普通に楽しみになってきた。




八話を見た感想

第一印象は「進みそうで進まなくてちょっと進んだ」という感じでした。一番モニャっとする展開。


前回の続きで、「『囚人たちを追う』『別の荷物を探して運ぶ』という班の二手に分かれて進む」という提案をカハベルさんにする。カハベルさんは賛成し、囚人たちを追ってビムズバーグさんを殺した奴らに復讐することを誓った。オープニング。

オープニング明け、構成はこのようになった。






なんとなくだが、「ソシャゲのニコ生番組で最新話での状況」を説明するときみたいな画像が出てきた。一発でわかる。プレゼン資料のお手本みたいだ。

街道沿いに進み、どっかしらで荷物を見つけて運ぶ班は新堂さんと箱崎さん望みがある分、「これ、楽勝かも……」と笑顔で言葉を零す余裕ぶりだ。じゃあ失敗するんじゃないかな。

由香さんは「絶対危険度高いじゃん……」とむくれっつらだった。かわいい。純粋にこういうメガネ女が好き。



カハベルさんは「連中は自分たちが脱出したことを知らない。不意打ちで殺せるなら殺してもいいと思うが」と言いながら、自らの不安材料を話した。デオックの連中と共にいる間、なにやら伝書鳩のようなもので王国に手紙を送っていたという。「定時連絡のようなものだと思うが、それに『勇者とコルトネル兵を閉じ込める』という内容が書いてあった場合、それを送ってきた兵士たちが行方不明になったら確実に戦争が起こる。それは避けたい」と話した。なるほど。相手が好戦的な性格である以上、少しでも隙を見せれば仕掛けてくるわけだ。しかもデオックは単純な数だけで見ればコルトネルの10倍だという。単純に不利だ。

でもこの世界にも伝書鳩みたいな存在っているんだ。どんな……



え……?

ブッサ……なにこの鳥……ペロロ様……?



すっごいフワ〜って飛んだ……垂直に……そう飛ぶのか……


友助はデオックの連中に屈辱を味わいながら死んでいただきたいようで、あるアイデアが浮かんだ。



ついでに顔の作画が変わった。この「どっかで見たけどどこで見たかわからない」作画、絶妙だな。どっかで見たような感じなんだよな……。


そしてついにデオック兵たちに追いついた友助一行。明日仕掛けるというところで終わり、今日は野宿することに。火の番をしていた友助と由香さんは雑談していた。由香さんが「よくこんな酷いこと追いつくよね……本当は勇者じゃなく魔王としてきたんじゃない?」と言うほどだった。そんな?それに対して友助も「まあ専門分野だったから……」という勘違いされそうな返答をする。専門分野ってなに?




友助「ダークシュールシリーズとか……」
僕「おい……いや、まだセーフかもしれない。ギリギリ触れてない感じがある」




友助「フォールバットシリーズとか」
僕「おい!!!!!!!!!!!」



ダークソウルはまだいいとしても、フォールアウトは「もうそれ」だろ。この絵柄他で見ないんだって。
由香さんはソシャゲしかやっていないらしく、推しのツバサくんに会いたがっていた。多分僕が同じ立場だったら由香さんと同じ感じになっている。こっちの方が気持ち悪いので。

ここで由香さんが気になっていた「この世界でキスしたらファーストキスになるのか」という質問に対し、「さあ……あ!もしかして誰かとした!?」という鈍感さを発揮する。いや、覚えがないんだったら自然とこういう発想にはなるだろう。赤面している由香さんも普通に可愛い。友助は「まあこんなにリアルなんだったら経験値に加算してもいいんじゃない?」と返した。

さて、デオック兵士たちも焚き火を囲んで旅の最後の気合を入れていた。そこに颯爽と登場する友助。友助は「コルトネルの兵士は三人遺跡で死に、勇者の二人は閉じ込められていて、自分とメガネしかいない」と説明した。メガネて。
呼ばれてきたメガネこと由香さんは「こいつ、行く途中にアルテロス教(囚人たちの入信してる宗教)に改宗しやがって」と言った。驚くデオック兵士たちに向かってさらに友助は「身柄を渡さなければ勇者がアルテロス教を広める!勇者が広めるとなれば影響力はすごいぞ!」と脅した。

さて、友助たちが去った後、兵士たちは相談していた。話の中で「そうか!あいつらは閉じ込められていれば出られない!今夜のうちに捕らえて……」と話していると、由香さんが「あいつと仲悪いの知ってるでしょ?協力しますよ」と交渉してきた。話し合いの結果、由香さんに二人ついていき、一人が見張りをすることになった。分断されてんじゃん。

結果、由香さんについていった二人は無駄足を踏み、馬車へと帰ってきた。すると



全員死んでいた。なんだって……!?
その場にいた全員を殺し、ついでに馬車の馬にのケツにも火をつけて走らせた。ケツに火がついたな……。

流石のデオック兵もドン引きしていた。ここで由香さんが逃走を図ったが、服を掴まれた。しかしこっちはゲームのシステムで服を脱げるので



掴んだ手から逃れることができた。今回由香さんのサービス回か?下着可愛いな。下着でこんなフリフリのやつ着るかよ。可愛いからいいけど。よく見るとパンツじゃなくドロワーズみたいなのを履いている。恥ずかしくないのか。下着の時点で恥ずかしいけど。

しかし、これで筋書き通り「コルトネルの者は全員死亡し、それを恨んだ勇者が妨害した」ということになり、両者の関係に変化はない。復讐もできる。なるほどね〜〜〜。それでカーミラは「自分の行いのせいでこんな結果を招いた」と自責の念を感じるだろうとのことだ。こうなったのは結果論でしかないが、こういう後悔の仕方は現実でもよくあることだ。僕もそれで一番苦しんでる。

一方、新堂さんたちのチームはなかなか荷物が見つからず、任務は難航していた。時間切れと仲間を心配し、星空を見上げる新堂さんだったが、その頃友助はデオック兵士を火炙りにして高笑いしていた。

さて、友助たちは崖の下にある洞窟に信者たちを匿っていた。由香さんは意識が戻った少年に「ありがとう、勇者のお姉さん!」と感謝され、心臓を銃で撃ち抜かれていた。う〜〜〜〜〜〜んこれはアリ。そういう本としてくれ。由香さんはマジでおねショタが似合う。というか、ソシャゲのオタクでメガネで根暗の時点でおねショタに向いていないわけがない。二次元においての根暗のメガネオタク女なんか少年くらいにしかマウントとれないんだから、こういう「年下」という絶対的なアドバンテージで攻めるしかないだろ。出せ。そういう本を。出さんかい。




由香さんは作戦決行前、「本当に殺すの?ヤバくない?」という相談をしていた。友助は「まあ経験値の低下がどれくらいかは心配だけども……」と言っていたが、由香さんは「本当に現実の世界だったらマズイって話!」と伝えた。友助は自分の腕を叩き、「痛覚はあるけど、ほとんど感覚がないじゃん」と言った。そうなの?怖……。

友助が「そもそも、アイテムを空間に出現させるなんて現実でありえる?」というと、由香さんは「まあ、ウチがやるわけじゃないからどうだっていいけど……」と唇を尖らせた。可愛い。今回本当に潤沢だな。由香さんが。水木しげるの描く口じゃねぇかよ。



由香さんが「戦争したくないからって、人殺してまで止める?」と言っていると、友助が「そら世界が続くんだから止めるよ。てか、ダチに頼まれたんだからやるっしょ!」と反論した。友助の口から「ダチ」って聞きたくないな。そういうの湘南の風とか聞いている奴らの口から出るべきワードなんだよ。

由香さんは「他の人がダチだとしたら、ウチら三人はなに?」と聞かれた。告白シーン以外でそういう類のセリフって聞けるんだ。
友助は「例えばバスが崖から落ちそうになってて、中の乗客の体重移動次第で全員死ぬとしてさ、その中にたまたま乗り合わせた四人だよ」と由香さんにも突っ込まれる超絶下手な例えをした。畳み掛けるように「時舘さん、自分の命かかってるのわかってる?ゲームのキャラの命がどうなっていようが、気にしてる暇なんかないって」と久しぶりにドライな友助が出てきた。エンディング。

Cパートは「由香さんが配信で1000人集めるために業者を雇ったらBANされました」という話でした。終了。由香さん回じゃん。完全に。


まとめの感想

今回やったことといえば、デオックの兵士たちを殺しまくって囚人を助けましたね。次回への布石みたいな回でした。なにもなかったといえば嘘になるような感じなので、冒頭に言ったような感じになりました。

で、新しい要素が解放されましたね。友助が言っていた「痛覚は多少あるが、なにも感じない」という点です。ずっと体麻痺してるようなもんってこと?怖すぎるだろ。こいつらそんな中で活動しとったんか。でもそうでもないと敵に立ち向かっていけないのかもしれない。キュゥべえと同じ理屈だ。めちゃくちゃ怖いな。


さて、次回は第九話。残り三話になってしまいましたね。今回の布石から一気に話が動くと思うので、気合を入れてみないといけませんね。もはやこの記事も誰も見ていないと思いますが、それでも頑張って書きます。勝つから。自分に。みんなも頑張って勝ってください。それではまたよろしくお願いします。









つづく