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一番好きなアイス→ディッピンドッツ

「100万の命の上に俺は立っている」三話を見た感想

おはようございます。僕です。


なんとか配信ペースに追いつくために100万を見て書き続けていますが、全くクソアニメになる様子がなくて逆に焦ってきています。面白いのはいいことなんですが、僕がただ「面白いなあ」と言っているだけで読者の人は全く面白くないという状況になりそうで怖いです。開き直って鬼滅の刃とか見ようかな。

とりあえずいきましょう。いくしかないんだ。道はどこに開くかわかりませんからね。



三話を見た感想

第一印象は「色々急にやるな」です。なんかこのアニメ、歩行とジェット機しか移動スピードの選択肢ないんでしょうか。めちゃくちゃアクセル踏んで進行していった感じがするんですけど。スピードの真ん中を出せよ。

アバン、ゴブリンを倒している友助一行。ログを発見し、触れてみると箱崎さんが来たばかりのときの映像が出てきた。新堂さんもゴブリンを倒したところで緊張の糸が切れたようで、箱崎さんに寄りかかって気持ちを整えていた。新堂さんも恥ずかしがって立ちふさがっていた。オープニング。新堂さんも何か抱えてるものがありそうでワクワクもんですね。僕は少女が腹に一物抱えているのが大好きさ。

オープニング明け、更衣室で箱崎さんとLINEでやりとりをする新堂さんからスタート。前回箱崎さんと帰ったときに友助が言っていた「一人が生き残ることがみんなの利益に繋がるし、そういうのの方が自分に合ってる気がするんよね」という発言で新堂さんはウケていた。めちゃくちゃ好意的な笑い方だ。
新堂さんは友助と同級生だった友達のホッシーにも印象を聞いたが、無口で印象も何もなかったそうだ。引っ越してきたのも小6の冬ごろらしい。マジで印象薄いやつじゃん。
だとすると、中学校の「同じ小学校同士が進学しやすい環境」というアドバンテージも活かせないまま中学校に上がって三年生まで進級してきたわけだ。タイミング的に最悪のスタートダッシュを切っている。
新堂さんは友助を「今まで会ったことがないような未知の生命体」として面白がっていた。可能性を感じる。

一方、友助は夜の街を駆けていた。「あ〜山走りてぇ。コンクリートうぜぇ!」という前例のない苛立ち方をしながら走っている。なんで走ってんだこいつ。
走りながら「もしもこの街を守る、みたいなクエストだとしたら、なぜ街が嫌いなこの俺を選んだ……?」と疑問を抱えながら走っていると、ゲームマスターから電話がかかってきた。今回はCV.立木だ。もしかしてゲームマスターの声、毎週変わるの?そんな某アニメの猫みたいな。それでなんでこいつ夜の街走ってんの?

ゲームマスターからの電話の内容は、ミッションとして「指定の女子のナンパ」だった。新堂さんに課せられた「箱崎さんと友達になれ」みたいなアレか。毎回人が人と繋がらないとゲームに参加させられないのか?この部分にも何か意味がありそうですね。後で考えてみましょう。

で、やってきたのはとある高校。ゲームマスターによると「このナンパの成否によってクエストの成功率が上下する」らしい。普通に忍び込んでいる友助もまあまあヤバい。
ゲームマスターに言われるがまま二階の女子トイレに行くと、明かりがついていた。中に入ってみると、女の子が一人、三人の女の子に取り押さえられ、服を剥かれそうになっていた。自分の中のスケベサイレンが鳴ってしまった。コラコラコラ〜〜〜〜〜!!!!

女の子が全員固まっている中、「えーっと、なんと言えばいいか……」と友助は説明に困る。夜の学校でいじめを行おうとしたら電話しながら中学生が入ってきてオロオロしているというかなり特殊な状況だ。一行の情報量がすごい。
女子一人は「ここ女子トイレだぞ!入ってくんじゃねぇよ!」とド正論をかます。それはそう。確かに。

向けられた携帯のカメラに即座に顔を隠しながら思案する友助は「もし携帯カメラであの女の子が写真でも撮られたら自殺されるかもしれない、となるとクエストの成功率が……!」と相変わらず人のことを考えない思考回路を展開する友助。人の心がないんか。
と、いうわけで三人のうちの一人の携帯を叩き壊した。怖。既に撮影済みの可能性を考え、三人の女の子の携帯を粉々にぶっ壊し、トイレに全部流した。サイコ野郎がよ。
助けた女の子も鬼畜の所業にドン引きである。そりゃそうだ。助けてくれてもここまでやられたら普通に怖い。

女の子を送り届けようと一緒に夜道を歩く友助は「よし!エスコートできてるぞ!」とご満悦だったが、女の子の方は「ついてきてるよ……早く帰ってくれないかな……」と完全に警戒していた。
友助がいじめの訳を聞くと、女の子と、最初にカメラを破壊された子はミコ生(ミコ動の生放送)をやっていて、名前を伏せて軽い悪口を言ったらその子が「私のことを言ってる」と思い、今回の事態になったらしい。自業自得では……?
友助は泣いている女子にどう接したらいいかわからずにいたが、女の子が「あ、もう大丈夫です……」と言われ、「(家まで送って終わりか)じゃあ帰りますか」と返す友助だったが、「ここまでで大丈夫です」の意味で言った女の子はビビリ、「あ、あの、ワンスタっていう男性アイドル育成ゲームあるんですけど……ウチらの間ですごい流行ってて……主人子の女子プロデューサーで色んな男子と仲良くなりながらプロデュースするんですけど……そのゲームに出てくるイケメンたちの仕草の真似したら……四谷さんもちょっとはモテる練習になるかもですよーーーーッ!!」と言いながら走り去っていった。絶対オススメできない練習方法だろそれ。これには友助も「うわっ……ダメなタイプのオタクだ……!」と見抜かれていた。
が、ゲーマーである友助はしっかりワンスタを二週間プレイしていた。二週間もプレイするんかい!!!!!



そんなこんなしていると、異世界に飛ばされた。今のタイミングで飛ばされるのか……。

異世界先の花畑には制服の新堂さん、部屋着の箱崎さん、そしてさっきの女の子がいた。女の子は友助を発見するとビビリながら後ずさりしたが、背後には顔半分の変態未来人が待っていた。色んなジャンルの混じった恐怖体験だ。話す前に人に説明が山ほどいる恐怖体験だな。
ここでCMカット。

CM明け、四人目のプレイヤーの女の子、時舘由香は魔術師(熱)に決定。衣装も早速変わっていった。さらに今回から蘇生時間が30秒から40秒に上がった。エストは「マップの5%踏破」「荷物をラドドーボに届ける」の二つ。これを知らせると、変態の未来人は消えていった。

由香さんは警戒しっぱなしだった。特に友助に対しては「私を誘拐してどうするつもりですか?!偶然を装って私をつけ狙ってたんですね!?この変態ストーカー!」とかけられて当然の疑いをかけられる。怖いもんお前。

由香さんは事情を説明すると、新堂さんも箱崎さんもドン引き。女子特有の結束の強さで友助をガン無視していた。まあ、そうなるな。

由香さんは新堂さんに色々と教わり、「タメ語でいいよ」「いえいえ……」という陰と陽の会話を繰り広げていた。新堂さんにかっこよさを見出した由香さんは、アニメの美少女戦士のパープルを感じていた。



すごい。すごい「ありそう感」だ。どっかで見たが、明確に誰とは言えない。絶妙なキャラデザをしている。

新堂さんは由香さんから「いじめ」について聞き始めた。
いじめの対象にならないよう立ち振る舞ってきたが、機会を与えてしまったので友助を共通の敵として設定し、仲直りをしたという。

新堂さんも「まあクラスメイトとは長く付き合っていかなきゃいけないからね……」と納得はしたが、新堂さんもいじめられないよう色々と努力をしてきたらしい。いじめも発見次第潰していっているそうだ。強いな……。
由香さんは「そんなことして友達が減ったらとか……」と言うが、新堂さんは「そんなの本当の友達じゃないでしょ?」と返した。カッケェ〜〜〜。新堂さんマジリスペクトっす。
自分と比べて落ち込んでしまった由香さんは、新堂さんに「け、結婚してくださいッ!」とキモいオタク特有の愛情表現をしたが、新堂さんは優しいので「なにそれ〜w」と軽く流してくれた。オタクに優しいギャルじゃん。まさかこんなところで会えるとは……。

さて、友助と絶妙な距離感で森を出てきた女子陣だが、どうやら歩数はあまり稼げなかった様子。軽く無視されていることをなんとなく肌で感じる友助だったが、新堂さんは何かに気付き、「四谷くん!後ろ!」と声を張った。すると友助の後ろに何かが落ちてきた。 「ヒューン」ってプロペラヒューズの音がするレベルのものが真後ろに落ちてくるの、めっちゃ怖いな。落ちてきたのは、でっっっっかい虫の死骸だった。



これレベルEで出てこなかった?二巻の見開きのページのところで。

虫の死骸からはでっけぇ百足が出てきた。そして突然友助たちに向かってボールのようなものを投げてきた。投げてきたそれがでかいダンゴムシだと理解した瞬間、頭に食らって友助は死んだ。息をするように死ぬな。スペランカーか。
死んでいる間に料理人のスキルで相手を鑑定すると、魔獣の名前はカドゥヌレッド。脅威度D-で、メスの百足がオスのダンゴムシをぶん投げているらしい。

ここで颯爽と「ウチに任せてください!」と由香さんが登場。おそらくランクなど一個も上がっていないであろう由香さんは何も知らずに幼稚園からの憧れであるマジハ(アニメ)の決め台詞で「紅蓮の炎で焼き尽くせ!マジハファイヤー!」と叫び、魔法を発動した。



これからの季節ありがたくなりそうな魔法でした。あったか〜い。

友助はダンゴムシから箱崎さんを守りつつ、今更色々と思い返していた。「なんで人助けした俺が変態扱いされなきゃならないんだ……そういえば、モテる秘訣とかレクチャーしてたな……あいつ。え?じゃあ俺……」



友助「ダサかったの!??!!?」

怖いんだよ。

ようやく自分が「モテない人間の可能性がある」と悟った友助は調子に乗らず新堂さんがどっちの四谷が好きなのか様子を見ることにした。一ヶ月……いや、二ヶ月。三ヶ月くらい様子を見ることにしたらしい。めちゃくちゃ慎重になっている。慎重になりつつオスのダンゴムシを包丁で捌く友助を見ながら新堂さんは「うわ……やっぱわけわかんないけど……あいつ、強い!」とわけわかんない奴判定をされていた。

一方、由香さんは「あれ……この人、意外と辰鬼さんみたいなところあって……ギャップ萌えってやつじゃん!」と謎のフラグが立っていた。そんなことある?でもまあちょっと頬が赤いところが可愛いので推していこう。



由香さんは幼稚園の頃もめちゃくちゃ可愛かったので今後箱崎さんと僕の中でヒロイン争いするかもしれないな……。楽しみだ……。



さて、友助はなんとか死角を見つけ、足を包丁でぶったぎっていった。
見事芋虫状態になった百足を前に、新堂さんから「どうやって倒すの?」と聞かれる。友助は考えていた「ロングソードを手越しに持てないか?」を試してみるらしい。



こういうことだ。初めての共同作業じゃん。どうやら成功したらしい。


そして暗転と共に、急に新堂さんの回想に入った。マジで急だな。
幼き頃の新堂さんは男の子と喧嘩したらしいが、新堂さんの家はご近所でも有名だったらしい。声もトーンから察するに、悪名のほうだったっぽい。

落ち込んで土手にいた新堂さんに、女子高生が話しかけてきた。さゆりさんというらしい。新堂さんはさゆりさんによく懐いていた。
しかし暗転し、救急車の音が鳴った。新堂さんの親と誰かが話していた。布団でうずくまっていた新堂さんの耳には「さゆりちゃん可哀想になぁ……顔以外は本当にいい子だったのに」「顔がブスってだけでああなるんだなぁ」「ほんと、衣宇が美人でよかったわぁ!」という倫理観ゼロの最悪な会話が聞こえてきた。
さゆりさんは、顔がブスってだけで死んでいた。なんでかはわからない。めちゃくちゃないじめにでも遭っていたのだろうか。

と、ここで悪夢から跳び起きた新堂さん。野宿していたところでうなされていたらしい 。
起きていた友助は落ち込んでいる新堂さんに普段とのギャップを感じ、「……そういえば、泣いてたね。あのログで……」と最悪な話の切り出し方をする。最初にそれいうかよ。
新堂さんは友助に「見てないようで人のこと見てるよね……」と言うと、友助の手を握り、「四谷くん……あたしを、助けて!」と頼み、エンディング。また急ハンドルで話展開するやん。何から助けてほしいのかは次回判明するのだろうか。
Cパート、「配信の視聴者数を10倍にしてくださ」とのことだ。20人から伸び悩んでいるらしいが、ここで由香さんは何かひらめいた!来週へ続く!終了。Cパートで次週に持ち越すこと、てさ部以外であるんだ。


とりあえずまとめの感想いきましょう。


まとめの感想と考察

はい。やはり100万はあまりクソ要素がないですが、挙げるとしたら「構成がつぎはぎ」くらいのものでしょうか。もうちょっと回想のいれ方はどうにかならなかったか。しかしそれ以外は特に言うことはないですね。ちょっと友助の挙動が怖すぎただけです。サイコが透けて見える。ゲームの効率考える以外の人間性が死んでいるのかもしれない。


さて、考察ですが、「わざわざクエストで次の参加者と繋がりを作るところ」です。
新堂さんも「箱崎さんと友達になれ」と言われ、友助は「三人きりになれ」と言われ、由香さんは「ナンパしろ」と言われた。なぜわざわざそうする必要があったのか、というところです。勝手に連れてきて勝手に参加させりゃいいじゃん。
そういうことが出来ないのは「人の繋がりを事前に作る必要があるから」なのでしょうか。友助の例を考えると話しかける必要があるわけじゃないですが、クラスメイトなので事前に相手の情報は互いに知っている状態ですね。由香さんの場合もとりあえず顔は見知っている状態になってから連れてこられた、ということは必要なのは「最低一人と顔見知りの状態にならなきゃいけない」ということでしょうか。デスノートの殺せる条件みたいだな。この現実世界にいる間のミッションの法則性があれば、人選のヒントになるかもしれないですね。

ていうか、そもそもこの「ミッション」とはなんなんでしょうか。異世界で出されるクエストと違うの?ゲームマスターは「ミッションの成否でクエストの成功率が上下するという話でしたが、今回のクエストを見るにそんなこと無さそうなんですよね。「マップの5%踏破」も「荷物を届ける」も頑張れば三人でクリア出来そうなのに。確かに人手が増えればマップ踏破も荷物を届けるのも余裕ができるでしょうけど、そういうことなんでしょうか。そんな単純な理由?ここらへんも考える必要がありそうですね。今後何かヒントが出てきたらさらに深く考察していきましょう。




由香さんの参加で既に四人ですし、オープニングでは五人がメインっぽかったのであと二話くらいでメインが揃って後半進んでいくんでしょうか。普通に楽しみになってきたな。回復術士で大ダメージ受けないかと思うんですが、これは心配じゃなくて期待です。ワクワクしてる。僕が楽しんでいるところも楽しんでくださったら幸いです。ゲロを吐くとき一層面白そうですからね。まだまだ四分の一、よければお付き合いください。






つづく