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シンデレラガールズ5thライブを終えて

8/13、SSAにて行われたアイドルマスターシンデレラガールズ5thライブツアー、
THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 5thLIVE TOUR Serendipity Parade!!!」のSSA Day2のライブビューイングに行ってきたので、その感想を書いていきたいと思います。

初めに

最初に謝罪という名の言い訳をしておきます。
僕はこの公演で感じた魅力を100%文字に起こすことができません。その時沸き起こった感情というものは、その場限りのものなのですから。たとえこの記憶を消してもう一度見たとしても同じ感情はわき起こらないと思います。その感情を全て記憶し言葉に書き起こすということは至難の技なんです。多少ふわっとしていても許してください。あと基本的に思い出しながら書いているので書いている曲の順番がめちゃくちゃです。「あーでねこーでね、そういえばこーでね」みたいな感じで書いてます。可愛いですね。このブログは当時の僕の感情を出来る限り文字に起こした文章になっています。だから許してください。Pは記憶力がガバガバ。

前提とライブ開始

それと、まず前提として書いておきたいんですが、僕は幸子Pです。
なのに4thライブは二日目しか見ていません。これがどういうことかいうと、「担当の初めてのライブをこの目で見ることが出来なかった」ということです。
まあサプライズで登場したし……と若干自分を慰めることは出来るんですが、それでも愛する担当の初舞台をみることが出来ないというのはプロデューサーとして辛いところがありました。4thの円盤は買うことが決定していますが、その前にどうしても担当の舞台をこの目で見てみたい。円盤ではなく、「自分が応援しているその瞬間に歌っている幸子が見たい」ということなんです。現地は全部落ちたのでライブビューイングということになってしまいましたが、それでもいいんです。僕は担当の初舞台を見ることが出来なかった。せめて二度目の舞台をこの目で見ておきたかったんです。

そんで迎えた当日。僕は目をひん剥いて劇場のスクリーンを凝視しました。
来た。竹達さんだ。自己紹介に何を言うんだろう……!?

……?

……?????
※当日のライブ後の竹達さんのあるツイート


待ってくれ。あの髪型はなんだ。
特徴的な横ハネ、二本のヘアピン、ショートヘア。

幸子だ。輿水幸子がいた。

あれ!?!?!?!?!?幸子がいるよぉ!?!?!?!?なんでぇ!?!?!なんでぇ!?!?!?!幸子は竹達彩奈さんだったの!?!?!?それとも竹達彩奈さんが幸子だったの!?!?!?!?イコールで繋がれちゃってる感じ!?!?!?!?!?


わからない。脳みそがオーバーヒートを起こした。耳まで真っ赤になっているのが自分でもわかるほど、僕の顔は熱くなっていた。
結果、僕は興奮のあまり本当に「息が出来なくなった」のだ。マイケル・ジャクソンのライブにきた観客が興奮のあまり失神するという件があったが、あれを体感しているような感じだった。
苦しい。嬉しい。可愛い。エモい。様々な感情が沸き起こる。脳内会議室では冷静にスクリーンを眺めていたのに、そのスクリーンから幸子が出てきてライフルで皆殺しにしている。僕の中の僕の一人は大気圏外にぶっ飛んだ。一人は草むらで横たわり、静かに息を引き取った。一人はその場で爆散した。あの時の感情の高ぶり方と言ったらなかった。自分の胸を押さえ、なんとか呼吸を戻した。大丈夫だ。落ち着け。なんとかなる。静かにするんだ。
そう、まだライブは始まってすらいない。これからなんだ。備えなければ。
自己紹介が終わり、早速曲が始まった。

個人曲初手、「熱血乙女A」

備えさせろ。


お前今さっき「備える」って言ったばっかだろ。備えさせろよ。Shine!!はわかるけど個人曲初手Pa曲じゃねぇか。最初から殺す気満々だろ。
まあいい。始まったばかりだ。まだまだ体力は残っている。こっから何の曲がきたって余裕で持ちこたえられる。かかってこいよ。

二曲目、「SUPERLOVE☆」
いい加減にしろ。
さっき言ったばっかだろ。なんで最初からゴリゴリ体力削るんだよ。楽しくて仕方ないだろ。ただでさえさっきの竹達さんの幸子ヘアにダメージ受けてんだぞ。早速喉が枯れてきやがった。ちくしょう。最高に可愛いな。なんだそのダンス。おい。可愛いぞ。あークソッ、可愛い。フリフリめっちゃ可愛い。すき。

まあそんなこんなで最初のブロックが終わったんですけど、ヤバイ。
頭が幸せでどうにかなりそう。これがどれだけ続くんだ?永遠に続いて?(四時間続きました)

MCタイムのネタも豊富でしたけど、そこらへんはTwitterのほうで検索したほうが詳しいことがわかると思います。僕の記憶力はガバい上にセリフも正確に書かないと気が済まないタチなので、そこらへんは自分で検索してくれ。


さて続きまして2ブロック目。何が飛び出してくるんだ〜〜〜〜〜????んん〜〜〜〜????まあもう今更何がきても大丈夫だと思うがな〜〜〜〜〜

2ブロック二曲目、「To my darling…」


死んだ。頭が吹き飛んだ。これだ。これが見たかったんだ。
僕はこれを見られなかったために泣き、僕はこれを見るために今回必死こいてチケットを探し回ったのだ。

これから何やら不可解なことをいうかもしれないが、なんとなく許してほしい。僕はただこの感情をわかってほしい。その一心でこれを書いていることもわかってほしい。

〝幸子〟がいたのだ。そこに幸子がいたんだ。
ピンク色のハートが飛び交う背景、マイクを握る手、揺れる髪、軽快なステップ、ダンス、歌声、表情。
それは間違いなく輿水幸子だった。

歌い終わるまで僕は「瞬きなぞしてやるものか」とばかりに目を見開いていた。意識的なものではなかった。ただ、一秒でも長く眺めていたかった。一秒でも多く記憶に残したかったんだろう。当時は何も考えてなかった。ただ「幸子が舞台で歌っている」ということしか頭になかった。
4年間ライブに出演することを待ち続け、初舞台の姿を見逃した僕はその光景を見て涙が溢れ出てきた。わんわんと泣き喚くことが出来なかった。感情が表に出て行かない。僕の心の中を渦巻いてマグマのようにボコボコと熱い何かが沸いていた。

歌い終わった後のことはあまりよく覚えていない。断片的な記憶しか残っていなかった。
ラブデスで見せた津田ネキのウインクが妖艶すぎたこと、さっつんのパンデミでバイブスぶちアゲ状態になったこと、安野希世乃さんの歌う「つぼみ」が美しすぎて失禁しかけたこと、「Yes!Serendipity!」、P.C.Sがようやく揃い、「ラブレター」を歌うことが出来て津田ネキが号泣していたこと、響子ちゃんにボイスがついたとき、津田ネキが泣きながら種崎さんに抱きついたこと、「はーい、まじめにやりまーす(やる気ゼロ)」、DJぴにゃの登場により死を意識したこと、みつやすさんの締めの挨拶で「今度は私がシャイな皆さんに勇気をあげたい!(うろ覚え)」のセリフで上条春菜がチラついて泣いたこと、色々あります。

そして最後の挨拶で竹達さんが「普段素直になれない幸子の代わりに、プロデューサーの皆さんにお礼を言いたいです。本当にありがとうございました」と仰有り、僕の思考回路に無限にミサイルをぶちこみまくったこと。

僕は幸子Pとしてもう一度立ち上がれる気がした。いや、立ち上がった。
僕は幸子の舞台をこの目で見ることができた。何かわからない自信が湧き上がってきたのだ。
今までどうしようもない罪悪感と後悔で押しつぶされそうだったのに、今では肩が軽くなった気がする。

そしてアンコールの一曲目は「EVERMORE」でしたね。
あれを歌ってる時の後ろにはお城へ向かって道を進んでいる映像が流れていました。

これは僕個人の勝手な考えなんですが、「EVERMORE」という曲は「お願い!シンデレラ」と対比する曲だと思うわけなのです。
お願い!シンデレラ」は「第一歩」「自分の夢や目標」を歌っていて、「EVERMORE」は「夢を叶えた後のさらに向こうへ」「みんなの夢・絆」を歌っていると思うんですよ。
だから背景映像が「お城へ向かって歩み続ける」というものだったんじゃないでしょうか。まあこんなことわざわざ考察せずとも皆さん歌詞聞いてりゃわかると思うんですけど、書かずにはいられないんですよね。オタクの悪いところですね。

きっとお城へ向かって歩み続ける足を止めることなんか、ないんでしょうね。

終わったパレードとこれからのライブ

そして終わった5thライブツアー。
業務連絡として告げられた「6thライブ」。今回はなんとドーム独占ライブらしい。「もう西武ドームは嫌だ」という声が館内のどこかから聞こえてきてちょっと笑いました。



全てが終わった後、誰もいないステージをスポットライトがそっと照らした。
照らされた先には、パレードの行進で持っていたフラッグ。
これを見た時、「ああそうか。『パレードは終わった』んだ」と思い、少し泣きました。長いようで短かった奇跡の行進の終幕をこの目で見届けることが出来たんだ。
僕は帰りの電車の中、自販機で買ったメローイエローを飲みながら車窓の外を流れる夜景を眺め、感傷に浸っていた。むせた。

さて、次はドームでライブだ。一体どんなライブになるか見当もつかないし、来年のことだ。
来年までにシンデレラガールズで何が変わっているのかわからないし、どんな展開を見せてくれるのか全く予想もつかない。でもわくわくする。何が起こるのか楽しみで仕方ない。今日のライブで幸子の歌を聴けたことは確実に走馬灯の中に出てくるレベルのものだった。プロデューサーとしての自信を取り戻し、感動し、次を楽しみに待てる余裕を得ることが出来た。このライブを見ることが出来たことに感謝しかない。
ありがとうアイドルマスターシンデレラガールズ、ありがとう竹達彩奈さん、ありがとう輿水幸子。おかげで全力で生に感謝を捧げています。生きてて良かった。

生きてて良かったーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

おわり



ありがとうSSA……